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成田のオッサンのブログ一覧

2011年02月24日 イイね!

この季節

この季節今日、JR岐阜駅で見かけたポスターです。昨日は名古屋市内の地下鉄の吊り広告で見ました。
受験シーズンですね。これを見ると、「ああ、また季節が一巡したなぁ」って気になります。
「合格するのはキミだ」では当たり前すぎますよね。これに「いつもの」を付け加えたのがコピーライターの仕事でしょうね。「つまり平常心の君なら合格できる。それだけの実力を君は身に付けたはずだ」ってことをアピールしたいんでしょうね。でも、いつもの自分では合格できないような、無理目の大学を狙ってる人はどうしたらいいんでしょうね?
ま、擦れた大人でなくても、河合塾の塾生を応援する振りをして、実は新規入塾者の獲得を目的とした広告であることは誰でも気付きますよね。

そう、実は私、この河合塾に一年通っておりました。河合塾が母校です。
河合塾は毎年、この手のポスターを出しております。桜は毎年の定番ですが、過去には名物講師の似顔絵とメッセージを書き添えたポスターもありまして、そこに懐かしい顔を見つけて感慨に浸ったこともありました。
高校には催眠術師かと思うような先生や、授業を聞くより教科書読んでた方がよく分かるなんて先生もいましたが、予備校の講師は、やはり高校の先生とは一味も二味も違いましたね。ある意味、彼らは人気商売でした。生徒が講師を評価する機会もあり、人気の無い先生は即、切られます。
私が塾生の頃には、”現国御三家”と呼ばれる現代国語の3人の名物講師や、下ネタで授業を盛り上げる”エロ漢”なんて漢文の講師もいました。それらの先生にくっついて動いてるファンのような塾生もいましたね。懐かしいなぁ。

ポスターの話に戻りますが、こんなポスターがあちこちに掲示されるころ、校舎の中にも「諸君の健闘を祈る!」とか書いた紙が貼りだされます。その余白に誰かが落書きをしてまして・・・
「来年もまた来てね~」
予備校の本音はこっちでしょうね。

予備校生の誰もがそうなんでしょうが、2浪は避けたい。親にも迷惑かけてるし、何とかして今度は合格したいと思って勉強してるわけです。私は河合塾のお陰だったのか、模擬試験などで、どうにか目標校の合格ラインにまで達していましたが、本番はまた別物。ちょうど今頃は「また落ちたら・・・・」なんて焦る時期です。
私は何とか、合格できましたが、不幸にして、一浪の末にも合格できなかった友人も何人かいました。2浪に突入した友人もいましたし、大学進学を諦めて専門学校に通う友人もいました。
2浪ならまだいいのかも知れません。4浪を経験した知り合いが二人います。もちろん、4浪までしたんですから二人とも医学部狙いでした。今では二人とも立派なお医者さんです。
この内の一人は、私の中学時代からの友人で、JICAの医師として海外に派遣され、ケニアやラオスで働いていたこともありました。ケニアで働くJICAの医師というと、ジャングルの奥地の掘立小屋で診療するイメージを思い浮かべ気味ですが、実態は、外国人ばかりが住む広いマンションで運転手つきの生活だったそうで、聞いてみないと分かんないもんですね。

で、その友人の確か2浪目か3浪目の今頃の話ですが、合否電話を彼に代わって聞いて欲しいと頼まれたことがありました。彼には税理士の叔父さんがいて、年度末で忙しいから叔父さんの事務所にアルバイトに行く、家族も用事があって留守になるから頼むと言うんです。で、自信はあるのかと聞くと、無いと言う。さすがにこれは勘弁して欲しいと思いましたが、断りきれずに引き受けました。
案の定、不合格でした。その結果を働いている最中の彼に伝え、鍵をかけて帰りましたが、虚しかったなぁ。
でも4浪の末に医学部に合格した日には、お父さんも大喜びで、お祝いに駆け付けた私達にもお寿司を取ってもらったっけ。懐かしい。

我家の娘たちは、今、中2と高2。そう、来年は二人とも受験。来年の今頃はきっとピリピリとしてるんだろうなぁ。
Posted at 2011/02/24 23:37:04 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2011年02月20日 イイね!

F-4J Black Bunny

既に2月も後半ですが、皆さん、今年の干支を覚えておいででしょうか?
そう、兎。
年が明けてすぐにでもこれをご覧頂きたかったんですが、今年の干支を忘れてしまいそうな時期になってしまいました。

かつて、干支に因んだマーキングの機体の模型を作り、その写真で年賀状を作っていたことは何度かご紹介しております。(「干支に因んだ飛行機年賀状」参照)
そこで8枚の年賀状をご紹介しておりますが、兎年のはありません。12年前の兎年用に作ったのが今回ご紹介する画像のF-4J ファントムⅡ Black Bunny です。
全面グロッシーブラックの機体に、白いプレイボーイのマーク。こんなオシャレなファントムもあったのかと、驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ファントムファンには有名な機体です。ひょっとすると、最も人気のあるファントムかもしれません。
その年の年賀状はデータを紛失してしまいご紹介することはできませんが、残っていたとしても酷い出来でして、お見せできるような代物ではありませんでした。幸い機体はほとんど無傷でしたので改めて撮り直しました。





12年前と言えば、長女は5歳で次女が1歳。我家ではその頃、屋内での塗装禁止令が敷かれており、困った私は職場に一式を持ち込み、昼休みに寒~い地下倉庫でシコシコとこれを作ったのでありました。あの時の私を褒めてやりたい、よくやったよ、ホントに。
エアブラシまでは持ち込めず、筆塗りで塗装し、一生懸命磨いてこの艶を出した覚えがあります。

他にも画像があります。フォトギャラリーをご覧になってください。
一緒に添えたファントムと同じ1/72のミニカーはセリカ・リフトバックとフォードF-150。セリカ・リフトバックは1973年に生産が始まっていますから、年代考証的には矛盾はありませんが、フォードのトラックの方は・・・・。ま、雰囲気優先てことで。

F-4J Black Bunny (1)
F-4J Black Bunny (2)

エ~、ここから先はちょっとマニアックな話になります。私の記憶の整理的な意味合いもあります。興味のある方だけどうぞ。

【実機について】

この機体が所属するアメリカ海軍のVX-4は、戦闘機の運用および空対空兵器の開発試験などを任務としており、その一環として各種の塗装を試験的に行っていました。そして耐腐食性新塗料の試験に際し、新塗料が黒色しかなかったため、こんな塗装になりました。
実は最初はこんなでした。



73年の実機写真です。兎のマークにご注目。間の抜けた兎でしょ。
おそらく米海軍といえどもプレイボーイのマークをそのまま機体に描くわけには行かず、こんな姑息なコピーになったのではないかと思われます。

ところが・・・・。



76年の写真です。機体後部側面の機体番号で上と同一の機体であることが確認できます。つまり、この頃、どうやらプレイボーイ社から正式の許諾を得てちゃんとしたウサギちゃんになったようです。しかし、なぜか、背中と翼端に描かれた青地に星のストライプがなくなり、派手さが激減。寂しい機体になってしまいました。
実は、私の作例は、この機体の変遷のいいとこ取りなんです。青いストライプもあるのに、ちゃんとしたウサギちゃん。つまりこのままのマーキングの時期は存在しなかったのではないかと思われます。

F-4J型の延命改修型であるF-4S型でも Black Bunny は存在しました。



そして、最近の Black Bunny 。



勤めを終え、飛行機の墓場デビスモンサンで眠る Black Bunny 。黒いペンキが剥げて消されたウサギちゃんが見え隠れしています。
ネットで検索すると、どうやらこの機体を保存しようという運動もあるようです。

【キットについて】

人気のある機体であるにも関わらず1/72のF-4ファントムは、長い間、いいキットに恵まれませんでした。古くは60年代発売のレベルB型、ハセガワJ型などがありましたが、間違いも多く制作意欲が起きるものではありませんでした。
83年になって、イタリアのエッシー社がやっと新しいキットを発売しました。繊細な全面スジボリモールドと 見事なスタイルで その後のファントムモデルの方向性を決めた記念碑的キットでした。
私もその時は喜び勇んで、一気に5箱買いました。その後、ハセガワ、フジミが後を追うように良質のファントムを送り出しました。
今回のF-4Jファントムは、その5箱の内の一つです。ただし、水平尾翼(水平じゃないけどね)と脚はハセガワのキットから持ってきました。シートもそうだったかも知れません。

Black Bunny(ハセガワはBlack Phantom と呼んでいる)は人気の機体ですから、各社から各スケールで発売されています。ハセガワはつい最近も再販しています。
私の作例に使用したデカールは、ハセガワの最初のBlack Phantom に入っていたものです。現在再販されているものとは違い、コーションデータが豊富に入っており、薄くて良質のものでした。しかし、12年も経つと国籍マークの白い部分は黄ばんでしまっているのが残念です。プレイボーイマークは白いデカールから切り出して貼りました。ここは変色していないようです。
実はそのハセガワの最初のBlack Phantom は買い逃していました。デカールだけをハセガワから取り寄せようと電話すると、そのキットは持っているのかと聞かれました。正直に持っていないと答えると「ホントはいけないんですよ」と言いつつ、送ってくれました。あの時のハセガワのお姉さん、ありがとう!
Posted at 2011/02/20 02:31:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | 模型 | 日記
2011年02月12日 イイね!

冬の松尾池

小雪(能面女優に非ず)の舞う連休初日でしたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。

暇だったんで、また松尾池に出かけてきました。
さすがにこの寒さで私のほかにはカメラマンは二人だけ。でも収穫はありました。新たに2種を私の野鳥アルバムに加えることができました。

まずは馴染みの鳥から。



ヤマガラですね。昨年末に買った150-500㎜ズームでコイツを狙うのは初めて。ここのヤマガラは人の手からでも餌を食べるくらい人に慣れてますから、ここまで寄れます。背景のボケもいいなぁ。新しいズーム買って良かった。



シジュウカラ。撮影は全てISO感度を上げて手持ちです。



メジロ。餌台のリンゴをついばんでいました。松尾池で見るのは初めてでしたが、昨年、サンコウチョウのついでに撮ったことはあります。(「その後のサンコウチョウと副産物」)
今見ると、見るに堪えない写真。腕があがっ・・・・、いや、やはり機材のお陰でしょう。

ここから新顔のご紹介。



なんて鳥なのか見当も付かなかったので、カメラマンの人に聞いてしまいました。なんと、ルリビタキのメス!
言われてみれば、確かに尾が瑠璃色。
オスの方は、昨年のブログ「自然を撮るということ」でご紹介していますね。名前の通り瑠璃色をまとっています。
じゃ、待ってればいずれオスも現れるのか?と普通は考えますが、そのカメラマンさんのお話では、ここにはオスは来ないとのこと。縄張りってものが確かにあるんでしょうが、オスとメスの生活圏が離れていて繁殖できるんでしょうか? 

そして、もう1種はこれ。



シロハラのおそらくメス。ハトに近い大きさの鳥です。

久し振りにカワセミを見ることもできました。



昨年は300㎜に1.5倍のテレプラスを付けて撮ってましたから、450㎜相当ってことですね。それよりも大きくは写ってますが、500㎜でもこの辺が限界。





↑獲物を狙うときや警戒モードでは、骨格まで変形させてるんじゃないかと思うくらいに体全体を尖らせます。

お食事風景も撮れました。



跳ねるな、跳ねるな!



ごっくん。



ふーっ、満足!






Posted at 2011/02/12 01:15:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | 野鳥 | 日記
2011年02月02日 イイね!

箱を開けたら(1)・・・ロシア侮り難し

箱を開けたら(1)・・・ロシア侮り難し趣味の模型は1/72の飛行機がメインですが、同じ1/72のAFV(装甲戦闘車両/AFV(Armored Fighting Vehicle):攻撃武装・防御用装甲板のある戦闘用車両)も作ります。

先日模型屋で見かけて購入したのがこれ。1/72の大戦中のソ連軍戦車T-34。
大戦中の戦車と言えばドイツだとお思いの方も多いでしょう。しかし、このT-34の出現がドイツ軍を震撼させ、その後の各国戦車にいかに大きな影響を与えたかは、模型ファン以外にはあまり知られていないのかも知れません。
今回、お伝えしたいのは、実車じゃなくてこの戦車のキットについて。
いわゆるスナップキットと呼ばれる接着剤不要のキットです。この箱絵の砲身先端の下のあたりに赤い文字で MY FIRST MODEL KIT と書いてあるのが読めるでしょうか。そう、普通、スナップキットと言えば、年少者や初心者向けのキットであるのが普通です。さすがにこの年で自分のことを初心者だとは思っていませんが、安かったし(1512円)ZVEZDA(ズベズダ:ロシアの模型メーカー)の初めてのAFVキットでもあり、好奇心で買ってみました。
ところが、家で箱を開けてみて、その内容に驚きました。
凄い精度! あっという間に形になります。



接着剤なしでここまでできる! しかも表面の彫刻も精密で、決して子供向けではない。
1/72の戦車模型で苦労するのがキャタピラの取り付けですが、それも難なくピタリと決まる!



↑同じ1/72スケールのロシア軍戦車T-72との比較。キットはドイツのレベル社製。2年くらい放置してあるものです。
こうして見ると、車体が大きく、砲身も長く太くなったのに、車高は逆に低くなったことが分かります。

このT-34に驚いて、同時に発売されたドイツ軍のタイガーⅠも買ってみました。
こちらも凄い! 何が凄いかって、スライド金型を多用した一体成型がハンパない!
普通のプラスチックモデルの射出成型は、上下の1軸方向にだけ金型が合わさり、その間に溶けたプラスチックを流し込んで成型しますが、スライド金型だと別軸方向からも金型を合わて成型し、複雑な形状のものを一度で成型できます。ただし、金型の精度が求められます。



シャーシ。これが一体成型ですよ。組み立てなくても既にこの形。今までのキットなら少なくとも3パーツの構成になっている部分です。



砲塔。側面までちゃんとモールドがある! これも普通は2パーツ、いや、もっと多いな。



転輪。ここまで一体成型。しかもそれぞれ分離しているように見える。



砲身。さすがに砲口は開いてないが、開けるのはユーザーでも簡単にできる。ここも普通なら2パーツのところ。



キャタピラ。他のパーツと同様の硬質のプラスチックに見えるのだが・・・・



こうして、曲げて取り付けろという指示。できるのか? この説明書どおりにできるとしたら、キャタピラの取り付けもピタリと、しかも簡単にできることになるが。

日本は今でも模型大国であることには違いないと思います。しかし、模型も他の工業製品同様に途上国にお株を奪われ始めています。韓国、中国も今やかなりの品質のキットを送り出し、日本の模型メーカーを脅かしています。
そこに突然現れたのがこのロシアの模型メーカーズベズダ。できたばかりのメーカーではありませんが、最近、急に品質を上げてきました。しかも他社とは趣の異なる進化。
模型ファンとしては喜ばしいことですが、日本のメーカーはますます苦しむことになりそうです。

評価・・・★★★★ (5点満点)
Posted at 2011/02/02 00:48:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | 模型 | 日記

プロフィール

「スポーク張替え後、塗装完了。」
何シテル?   08/06 21:31
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
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