RESPONSE記事抜粋
モータースポーツでは日本人レーサーが快挙を成し遂げた久しぶりの明るいニュースである。米インディアナ州で行われた世界3大自動車レースの一つである第104回インディアナポリス500マイル(インディ500)の決勝で、ホンダの佐藤琢磨が2度目の優勝を飾ったという。
きょうの各紙のスポーツ面にも「2度目の偉業」を成し遂げた「佐藤琢磨3年ぶりV」などと、大きく報じている(毎日は8月24日夕刊に掲載)。ただ、読売を除く各紙は共同通信による配信の記事を取り上げており、違うのは見出しだけ。
例えば、朝日は「猛追かわし『幸運』の2度目」。佐藤琢磨が「40歳を過ぎてもレースをしているなんて夢の中で生きているみたいだ」。「2度目の優勝なんて夢にも思っていなかった。幸運に恵まれた」という共同によるコメントをタイトルに。日経も「佐藤インディ500V、3年ぶり2度目『夢の中みたい』」。産経は「43歳佐藤円熟2度目V」との見出しで、東京も同様だ。
そんななか、独自の読売は「特に終盤はいいスピードを出せた。そこがカギだった」との発言から「佐藤V終盤一気」との大見出しで伝えている。そして記事では「挑戦を続ければチャンスは生まれる。もうしばらく戦える」と締めくくっている。
F1レースでデビューした佐藤琢磨は、過酷なインディでは遅咲きながら40歳で日本人初優勝、それから3年後の43歳で2度目の優勝を飾った。同時期に行われた女子ゴルフの全英オープンでは、昨年優勝の渋野日向子選手は予選落ち。どんなスポーツでも1度は優勝しても2度目はなかなか難しいとされており、佐藤琢磨は3年ぶりとはいえ年齢からみても堂々と胸を張れる「中年の星」でもあるようだ。
レースの結果を知った上での後追いでレースの動画を観たのですが、それでも感動しました。
途中、ピットで、ロッシとぶつかった時はビックリしましたww
何にしても、佐藤琢磨選手のレースって、ハラハラするんですよね、昔から(笑)
さておき・・・・
インディ500は、800キロに及ぶ距離を380キロの速度の全開で走り続けるレースですが、エスケープゾーンなどもない壁ギリギリの世界でやり続けているのですから、それだけでもリスペクトであると思います。
その上で、2度も勝利を手にしたのですから、佐藤琢磨選手はグレーテストドライバーですよね。
43歳でこういう活躍ができるというと、同世代の自分としては、かなり勇気づけられました。
F1でトロロッソのシート争いで敗れた時は、観ている側の意見として、もう過去の人になってしまったとその時は悲しくも感じたのですが、その後、アメリカに渡ってインディカーシリーズでの活躍の姿を見ていると、やはり凄いドライバーだなと再確認しておりました。
これは自分の意見として、ずっとブレない意見ですが、佐藤琢磨選手は、日本人歴代レーシングドライバーとしては、過去最高最強だと思いますし、今後も超えるのは中々難しい逸材だと思います。
アル・アンサーが48歳でインディを優勝したことがあるので、まだまだチャレンジを続けてほしいものです。
おめでとうございました。
Posted at 2020/08/26 11:35:37 | |
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