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2014年01月21日 イイね!

燃費測定に偽装の余地があるそうです

エコカー苛烈競争で浮上する知られざる“燃費偽装”問題」という記事が本日現在、配信されている。
週刊ダイヤモンドのインターネット版である。

いつまで読めるのか分からないので、気になる人は今のうちに読むか、記事を保存しておいた方がいいだろう。

この中で燃費計測に関する知らなかったことが書かれていたので、かなり興味を持った。
アルトエコのガソリンタンク容量の削減について触れていたので、記事を書いた人も分かっているのだな、と感じた。

現在、JC08モード燃費が測定値としてカタログに掲載されている。
このJC08モードの測定は実際に車を(ローラーの上とはいえ)動かした結果のものだと思っていた。
動かすのは本当だ。それについては間違いない。
問題は以下の引用を見て頂きたい。

―――――― 引用開始 ―――――
 第二は、燃費審査の公平性の問題である。審査過程には、「1台当たり5日間を要する」(審査官)。自動車メーカーは新型モデル1車種につき少なく とも4、5型式を申請するので、何から何まで測定していては審査業務が追いつかない。そのため、燃費算出に必要なある項目に関しては、測定値に代わる「設計値」の採用が認められている。この設計値こそ、“燃費偽装”の温床になりかねない。

 設計値とは、自動車メーカーが計算上この数字が出ると思って設計しました、という自己申告の値だ。つまり、実はズルだと気づいていても、正しいと思ってこの数値を使ったと申告すれば、もっと燃費をよくすることができる。
―――――― 引用終了 ―――――

設計値を使用してもいいというのは、やはり問題だと思うのだが…。
試験所が一カ所しかない為、審査官をメーカー内の試験場に出張してもらって測定もしているそうだ。
試験所を増やすとかそういうことは考えないのだろうか。
車検場に試験設備を作るとか。

この記事の弱い点は燃費の乖離率の根拠をe燃費のデータに基づいている点だ。
e燃費のデータがどの程度信頼出来るものかどうかの言及はない。勿論、実際のユーザーの結果を集めたもの(のはず)だから、いい値・悪い値がごっちゃである。それはそれでいいのだが、そこにも申告する値の偽装があり得ることにも言及しておいてもらわないと、落とし穴になり兼ねないと思われる。

ヒュンダイがアメリカで燃費偽装をしていて、裁判を起こされたのは比較的最近のことだ。
日本メーカーが良心的に申告していることを信じたい。
Posted at 2014/01/21 09:42:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 燃費 | クルマ

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