誰しもが通る道

今日はエンジンルームを掃除してみました。

アルファロメオといえば、多くの人がこれだよねというＦＦのＶ６のインマニ。

このピカピカな管が管楽器を思いこさせます。

直６や直４ならでっかいＤＯＨＣのヘッドカバーこそがエンジンだみたいなところがあり、Ｖ６の場合当然ながらＦＦにしてもＦＲにしてもヘッドは４５度～６０度ぐらい傾いてしまうし、エキマニがいくら等長でもほとんどエンジン本体の陰になってしまってきれい見えない場合が多いです。

多分水平対向の場合もきっと同じ。

でもアルファロメオのＶ６（ＦＦ用）はその点をわかっていたのだと思いますが、こんなふうにインマニを鏡面加工しているので、ボンネットを開ける楽しみを残してくれています。

最近の車とくに国産車はこういうボンネットを開けるということすら想定していないため、大きな樹脂のエンジンカバーがついていて何も見えないことが大半。

走っていなくてもその車のよさを実感できる車作りも国産メーカーはちゃんと考えておいてほしいなと思います。これからの時代、車は単なる移動手段の一つではないと思います。若者の車離れが進む今、車は顧客に対してどんな存在なのか、ただ燃費がよくてエコならそれでいいのか・・・、大いに疑問を感じます。