この記事は、
<VW規制逃れ>ウィンターコルン会長が辞任について書いています。
《ウィンターコルン会長の謝罪動画》
VWのマーティン・ウィンターコルン会長が、ディーゼル車の排ガステスト不正問題を起こした責任で辞任することを明らかにしたそうです。
以下、
Yahoo!ニュースより引用です。
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<VW規制逃れ>ウィンターコルン会長が辞任
毎日新聞 9月24日(木)1時16分配信
【ロンドン坂井隆之、ベルリン中西啓介】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)がディーゼルエンジン車に違法ソフトウエアを搭載し、米国で排ガス規制を不正に逃れていた問題で、同社は23日、ウィンターコルン会長兼最高経営責任者(68)が辞任したと発表した。不正に関連する車両が世界で約1100万台に達する大規模なスキャンダルに発展する中で、経営責任を早期に明確化する必要があると判断した。
声明でウィンターコルン氏は「不正問題についてまったく関知していなかったが、VW社の利益のために辞職する。VWには人事を含めた新たなスタートが必要だ」と理由を説明した。後任は未定で、25日に開かれる監査役会(取締役会に相当)で協議する。
VWは、2009~15年に販売した「ゴルフ」や「ビートル」などの一部のディーゼル車に、当局の検査の時だけ排ガス低減機能が作動するソフトウエアを搭載し、規制を逃れる一方で、通常走行時は基準値の最大40倍の有害物質を排出していた。米環境保護局(EPA)は18日、最大180億ドル(約2兆1600億円)の制裁金を科す可能性があると発表。VWは22日、問題となる車両が世界で約1100万台に達するとして、対応費用として65億ユーロ(約8700億円)の特別損失を計上した。
この問題では、米司法省も刑事捜査を開始したほか、ドイツやカナダ、イタリア、韓国など世界各国の当局が調査の意向を表明している。ウィンターコルン氏は当初トップにとどまる意向を示唆していたが、23日の臨時監査役会で退陣論が大勢を占めたことで、辞任を決断した模様だ。
ウィンターコルン氏は技術者出身で、07年に会長に就任。VWの急拡大をけん引し、15年には新車販売でトヨタ自動車を抜いて世界首位に立つことが確実視されていた。今年4月には、創業者一族で実力者のフェルディナント・ピエヒ監査役会長(当時)と対立したが、監査役会からの支持でピエヒ氏を辞任に追い込み、自らの任期を2年延長して18年末まで続投することを内定させたばかりだった。
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ドイツ車(VW) | ニュース
Posted at
2015/09/24 06:48:09