(新ＴＴ・ω・ＲＳ！)

新型TT RSのクーペとロードスターが、きょう開幕の北京ショーでついに発表されました。

過去には（SUVのQ2などがお披露目された）先月のジュネーブショーでデビューか！？という噂もあった新型ですが、エクステリアはすっきりとしたデザインが特徴的だった先代に対し、顔つきがベース車以上に厳つくなったというか、スポーティさと迫力がさらに増したというか…まぁそんな感じがしますね。

また、すでに（最近日本仕様が30台限定で発表された）ドイツ某メーカーの高性能クーペに奢られているものと同じ有機LEDを用いたテールライトがオプションで選べたり、ベース車譲りのバーチャルコックピットも採用されているそうです。

メカニズムは過去の【スクープだより】で触れた噂どおり、400馬力を誇る2.5TFSI（5気筒ターボ）＋7速Sトロニック＋クワトロ（＝4WD）という組み合わせで、とくにエンジンは仕様からもわかるように、先代RSや現行RS3/RS Q3用を基本としながらも、アルミ製ブロックを使って軽量化が図られたり、最高出力で＋60馬力、最大トルクで＋3kgmをそれぞれ実現して“King of TT”と呼べるに相応しい性能を手に入れたのが大きな改良点のようです。

本国を含むヨーロッパでは今秋から販売開始となっている模様なので、日本市場への導入は早くて来年初頭、遅くて同年の今頃ということになりそうですが、上陸を果たすバリエーションは先代と変わらずクーペのみの展開になるでしょうね。