正真正銘の新型スマート“ブラバス”が登場！

スマート・フォーツー＆フォーフォーの“ブラバス”が北京ショーでお披露目されました。

新型ベースの“ブラバス”はすでにヨーロッパのショーで発表されていて、さらに当ブログでも何回か紹介済みなんですが、あちらはメルセデス車でいうAMGライン装着車と同じように、標準モデルに対する変更点が内外装だけという仕様なので、後述するメカニズムにも改良の手が入れられた正真正銘のバージョンの公開は今回が初ということになります。

搭載エンジンは、現状の日本仕様の標準モデルには積まれていない900ccの3気筒ターボ（AUTOCAR JAPANの記事にはメルセデス製と記載されているのですが、実際には姉妹車の新型トゥインゴ用と同じルノー製だった気がします）で、出力はベース車用の90馬力から＋9馬力の109馬力を発生し、組み合わせられるギアボックスは6速DCT、さらにこのパワーを受けとめるため、フロント：16インチ、リア：17インチのタイヤは横浜ゴムから供給を受けたもの（銘柄はやはり“ADVAN”シリーズ？）が採用されていたり、ステアリングや足回りにも徹底したセッティング変更がなされているそうです。

また、新型には“Xclusive”（エクスクルーシブ）なる仕様も選べるそうで、ベースグレードとの違いはLEDヘッドライトやナッパレザーのシートなどが標準装備された程度のようです。

この新型、本国を含むヨーロッパでは7月から販売が開始されるとのことです。恐らく日本市場へは年末から来年初頭にかけてのタイミングに導入されるかと思われますが、バリエーションは標準モデルと同じ手法でフォーフォーをメインとし、フォーツーはクーペ・カブリオともに限定車として売り出す可能性が高いかもしれませんね。