この記事は、
WRCサルディニア:オジエが今季4勝目について書いています。
WRC(世界ラリー選手権)第7戦・サルディニアラリー
(イタリア)は、セバスチャン・オジエ選手が駆る、ポロR WRCの8号車が今シーズン4勝目を飾りました!
また
前戦のアクロポリスラリー(ギリシャ)で、VW移籍後初優勝を決めたヤリ‐マティ・ラトバラ選手が駆る7号車も3位に入り、これでポロR WRCは、
4月開催のポルトガルラリー以来となる1-3フィニッシュも達成しています。
以下、
RALLY PLUS.NETより引用です。
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【WRCサルディニア:オジエが今季4勝目】
WRCサルディニアは、6月22日、本拠地オルビアでフィニッシュを迎えた。競技2日目となる最終日には4SSを2回ループする8SSの構成だが、総ステージ走行距離は160km近くも残っている。
SS1から首位に立ち初日トップで折り返したたセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)は、2位以下に46.6秒のクッションを抱えてこの日をスタート。午前セクションだけでこの差を1分15.9秒にまで広げた。「今回はどうしても勝ちたかった」と貪欲な姿勢を見せていたオジエは、SS15に設定されていたパワーステージでもベストタイム。16本中7本でステージウィンを果たした上にマキシマムポイントを獲得してのパーフェクトウィンを飾り、選手権争いではリードを64ポイントにまで広げた。
「タイヤ管理はずっと完璧だった」とオジエ。「必要な時にはプッシュし、ラフでタイヤに危険な時はより慎重に。最終的に完璧な勝利になった」
激戦を極めると見られていた2位争いは、ミッコ・ヒルボネン(シトロエンDS3 WRC)がこの日最初のSS9でベストタイムをマークし後続を引き離しにかかったと思われたが、続くSS10のスタート後、わずか500mでコースオフ。マシンにダメージはなかったが、スタートコントロールからも見える位置でディッチにスタックし、そのままリタイアとなってしまった。
これで2位に浮上したティリー・ヌービル(フォード・フィエスタRS WRC)。後ろとも40秒の開きがあり余裕ができたかと思われていたが、最終SSではステージ上で牛に遭遇するハプニングも。「減速して、避けるしかなかったよ」とヌービル。「でも焦りはしなかった。ラトバラのスプリットは確認していたし、OKだと分かっていたから。今回は戦略がかなりうまく行ったと思う。ここ数戦は、本当にいい形で進んでいるね」と満足をのぞかせながら、2戦連続2位を果たした。
予選トップ後、SS1でパンクに見舞われ後退していたヤリマティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)は、5位まで順位を上げてこの日をスタート。ヒルボネンのリタイア後、絶対完走命令を受けたダニエル・ソルド(シトロエンDS3 WRC)がSS11でスピンを喫した隙をかわして、3位でのフィニッシュを果たした。
一方、4位に後退したソルドに迫ってきたのは、この日24歳の誕生日を迎えたアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)。SS13でセカンドベストを叩き出すとソルドとの差を11.5秒にまで詰めてきた。しかし、このまま4位争いが激化するかと思われたSS14、低速コーナーで横滑りを喫し、サスペンションを破損。なんと悔しいリタイアとなってしまった。この結果、マルティン・プロコップ(フォード・フィエスタRS WRC)が5位でフィニッシュとなった。
WRC2はロバート・クビカ(シトロエンDS3 RRC)がアクロポリスに続く2連勝を果たし、総合でも9位に食い込んだ。今季3度目の成立となったWRC3は、初日の終盤で首位に立ったクリスチャン・リーデマン(シトロエンDS3 R3T)が初勝利を飾った。
【最終暫定順位】
1:S.オジエ 3:22:57.9
2:T.ヌービル +1:16.8
3:J-M.ラトバラ +1:48.0
4:D.ソルド +3:19.2
5:M.プロコップ +8:34.1
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Posted at 2013/06/23 18:11:08 |
ドイツ車(VW) | スポーツ