トミカの8月発売分に関する情報が一部解禁されました。
レギュラー品ではトップ画像の2台が登場しますが、フェラーリ・ローマもホンダeも(実車自体の話題性から)個人的にゆくゆく製品化されそうな予感が漂っていたモデル同士なので、車種選定に対する驚きはさほど感じておりません。
現代流の「ラ・ドルチェ・ヴィータ(甘い生活)」をコンセプトに開発したと言われているローマは、昨春にジャパンプレミアされたフェラーリ最新の2+2クーペですが、実車ならではのロングノーズ&ショートデッキで
丈の長いスカート(またはワンピース)衣装を身に纏い楽曲披露する乃木坂46メンバーのごとくウットリしちゃうほど美しいフォルムは、これまで製品化してきたモデルたち同様、あのサイズ感で再現性高く作られたのがポイントといえるでしょう。とくにフロントバンパー下のラジエーターグリル部分は、試作品画像の一部分を切りとりながら見ていくうちに「萌え~」とした印象を受けましたね。
通常カラーはど定番の赤色(何となく「ロッソ・スクーデリア」か「ロッソ・ムジェロ」っぽい色合いのような…)ですが、初回特別は一瞬グレー系かな?と思ったものの、
実車のジャパンプレミア時に展示されていたカラーと同じブルー・ローマっぽくも見えるような気もします。
No.17のナンバリングでお気付きになられた方もいらっしゃると思いますが、このローマの登場により'16.11発売のBMW・i8(通常色:アイオニック・シルバー)は惜しまれつつ廃盤が決まってしまいました。
i8は発売当初数年ぶりに自腹で購入し、さらに私が社会人になり初めて買った思い入れの強いトミカですが、実車は昨春に生産終了してますし、BMW車枠の世代交代は'20.1発売の現行Z4(No.74)で目に見えていた事実なので、同社大ファンとして寂しいけれど“前向きなお別れ”
(昨夏に欅坂46が「櫻坂-」へのグループ改名前に行ったオンライン限定ライブで、MC中に菅井友香キャプテンが発言したコメントから抜粋)をしなくちゃな…と感じさせられた次第です。
そしてホンダeは(昨秋の実車発売開始前から)言わずもがなの人気を誇るコンパクトEVですね。事前に某SNS上で発売リークを知ったときから、往年の初代シビックやN360を彷彿とさせる愛くるしい外観がトミカでどこまで再現できたか気になっていましたが、試作品画像を確認しての第一印象は“出来に驚いた”という意味の「おっ!?」で、実車の特徴であるサイドカメラミラー
(現行レクサスESやアウディe-トロンにも採用され、お馴染みのアレ)もそうですし、丸目形状のヘッドライトやボンネットに付けられた充電口もしっかり作り込みが為されていて、再現度はローマと互角で素晴らしいなと思いました。
ホンダeは実車のイメージカラーでもあるプラチナホワイト・パールを再現したようですが、もしローマではなくこちらに初回特別が付いていたら、チャージイエローやプレミアムクリスタルレッド・メタリックあたりのカラーが再現されていたんでしょうかね?
装着された5穴ホイールは'20.11発売のマツダ3(ファストバック)以来となるブラック塗装ですが、実車でそうなるのは16インチタイヤ標準のベースグレードに限られている(逆に17インチ標準の「Advance」ではバイカラー仕上げとなる)ものの、箱イラストにはベースグレードと「Advance」のどちらが描かれるのか気になるところです。
なお、ローマは上述どおりi8からナンバリングを引き継ぎ登場しますが、ホンダeは60番なので、'17.3発売のいすゞエルフ車両運搬車からバトンタッチするかたちで製品化されます。エルフもi8同様に約5年近くのロングセラーとなりましたが、恐らくこちらは4月分に登場し、同じ前期モデルのキャブ金型を使った
橋梁点検車の発売に伴う廃盤といえるかもしれませんね。
同月分は実に久しぶりな4台の食べもの屋さん(移動販売車)セットに、プレミアムでは世界限定50台が生産・販売され、車両価格およそ1億円の値が付けられた
日産GT-R50 by イタルデザインも登場するらしく、いろんな意味で熱い商品内容になったのではないかと思います。あとは後日解禁が当たり前なトミカショップやトイザらス、イオン店舗等々で売られる限定トミカの内容次第で印象がどう変わるのか…!?
Posted at 2021/06/12 22:44:21 |
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