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成田のオッサンのブログ一覧

2025年07月13日 イイね!

壮大な計画

壮大な計画暑いっすねぇ。

2014年あたりから、毎年、西暦の下二桁に合わせてキットを製作し、年賀状や暑中見舞いにして数名の方に送ってるって話は、前回のブログでも触れてますからもういいですよね。
で、2025年については前回のB-25Jで暑中見舞いとして間もなく発送できる予定です。で、その先を、ずっと先まで考えながら、同時に自分の老いと向き合ってみるという趣旨のブログです。

2026
まず来年、2026年はタイトル画像の”B-26K Counter Invader"と"B-26C Invader”。どちらもイタレリ製のキットです。思い入れのある機種ではありませんが、"B-26 Marauder"に比べればいくらかマシという理由で選択。
そう、同時に2機作ろうとしてます。既に手は付けてますが、過去にも2機作ろうとして挫折したことがあるだけに心配ではあります。ほぼ半年の期間はあるので、何とか来年の年賀状には間に合わせたい。 

2027
27と言ったら、ここはやはりSu-27でしょうね。東側の機体らしからぬ流麗なフォルム、一度は作っておかねば。
2018年にはイギリスでこの目で見たウクライナの機体を再現したいですね。あの時はまさかロシアとの間で戦争が起きるなんて思ってもみませんでしたが。





キットはハセガワからも出ていて持ってもいますが、ロシアのズベズダ(左)かトランぺッター(中)のどちらかでしょうね。デカールやマスキングシールはエレール(右)のを使えばウクライナのデジタル迷彩の再現も幾分楽になるはず。(でも実際は手こずるでしょうね)

2028
28は苦しい。(いや、後にもっと苦しい年もあるんですが) 22までは米軍機がありましたが、それ以降はどうしてもソ連機と言うかロシア機が該当するケースが多くなってしまいます。そしてあまり思い入れを持てない機種を選択せざるを得ないことになってしまうわけです。



候補はドラゴンのMi-28ハボック(左)かAモデルのYak-28I/IM(中)か米海軍の練習機T-28Bトロージャン(右)。ハボック、トロージャンは思い入れが薄いし、Aモデルは難物だしなぁ・・・。どれにするかはその時になって考えよう。

2029
またしてもロシア機ですが、まあ、ここはMiG-29でしょうね。



国産メーカーからも出ていますがいかにも古い。比較的新しいG.W.H(グレート・ウォール・ホビー)(左)かトランぺッター(右)のどちらかでしょうね。

29と言えば、かつて日本人を苦しめたこの機体もありますね。



B-29。確かに日本人にとっては忌まわしい記憶の機体ではありますが、その技術は戦後の旅客機にも生かされていますし、エポックメイキングな機体であることは間違いなく、作る価値はあるでしょう。その時はB-29の旅客機型とも言えるB-377も一緒に作れたら本望ですな。どちらも大物だけに実現はかなり難しいでしょう。

ところで、2029年用の年賀状用の模型は2028年に作るわけですが、その年に私は70歳になります。私が現在の勤務先に入社した時は70歳が定年とされていましたが、現在は70歳の時点で人手が不足していて本人が希望すれば73歳まで雇用を延長できる制度ができました。実はこの制度ができて以降、一人も雇用延長しなかった人がいません。70歳を迎えた人全員が73歳までの雇用延長を希望したってことです。最近、間もなく73歳を迎える先輩と話す機会がありましたが、その人は次の職場を探していました。正直、「そこまで働かなきゃいけないのか?」と思いましたね。
もちろん健康で働ける間は働いた方が経済的には安定するでしょうが、どうしても健康寿命の残りが気になりますね。最近、私は視力の衰えをヒシヒシと感じており、果たして何歳まで模型を作り続けられるのか心配しております。
この歳の私、どんな判断をしてるんだろ?

2030


ついにズバリ30に該当する機種を探し出せず、苦し紛れでズベズダのC-130Hを選択。それを右側のブルーエンジェルスのサポート機であるファットアルバートの塗装にする予定で既にそれ用のデカールも用意してあります。
私は中学1年生の時に現在の県営名古屋空港でF-4ファントムのブルーエンジェルスの曲技飛行を観ており、歴代のブルーエンジェルスの機体を作ることをライフワークの一つと考えています。ファットアルバートもその内の1機ってことですね。

2031


まあ、31はこのトランぺッターのMiG-31しか無いでしょうね。複座と単座の違いはありますが、例の函館強行着陸のMiG-25とほぼ同型の機体です。
どうでもいいことですが、今年になってから、このMiG-31と後に出てくるSu-34を二つまとめて海外通販で購入したら。1,500円の関税を取られました。

2032

32はボーイングX-32 JSF(左)か零戦32型(右)しか思いつきません。X-32はF-35と競って不採用になった機体ですね。フグみたいとかいろいろ言われてましたが、これがたくさん飛んでる空って想像したくない。てことで翼端を切った零戦32型かな。合わせてタミヤの1/72の零戦全型を作るかな。

あるいは、Z32なんて車に逃げる手もあるかな。これも作っておかないと死ねないアイテムではあるかと。



2032年の年賀状用の模型を作ってるのは2031年。この年、私は73歳を迎えるわけで、さすがにこの年には完全リタイアすると思うんですが。そうすれば毎日が日曜日? 模型、野鳥撮影、たまに登山、ちょっとした野良仕事など、毎日昼間っから好きなことだけして暮らしてるんでしょうか? いや、前提としてその時までちゃんと生きてるかってこともはっきりしてるわけじゃないし、死んでないにしても健康かどうかは分かりませんよね。視力はどうなってんのかなぁ?
生きてて、健康であれば趣味三昧の毎日を送っている・・・だといいんですが、そう簡単じゃないだろうなぁ。

2033


33と言えばかつて空自でも使われていたT-33でしょうか。古い古いハセガワのキットもありますが、新しいプラッツ(左)かソード(中)でしょうね。これのどちらかとハセガワのSu-33(右)も作っておきたいですね。Su-27の派生型ではありますが、カナードが付いてるのがカッコいい。

2034


またしてもSu-27の派生型ですが、やはりSu-34でしょうね。イタレリ(左)のは緩いキットですので、トランぺッター(右)ってことでしょうね。完成したらSu-24と並列複座機どうしで並べてみたいですね。

2035


35と言ったらF-35しかありませんね。タミヤのA,B,C(8月発売予定)型で決まりでしょうね。この頃には実質的な空母艦載機としてF-35Bも活躍してるはず。そして順調に行けば日英伊で開発中のGCAP(日本ではおそらくF-3)が実戦配備される予定なんですが、まあ、遅れるでしょうね。

この先、10年分を見通してみましたが、どうにか健康であるとしてもこの先何年模型を作り続けられるんでしょうね? どこかでストックを手放す決断にも迫られるんでしょうね。それも健康であればこそできることではありますが。










Posted at 2025/07/20 11:43:28 | コメント(6) | トラックバック(0) | 模型 | 日記
2025年06月21日 イイね!

ハセガワ 1/72 B-25J 製作記(Hasegawa 1/72 B-25J Building report)

ハセガワ 1/72 B-25J 製作記(Hasegawa 1/72 B-25J Building report)暑くなってきましたね。現場での熱中症の発生を本気で心配しなきゃいけないシーズンです。

さて、毎年、数人の方に、その年の西暦の下二桁に因んだ機体のキットを組み立て、背景とそのキットの写真を合成して年賀状としてお送りしているって話はここで何度もしてるんでいいですよね? キットの製作が遅れて年賀状に間に合わなくて、寒中見舞いや暑中見舞いになってしまうって話ももう聞き飽きましたよね。
で、今年も暑中見舞いになってしまったわけですが、残暑見舞いにはならなくて済みそうです。一応キットは完成してますから。それが今回ご紹介するハセガワの 1/72 B-25J。

25の選択肢としては、1976年に函館に強行着陸して世間を騒がせたMiG-25なんてのもありますが、MiG-23、Su-24とソ連機(ロシア機)が続いていますし、キットは持っていますがMiG-25にあまり思い入れを抱けない。ここはやはり大戦米軍機のB-25で。

まずは実機の説明からと思うわけですが、毎回こういうのはどんな人に向けて書こうか迷います。詳しい人にとっては「今更・・・」でしかありませんからね。ま、思いつくままに書きます。
B-25で最大のエピソードと言えば、やはりドーリットル空襲でしょうね。日本軍は昭和16年12月に真珠湾を奇襲攻撃して太平洋戦争が始まり、初期には日本軍が押していたわけですが、アメリカも士気高揚の作戦を考案し、開戦の翌年の4月に、初めて東京他の都市を爆撃させます。それを率いたのがドーリットル中佐で、爆撃機は空母ホーネットから飛び立った16機のB-25でした。確かにB-25は爆撃機としては小型ですが、空母から爆撃機なんて正気の沙汰じゃありません。


ホーネットから飛び立つB-25。


離艦するB-25を見送る乗組員。

16機のB-25は東京、川崎、横須賀、名古屋、神戸などに爆弾を投下しましたが、目標を正確に攻撃できたわけではなく、戦果は大したものではありませんでした(それでも日本の死者は87名)。しかし、日本軍は予期せぬ爆撃に混乱しました。



空母から離艦したからといって空母に着艦できるわけではありません。爆撃後は中国大陸の基地に着陸する予定でしたが、1機はウラジオストクに着陸、中国大陸に向かった残りの15機も不時着だったり、空中脱出だったり。乗員の内8名が日本軍の捕虜となり、その内3名が処刑され、1名が病死しています。


連行される乗員。

作戦全体を振り返れば、あまり成功とは言い難いのですが、帰国したドーリットルは英雄扱いされます。

今月1日のウクライナの”蜘蛛の巣作戦”、日本軍の真珠湾攻撃に例えた報道もありましたが、戦果はともかく、作戦の奇抜さと敵軍の指導部のメンツを潰した点で言えば、このドーリットル空襲の方がよほど近いと思うのですが、いかがでしょうか?

やっとキットの説明。

冒頭で説明した年賀状用の写真は基本的に飛行状態としているので、乗員が乗っている必要があります。このキットには乗員のパーツはありませんので調達することになります。

以前にB-17を作った時に、韓国のLEGENDというメーカーのフィギュアを使いました。今回も同じLEGENDのフィギュアですが、リニューアルされてずっとリアルなものになっていました。



この中には航法士、無線士などもいるわけですが、人生の残り時間が気になる私としては、見えないところは手を入れないと決めているので、完成後に見えそうなクルーだけ作ります。



組み立てて墨入れをした状態。機長、副機長、爆撃手、左右銃手、機尾銃手。


右半身



操縦席の計器の裏と操縦席の下の機首への通路部分にこれでもかと釣り用の重りが詰め込んでありますが、実はこれでも足りなかったことを展示会で気づくという体たらく。


右銃手。ファレホで塗ってますが、やはり食い付きが弱い。
割と出来はいいのに、完成後は見えなくなります。


機尾銃手。これも見えなくなります。


左半身。

左右接着。


赤丸で囲った部分にヒケがあり、パテで埋めました。





クリアパーツのマスキングシールを取り寄せて貼りましたが、ピッタリとは合わない箇所もあり、一部加工したりマスキングゾルを併用したりして貼っています。
国産の安くて正確なマスキングシールがあるのを早く思い出すべきでした。

写真を撮り忘れましたが、機首のノルデン爆撃照準器のパーツは残念な形状で、しかも小さすぎる気がしたので、これもアフターパーツを取り寄せて取り付けましたが、案の定、完成後はほとんど見えなくなりました。


実物のノルデン爆撃照準器。

ノルデン爆撃照準器は当時の最高機密で、先に述べたドーリットル空襲の際には撃墜される可能性も考えてこれを外していました。



クリアパーツの透け防止とシルバーの下地を兼ねて全体に黒を吹きます。

私の場合、よくあることですが、ある程度進めてからどの機体にするか決めることがよくあります。私の理想のB-25は・・・
・グラスノーズ(機首がガラスであること。J型でも機首が金属製のソリッドノーズもあります)
・全体が無塗装のシルバーであること。
・強そうなこと。機種左右側面の2丁ずつの機銃は必須。
で、この条件に合致する機体はと探すと、意外に少ない。安っぽい機首のイラストは好みではありませんが、この現存するPANCHITOにすることに。









この機首の安っぽいイラストですが、これでも戦時のものから現代風にアレンジされているようです。



有名そうな機体だし、デカールはどこかにあるだろうと探し回ってやっとアメリカのサイトで見つけましたが、注文を受けてから印刷するという無在庫、家内工業のようなところ。価格も送料を含めて4千円以上だったような記憶。我ながらアホだと思います。自分で作ればよかった。ま、良質のデカールではありましたが。

機体全体は最近の写真を意識して、普通の銀色ではなく、ミスターカラーのSM201(スーパーファインシルバー)で塗装。結構ギラギラした感じに。特に汚し塗装はしていません。

























Posted at 2025/06/22 10:34:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | 模型 | 日記
2025年05月03日 イイね!

岐阜コクピット 2025

岐阜コクピット 2025GW後半の4連休に入りましたね。我が家は今朝、女房が娘や孫がいる東京に出掛け、帰ってくるのは最終日。つまり4日間私一人・・・・ムフフ。

さて、もう一月前になってしまいましたが、今年も恒例の岐阜コクピットの展示会が開催され、私も出品させていただきました。

今年のテーマは「垂直に離陸できるもの」。

会場に入ると真正面に置いてあった作品はみん友であるバンカーDR30さんのテーマに沿った作品群。





タミヤの1/70のアポロ宇宙船。半端スケールですが、希少性が高いんですよね。私も持ってます。



そして007の特殊メカ。このキットも希少ですよ。よく手を付けられたなと思いますね。

バンカーDR30さんとはここ2~3年、会場ですれ違いばかりでお会いできてませんでしたが、今年は事前に連絡を取り合って、久し振りにお会いできてお話もできました。

テーマに沿った作品で私の目についたのは・・・



1/48のポゴ。確かに垂直離陸した。ただ着陸が難しかったんだよなぁ。



1/48でF-35をA・B・Cと揃えて並べてありました。手前のB型は垂直離陸できなくはないけど、あまりしないはず。

私の出品は3点。



左から、インド空軍の EMB-145I NETRA 、ウクライナ空軍の Su-24、米陸軍の B-25J。
Su-24については既に製作記を上げてます。B-25Jについては近いうちに製作記をアップする予定です。EMB-145I NETRA もその内に。
EMB-145I NETRA はこの時点で何とか見られる状態にまでしただけで実は未完成。久しぶりに徹夜してここまでの姿にしました。しんどかった。

すぐ隣には、みん友の ザクとは違う さんの作品群。



捕鯨船とか、ちょっと目の付け所が違う。

印象に残ったのは、この木製の機関車。





いい味出てますなぁ。スケールは1/32。

今回、一番私の目を引いたのはこれ。









映画「DUNE 砂の惑星」のオーニソプター。



ちゃんと映画館で観ました。トンボ型の飛行機ですね。このキット、1万円以上するんですが、気になってたんだよねぇ。でも買っても多分、作らないんだよなぁ。
これを展示してた人は惜しげもなく2個買って飛行状態と着陸状態で展示。リアルに作ってありました。
しかし、スターウォーズと言い、この砂の惑星と言い、西洋人てのは王家の争いの話が好きなんだなぁと思いますね。

来年も何点か出せるように頑張ってます。








Posted at 2025/05/03 22:18:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 模型 | 日記
2025年01月12日 イイね!

トランぺッター 172 Su-24M フェンサーD 製作記(TRUMPETER 1/72 Su-24M Fencer-D building report)

トランぺッター 172 Su-24M フェンサーD 製作記(TRUMPETER 1/72 Su-24M Fencer-D building report)もう成人の日ですね。遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

軽く私の年末・年始を振り返りますと、12月25日に次女が入籍しました。4月からは東京に行ってしまう予定ですが、今のところは旦那と別居。普通、新婚なら初めての正月は夫婦で過ごして旦那の実家にも顔を出して年始の挨拶とかするもんだと思いますが、なぜか我が家で私たちといました。最近の結婚てホント分からん。
長女は元日から3人の孫(昨年9月に3人目が生まれました)を引き連れて帰省。5日までいました。その間、私はなんと、寝袋で寝ることに! 賑やかなのはいいものの、朝昼晩とほとんどが外食だし、お年玉はあげなきゃいけないし、孫の服は買わされるわで大散財! 「孫は来てよし、帰ってよし」なんてことばを何年か前に知りましたが、なるほどと実感した正月でした。

さて本題。西暦の下二桁に因んだ機体のキットを作って写真を撮り、それを年賀状にして数人の方に出してるって話は何度もしてるんで、もういいですよね。今回ご紹介するSu-24はもちろん2024年に因んだ機体ですが、これも困ったことに恒例になってしまったんですが、例年、年賀状に間に合うことがむしろ稀で、残暑見舞いとしてやっと9月に発送できたという恥ずかしい話。
言い訳はこの辺にして、製作記。

まずキットの選択ですが、24に因む機体と言えばB-24リベレーターと言う大戦中のアメリカの爆撃機もありましたが、過去に作ったことがあるのでパス。ここは2023年のMiG-23に続くことになりますが、同じくロシア機のSu-24でしょうね。そう言えば可変翼機であることも連続しますね。そして私にとって初めて作る並列複座の戦闘機で、キャノピーの開き方が独特で制作意欲をそそります。
1/72のSu-24は複数のメーカーから発売されています。ドラゴン、ズベズダなどがありますが、最新のトランぺッター一択でしょうね。安くはありません。急激な円安が進む前の段階で6千円台だったと思います。でも、出来はいいキットです。
2015年に Su-24MR Fencer-E から発売されましたが、ボックスアートが不気味だったので、その翌年に出た Su-24M Fencer-D を購入。



製作は例によってコクピットから。
エデュアルドのエッチングを投入。



計器盤やシートベルトなどの彩色済みのエッチングが1枚と、脚収容庫扉の裏側などの無彩色のエッチングが1枚の2枚セット。



悪戦苦闘の跡が見えますが、それなりにリアリティーを高めてくれたと思いたい。

今回はキャノピーを開いた駐機状態ですからパイロットはいなくていいようなもんですが、やはり座らせてリアリティーを持たせたい。探せばちゃんとそれ用のフィギュアがありますね。



モデルカステンの 1/72 ロシア現用パイロットフィギュア3体セット。ただ、パッケージから分かるように着座のパイロットは1体しか入ってないんですよね。複座ですから仕方なく2箱購入。
で、仕上がりはこちら。



ウーン、1/72ですからこの辺で勘弁しといてください。
ヘルメットに開いてる5つの穴は何なんでしょうね? 謎だ。



↑実機写真ですが、キャノピーの内側の複雑な機構やカーテンなどが分かります。この辺は次回があったら(無いと思うが)再現を試みてもいいかも。

塗装の際には例によってエデュアルドのマスクシールを使いましたが、キャノピーの裏が見えることになるわけで、マスクは1枚だけでは足りません。仕方なくこれも2枚注文して塗装しました。



塗装したキャノピーを機体に取り付け、パイロットを座らせるとこんな感じ。



キャノピーの内側は意図的に暗い色で塗装してあります。

本機は可変翼機ですが、主翼は展開状態か閉じた状態にしか組めません。フラップが別パーツになっており、フラップを下げた状態でも組めますが、その時は展開状態を選択することになります。今回はそれを選択。
で、主翼で注意したいのが、主翼付け根の赤丸で囲った部分。展開状態では見える部分になります。↓



YouTubeのキャプチャーですが、実機だとこう。



補強なのかな? とにかく塗装指示も無ければデカールも入っていません。図を参考に塗ってみました。



上が下面でしたが上面です。

最後に機首のピトー管ですが、やはりここでも別売のアクセサリーパーツを導入。



マスター(MASTER)というメーカーのアクセサリーパーツで、金属とプラスチックでできてます。このリアリティーの再現はプラスチックでは不可能ですね。

全体塗装の写真を残していませんでしたね。筋彫りに沿って黒を吹き、それを残しつつ全体を塗装するといういつもの手法。Su-24は色ムラのある薄汚れた機体が多いんですよね。このキットはロシア機とウクライナ機が作れますが、応援の意味を込めてウクライナ機を選択。

なんだか製作記と言うより、アクセサリーパーツのご紹介に終始した感がありますね。あとは、完成後の姿をご覧ください。














Posted at 2025/01/13 12:27:24 | コメント(5) | トラックバック(0) | 模型 | 日記
2024年11月02日 イイね!

クリアプロップ 1/72 MIG-23ML/MLA フロッガーG 製作記(Clear Prop! 1/72 MIG-23ML/MLA FLOGGER-G building report)

クリアプロップ 1/72 MIG-23ML/MLA フロッガーG 製作記(Clear Prop! 1/72 MIG-23ML/MLA FLOGGER-G building report)絶妙の選挙結果でしたね。それを踏まえて、前回のブログの続きを書きたいところですが、長くなりそうなんで止めときましょう。一つだけ言うなら、国民民主党はやはり連立内閣に入るべきではないでしょうね。しかし、来年の参議院選挙に向けて今からどの党も必死で取り組んでると思いますよ。特に衰退傾向が明らかになった政党はね。

さて本題。
ここ数年は西暦の下二桁に合わせた機種の模型をこさえて、背景と合成してみん友さんを含む何人かの方に年賀状か、それが間に合わなければ暑中見舞いとして、それも間に合わなけければ残暑見舞いとしてお出ししてます。今年については、残暑見舞いとしても苦しい9月になってしまいましたがどうにかお出ししています。機種はSu-24ですが、これについも近いうちに製作記を上げたいと思っています。

で、昨年、2023年はどうだったかと言うと、年賀状はもちろん、暑中見舞いも残暑見舞いも出してません。と言うか出せませんでした。なぜか? 選んだキットが予想を大きく超える難物で完成までにかなりの時間がかかったためです。
選んだのはウクライナのクリアプロップ社の MIG-23ML/MLA フロッガーG。



キットの選定はこれしか無いでしょう。ハセガワやエアフィックスなどのキットもありますが、前世紀のキットですし現在の目で見ると合格点は出せません。クリアプロップのMIG-23は高額ですが最新であり、表現も現在の水準と言えるでしょう。
で、このキット、覚えてる人はいないかも知れませんが、23年6月7日のブログ「箱を開けたら(19)・・・ウクライナからの小包(3)」でご紹介したキットです。発注した商品と異なるキットだったので、結果的に8千円以上の商品をタダでゲットしたって嬉しい話だったんです。ところが、これが想像を超える難物で、細部の表現に拘るのはいいんだけど、パーツを細分化し過ぎで、ピンセットでつまんだパーツを飛ばして無くしてしまったり取り付けに失敗してしまったりなどして、断腸の思いでしたが、結局8千円以上を出して同じキットをもう一個買いました。ホントバカみたい。得したのか損したのか分かんない。

泣き言言ってないで、さっさと製作記。



コクピットの開きです。計器盤はエッチングとエッチングの間にデカールのメーターなどを挟む構成となっていますが、このデカールがあまりにも薄くて、台紙からピンセットで持ち上げるとすぐに丸まってしまってそれがほどけなくなることも。いくつ使用を諦めたやら。
普通、デカールが薄いことは褒められる点なんですが、いくら何でも薄すぎる。気づくのが遅いんですが、途中からデカールの上にマイクロデカールのリキッド・デカール・フィルムを塗って厚みを稼ぎました。クリアプロップのキットは幾つか持ってますが、作るのはこれが初めて。これからは肝に銘じておこう。



組んだコクピットとエアインテークを合体。そして胴体下面を取り付け。





ジェット戦闘機の胴体は大半が左右分割ですが、本キットは胴体後半は上下分割。



エアインテークの内側には2枚の整流板が。これはエッチングパーツで。



本機は主翼を開閉する可変翼機ですが、主翼は最前進位置か最後退位置かの二択。
それも上の写真の丸で囲った小さな凹凸を合わせて固定するだけで頼りない感じです。

胴体組立完了後の機首のアップ。





パテで処理した部分が分かると思います。この辺は私の組み方が悪かったのかも知れません。



仕上げ塗装の前に黒を吹いておく、プレシェーディングという技法です。この後に筋彫り線周辺の黒色が薄っすらと残るように仕上げ色を吹きつけます。



脚収容庫内部は少し手を加えています。

冒頭でこのキットは高価ではあるがMiG-23のキットとして最新であり、これ以外の選択は無いと書きましたが、不満はあちこちにあります。

その一つが排気口。



左がキットの排気口。使うつもりで色まで塗りましたが、我慢できずに買ったのが右のレスキットの排気口。2千円以上したと思いますが、情報量がまるで違います。そもそもこんなアフターパーツが発売されるってことが、このキットの弱点を示しています。
因みに下が実機の排気口。やはりアフターパーツを採用ってことになりますよね。



他にはソ連機独特のこのアンテナ。



プラスチックでの再現は難しいことは分かりますが、このキットでは組説で棒状のプラスチックパーツにエッチングの羽部分を接着するように指示しています。



とりあえず、私にゃ無理。
でも「待てば海路の日和あり」ってヤツですね。イギリスの通販模型屋さんのサイトでこれを見つけました。



ウクライナのミニワールドと言う会社のアフターパーツ。鋳物のようですね。このアンテナを1/72で表現しようとしたらこの手しか無いでしょうね。2千円以上しました(送料別)。注文から1週間ほどで届きますから意外に早い。

後はダラダラと完成後の写真を見ていただきましょう。
因みに塗装は北朝鮮軍機。まさか北朝鮮機を作ることになるとは製作後半まで思っていませんでした。しかし、他にいいのが無かったんですよね。参考になる北朝鮮のMIG-23の実機の写真もほとんどありませんでした。



























この主脚と主脚庫扉の組み立てにもかなり苦労させられました。

Posted at 2024/11/03 17:16:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 模型 | 日記

プロフィール

「スポーク張替え後、塗装完了。」
何シテル?   08/06 21:31
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
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