昨日の「何シテル?」でお伝えした通り、初の削除をくらいました。
昨夜、いつものように みんカラを開くとメッセージが届いている表示があり、また、宣伝かと思いつつクリックしてみると・・・
【みんカラ】利用規約違反および投稿物削除のご報告
えっ? 削除? 何だろう?
すぐに思い浮かんだのは、著作権的にやばそうな画像。
つい先日の「
ポール・マッカートニーの思い出 」のポールの画像や、「
どうして渡辺二郎ばかりが・・・」の島田紳助の画像。どっちもやばそうですけど、特に島田紳助のは画像に「(C)日刊スポーツ」とはっきりと書いてありますからね。ついにどっちかの画像が事務局に見つかったかな? もし、これらの画像が理由で削除されたのなら仕方ないなという思いもありました。でも、ここにリンクを張れるってことは、そうじゃないってことですね。
次に思い浮かんだのが、みんカラを利用して商売をしてるんじゃないかと思われた可能性。それで削除された人の話は何人か読んだことがあります。私の場合、最近のオークションの話がまずかったのか?・・・と思いつつ確認するもそのブログは無事。
で、メッセージの内容を読んでみると・・・
みんカラ利用規約 第7条(投稿に関する禁止事項及びサイトの監視)
1.犯罪・権利侵害・不適切な行為
(6)猥褻、児童ポルノ、または、幼児虐待にあたる内容の発言またはマテリアルを投稿すること、またはその送信表示、販売を想定させる広告を表示または送信する行為。
(12)未成年者にとって有害と認められる発言またはマテリアルを投稿すること
が該当しているとのご指摘。
(実は、このメッセージの末尾には「※本メッセージの転載および引用を禁止します。」とあるので、この引用自体がやばい気がしますが、メッセージ本体ではなく、規約の抜粋を引用したと解釈すれば問題ないでしょ。 ね、見てる? 事務局の人。)
ま、具体的に該当事項を列挙してくれているのは(厭味でなく)親切だと思います。この手のメッセージは、ただ単に「規約に違反しています」としか書いてなくて、一体どこがいけなかったのか本人にはさっぱり分からないままってことも多いですから。
しかし、児童ポルノ? 幼児虐待? 穏やかじゃないですね。全く心当たりがありませんが、(6)からまず思い浮かんだのは
「日高の遺書」の読み方」。子供を道連れに心中する話だから、幼児虐待? でもこれは みんカラ 内のかなりの人が引用してるはずの話。子連れ心中は立派な幼児虐待だと思うけど、おそらく世間はそうは認識してないし・・・。と思って確認してみると、やはり無事。
次に思い浮かんだのは、「
子供と子ども」。これは言葉狩りというか文字狩りに反対するってブログなんですが、ポルノや虐待とは無縁だし、ついに みんカラ 事務局も文字狩りに与し始めたか?なんて思って確認するとこれも無事。そうだよね、こんなの問題ないよね。
思い当たるものが何もない。そこで、事務局に尋ねてみることにしました。メッセージに「ご用件はお問い合わせフォームから」と書いてあったんですが、リンクが張ってあるわけでもなく、たどりつくのに苦労しましたが、そこから、どこがいけなかったのか問い合わせてみました。
そして律義にお返事をいただき、分かりました。問題は「恥ずかしい本」と題したブログに貼った画像でした。もう一度ここに貼ってやろうかと思いましたが、それも大人げない。リンクでご勘弁。
江口寿史のお蔵だし 夜用スーパー
まあね、確かにね。問題は子供とは関係ないただのエロだったんですね。でもこの表紙のままで本屋売られてたんですよ。
悔しいので、再録してやります。なんで再録できるのかって? mixiにも同じブログを投稿してあったからです。もちろん、mixiでは削除されてません。mixiでの日付は2010年12月19日。みんカラでもほぼ同日の投稿だったと思います。3年くらい前ですね。どうして3年も前のが今になって? それも謎ですね。ま、いいや。今度だけは大目に見てやろう。
しかし、今回の件で思い知りましたね。自分で好き勝手なことを書いて自由に表現してるつもりでいても、所詮、他人のフンドシの上。私達って飼われてるんですね。
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恥ずかしい本
江口寿史のファンです。
江口寿史、ご存知ですよね。メジャーですよね?
もちろん江口寿史のコミュにも入ってます。
そこで新刊が出ることを知りました。
それが画像の本、「江口寿史のお蔵だし 夜用スーパー」
ええ、ええ、おっしゃりたいことは分かります。
表紙からヘアーかよ。
タイトル何とかならんのか。
そもそも50過ぎのオッサンが買うか?
同感です。
でもファンだから仕方がない。
発売日前日に近所の大型書店に行きました。前日に入荷してることもよくあることなので。
でも、ない。
ちょっとためらいましたが、思い切って店員の小太りのオバチャンに聞いてみました。
「あのう、『江口寿史のお蔵だし』ってありませんか?」
(あくまでも『夜用スーパー』は口にせず)
「調べてみますね。」
待つこと数分・・・・。パソコンの画面を見つめる店員の表情の変化をじっと窺う私。
「あ~、当店にはないですね。入荷の予定もないです。」
「え、そうなんですか?」
まさか入荷の予定すらないとは。
翌日、別の近所の大型書店へ。やはりコミックスの売り場にない。
仕方なく店員に聞く。細めの若いオネーチャン。
「当店には入りません。」
え~、江口寿史ってそんなにマイナー?
数日後の帰宅の途中、JR名古屋駅ビルの11階にある三省堂書店へ。
売り場には見当たらず。既に売れてしまったか? レジのオニーチャンに聞く。
「あのう、『江口寿史のお蔵だし』ってありませんか?」
(ここでも、あくまでも『夜用スーパー』は口にせず)
「調べますので少々お待ちください。」
暫くパソコンとにらめっこ。
「こちらですね。『江口寿史のお蔵だし・・・スーパー・・・』ですね。在庫がございます。」
(こいつ、明らかに俺に配慮してるな。)
「探して参りますので、お待ちください。」
探さなくていいのに、どこにあるかだけ教えてくれれば・・・あぁ、行っちゃったよ。
「済みません、売り切れているようです。」
何!? 無いだと。やはり人気あるのか? いや、ここも入荷量が少ないってことか? しかし、ここに無いってことは名古屋中にない?
「お取り寄せでしたら、サービスカウンターの方へ。」
ここまで来て引き下がる訳にいかない。仕方なく、サービスカウンターへ。
「こちらの空いているお席へどうぞ」
ゲッ! 若いオネーチャン、しかもカワイイ。どうしてこんなときに限って・・・・。
「あのう、『江口寿史のお蔵だし』っコミックスを取り寄せて欲しいんですが。」
「お調べしますので。」
(調べなくっていいって)
「これですね。・・・・『江口寿史のお蔵だし』ですね?」
(ああ、きっと画面には『夜用スーパー』もしっかり表示されてるんだろうなぁ。でもやっぱりそこは口にはできないってことか。)
「そうです。」(キッパリ)
「お取り寄せに二週間ほどかかります。」
「お願いします。」
で、二週間もかからずに入荷したとの電話が留守電に入ってて、土曜の今日も仕事があり、そのついでに受け取って来ました。
サービスカウンターに行くと、またしても先日と同じオネーチャン。やっぱりカワイイ。
「こちらですね。」
(あれ、それで終わり? 書名を確認しなくていいの? こうなったら、フルで書名を言わせたいんだが・・・、それするとセクハラ?)
電車で読み始めたら、面白い!
江口寿史と言えば、原稿を落とす(締め切りに間に合わずに投げ出すこと)ことで有名な漫画家だけに、昔の作品の寄せ集めかと思ったら、読んだことのない作品ばかりでした。
面白くて二駅乗り過ごし、お客さんを待たせてしまいました(実話)。