
昨年は12月30日に実家の隣のおばさんが亡くなり、年が明けて元日から葬儀でした。
今年の年末はというと、工事のトラブルで御用納めの28日にはなんと深夜2時半まで残業。翌29日も出勤。そして今年も最近になって相次いで二人の親類が亡くなり、私も昨晩は親父の代理で通夜に出ました。おまけにカゼをひきなおしてしまい、高熱と頭痛と闘いながらこのブログを打ってます。とにかくボロボロの年末です。
ホントに今月はいろいろとありました。そしてたくさんお金を使いました。
まずは三脚と雲台。(今回の画像はクリックしていただいてもほとんど大きくなりません。)
ジッツオのカーボン三脚とマンフロットの雲台です。野鳥撮影を始める前は、10万を超える三脚なんてものが世の中にあるなんて夢にも思いませんでした。雲台は存在すら知らなかった。でもこの程度が私がよく行く松尾池のカメラマンの標準。私はと言えば8000円くらいのアルミの三脚を長く使って撮ってました。それでも結構英断をしたつもりで買ったものでした。大体、三脚で写真て変わるんでしょうか? そうは思えなかったので、安っぽいアルミ三脚を使い続けたわけですが、さすがに肩身が狭く感じるようになり、三脚はオークションで新品同様と言う品を落札。結構高かった。雲台は大して高額でもないので新品を購入。
さすがにレンズの先をスムーズに移動させることができます。
次に買ったのは孫のベビーカー。
長女からベビーカーが壊れたからクリスマスプレゼントで買ってくれとせがまれ、どうせ買うなら流行りの三輪バギータイプだろうってことで購入。結構、高かったです。
孫は2歳になりますが、どうしてベビーカーが壊れたかと言うと、元々が中古だったから。婿のお母さんがどこからかもらったものでしたが、初孫のベビーカーを中古で済ませる感覚は、東京の合理性ってやつでしょうか。
三輪バギータイプの車輪はチューブのタイヤで、押すのもとにかく軽く、方向を変えるのも楽、大きな段差も何のそのです。それに今のところ希少で目立つ。(ここ大事)
どれがいいかなと調べているうちに、選択のポイントとして自動改札が通れる幅かどうかが重要な要素であることが判明。比較的新しいモデルは対応しているようです。
そして模型。年末から年始にかけて、比較的大型のキットが連続して発売されます。
これらを予約しました。中には1万円近いものもあります。一番上のキットだけ、既に届いていますが、届いた時の私の感想は「あれ、こんなの頼んでたっけ?」。いけませんね。
今月10日(土)、いつものように松尾池に行くと、オガワコマドリが名古屋市内にいるとの情報が耳に飛び込んできました。もちろん、オガワコマドリなんて聞いたこともありませんが、教えてくれた人の話によると、一生に一度見られるかどうかの珍鳥だとのこと。
そして運命の12日、私は午前半休を取ってその場所へ。ほどなくオガワコマドリは姿を現し、どうにか満足できる程度の写真を撮ることができました。
望遠レンズを付けたカメラは、リュックに入れて運びました。つまりいつもの通勤より荷物が一つ多いわけです。帰りの電車に乗ったとき、重かったんでそのリュックを網棚に上げました。忘れないようにと自分に言い聞かせながら。
リュックを忘れたことに気づいたのは、岐阜駅の改札に来た時でした。もちろん、慌てて手配をしました。すぐに届けられると思っていました。でも今も出てきません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
リュックは古いものですから価値はないとしても、K-3、150-450㎜ズーム、照準器、SDカード2枚(当然、その中にはオガワコマドリのデータが)。新品の額面で30万円以上です。
1週間待ちましたが、音沙汰なし。
もう少し、日本人を信じたかった。
しかし、持ち去った人物は、それをどうしてるんでしょうね? たまたまPENTAXの一眼を使ってるならすぐにでも使えるわけですが、そんな偶然は考えにくい。レンズとカメラを分離して売るか、オークションに出すとしてもエンドキャップがないし・・・まあ、取り寄せればいいんですが。しかし、それにしても箱も取説もないのは不自然。
自分で使おうとするなら、充電器がいりますね。それも取り寄せができるものではありますが。
もうここまで時間が経つと、諦めてます。どうせなら、誰かに大事に使われていればと思っています。草むらに捨てられるよりよっぽどマシ。
これがオガワコマドリ。人様のHPからいただいてきました。同じ場所で撮ったものです。
で、諦めた後にどうしたか? K-3は取られたものの、まだ手元にはK-5があり、レンズはシグマの150-500㎜があります。つまり3年くらい前の状態に戻るだけ。
それでいいじゃないかとのご意見もあるでしょうね。お金もかからないし。でも、一度いいレンズの味を知ってしまうと、戻れない。
買いなおすことを検討し始めたわけですよ、私は。
PENTAXで買いなおすなら、同じK-3ではなく、K-1にグレードアップも視野に入ってきますね。でも、動体撮影が苦手なのは、PENTAXのどの機種もほぼ同様。これに満足できなかったんですよね。「食いついて離れない」なんてAFを体験したいという強い欲求がありました。で、調べるとニコンのD500というAPS-Cのカメラの評判がいいらしい。AFの食いつきもよく、秒10コマ撮れるらしい。レンズも調べると純正の200-500㎜がニコンとしては安い。オークションでの購入も考えましたが、他のメーカーもそうですが、現在、キャッシュバックキャンペーン中。これを利用すれば、オークションのいいのと金額の差はわずか。じゃ、新品だ。
てことで買ってしましました。これでダブルマウントってことですね。ほぼ失ったものと同額の30万円くらいです。
しかし、今も逡巡がないわけではありません。
”NBA選手の60%は引退から5年間で破産”なんて記事をご存知でしょうか。現役時代、億単位の年収をもらいながらも、引退後に自己破産するんです。つまり、贅沢に慣れた生活のレベルを落とせないんですね。
私も定年まであと2年。定年後、5年間は今のところで働く人がほとんどですが、年収は激減。私、まだ住宅ローンを抱えているんです。NBAとは比較にならない経済規模ではありますが、本当にこんな金の使い方をしていいんだろうか? もっと老後のことを考えて節約すべき?
そう言えば、12月の買い物を振り返って、全部ネットでの注文であることにも驚きました。リアル店舗が廃れるわけだ。
良いお年をお迎えください。
Posted at 2016/12/30 19:52:59 | |
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