トミカ50年の歴史で初となるアストンマーティンが、レギュラー品の3月発売分に登場!…なんですが、それは最新のヴァンテージでもDB11でも無く、2016年に世界99台限定で発表されたという
“ヴァンキッシュ・ザガート”の製品化です。
※ちなみに同月に初回特別なしで発売されるもう一台は、スズキの1000ccバイク“カタナ”だそうです。
実はこれも以前某SNSにリークされた情報で把握はしており、(さらに情報がアップされる前から)アストンの車種も行く行く出るんじゃないかな~?という予感すら持っていたんですが、想定の範囲外なモデルの製品化に戸惑いは感じてしまいました…。おととし8月、トミカとして久しぶりのフェラーリ車で、のちに製品化される488などに先がけ登場したラ・フェラーリ以来の衝撃を覚えましたね。
ぶっちゃけ乗用車系ですと、国内メーカーなら(ファミリーカーでもスポーツカーでも)製品化の可能性を持った車種たちが数多くある印象を受けますが、逆に外国車ともなれば今回のアストンや前述のラ・フェラーリ、先月(昨年12月)発売のボルボXC60とマクラーレンSpeedtailみたく
「えっ、どうしてこの車が!?」という気にさせた車種選定が意外と多いんですよね。たぶんその理由はタカラトミー社の企画担当にこだわりの強いエンスーな方もいらっしゃるから、最近見かける外国人の訪日客をもターゲットにしているから…といった事が挙げられるかと思いますが…。
話はさておき、初回特別ありで売られるこのアストンも、クオリティ重視でドア開閉がオミットされるのか!?と思いきや、レギュラー品新車では昨年1月に発売したC7型コルベットZR1(通常版のクーペ)以来の左右ドア開閉も付くという記載があり、モデルそのものの製品化とあわせ驚きましたね。
ただ私的には意外だらけのヴァンキッシュ・ザガートではなく、モータースポーツ好きな観点で、レース車両が各国のGT3カテゴリーでもWEC(FIA世界耐久選手権)のLMGTE-プロ/アマ両クラスでも大活躍しているほか、昨シーズンからはスイスに拠点を置くR-モータースポーツの手によりDTM(ドイツツーリングカー選手権)への参戦も開始した現行ヴァンテージを先に出してほしかったかなという思いが強いので、もしレギュラー品のアストンを手に入れるとしたら、同車の製品化のチャンスを心から待ちたいと思います。
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Posted at
2020/01/10 23:48:36