2026年市販決定！T-クロス後継車（？）は“ID.2オール SUV”

先週、VWが2026年にID.シリーズ（BEV）の新SUVを市販化させるというプレスリリースを突如公表しました。

その新SUVの名は「ID.2オール SUV」としたものの、今後のBEVラインナップ増加で「ID.」のシリーズ命名規則撤廃に繋がりそうだとの一部報道もあったことから、市販版で正式に名乗らない可能性を残しつつ仮名表記にしたと思われます。

実際、ベースのID.2オールが（ユーロ7排ガス規制導入による余波で現行限りでのモデル終焉が取沙汰された）ポロの後継車と言われており、ID.2オール SUVはその関係で現行ポロから派生したT-クロスの実質的後継になるとみて間違いないでしょう。

ティザーシルエットを見るとCピラー部分に付けられた横3本のスリットが一番目を引きますが、思えばこれはID.Buzzでも取られた手法ですね。ただこの3本スリットが何に効果を与えるのか？私的にはピンと来ていない部分があります。SUVだけにスポーティーさとたくましさをダブルで表現しているのか、航続距離（と電費）が重要視されるBEVゆえに空力パーツの一つとして機能させた役割もあるからなのか…？