今週と言っても、正確には先週末の15・16日のことなんですが、まあ今週ってことで。
暇さえあれば行ってますよ、例の森に。
曇天の土曜日、15日。午前中に例の森の例の池に。池に近づくと早くもサンコウチョウの声が。池の少し手前で、見知らぬおばさんが「あそこ、あそこ」と無言で近くの枝を指差します。指の先を目で追うと確かに枝にとまってる。割と近い! 慌ててカメラを起動させてレンズを向けて撮ったのがこれ。
見事な日の丸写真。ま、慌てて撮るとこんなもんですな。もっと構図を考えなきゃ。
当然、池には何人もカメラマンがいたわけで、実は先程のおばさんもその内の一人、つまりカメラウーマンでした。でもサンコウチョウの水浴びを狙ってる人達は例外なく三脚にカメラを固定してるんで、近くまでサンコウチョウが来てても対応できません。たまたまカメラを手にしてた私が対応できただけ。やはり機動性では手持ちですな。
その後、私も池にレンズを向けてじっと待ったわけですが、待てど暮らせど来てくれません。お昼過ぎまで待ちましたが、諦めて帰宅。
翌日16日。この日は午後3時前に到着。前日よりカメラマンの数が少ないだけでなく、晴れてるのに雰囲気が重い。何となく漂う諦めと疲れ切った雰囲気。漏れ聞こえてくる話に耳を傾けると、その日は一度も池に来ていないらしい。サンコウチョウの声が近付いても腰を浮かせるでもなく、落ち着いたまま。1時間半ほど私も待ちましたが、さすがに我慢の限界。この辺は野鳥撮影も釣りに似てますな。
荷物をまとめて、手ぶらで帰るのも何だしと歩き回ると、池から少し離れたところで数人のカメラマンが固まっています。どうやら気になってた巣が既にできてるらしい。どこにあるのか指をさして教えてもらってもさっぱり分かりません。産卵もまだで、巣に寄るのはまだ稀とのことで、頻繁に出入りするようになれば嫌でも巣の位置ははっきりするはずですから今は分からなくても問題なし。見通しが効く場所かどうかは不明ですが、少なくとも大勢のカメラマンを許容できるスペースがある場所です。有難いような不安なような・・・。
そうこうしていると、すぐ近くまで来てくれました。続けてご覧いただきましょう。
さえぎる枝も葉もない絶好のチャンス。久しぶりに野鳥撮影でオートフォーカス、ON。やっぱ楽だわ。
背景の新緑がきれい。でもそのおかげでサンコウチョウがシルエットに。
タイトル画像は一瞬光が当たったときのもの。いいでしょ?
上の写真をトリミング。サンコウチョウの頭部や胴部のクローズアップに意味があるかと言われると・・・? でもアイリングの様子とかよく分かる。トリミングしてはじめて気付く毛虫の存在。
尾のデティールがよく分かる一枚。
毛づくろいの一環だと思いますが、二度ほどこうして羽を広げてくれました。もちろんこの時はシャッター音の嵐。
結局、水浴びは撮れなかったし、かなり無駄な時間を過ごしたんだけど、なんかこう簡単に撮れると・・・・有難味が・・・・。
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野鳥 | 日記
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2013/06/19 01:20:22