• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

成田のオッサンのブログ一覧

2013年11月09日 イイね!

1/72 F-104 C(?) & G 製作記

1/72 F-104 C(?) & G 製作記みん友の皆様はよくご存じのことですが、私は毎年、模型に理解のある方々に飛行機模型の写真を加工した年賀状をお送りしていますが・・・・

えっ? 「そんなこと知らん」て?

そんな方は、過去のブログなど(「今頃、年賀状?」、「今年の飛行機年賀状」、「私の年賀状・・・飛行機編」、「干支に因んだ飛行機年賀状」)をご覧頂くと、事情がお分かりいただけると思います。

で、ここ数年はセンチュリーシリーズの機体を作り、年賀状にしてきました。
ところが昨年5月に義母が亡くなって今年の年賀状が出せなくなり、締め切りに尻を叩いてもらわないと物事が完成させられない私は、そこで緊張の糸が切れ、本来なら昨年末には完成させていなければならないはずのF-104が、最近になってやっと完成できました。
てのはかなりの部分が言い訳で、遅れるには遅れるだけの理由もあったんですけどね。大体、2機同時に作ろうってのが甘いってことは一昨年に懲りたはずなのに、身に沁みてないようですね。

いつものことながら、イントロが長い。

私のセンチュリーシリーズを締めくくるF-104の製作記です。F-104J、つまり航空自衛隊のF-104はハセガワの現行キットが出た頃(20年以上前?)に作っていますが、他のセンチュリーシリーズを米空軍機で進めてきたこともあり、今回も米空軍機で行きたい。てことはF-104Cですね。私にはC型であれば、是非これを作りたいと言う機体がありました。Really George と呼ばれる派手な塗装の機体です。そしてシックな塗装のドイツ空軍のF-104Gもいつかは完成させたいと思い続けてきました。こうなりゃ2機同時にと欲張ったのがいけななかったんですね。結局は同時進行させたんですけどね。もちろん、素材はハセガワのキット。(両方ともこれで行けると思い込んでたんですね)

取り掛かりは、いつもの通りコクピットから。

ハセガワの前面計器パネルはクリアパーツでできてます。デカールも用意されてますが、せっかく計器がモールドされてるので、これを丁寧に塗り分け(もちろんルーペの世話になりながら)、レーダー部分はクリアオレンジを塗れと指示があるのでそうしてみましたが、キャノピーを閉めるとほとんど見えなくなるんですけどね。自己満足です。




キットのシートパーツも悪くはありませんが、ここは別売のレジンパーツを奢ります。左がC型のシート、右がG型。G型の方が立派に見えます。G型のフェイスカーテンハンドルは真鍮線で追加工作してあります。(実物より大きくして見えてしまうのは辛いものが・・・。)






G型のシートをコクピットに納めたところです。


C型のシートをコクピットに納めたところです。

排気ノズルも別売のレジンパーツを使います。左がキットのパーツ、右が別売レジンパーツ。説明の必要もありません。情報量が全く違う。











C型に取り付けたレジンパーツの排気ノズル。やはりリアリティーが高い。
シルバー系のF-104の肝は、エンジン部分の塗り分けと金属色の表現。画像の中央部分はMr.メタルカラー213番を使いました。これは塗装して乾いてから布などで磨くと金属感がでるものです。効果の程はいかがでしょう?






このデカールをずっと捜していて、やっと見つけた時はホントに嬉しかった。それも既に20年以上前のことでしょうか。このデカールが貼りたくてC型を作ることにしたようなもんなんです。そんな大事な二度と手に入らないデカールを、そのまま使えると思ったのが甘かった。貼り始めてすぐにもろくなってることに気付かされ、あわててデカールフィルムを塗ってから使いましたが、大きなデカールは途中で破れたりして苦労しました。
このReally George、有名な機体で、画像検索すると一杯出てきます。ただ、それが完成品モデル(車で言うとミニカーみたいなもの)やプラモデルばかり。実機の資料が見当たらない。じゃ、それを参考にできるかというと、微妙に細部が違っていて、どれが正しいのか分からない。たとえばタイヤもホワイトリボンタイヤのとそうでないものがある。
やっと見つけた実機の写真は白黒のコレだけ。ホワイトリボンタイヤであることは確認できましたが、デカールに間違いがあることも分かってしまいました。でももう後の祭り。この写真を見つけたのは、デカールをほとんど貼り終えた後。ま、黙ってりゃ誰も分かりませんよね。
それでもホワイトリボンタイヤは再現しました。ホームセンターでポンチを買ってきて、それでマスキングテープを打ち抜き・・・・。金と手間がかかってます。

機首のピトー管は、ファインモールドから2本入りで発売されてる真鍮製のものに置き換え。実機はここもカラフルに塗られています。もちろんデカールも用意されていて、貼ろうとしたんですが、デカールが曲がってくれない・・・・。これには困りました。仕方なく、似た色のデカールを細く切り、斜めにピトー管に巻きつけて何とからしく仕上げました。(タイトル画像)

次回はC型とG型、そして20年くらい前に作ったJ型の全体像をご覧いただきます。
Posted at 2013/11/09 23:04:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | 模型 | 日記
2013年11月07日 イイね!

箱を開けたら(13)・・・・1/72 F-104

箱を開けたら(13)・・・・1/72 F-104久しぶりの「箱を開けたらシリーズ」です。今回は3社の1/72スケールのF-104を比較してみようと思います。
3社とは、言わずと知れたハセガワ、イタリアのエッシー、アメリカのモノグラム。ハセガワは一部の部品とパッケージ、デカールを替えて、おそらく10を超えるバリエーションのF-104を展開していると思いますが、その第一弾として発売されたのがタイトル画像の自衛隊バージョン(つまりF-104J)。発売から軽く20年は経ってるでしょうか。これがハセガワとしては2代目になる1/72のF-104でしたが、その時点で誰の目にも明らかな決定版でした。
離陸の一場面を捕らえた見事なボックスアート。小池さんのボックスアートの新作はもう見られないんだろうか。

私の曖昧な記憶では、その次に発売されたのがイタリアの模型メーカー、エッシーのF-104 G/S。このエッシー社はもう存在してません。
このキットにはイタリア空軍とドイツ空軍のデカールが用意されていました。






エッシーからどれくらい遅れてだったかは忘れてしまいましたが、アメリカのモノグラム社からもF-104Cが発売されました。正直なところ、「今更?」って感じたことを覚えています。
このキットにはアメリカ空軍のデカールが入っていました。






他にも何社からか1/72のF-104は発売されていたような記憶ですが、上記3社以外のものは忘れても問題ないと言うか・・・・今回、改めて3社のキットを点検してみましたが、結論を先に言ってしまうと、3社の中でも、今でもハセガワ一択!



モノグラムの胴体後部のパーツです。排気口より少し前と垂直尾翼の動翼部分でパーツが分割されているのがお分かりいただけると思います。しかし、なぜそこで分割するのかが分からない。


エッシーの箱を十数年ぶり(?)に開けてみたら、ゴロンとこれが出てきました。
こんなものがあることを全く忘れていました。どうやらエッシーのキットで自衛隊機を作ろうとして放置したようですね。過去の私も飽きっぽかったようです。

3社の胴体分割ラインを赤線で描き込みました。ハセガワの分割ラインは、機体前半のパーツを差し替えて複座型を出すためですから当然の選択。しかし、モノグラムとエッシーの分割ラインにはうなずけません。一体何をしたかったんだろう? 尾部だけ差し替えて別の型ができるわけでもないし・・・・。
ひょっとすると、ハセガワのコピーと言われることを避けようとした? わざわざ分割しなくても、機首から排気口まで一体なら作る側は手間が省けるのに。

3社の翼端チップタンクです。上からハセガワ、モノグラム、エッシーの順です。エッシーは発売時からこれが細いと指摘されていましたが、その通りでした。

と言うことで、発売から20年以上経って、確かにヒケやバリが目立つようになっては来たものの、ハセガワが決定版に変わりはないようです。
Posted at 2013/11/07 00:27:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | 模型 | 日記

プロフィール

「1/12バイク模型のスポーク張り替え中。」
何シテル?   06/01 22:08
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/11 >>

     12
3456 78 9
1011 12 13141516
17181920 212223
242526 27282930

リンク・クリップ

今年の年賀状 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/01/02 07:34:58
全日本模型ホビーショー 2015 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/30 22:59:15
 
クリーンでエコなnonchanとしては。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/06/06 20:04:24

愛車一覧

BMW 5シリーズ セダン BMW 5シリーズ セダン
E39の大人しさの中にもキリッとしまったところのあるデザインが好きです。アメリカでは不人 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation