自転車・朝練です。(^.^)
今回は、大阪市中央区北浜にある「適塾」へ行ってみました。
大阪城、四天王寺、適塾と、過去に自転車・朝練シリーズでアップしておりますが、リンク切れ等で画像が見ることができない状態です。
画像の再アップも兼ねて、しばらく同じ場所を回ろうかと考えています。(^.^)
適塾は、「緒方洪庵」が1838年(天保9年)に開いた私塾です。
元々は大阪・船場(せんば)にあったそうです。
(1845年・弘化2年、現在の北浜に移転。適塾は現・大阪大学医学部の前身。)
適塾は、本来、医学を学ぶところだったのですが、洪庵は、医学以外の塾生の関心がある分野に関しては、規制を加えることなく、オランダを通じて日本にもたらされる西洋の先端技術を大いに学ばせたそうです。
塾生は、主に蘭書から西洋の知識を得ていたのですが、蘭書に書かれているのは、当然、オランダ語・・・。
適塾には、蘭日辞書(ヅーフ辞書)がたった1冊しかなく、塾生達は、この1冊の辞書を奪い合いながら、必死に日本語へ翻訳して勉強していたそうです。
この適塾からは、福沢諭吉、大村益次郎など、明治維新後の日本を牽引していく偉人を多く輩出しています。
適塾の自由闊達な気風が、このような偉人を育てたと言えそうですね。
↑大阪大空襲にも焼けずに生き残った建物だそうです。
江戸~明治にかけての商家の雰囲気を今に残しています。
↑適塾の隣りに、洪庵先生の銅像があります。
大阪のビジネス街のド真ん中に、これだけ歴史を感じさせる建物があるということは、とても興味深いですね。
適塾の中は見学ができます。
幕末・明治維新を感じることができる特異な空間ですよ。
機会がある方は、一度、ご見学ください。(^.^)
↑数年前、適塾を見学した際に撮った写真です。
柱の刀傷は、憂さ晴らしで塾生が刀で切りつけたのでしょうか?
血気盛んな当時の塾生の姿が想像できますね。(^.^)
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Posted at
2009/03/18 19:05:00