来年、2007年の第94回ツール・ド・フランスのコースが発表されました。
←’07ツールのコースマップです。
Images ©:Le tour de france
来年はフランスを飛び出し、7/7にイギリスのロンドンをスタート。
プロローグ、第1ステージを行い、ドーバー海峡を渡ってフランスのダンケルクへ。
一部ベルギーへ入り、フランスを時計周りに1周します。
最初の山岳はアルプス山脈。個人タイムトライアルの後、ピレネー山脈での戦いです。
最終の個人タイムトライアルを行い、7/29にパリ・シャンゼリゼにゴールする3547kmの長い長いレースです。
注目の山岳ステージは、アルプスの
第8ステージ、ル・グラン・ボルナン~ティーニュの165km。
第9ステージ、ヴァル・ディゼール~ブリアンソンの161kmではないでしょうか?
第8ステージは、ロズラン峠(標高1967m)、オートヴィユ峠(標高1639m)を越えてティーニュ(標高2068m)に上り切る頂上ゴール。
第9ステージはイゼラン峠(標高2770m)、テレグラフ峠(標高1566m)、ガリビエ峠(標高2645m)を越え、下ってブリアンソンにゴールです。
アルプスならではの、高い標高の峠を越える厳しいコースです。
ピレネーでは、
第14ステージ、マザメ~プラトー・ド・ベイユの197km。
第15ステージ、フォワ~ルーデンヴィエールの196km。
第16ステージ、オルテーズ~オービスク峠の218kmの3ステージが最大の勝負どころですね。
特に第14ステージのプラトー・ド・ベイユ(標高1780m)と第16ステージのオービスク峠(標高1709m)は頂上ゴールです。
激しいバトルが予想されます。
チームタイムトライアルはありませんので、第13ステージ・アルビ~アルビ(54km)と第19ステージ・コニャック~アングレーム(55km)の個人タイムトライアルが重要ですね。
’06ツールはエキサイティングなレースを見せてくれましたが、ドーピングの深い影が・・・。
スペインで発覚したオペラシオン・プエルト(一連のドーピングスキャンダル名)に翻弄されたシーズン後半でした。
オペラシオン・プエルトのリストに載っている選手で、J・ウルリッヒは所属していたT-モバイルから解雇され、このままでは引退の危機・・・。
同じくI・バッソはCSCを離れて、来シーズンは他のチームに移籍して走るようです。
どれだけ自転車ロードレース界がクリーンになるのか?・・・ツールを始めとする各レースを盛り上げるには、ここに全てがかかっていると思います。
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Posted at
2006/10/27 18:29:14