どうも(^^)v
今回からしばらくリクエスト頂きましたカタログの話題を…。
正直、リアルタイムでは馴染みの無いクルマではありますね…(^_^;)
好きなクルマにはなりますが…(笑)
バラードスポーツCR-X前期です♪
子供の頃はワンダーならそりゃもう2000年位まで沢山走ってましたが、バラスポ…特に前期はソコまで印象が無いんですよね…(汗)
逆に自分達はサイバー…しかも後期のVTECとかでギリギリ免許取って乗ってた世代ですので、バラスポとなると、更にその先輩って感じになります。
ソレに2000年代前半位までですかね…今でこそそういうコトは少ないですが、ホンダ車って他車と比べて15年を経過すると途端に街中から消えて見なくなる印象が強いんですよ…(苦笑)
大半はクリア剥げでガッサガサになるかサビて朽ちて終わるか。
2003年の時点での20年前のクルマがまさにこのバラスポやワンダー、シティターボ…今のRBオデッセイや2代目ステップワゴンみたいに見掛けなかったですもん…(汗)
やや前置きは長くなりますが、個人的にはグランド・セフト・オートに出てくるブリスタコンパクト…どう見てもアレはまんまバラスポじゃないですか(爆)
操作性がクイックなので、アレを街中で見掛けてはこぞって運転席からドライバーを引きずり降ろしてよく盗ってましたよ…(笑)
ぶつけて凹んだら、またその辺でブリスタコンパクトを見つけはまた盗み…(笑)
そういえば最新のグランド・セフト・オートはC33ローレルが出て来るようですね…気になるんだよなぁ。やるヒマ無いけど…(苦笑)
そんなバラードスポーツCR-Xは1983年にデビューしています♪
名称に「バラード」と付くだけあり、バラードの派生車種であり、そのクーペ版、またシビックとも兄弟車の関係にもあたりますが、シビックには無いクーペというのが最大の特徴な訳ですね(*'▽')
日本では走り屋のスポーツカーというイメージが強いCR-X。
最もコレには北米でのセクレタリーカー(秘書のクルマ…つまりは女性用の原付みたいなもんですよ)としての需要と、コンパクトなボディに低燃費エンジンを搭載した燃費スペシャルマシンにするコトも見込まれた上で開発されているという、メーカーの政治的事情も絡みます♪
登場後、間もなく日本では走り屋に愛されたこのCR-X。
また、ロングルーフのスタイルが当時は非常に斬新だったシビックの存在もあり、バラード、CR-X、シビックの3車は共に1983年のカーオブザイヤーを受賞してまして、カタログにもこの通りシールが貼られる…んですが、コレに貼られてるのが謎。
理由は最後にでも。
そんなバラードスポーツCR-Xのキャッチコピーは…
デュエット クルーザー
更に…
2人の自由のために
両フレーズ共に、メーカーとしてはデートカーとしての一面を与えたかったようですが、購買層は走り好きが多かったかと…(笑)
後にZCを搭載した本気仕様のSiが登場すると、最早デートカーなんていう甘ったるいワードは1㎜たりとも出て来なくなります(爆)
今回はそんなバラードスポーツCR-Xのデビュー直後となる、1983年6月の内容です。
かつてクルマはあふれるような夢を漂うわせていた。
それぞれが個性を誇らしげにかかげ、
乘る者の心をときめかせてくれた。
お仕着せのクルマばかりになってしまった今日、
自分を鮮烈に主張するクルマが登場した。
デュエット クルーザー バラードスポーツCR-X。
ふたりのための、対話がある。心がある。自由がある。未来がある。
そう、今、再び、自由な魂を持つクルマが帰ってきたのだ。
デュエットクルージンを謳うクルマが生まれたのだ。
長ぇな…(苦笑)
個人的にはこの前期ならではとなる、セミリトラのヘッドライトが好みです(*'ω'*)
後程話題にはしますが、ボディ各所に新素材が使用され、ホンダの開発陣の気合の入り様が伺えます!
走るクルマがすべてであった。スポーツであった。
クルマへの狂おしいまでの想い入れ。
それがいつの間にか忘れかけられてしまっていた。
しかし、安易な妥協だけで変化する時代に、
息をひそませて待っていたクルマがあった。
走るアート。
デュエット クルーザー、バラードスポーツCR-X。
走りのホンダのカーイズムを真に貫き通した小さなモンスター…。
そう、今、再び、クルマで夢を見れるのだ。
疾りのエクスタシーを味わえるのだ。
相変わらず長いポエムな訳ですが…そう、確かに今の国産車でこういうクルマが壊滅的な訳で、妙に納得してしまう…(汗)
サイドビューで見ると、ノーズ周りはまんまシビック/バラードと同じ長さとして、ドアより後方とリアオーバーハングがとにかく短い!
全長3675㎜…ホイールベースなんて僅か2200㎜ですよ(笑)!!
今の軽より短いんですから、そりゃコマのように回るでしょう。
実際に友人のサイバーも交差点で意図せずスピンしちゃったりしてたようですよ。
外観上は、インテグラル・ドアハンドルなる縦長のドアハンドルが特徴♪
かつて、クルマは頑として芸術であった。
粗削りで、こわもてではあったけれど、触れてみたくなる温もりがあった。
もどかしさを感じながらも、八方美人のクルマが多い今、
自らを自らの言葉で語れるクルマが甦った。
デュエット クルーザー、バラードスポーツCR-X。
ホンダのスーパーテクノロジーで固めながら、
たぎるようなときめきを与えるこの美しさ…。
そう、今、再び、二人のためのクルマに会えるのだ。
メローなデュオスペースが待っているのだ。
走りのクルマなのか、デートカーなのか…どうも曖昧なポエムではあります(爆)
そしてフェンダーミラーというのがまた斬新に見えます(笑)
そう言えばシビックと共にこのホイールも特徴的でしたね(*'▽')
全高は1290㎜とそれなりに低いものの、全幅が僅か1625㎜しか無いので、ソコまでワイド&ローな印象は受けません。
リア周りのショートオーバーハングがやはり個性的ですが、テールランプ等のディテールは極めてオーソドックスな造形なので、突飛そうな割に、妙な安定感・安心感を持ち易いのかと思いますね(*'▽')
聞こえるのは、エンジンのハミングだけ。
いや~このインパネはムード満点じゃないですか(*'▽')♪
エンジンのハミングだけじゃないでしょう(笑)
台形のメーターフードにエアコンパネルが配置されるのも新鮮ですし、いかにも80年代を感じるデジパネのデザイン、そして装着車は稀少だとは思いますが、ドライブコンピューターが装備される辺りも、いかにも80年代のカー・エレクトロニクスという雰囲気が抜群に良いです♪
単に自分の好みですがね(爆)
そう言えば唐突にメカドックのCR-Xミッドを思い出しました(笑)
あのゼロヨンGP編も面白かったんですよね~(∩´∀`)∩
いや…あんな盗み方して、ブラックパンサーCR-Xなんて、もうバレバレだろって(爆)
圧倒するような"G”。背中で感じた。
そんなにGを感じます??ってなるじゃないですか。
ましてやZCすらまだ搭載してないですしね…(汗)
コレがスペックを見ると中々だったりするんですよ…あ…コリャ速い(笑)
その話題は後回しとして、チェック柄のシートは80年代初期って感じで。
サポートの大きいバケットシートは、サポートこそ良さそうですが、座面が薄そうなのと、腰に来そうな角度って感じがします…。
いや…乗ったコトは無いんですが、歴代のプレリュードとかはこんな感じで、その大半は正直距離を乗るには何とも言えない感じのシートという印象が強かったので…(苦笑)
更に拷問なのは、有名ですが、1マイル・リアシート。
名称通り、1マイル程度なら耐えられるだろう…要はエマージェンシー用です。
犬も参るからワンマイルだというダジャレもあったり…(汗)
ただ、無いより圧倒的にイイですよ…なんせ荷物が載る。
んでもって、コチラは80年代のカタログあるあるな透視図。
つまりはコレだけの新機構や特徴を備えてますよ~と♪
こういうのは毎度気になるのでこのブログでも掲載(笑)
そんなバラードスポーツCR-X前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…。
・EW…直列4気筒1500㏄OHC CVCC、PGM-FI、110馬力、13.8kg-m。
登場時点で最もハイパワーなユニットがコレになります(*'▽')
1気筒3バルブの12バルブは当時としては4バルブまで無いにしろ、それなりに先進的。
なので、燃料制御にもPGM-FIを採用♪
新B.Cトーチ型燃焼室…つまりは副燃焼室より2つのトーチ火炎を噴射して、燃焼効率をアップさせ、低燃費とパワーの両立を目指したユニットになりますね(*'▽')
更にクラス初のアルミシリンダーブロックで、エンジン本体の軽量化にも貢献♪
乾燥重量は僅か99㎏で、恐らくかなり軽量なのかと…。
更にインマニが等長な上に、4-2-1-2スーパーエキゾーストシステムで吸排気効率も追求♪
・EV…直列4気筒1300㏄OHC CVCC、キャブ、80馬力、11.3kg-m。
現代となっては型式が実にややこしい…(笑)
ホンダは今後、全車EV化を目指すとアナウンスしてますが、血迷って全車このエンジンを新型車に搭載して行って頂きたい(ぇ
オデッセイにこんなの搭載したら坂…登らんだろうなぁ…(苦笑)
そんな話題はさておき、最もベーシックな1.3ℓには、軽量・コンパクトで新開発となるアルミダイキャストキャブレターを採用しています(*'▽')
この1.3ℓも中々のモノでして、当時としては高圧縮比となる10.0を達成!
コレらに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアルと3速ホンダマチック。
但し、1.3ℓはロー→☆→ODと変速して走るセミオートマ的なヤツ。
対して1.5ℓは現代のようなフルオートマチックとなります(*'▽')
機構としてもホンダらしい常時噛合式ですね~。
足まわりは、スポルテックサスという名称でして、フロントがトーションバースプリングを用いたストラットなのが特徴!
ノーズを下げる為にソコまでするかって感じですが…(笑)
コレ…確か強烈なフルボトムをした際、ストラットタワーが突き出てくる…なんて聞いた気がしますがコレいかに…。
そしてリアサスはコイルリジットという感じで、一般的なFF車の内容。
ブレーキはフロントがディスクで、リアがドラムという、これまたクラス相応。
しかし、1.5ℓはベンチレーテッドになりますね(*'▽')
そしてボディ骨格には高張力鋼板を使用…とはなってますが、当時のホンダはとにかく軽量ではあるものの、ボディ自体はヘロヘロという…(苦笑)
更に外板にはH.P.ALLOYという、ABS樹脂とポリカーボネートに新成分を配合した材質を使用し、軽量化に貢献しています…防錆関係も向上…と。
更に空力も当時としてはトップクラスのcd値0.33!!
コレにより車両重量は1.5ℓのマニュアルで800㎏ジャスト!!
そんなコトもあり、登場当時の雑誌記事ではAE86と比較されてるのがホントに多い(笑)
新開発4気筒ツインカムでハイパワーのハチロクと、軽量空力ボディのCR-X。
よくよく考えたら、ヨタハチとエスロクと立場が逆になってんじゃねぇかと(笑)
装備としましては、バンパーとロアスカートへ、これまた新素材となるH.P.BLENDを採用♪
ウレタンやら樹脂バンパーへとチェンジして行く中で、商品性を持たせようと色々とやったウチの1つかと(*'▽')
セミリトラクタブルのヘッドライトは、底面にドレンを装備するのがポイント!
雪国では溶けた氷がこのドレンを使って排出される訳です…妙に実用的(笑)
こういう配慮ってチョット日本車らしいじゃないですか(笑)
今や当たり前となった電動アウタースライドサンルーフはCR-Xが世界初!!
室内高が低いスポーツカー等において、アウタースライドは頭上高を稼ぐのに有効な上、開く姿がカッコイイ…と(爆)
ちなみに写真の通り、ガラス…では無く、パネルルーフとなります。
また、これまた世界初でルーフベンチレーション仕様車も設定!
最も現代においては、エアコン装着車が当たり前になったのと、雨漏りのリスクを考慮すると、ラリー・コンペティションの様なモデルでしか無いでしょう…(^_^;)
個人的な推測でしか無いですが、CR-Xの場合ですと、北海道とかでは装着車の比率が高そうな気はしますねぇ…。
当時の北海道の気候ですと、エアコンまでは要らないけど、換気で走行中の冷気を取りこみたい…と。
最も三角窓の代替的な要素で装着したユーザーもいるかもしれませんね(*'▽')
ヒーターコントロールパネルはクラス初となるタッチスイッチ式。
この時代、クラウンでもタッチスイッチは2.8とかで標準になるので、このクラスではかなりの欲張り装備だとは思います♪
最も、90年代に入る頃には、小型車でも上級グレードならタッチスイッチは普及していくコトになります。
装着車はレアながらも、液晶デジタルメーターも設定!
コレ…スピードメーターもですが、なによりグラフィックタコメーターがイイですねぇ♪
但し、他の計器類はアナログという(笑)
エレクトロニック・ナビゲータは、サンルーフ車に装着されるので、これまた稀少な存在ですが、近未来的でイイですよねぇ♪
時計はモチロン、消費燃料、平均燃費、平均車速等が表示されるのは機能の内容として当然だとしてですよ…ウォッシャー連動でワイパーが3回作動するタイムコントロール機能というのが中々ですねぇ♪
更に残光式ルームランプになったりと、タイマー機能を活かして連動装備を追加させてるのが面白いですね(*'▽')
現代の統合制御のはしりですよ…40年も経った現行車は難解過ぎてもう機能が全て分からない…(苦笑)
ルーフベンチレーション仕様のみなので、コレもレアですよ。
格納リッドのセンターポケット…ただの収納と言えばそうですが…(苦笑)
しかし、当時のホンダ車は使い分けが面白いですね~。
CR-Xだけでもココが収納になったりドライブコンピューターになる訳じゃないですか。
シビックシャトルではココがポップアップする噴出口になるんですよ(笑)
で…グレードはこんな感じ。
・1.3 (5MT)…99.3万円
・1.3サンルーフ仕様車 (5MT/ホンダマチック)…107.3万円/111.3万円
アーバンライフをファッショナブルに乗りこなす。
最もベーシックなのがコレですね。
北米のセクレタリーカーの味を堪能するならコレでしょう(笑)
そしてホンダマチックを選択したい場合はサンルーフ必須となりますね…(汗)
■1.3の主な装備
〇エクステリア
・シールドビームヘッドライト
・セミコンシールドワイパー
・電熱線入りリアウインドウデフォッガー
・H.P.BLENDバンパー(ブラック)
・ドアミラー
〇シート
・フルトリコットフルバケットシート
〇インストルメントパネル
・タコメーター
・電子チューナー付AMラジオ
・照明付灰皿&シガーライター
・タッチスイッチ付ヒーターモードコントロール
・リッド付センターポケット
・コインポケット
・ライト消し忘れ警告ブザー
〇インテリア
・立毛ニードルパンチフルトリムインテリア
・ニードルパンチフロアカーペット
・インシュレーター付ラゲージルームマット
・一体成型大型アームレスト付ドアライニング
・ラゲッジルーム照明
〇メカニズム
・フロントスタビライザー
〇タイヤ/ホイール
・165/70SR13スチールラジアルタイヤ
・4.5Jスチールホイール
・テンポラリースペアタイヤ
▲1.3の主なオプション
・ハロゲンヘッドライト
・フェンダーミラー(-5000円)
・デジタルクォーツ時計
・5J×13、2ピースアルミホイール
・1.5iルーフベンチレーション仕様車 (5MT)…127万円
・1.5iサンルーフ仕様車 (5MT/ホンダマチック)…138万円/143万円
自由の道へ
ハイウェイ・クルージングの楽しさを、さらに。
ありゃ…1.5ってノーマルルーフの設定無いんですね…(汗)
その割にルーフベンチレーション仕様車なんて見た記憶が無いですよね…( ゚Д゚)
コレにはしっかりと理由が…コレも後程。
とにかくコレがデビュー当初の最上級グレードですね(*'▽')
■1.3にプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・シールドビーム又はハロゲンヘッドライト
・間欠セミコンシールドワイパー
・ダブルリンクリアワイパー
・H.P.BLENDバンパー(シルバーメタリック)
・フロントロアスカート
・デュアルエキゾーストパイプ
・マフラーカッター
〇シート
・トリコット+ツイルウィーブフルバケットスポーツシート
〇インストルメントパネル
・カラード液晶デジタルメーター(サンルーフ)
・タイムコントロール付エレクトロニックナビゲータ(サンルーフ)
・デジタルクォーツ時計
〇インテリア
・フットレスト
・テールゲート/フューエルリッドオープナー
・昼夜切換式ルームミラー
〇メカニズム
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
・前後スタビライザー
・ハーダーサスペンション
・ダブルホーン
〇タイヤ/ホイール
・175/70SR13スチールラジアルタイヤ(マニュアル車)
・スタイルドホイールカバー(ホンダマチック車)
・5J×13スチールホイール(マニュアル車)
▲1.3より更に選択可能なオプション
・185/60R14スチールラジアルタイヤ+5Jアルミホイール
自分でしたら1.5iのサンルーフで5速ですね(*'▽')
ボディカラーはベタですが、赤/シルバーで。
オプションは14インチホイールって感じでしょう(*‘ω‘ *)
さて…ココで伏線を拾う感じで、話題を拾います。
このバラードスポーツCR-X…83年6月登場なのですが、なんと登場から僅か3ヶ月後となる1983年9月に早くも1.5iにノーマルルーフ仕様並びに1.5iのサンルーフのアナログメーター仕様車が追加されるのです…(汗)
だからですよ…ルーフベンチレーションの個体が稀少なんですよ。
最初の3ヶ月のウチに仕方なくルーフベンチレーション仕様にしたって人が大半だったり…(汗)
また、登場3か月後にはデジパネの価格分を差し引いた1.5iにした人が多かったんだと思ってます。
ってか気にしない人ならノーマルルーフで十分ですし、サンルーフは要るけどメーターはアナログって人の割合が高かった…と(笑)
ハイ…ココでもう1つの不思議。
1983年9月にコレが追加されてるんなら、カタログも当然刷新されるので、今回アップした1983年6月のカタログはこの時点で差し替えになるハズ…。
ちなみにカーオブザイヤーの最終発表は基本的に毎年12月…なんですよ。
まぁ多少の前後はあるかも…あるかもしれない。
おかしくね…(汗)??
万が一…例えばこのカタログが田舎の自営でやってる販売店にある在庫で、刷新されずに、メーカーからカーオブザイヤーのシールが来たから貼っとこう…。
なんてケースならあるとは思うんですよ。いろんな意味でルーズだし。
ところが…小倉のホンダベルノ北九州の印があるんですわ…(汗)
切り替わって3ヶ月放置された挙句にシールが貼られてるというコトになるんですわ…(苦笑)
奥の方に置かれてたのか、あるいは余程ルーズだったのか。
さすがに40年以上前のコトなので、当時の事情を知る人なんざもうおらんでしょう…(苦笑)
で…コチラがオプションカタログ。
このオプションカタログは59年4月のヤツなので、翌年のヤツですね~。
物品税やら所得税の関係でディーラーオプションだったエアコンが一発目に来るのが時代…お値段は工賃コミ15万円。
カセットテープポケット…コレはつまりドアポケットですね~(∩´∀`)∩
ソレとステアリングホイールカバー…コレが噂に聞いたコトあるんですが、ホンダのディーラー整備士泣かせのアイテムらしく…(汗)
どうもコレを注文すると牛皮のカバーに…縫いつける針と糸がセットで来ちゃうという…(爆)
ディーラーの整備士は半ば畑違いな上にセンスが問われる裁縫を…しかも新車にしないといけないっていう…(苦笑)
だったら最初から本革巻ステアリングを用意しろってなるのです(爆)
ボンネットディフレクターって80年代の高速パトカーに装備されてる写真をよく見かけますが、実際に一般ユーザーコレを選ぶ人はかなりレアでしょう…(苦笑)
けど…ちょっと見てみたいですよね。
メッチャ走り屋な感じのバラスポにコレ付けてたりするの(笑)
ソレとホンダはこの時期にもうヒーテッドドアミラーの設定あるんですよね♪
今では一般的ですが、当時はかなりの贅沢品と思われたかもしれませんね…。
リアサンシールドはマニア泣かせの一品かと思いますが、この手は必ず経年劣化で透明フィルムがパリッパリになるので、キレイに現存してたらそりゃもう奇跡かと。
PGM-FIステッカーなんてのもイイですね…コレは復刻効きそうですし(笑)
リアスポイラーはリアワイパーの有無で2種類を用意。
寒冷地でのオーバークール防止用としたフロントグリルカバーなんですが、個人的にはココのグリルを埋めて一体化した方がデザイン的にはスッキリしてていいかな~なんて思ったり(笑)
夏場??ダメでしょ(笑)
ボディストライプはサイドが3種類と、テールゲートタイプ1種類を用意。
サイバーではテールゲートのココがエクストラウインドウになる訳ですが。
カーケミカルもご用意しております…コレも残ってたら貴重かと(笑)
タイヤワックスは中々のお値段で…令和の今でも自分は1本298円のタイヤ一発だったり…(苦笑)
さて、そんなバラードスポーツCR-Xは、話題にした通り、デビュー3ヶ月後には1.5にノーマルルーフが出たりした訳で、その後は84年にツインカムのSiを追加!
更に85年には後期へとマイナーチェンジされ、固定式ヘッドライトになり、87年に次期型のサイバーCR-Xへとモデルチェンジするコトになります。
今や、このバラスポもデビューから40年経ちますし、元からサビに弱かったり、モータースポーツでベースになったりして、ほぼほぼ消滅。
残ってたトコで、スポーツモデルのSiが大半となりますね…(汗)
また、当然のようにプレミアは付き…コレが中々のお値段で…(苦笑)
自分にはまぁ…コレからも縁の無い1台でしょうね…(;´・ω・)