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2025年07月25日 イイね!

バーガードライブ



どうも(^^)v

クラウンが来てから適度に乗り回しております…おおよそキャラバン位のペースで。



少々前にはなりますが、13日の日曜日。

一家+義母さんで、ドライブがてら涼しい午前中のウチにクラウンで。

独身の時は一人で乗ってるのが当たり前のクラウンでしたが、こうして十数年後にカミさんに子供乗せてまたドライブ出来るとは思ってもみなかったなぁ~(笑)

なんか不思議な感じだぁ~。

ファミリーで乗っても室内広々…ってかプリウスより快適。エアコンはともかく。

今回は飯塚市内まで出掛けます…そう目的は…








バーガー自販機っていう…(爆)

クセの強い一家です(ぇ


経緯を話しますと、群馬でクルマ屋さんをされてる「ガレージいじりや」さんってトコがあるんですが、ソコがハンバーガー作って自販機で販売されてるんですね(*'▽')

元々Xでフォローさせて頂いてたんですが、先日Mr.サンデーっていう全国ニュースでこの話題をしてて食べたくなりましてね…(笑)

で…福岡県は今まで福岡市内に1機のみだったので、市内へ行ったタイミングで1回購入しようと思ってたんですが、なんと今月初旬、飯塚市内に設置されたんですねぇ(*'▽')♪

コレはドライブにグッドタイミングだ!!



ってコトでクラウンで昭和な曲を流しながら、昭和なエッセンス漂うバーガー自販機へ行ってみたっていう(笑)

それにしてもスゴイ場所にありますわ…まさかの民家の軒先。




周囲は田畑ばかりなり。




ちなみに写真からは分かりませんが、辿りつく前後の道は結構細めなのと段差がキツイので、ローレルだったら恐らくムリ。

プリウスのモデリスタでも辛うじて来れるかなぁ…って感じです。

さて…民家の前で長居も迷惑ですので、購入してサッサと帰りましょう(*'▽')

ちなみにこの自販機は保温機能はありませんので、お持ち帰り専用となってます。

家に帰ってチンして食べましょう(・´з`・)



ってコトで数種類ありましたが、今回購入したのはタルタルバーガー♪

お値段は一律400円…どうやら設置場所によって値段は10円~20円変わる模様。



チェーン店のMの字とかと違って非常にアッサリしてて美味しいですねぇ(*'▽')♪

コレなら2歳児でも食べられます(*'▽')



ってコトで2歳児にはテリヤキバーガーを4等分に…。



ホントによく食べるんです…あっという間に1個まるっと完食(爆)



更に義母が1個余分にチーズバーガーを買ってくれてましたので、翌朝もバーガー(笑)

おぉ♪チーズも美味しい♪

ってコトでまたリピートします(笑)


で…話はまたクラウンの話題に戻り、19日の土曜日は祖母の7回忌があったので、お寺だったらクラウンだろって感じで(爆)

しかし…帰路でゲリラ豪雨に降られ…(´;ω;`)

帰宅後、速攻で水洗いしました(爆)

ってかカーポートなんて雨天だと多少フロントが濡れるんですよね…。

ウチに来てから雨上がりは水を流して拭きあげてます…(苦笑)



で…月曜日は仕事から帰ってきて、クラウンで近所を一家でブラブラ。

気温が下がって夕方からなら気持ちエアコンが効くので、3人で近所をタラッと流すのが気分転換になるので楽しいですねぇ(笑)

まぁ…キャラバンの時もブログにアップしてないだけで、こんな感じで定期的にぶらっとしてたんですけどね…(^-^;



そそ…イオンに行ったら氷柱がありまして。

涼し気でイイですよねぇ♪



ってコトで晩御飯を食べ、買い物も済んだんで、そのままプラ~っとドライブして帰りましたよ(笑)

フルフレームはホント乗り心地がイイです…クルマもガチッとしてるし♪

40代で乗るクラウンは20代で乗っていた当時と印象が違います。

歳を取るのも悪くないってこういう時に思うんでしょうか…滅多に思いませんが。

いや~ゆったりと時が流れる感じで良いなぁ。



日除けをして週末までお休み。

あぁ…全面にUVカットフィルム貼りたいなぁ。

ではまた。
Posted at 2025/07/25 00:07:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | GS121クラウン 第2章 | クルマ
2025年07月24日 イイね!

HARDTOP INNOVATION



どうも(^^)v

今回は「DOHC」をお題に自身でチョイスしたカタログの話題を…。

まぁ~マニアックなクルマですよね…。



アスコットイノーバ前期です♪

実は学生時代、バイト先の社員の人が代車で乗って来ましてね。

社員駐車場までクルマ持ってけってコトで、数百mだけ運転したコトあるんです(笑)

2004年当時でも珍しい感じでしたよ…全然見ませんでしたもの…(苦笑)

ただ…コレが乗ると結構速くて、出足でローレルの感覚で踏むとホイールスピンしちゃった位にトルクが太くて驚いたもんです…(汗)

で…実は今回カタログを改めて引っ張り出して、重要なコトに気付きました…。

ってか、なんで今まで勘違いしてたんだろう??…と。

そんなアスコットイノーバは、1992年にデビューしています♪

4ドアセダンのアスコットの派生仕様で、ややスポーティなキャラクターにしているのが最大の特徴!

ってか元々のアスコットは、CBアコードの兄弟車なんですが、そのアスコットも正直当時としては、地味…というか、パッとしない…というか。

マイナーなイメージのクルマの派生車だから、更にマイナーなイメージが…(汗)

そんなアスコットイノーバ前期のキャッチコピーは…



HARDTOP INNOVATION

ホント…なんだかなぁ…イノベーションって使うの好きだよね…(爆)

E24キャラバンは1BOX INNOVATIONだし、トヨタは100系マークⅡでセダンイノベーションと謳い…。

そしてアスコットイノーバはHARDTOP INNOVATION(笑)

ちなみに自分が健康診断の時に履く用に持ってる、トライアルで980円で買ってきたスニーカーにもINNOVATIONって書いてます…。

980円で購入可能なスニーカーのドコが革新的なのか…。値段なのか??


で…HARDTOP INNOVATIONってコトで、欧州用アコードと基本は同じなんですが、コチラは窓枠が付いた4ドアセダンになる等、何気に造り変えてる辺り、今じゃ考えられない位に開発コスト掛けてます…。

さすがハードトップ…

ん!?ハードトップ??


ぬぁ…今まで5ドアハッチバックだと思ってたぞ…(汗)

そう…4ドアハードトップなんですよ…今更気付きました…(苦笑)

今回はそんなアスコットイノーバがデビューした際の1992年3月の内容で、2リッター専用のカタログになります。



ってコトで、このアスコットイノーバは、フロントグリルが小さ目でヘッドライトが幅広く、ややキツめな感じがするフロントマスクで、確かにスポーティと言えばスポーティな感じはしますね(^^)v

そして、標準モデルのアスコットとは、全くデザインが異なり、もうドコがどうしたらアスコットの名を共通をするのか分からない位です…(;・∀・)

後はこの赤のイメージが強いです…件の代車はシルバーでしたが。



で…意外だったのは、こんな明るめのグリーンもあるんですよね(*'▽')

コレはコレで良いなぁと。



そしてリア回りを見て改めて思う訳です…4ドアハードトップなんだと…(爆)

けどコレって今のセダンによくあるタイプで、グランクーペ的なフォルムなんですよ…。

要は時代が早過ぎたクルマだったんだと、今になって思います…少なくとも25年は早いですよね。



インパネはいかにもホンダらしいテイストを感じますが、ロア周りにドアトリムと同じ表皮を採用し、一体感を出しながら質感を向上させてるのはかなりイイですよね(*'▽')♪

思えばややZ32っぽい感じもあります(笑)

コレ…90年代後半ならカーボンパネルでスポーティ感を出してくるんでしょうけど、この時期なんでグレー系のパネル使ってて、質感でこの辺りがやや惜しい感じかなぁと。

グレーの石目調のパネルなんかだとまた雰囲気が変わりそうな感じもします。



シートは座った感じどんなだったかなぁ…覚えてない…(苦笑)

室内は天地が狭くてキツイ感じとかは無かったですね…適度です。

ソレとやはりリアピラーの寝方でしょうね…コレで5ドアっぽく見える(笑)

そんなアスコットイノーバ前期でも2リッター版に搭載されるのは2機種…。



F20A…直列4気筒2000㏄DOHC、150馬力、19.0kg-m。

ジャスト1.3tの車重でこのスペック…しかもホンダのエンジンなんで十分速い(笑)

バランスシャフトを2本搭載し、低振動に配慮してあるのもポイントにはなってます。

エンジン重量が嵩みそうな気はしますが…(苦笑)



・F20A…直列4気筒2000㏄SOHC、135馬力、18.5kg-m。

恐らく代車で乗ったヤツはコレですよ。SOHCでも十分だと(笑)

で…今回は2リッター版のみなので未掲載ですが、輸出用プレリュードと同じ、2.3リッターを搭載した、Si-Zなるグレードが最大の特徴だったようです。

未掲載なので、恐らく専用カタログがあるんでしょうね…実は今回調べるまでその存在を知りませんでした…(苦笑)

う~ん…アスコットイノーバ…知らないコトだらけだ…(笑)



コレらに組み合わされるミッションは、2.0i-Cってグレードのみ5速マニュアル。

他は4速オートマになります。



足まわりは4輪ダブルウィッシュボーンで、アスコットと基本的なメカニズムは同様ではあるものの、スプリングレートとショックアブソーバーの減衰力を高め、全体的にスポーティな味付けへと変更されているのが違いです。

また、ソレに合わせ、各種ブッシュのレートもチューニングされ高められていたりと、キャラクターを変えて来てるんですね~(*'▽')



更に4WSやABSを用意し、いかにもこの時代のクルマらしく、電子制御デバイスを用意して来る辺りもこの時代って感じです♪



装備としましては、メーカーオプションではありますが、サンルーフを用意♪

そしてオーディオも6スピーカーで、クラス的にも中々の装備を誇ります(*'▽')



件のトランクは、ハイデッキなのもありまして、見た目よりも積めそうなのと、スペアタイヤのスペースを活用して車載工具を収納し、容積を確保したのもポイント!



キーレスは充電機構付で、この時代のホンダ車にあったタイプ。

ちなみに赤外線式なので、いよいよドアハンドルの前に来ないとカギが開きません…(苦笑)



ルームミラーは接着式で、スッキリした感じにしてるのがイイですよね(*'▽')

EGシビックとかも接着式で、何気に好きなんですよね~♪



ちなみにディーラーオプションのオーディオにはなりますが、ルームランプ前方にセンタースピーカーが配置される等、当時としてはかなり画期的なコトをしてますね(*'▽')!!

これは見た目にもスッキリしててカッコイイですねぇ♪

しかしココまでよくスピーカー線を持ってくるなと思います…恐らくオプションハーネスで新車時にココまで伸びてないと思うんですよね…(汗)

ピラーから絶対配線引くよね…インパネ裏から…しかも新車で…ディーラーで。



で…グレードはこんな感じ。

・2.0i・C (5MT)…155万8000円

最もベーシックなグレードは5速マニュアル専用。
それにしても当時でもこの価格はバーゲンプライスですよ…(笑)

■2.0i・Cの主な装備
〇安全装備
・アジャスタブルシートベルトアンカー
〇快適装備
・パワーステアリング
・チルトステアリング
・パワードアロック
・充電機構付キーレスエントリー
・パワーウインドウ
・リアヒーターダクト
・ミスト機構付ワイパー(バリアブル間欠)
〇インテリア
・3本スポークステアリングホイール
・ソフトウィーブ+モケットシート
・大型センターコンソール
・助手席側バニティミラー付サンバイザー
・大型ドライバーズポケット
・リアシートセンターアームレスト
・カーテシランプ
・トランクルーム照明
・コートハンガー
・トランクオープナー/フューエルリッドオープナー
・フロント大型ドアポケット
・昼夜切替式ルームミラー
〇エクステリア
・電動格納式リモコンドアミラー(ブラック)
・バンパー/ドアハンドル(ブラック)
・フロントフォグライト
・全面ブロンズガラス
・プリントアンテナ
・デュアルマフラーカッター
〇タイヤ/ホイール
・185/70R14スチールラジアルタイヤ+5Jスチールホイール
・フルホイールキャップ

▲2.0i・Cの主なオプション
・マニュアルエアコン
・マニュアルエアコン+フェンダーミラー
・マニュアルエアコン+速度警報ブザー


・2.0i (4AT)…195万8000円

2リッター中間グレードで、オートマのみ。
価格は一気に40万円アップしまして、当時のこのクラスでは標準的な価格かと。

■2.0i・Cにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・ATポジションインジケーター
〇快適装備
・オートエアコン
・電子チューナー式AM/FMラジオ+カセット+6スピーカー
〇インテリア
・カップホルダー
〇エクステリア
・ボディ同色電動格納式リモコンドアミラー
・ボディ同色バンパー/ドアハンドル

▲2.0iの主なオプション
・クルーズコントロール
・サンルーフ+クルーズコントロール
・SRSエアバッグ+4本スポークステアリング+クルーズコントロール
・ABS+クルーズコントロール
・4WS+クルーズコントロール
・4WS+ABS+クルーズコントロール



・2.0Si (4AT)…225万8000円

2リッターでは最高額のグレードですね(*'▽')
更にプラス20万円で2.3Si-Zがあるってコトになります。

■2.0iにプラス、またはグレードアップする装備
〇快適装備
・クルーズコントロール
・電子チューナー式AM/FMラジオ+フルロジックカセット+6スピーカー
〇インテリア
・革巻3本スポークステアリングホイール
・運転席パワーハイトアジャスター
・両席バニティミラー付サンバイザー
〇タイヤ/ホイール
・195/60R15スチールラジアルタイヤ+5.5JJスチールホイール
・Si専用フルホイールキャップ

▲2.0iより更に選択可能なオプション
・SRSエアバッグ+革巻4本スポークステアリング+4WS+ABS+サンルーフ


自分でしたら2.0Siのオパールグリーンメタリックですかね(*'▽')

腰下ガンメタに塗って、S13っぽいカラーにしても良いような(ぇ

コレにオプションで、サンルーフのみを…。

4WSの特別感も悪くは無いものの、ぶっちゃけ乗りにくいですもんね…当時の。


さて…そんなアスコットイノーバですが、その後、翌年にイルミネという特別仕様車を追加しつつ、1994年にマイナーチェンジして後期型へ…。

この後期型は見た目に関してはほぼ変わらず、どうやらトリム類やコンソールの変更で留まった最小限の内容らしい…そりゃ見ても分からんわ…(苦笑)

そして1996年末には生産終了しまして、僅か1代限りという、短命なモデルとなりました…(^-^;

そんなコトもあり、30年以上経過すりゃマイナーな存在でしかありません…。

アスコットという名前を知ってる人の方が今では稀有でしょう…(汗)

ただ、今乗ってると確実に目立ちますし、イベントで気になる人は絶対驚くヤツです(笑)

エメロードやMS-6、クレフなんて感じに並ぶレベルでレアですねぇ。
Posted at 2025/07/24 01:24:02 | コメント(9) | トラックバック(0) | カタログ~ホンダ~ | クルマ
2025年07月21日 イイね!

名義変更と懺悔の休日



どうも(^^)v

クラウンがやってきて2週間になりましたが、コレからチョロチョロと日常にクラウンの話題が増えて来るでしょう…特に最初なんで色々やりますしね…(笑)

・7月7日



早くもクラウンを引き取って翌日の話題。

まだ名変前…なので動かしたくは無いものの、翌日から通勤で使わなきゃならないのにエアコンが効かないのは致命的過ぎます…(汗)

しかもこのままプリウス貸しちゃったら日常をコレでこなさないと行けないので尚更。

いつものトコは現在忙しく、とても手に負えないとのコトでしたので、お友達の輪を駆使しまして、久々に電装屋さんのI本さんトコへお邪魔しにいきました…。

とりあえずクラウンも保険入れてますし、もう何かあったら嫌なので、都市高乗ってササッと移動。

けどですよ…移動中にBluetooth対応のFMトランスミッターで音楽流しながら行く訳ですが、妙に懐かしいというか…。



71乗ってる時に戻った気がしましたよ…曲と共に。7年ぶりに。



もっと時を戻せばコレか…車内で流れる松田聖子が妙に響く…(笑)

ツインカム24だからって決して速くは無い訳ですが…寧ろゆっくりと時が流れるこの感じがもう何とも言えない…。

ローレルとも違うんだなコレが。車内で掛かる選曲からまず違う。

この80年代な世界観にまた戻るコトが出来るとは思ってもみなかった…あぁ久しぶり懐かしの我が家よ…そんな感じ。



で…Iさんの電装屋さんに到着。

実は今回事前にア〇トロでR12対応の134a…要は互換品を買ったんですよね。

ところがコレがとんだ不良品と来た…(汗)



隙間からガスが漏れて全然ダメ。

どうやら缶の口金の精度がメチャクチャ悪いようで、ネジ切れる程アダプターを締めてようやっと…って感じ。

コレで2缶がムダに大気開放…僅か数分で4000円がパァ。

オマケに1缶200gだと思ってたら100gだと…そんなんあるんかい…(汗)

で…100gだけ注入したら高圧側が高くなった割りに冷えないっていう…。

ちなみにエアコンは3年前に修理してて、リキタンが製廃だから造ってもらったりと色々した模様…。

どうやらどっかからガス抜けしてるんですが、3年で抜けるっていうので超微量。

う~ん…1回全部抜いて真空引きして入れ直すってのを試したのがイイのか…!?

準備した缶がしょうもないヤツでスミマセン…対応頂きありがとうございます!



そんなこんなで帰宅…コレはプリウス貸して数か月クラウンで過ごすにはハードルが高過ぎる…(苦笑)

と…いうよりもこのクラウンがキレイ過ぎて通勤で使いたくない…(汗)

なんなら日にも当てたく無い…(苦笑)

ってコトでプリウスとゴルフを交換計画はしばらく白紙となりました…。

ちなみにクラウン…朝方や夕方に乗ったり、1人で移動する分なら辛うじて耐えれる位の冷えにはなってます…(;´・ω・)

最悪?漏れの原因を見つけ(恐らくどっかのOリングだろうけど…)、大枚叩いて純粋なR12を投入するか…う~ん。

・7月8日



仕事帰りに陸運局へ寄りました…つまり北九州ナンバー引退の日です。

なんとか仕事は定時で上がったので、そのまま陸運局へノンビリ飛ばして着いたのが15時半。

閉局は16時なので、バタバタ名変します…いっつもギリギリやなぁ…(苦笑)



う~ん…このナンバー名残惜しい…。




う~ん…名残惜しい…(´;ω;`)


けど時間も無いので外す…え~い!ままよ!!



中々見るコトの出来ない古ヌードです(爆)

新車時から40年ぶりにその姿を露にしています…(汗)

ナンバープレートに貼られるマスキングテープは、新車輸送時に防水用で貼ってるヤツですね…。

ってか新車時の営業マンは剥がさずにそのままボルト付けたんか…(爆)

まぁ…イイや…ココもそのまま継承しよう。40年の歴史と共に。

で…フロントのナンバーも外します…が…




ボルトが折れました…(汗)

40年の年月は、ボルトをも錆び付かせたんですね…いや…こんなの初めて。

間違いなく分かるのは、新車時からバンパーとか含め、板金すらしてないってコトでしょう…ソレでこのコンディションだから参る…(汗)

しかし…40年を経て最後の最後までナンバーすら離したくないって感じがしましたよ…ドラマだなぁ…。


ただ…もう致し方無いので陸運局で猛ダッシュで名変。30分全力疾走(笑)



あぁ…筑豊になった…(´;ω;`)

ちなみに久々希望にしました…当時ナンバーは継承出来ないまでも、番号はせめてものこのまま引き継ぎたかったので。

それにしても封印担当のオッサンの態度が悪いコト…典型的な役所仕事を絵に描いたようなオッサンでしたわ…。

そりゃ滑り込み名変した自分もなんだが、あんな無愛想でタメ口な態度でねぇ…接客業なら秒でクレームのヤツ。

実は車体番号が見つからずひと悶着ありましたが、よく考えたらモノコックじゃなくてフレームなんで、シャシーですわな…あるの…(苦笑)

とりあえずフロントガラスにナンバー置いて走って帰宅…もうボルト折れてるから付かないもん…(苦笑)

・7月11日



仕事帰りに実家へ寄って電動ドリル借りて、なんとかナンバーが付きました(爆)

こういう些細なトラブルも後々思い出になるから面白い(笑)



そそ…トランクにEウイングのセンターロック用工具の箱を一緒に入れて頂いておりました(^O^)

ってか…この箱自体がメッチャ貴重な気がする…(汗)


・7月12日



この日のクラウンはガレージでお休み。

ってコトは…



いや…ホント時折乗ってるんですよ…コレも(笑)

そそ…ローレルが我が家に来て16年になりました…あっという間だ。

この日はカミさんへの懺悔ドライブです(ぇ

いや…ローレルがウチに来て16年だから出掛けよう!!とか、そういう訳じゃないんですよ…いや…ホント。

ホントはちょっぴりあるだろって??

いや…そんな…無い…無いですって…いや…僅かに…いや…無い…無いですよ←実際はウチに来て16年ってのスッカリ忘れてた…(苦笑)



(画像はネットから拾った)

この日は川崎町にある、キッチンTAKASEさんへ行きました(^O^)

テレビで見て美味しそうだったのと、お店の人の雰囲気が良さそうだったので♪

先日のカミさんの誕生日は、クラウンの納車日になっちゃったので(どっちにしろカミさんもその日は外食って感じでも無かった模様…)、1週間ズラしてこの日に行くコトに(^^)v

こういう時ですね…ソコにプリウスがあろうと、クラウンがあろうと、乗るのはローレルなんですよ。



で…ココのコースランチなんですが、スープが出て来て…



肉料理と魚料理が出て来て…。



自家製プリンにコーヒーが付くという、ちょっとイイ感じのランチコースですね♪


コレで1800円…安過ぎ…(汗)

しかも自分が行った時は他にお客さんは皆無で、途中でもう1組が来ただけ…貸切状態でメッチャ静かという…(笑)

更にお店が物凄くアットホームな感じで皆さんの感じがとても良いです(・´з`・)♪

ココは絶対また行くでしょ!!ってなります…いや~ホントイイお店を見つけた(・´з`・)♪



で…夕方は子供にカミさんに義母も来たのでクラウンでチョロッとドライブを…。

それにしても家庭出来てからまたこの生活が出来るとは…ホントに有難い。

ちなみに子供がクラウンを早くも気に入りまくってまして…。

もうカーポートで見る度に「クラウン!!クラウン!!」ってなってます。

なので、なにかと気晴らしに近所を転がすコトになる訳ですが…(;'∀')



そう言えばこのクラウン…とにかくキレイに扱われてるのが分かる訳ですが…。









スイッチ類の細かい印字が全然薄れてないんですもの…(汗)

なのでスイッチすら迂闊に押しにくい…(;・∀・)

いや…まぁ…ローレルもこんな感じではありますが、アッチは所々スイッチ類を新品に交換しちゃってますからねぇ。



で…クラウンばっかり構ってる訳にも行かないので、ローレルは不織布カバーを約3年ぶりに新調(笑)

1サイズ小さくなりましたが、お陰でジャストフィットです(笑)

後は今年中にアライメントを取り直したいなぁ。




キャラバンの時も大概ですが、やはりこの光景…う~ん…スゴイなぁ…。

とにもかくにも名変終了…改めて3台のカーライフが始まります。


ではまた
Posted at 2025/07/21 22:29:41 | コメント(7) | トラックバック(0) | GS121クラウン 第2章 | クルマ
2025年07月20日 イイね!

セラミック・レスポンス



どうも(^^)v

今回は自身でチョイスしました「DOHC」をお題としましたカタログになります。

いや~カッコイイですよねぇ♪



Z31フェアレディZ前期
200ZRシリーズ追加時です♪

個人的にZ31は前期のシャープなフォルムが好みでして、特にこの3ウェイツートンがたまらんですね♪

日産のイイところを存分に引き出しているクルマの1つかと…。

ただ、縁は無いですね…ディーラー時代に前期は入庫すらありませんでしたし…。

そんなZ31フェアレディZは、Zとしては3代目のモデルで、1983年にデビューしています♪

クサビ形のフォルムに日本初の3リッターV6ターボを搭載♪

ラグジュアリーとスポーツを融合させた日本最速の1台ではありましたが、S30時代と比較するとボディは拡大され、次第に豪華となったので、当初の出でたちとはかなり変化して行ったという感じではありました…(^_^;)

また、2リッターV6ターボも搭載されていたものの、コッチは正直3リッターの前ではどうしても目立たない…と…(汗)

ソコで、1985年にこの200ZRシリーズを追加!

最大の特徴は、C32ローレルで新搭載されたRB20にターボをドッキング!

更にそのターボが世界初のセラミックターボというのがポイントです(*'▽')

そんなZ31フェアレディZの200ZR追加時のキャッチコピーは…



セラミック・レスポンス

当時としてはかなりインパクトがあったかと思います(*'▽')

また、カタログの演出も物凄く硬派な感じが出ててイイんですよコレが!!

なのでついつい写真で見とれてしまうという…(笑)

それと余談ながら、CM曲は久石譲が手掛けてます…曲名はセラミック・ビート。

今回は200ZR追加直後となる、1985年10月の専用カタログとなります(*'▽')



コレ…ボディカラーが特に効いてますよね~。

元々ラグジュアリー色の方が強かったZ31ですが、コレで一気にスパルタンな感じに!

低いノーズに、フード上の大型エアインテークがまたスポーツな感じを出してます♪



震える。ツインカム・24バルブターボ……
感動は、このマシンを駆って、はじめてやってくる。


単にリアからのカットかと思ってますと、なんとコチラは2by2。

2by2はリアクォーターガラスの頂点がややなだらかなんですよね(*'▽')

そりゃ4人乗れた方が実用的ではありますが、好みで言えばカッコで2シーターなんですよね(*'▽')

リアテール上部のガーニッシュに入った200ZRの文字がまたイイですねぇ♪



このクールなコクピットとスーパーサポート・シートが、
男たちのハートを鋭く挑発する。


インパネは黒を基調として、確かに2連メーターと相まってスパルタンな感じです!

但し、エアコンパネルやら、各種物理スイッチはやや多い感じで少々ゴタついてます…(^_^;)

RBツインカムなんで、タコメーターも9000回転スケールで、こういうトコも当時としては高回転型スポーツのイメージを強くさせる1つかと♪



■精悍な黒とダンディなグレーを基調にデザインされた、
 200ZRのコクピット&インテリア。
 黒一色のなかにシルバーグレーの指針を配した大径のメーター、
 握りの太い3本スポークのステアリング、本革風のシフトブーツ。
 そしてシート地にはシックでスポーティなジャガード織りクロスを採用。
 フロントシートはハードなコーナリングにも身体をぴったりサポートする
 ❝スーパーサポート・シート❞だ。


新開発のシートではありますが、好みの問題にはなるものの、正直柄物が…(^_^;)

特に柄の無いシックな方が好みではあります…R30だとハイタッチモケットとかですね。

ただ、サポートがかなり張り出したシートですね(*'▽')



ザ・エキサイティング❝セラミック・ターボ❞。
いま、新しい神話が生まれた。


もうこのカットからしてカッコイイですよね(*'▽')

ポスターにしてもイイ位ですよ(笑)

そんなZ31フェアレディZ前期の200ZRに搭載されるエンジンは以下の通り。



・RB20DET…直列6気筒2000㏄ツインカムターボ、ネット180馬力、23.0kg-m。

最新鋭の直6…RB20に世界初のセラミックターボをドッキング♪



タービンローターに軽量なセラミックを採用するコトで、レスポンスアップを狙っているようですね(*'▽')

で…RBはそのままセラミックターボをR32まで採用して行く訳ですが(確かR33は斜流タービンでしたよね…)。

正直耐久性の面ではまずまずだったんでしょうね…GT-RでもN1仕様はメタルタービンになってたりしましたし。

ソレとこの時代の初期型RB…R31とかもそうですが、ノーマルのままだと実は言う程速くは無いっていう…(;´・ω・)

R32になってからこの辺りはかなり良くなってますね(*'▽')

コレに組み合わされるミッションは、5速マニュアルのみ…硬派ですねぇ(∩´∀`)∩



タイトコーナーはこのサスペンションのためにある。
パワードリフトも意のままだ。


もうホントにどのカットも秀逸!



足まわりはフロントがストラットで、リアがセミトレの4独になります。

最高速度250㎞/hを現実にしたスーパーキャパシティサスペンションを200ZR専用にチューニング♪

コレにLSDを標準装備し、元々最高速アタック的な特性をZをワインディング向けにしたような感じですね(*'▽')



鋭く応答するステアリング。
クロスレシオのギヤリング。
ブレーキもハイグレードだ。


細かい演出…何気に雨なんですよ。

んでもってリアワイパーもしっかり動かしてるし…(笑)



ブレーキはフロントにベンチレーテッドディスク、リアにはソリッドディスクを採用。

う~ん…日産車ってブレーキフィールは悪くないんですが、効きという面では正直もう一つって感じのコトが多いですかね…(^_^;)

コレにタイヤは215/60R15の超ワイドタイヤに、6.5JJのこれまた当時としてはワイドなホイールを組み合わせます(*'▽')

ちなみに空力性能も良く、cd値は0.31と中々の数値♪



装備としましては、この時代のスペシャリティカーにはよくあった、メーター周りのクラスタースイッチ。

操作性は…う~ん…何とも言えないものの、演出としてはイイですよね~(∩´∀`)∩

そしてステアリングはメモリー付のスウィングアップ機能が装備され、何気に実用性もあるっていう(笑)

この手は低いので、オッサンになると乗降時の「よっこらしょ」が標準装備になります…(苦笑)

そしてカギがまた凝ってる…セラミック製の飾りが付いたゴールドキーっていう(笑)

こういうのもイイですねぇ…何よりスマートキーと違ってメカって感じですし(笑)



ソレにZと言えばのTバールーフ♪

雨漏りしちゃうのは…まぁ、なんですが、コレこそZって感じですよね(笑)



リアスポイラーはディーラーオプションですが、コレを装備するとcd値は0.30に向上!

風を味方に付けます♪



で…200ZRシリーズのグレード構成はこんな感じで…。
車両本体価格は福岡県の販売価格です。

・2シーター200ZR-Ⅰ (5MT)…250万円

当時の最廉価仕様でコレですから、やはり高級スポーツカーですね(*'▽')

■2シーター200ZR‐Ⅰの主な装備
〇視界
・ハロゲンヘッドランプ
・無段階調整式間欠ワイパー(フルコンシールド式)
・リアウインドウワイパー
・リアウインドデフロスター
・可倒式電動リモコンドアミラー
〇計器盤まわり
・透過照明メーター
・イルミネーションコントロール
・デジタルクォーツ時計
・ブースト計
・燃料残量警告灯
・半ドア警告灯
・ライト消し忘れ警報
・パワーステアリング
・ツイントリップメーター
・AM・FMマルチ電子チューナー&カセット+4スピーカー
・パワーアンテナ
・リヤゲートオープナー/フューエルリッドオープナー
〇室内
・スポットランプ
・運転席フットレスト
・大型コンソールボックス
・ラゲッジバンド
・コートハンガー
〇外装
・デュアルエキゾーストテールチューブ
・215/60R15スチールラジアルタイヤ+6.5JJアルミホイール
〇メカニズム・その他
・LSD
・等速ドライブシャフト
・SST(スペースセービングタイヤ&電動ポンプ

▲2シーター200ZR‐Ⅰの主なオプション
・フェンダーミラー
・エアコン


・2シーター200ZR-Ⅱ Tバールーフ (5MT)…297.7万円

Tバー装備の豪華版。雨漏り気にするならZR-Ⅰを…(汗)
Tバーの魅力を感じたいならコッチですよね(*'▽')

■2シーター200ZR-Ⅰにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・ブロンズガラス
〇計器盤まわり
・メモリー付スウィングアップチルトステアリング
〇室内
・エアコン
・パワーウインドウ
・助手席フットレスト
・ドアポケット
〇外装
・Tバールーフ


・2BY2 200ZR-Ⅰ (5MT)…258.1万円

バイツー廉価版ですね。

■2シーター200ZR-Ⅰにプラス、またはグレードアップする装備
〇室内
・リアスプリットシート
・ラゲッジルームランプ


・2BY2 200ZR-Ⅱ Tバールーフ (5MT)…305.8万円

最高グレードは、この通り300万円オーバー♪

200ZRでも結構な価格なので、300ZXの場合は更に…というコトになります…(汗)

■2シーター200ZR‐Ⅱ Tバールーフにプラス、またはグレードアップする装備
〇室内
・リアスプリットシート
・トノカバー
・ラゲッジルームランプ



コレにボディカラーは当時全て新色のようで4色になります(*'▽')

自分でしたら2シーター200ZR‐Ⅱ Tバールーフのブラック3ウェイツートンですね(*'▽')

いや~もう雰囲気でやられますって(笑)



ちなみに東京日産自動車の板橋営業所…なんだそうです。

まだありますかねココは。



で…コチラはZ専用のオプションという訳ではありませんが、ニスモが出していたオートルーバーランプ♪

当時はフォグランプ連動でカバーが開閉するフォグランプがありまして、今ではマニアが喜ぶアイテムの1つだったりする訳ですが…(笑)



なんとコレ…開閉に形状記憶合金を使ってるんですよ…(汗)

フォグランプ球の発熱で形状記憶合金が変形し、1~4秒で開きます。

そしてフォグランプをOFFにした時は自然放熱で戻るので約20分掛かると…(笑)

アナログながら、そういう使い方します!?って感じです(笑)

しかし、コレって何度も繰り返してると経年で折れたりしないもんですかね??



で…コチラもニスモの汎用品でスポーツステアリングホイール♪



コチラは車検対応品で、ホーンパッドが付くタイプもあるようですね(*'▽')



コチラはレースタイプ…恐らく小径で競技用なんでしょうね(*'▽')

正式なステアリング外径は未記載なので不明…。

ところで、車検に受からないので競技用という記載で販売するのはよくある手法ですが、ホーンとかも競技用って書かれて販売されてたりしますよね。

競技のホーンってなんだよ!?ってつい思う訳ですが(爆)

で…Z31フェアレディZはその後、翌年の1986年にビッグマイナーチェンジが入り、アメリカのNDIのデザインが採用されると共に、大型ブリスターフェンダーで一気にグラマラスなフォルムになります(*'▽')

そして1989年に次期型のZ32へバトンタッチ…日本初の280馬力という話題をかっさらい、バブル日産車の人気車種のウチの1台になりました(*'▽')

一時期は人気が冷え切って、ソレこそ20万とかでゴロゴロ転がってたZ31ですが、近年はネオクラブームと相まって、そりゃもう高い高い…と…(汗)

そして前期はあまり残ってないような気もしますね…(^_^;)
Posted at 2025/07/20 17:22:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ
2025年07月18日 イイね!

間違いばかりの箱車選び 日産 キャラバンコーチ V6-3.0リムジン



どうも。

毎度の如く手放す時にやるヤツです…長々としてますが、ご了承を…。

■概要

1986年に登場した、キャラバンの3代目モデルである。

キャラバンは元来商用車色が強いクルマだが、ソレを乗用向けとして豪華に仕立て上げたのが、このコーチというモデルである。

その仕立ては高級車セドリックをワンボックスに翻訳したような内容で、さながら豪華絢爛で、大人数を快適に移動させようとする企みである。

しかしながら、この豪華絢爛ワンボックスなるやつは、そのどれもが非力でお粗末な走りがそのキャラクターとそぐわないのもまた事実であった。

そこで、1990年のマイナーチェンジでセドリックと同じ強心臓を強引にブチ込み、同ジャンルのライバルはおろか、並のセダンなら食ってかかろうかという、いかにもバブル時代ならではの、なんでもアリをそのまま押しとしたようなクルマである。


■パッケージング、スタイル

全長×全幅×全高=4525×1725×1955㎜、ホイールベース2375㎜。

リムジンは、ショートボデーをベースとしたワンボックスなので、全長は現代のミニヴァンと比較すると、結構短く感じる上に、ホイールベースは前車のアイより180㎜も短いので、スペック上の数値だけで見ると実に滑稽な印象である。

このキャラバンコーチには、最上級で尚且つロングボデーのロイヤルというグレードが用意されている。

このロイヤルはロングボデーの他に、2列目に豪華なキャプテンシートを与えた7人乗りが特徴である。

そして今回のリムジンはその次に位置するグレードで、ショートボデーで、2列目がベンチシートの8人乗りではあるが、内装の素材や装備に関しては、ロイヤルに匹敵する仕立てが施されているのが特徴である。

余談ながら、このリムジンも最終モデルでキャプテンシートの7人乗りになってはいるものの、いかんせん販売期間が短く、現存する個体は中々稀少である。

最も多いのは、このリムジンの1つ下となる、GTクルーズというグレードになるが、これになると新車時価格も45万円下がるので、内装の仕立てやシートの生地がグッと下げられ、セドリックとローレル程のレベルで差が出て来るようになっている。




しかし、この時代の日産は、デザインという面においては抜きに出ており、豪華に仕立て上げることには極めて優れていたので、実に堂々とカッコ良く見えるのである。

また、全体からどうにもこうにもいかがわしい、「ワル」な雰囲気が出ており、この近寄り難い雰囲気も、また魅力である。



特に適度な丸みを帯びつつも、水平基調のフロントマスクは威圧感の塊である。

しかしながら、どこかしらエレガントな面もあり、他のワンボックスとは違った高級感を漂わせている。

更にこの中期型の格子の細かいフロントグリルが好みで、後期のグリルは僅かならのケバケバしい印象が残るように思う。最も好みの問題だが。



そして、そのフロントグリルには、キャラバンの頭文字である、Cをモチーフとしたであろうエンブレムが備わる。

しかしながら、このエンブレムの本来の由来は全くもって不明である。

両手で出来そうな形だとも思う。



日産の演出で憎らしいのが、このピラーエンブレムである。

最もこれは、セドリックのブロアムVIPのようなひと際特別な印象を与える為に備えられており、この演出は中々のものだと思っている。

しかしながら、経年劣化で金メッキ部分が剥がれるようで、この辺りは残念である。



今回のキャラバンには、純正オプションのリアスポイラーが装備されていた。

現代では珍しいウレタン製で、触感がかなりソフトなのが特徴である。

このリアスポイラーは、現在コレクターズアイテムとなっており、結構なプレミアが付き取引されている。

■装備、インテリア



初期型のインパネは、当時の日産らしい「絶壁インパネ」だったが、この中期以降のコーチでもビジネスワゴン的グレードを除くと、90年代前後の日産車ではトレンドとなる丸味を帯びたデザインへと変化し、一気に乗用車感を増している。

各スイッチの配置や操作性に大した難は無いものの、この時代の日産車はデザインを優先し過ぎ、インパネ周りの収納に乏しいのがネガティブなポイントとなる。

また、その後はバンとインパネを共用することもあり、悲しいかなこの射出成型のインパネはセドリック等の3リッタークラスセダン級と比較すると材質としては明らかにチープではある。



メーターは、可変ショックアブソーバーのモード表示以外に特段珍しい項目は無く、全体的にシンプルな構成となっている。

この面だけで言えば、前期にはデジパネの設定があり、その辺りでは豪華さや近未来感があったので、やや乏しい感じではある。



各スイッチ類は、メータークラスター右側にクルーズコントロールのメインスイッチ、ATのモードスイッチ、その上部に大き目で押しやすいフォグランプのスイッチが置かれている。

左側のレベライザースイッチはダミーで、以前のオーナーの好みでなんとなくハメ込んだだけのようだ。

この時代の日産車特有で、フォグランプはヘッドランプスイッチ連動では無いので、個別にスイッチ操作しなければならず、少々煩わしい。



そして、メータークラスター左側には可変ショックアブソーバーのモード切替スイッチと、リアワイパーのスイッチが配置される。

可変ショックアブソーバーに関しては、80㎞/h辺りでオートモードのままだと、車高を落としているせいか、終始揺り返しが収まらなくなってしまうものの、そこで意図的にハードへ変更すると、これが瞬時に収まる辺りに感心した。

最も、そのまま60㎞/h以下でハード固定のままだと、今度は突き上げが大きく、これまた乗り心地が悪いので、その際はこれまた意図的にオートモードへ戻すのがベストだと思う。



センタークラスター上段にはスイッチ類が集中している。

ハザードスイッチやデフォッガーのスイッチはC33ローレルやその他日産車と共用。

左側上段は、レオスタットのスイッチで、現在の自発光式のように大きく輝度が変化する訳では無いので、気持ちとしてはオマケ程度の内容だ。

2段目のフォグランプスイッチはダミーで、これまた前オーナーの遊び心の産物である。

3段目はリアエアコンの操作スイッチで、このボタンで操作を行うのは非常に煩わしく、このスイッチを積極的に扱おうという気は全くならない。

そこで、標準装備となる後席用リモコンを結果的に使用することとなる。詳細は後述。

最下段は2列目以降のルームランプ操作のメインスイッチで、恐らくバッテリー上がりや誤操作を防止しようという意図で装備されている。

しかし、どのドアを開けてもフロントドアのカーテシランプが点灯したままとなるのはいただけない。

これでは、スライドドアを開けたままキャンプやバーベキューを堪能しようとは到底ならず、終始バッテリー上がりに対する不安と板挟みのまま時を過ごす結果となる。

実際に、バーベキューで休憩室として、スライドドアを開け、場所を提供する場面もあったが、その際はフロントドアのカーテシランプの電球を外し対応する始末となった。全くもってナンセンスな話だ。



このキャラバン、本来はこの場所がオーディオスペースとなるが、前オーナーの好みで、エアコンパネルを上段から移設されている。

確かにオーディオ関係が上段にある方が、ナビゲーションシステムの搭載を前提とする現代では非常に理に適った改善だと思う。

反面、エアコン操作に僅かな支障が発生するものの、こういう時にレバー操作タイプのエアコンパネルの合理性が生きる結果となり、手探り操作性の良さを認識する結果となった。

更に本来はこの木目調センタークラスターが標準で、確かにこれで高級感は倍増し、ブラウンの内装色と非常にマッチしている。



全席の頭上には大型のルームランプに後席用の液晶エアコンパネル及びプラネタルーフのスイッチが一体化されている。

今となっては古めかしいが、このエアコンパネルの液晶表示は当時の目線で言えばかなり豪華に感じたことだろう。

また、面白いことにキャラバンはエアコンとヒーターが独立しているので、冷風を出しながら温風を出すということも可能ではあるが、結局のところ北風と太陽な場面は皆無で、ネタの1つとして楽しむこととなった。



運転席足元は、広くも無いが、狭いという印象も無く、まずまずというところであり、写真では一見狭そうなペダルレイアウトも意外や違和感の無い感じとなっている。

但しフットレストはやや小ぶりで、面積においてもう少々注文を付けたいところではある。



前席中央には大型のセンターコンソールが装備され、このアームレストが実に大きく使い勝手が良く、優雅な気分にさせてくれる。

このセンターコンソールの前端には、カーテンスイッチとミラースイッチを装備。

ミラーには当時としては珍しくヒーター機能が標準装備されており、さすが高級ワンボックスと言ったところだ。



前席天井にはプラネタルーフの1枚目…つまりガラスサンルーフを装備する。

機構としては手動チルトアップのみで、スライドや取り外し等という機能は無いが、シェードを外すことが出来るようにはなっている。

しかし、このシェードはパルプのような紙を積層したような構造で、経年劣化で非常に脆く、無理に取り外そうものなら簡単に割れてしまう。

また、外したところで今度は置き場に困ることとなり、結局外したのは興味本位で2回のみであったことを記述しておく。



室内幅の余裕を重視しているので、ドアは薄く、比例してトリムもペラペラでさながら軽自動車のようである。

バンに少々触感の良い生地を貼り付けてなんとか凌いだだけとも言える。

そこにパワーウインドウのスイッチ及び、室内幅一杯にシートを配置した為、スペース的にパワーシートスイッチがこんな場所に追いやられる結果となった。

慣れればこれが使いやすいのだが、初見でここにスイッチが配置されていると気付くのは困難である。

パワーシートはスライドとリクライニングのみで、リフター機能やランバーサポート等のギミックは未装備である。



ここでやっとシートの話題となるが、前席はシートクッションの厚みが薄く、長時間では左大腿部に僅かな違和感を生じることもあったが、おおむね上々で、この手としては中々のシートだ。

生地も上等で、経年で退色や擦れは見受けられるものの、昔の高級車と言ったこの雰囲気は中々だ。

また、シートバックの出来が良く、腰が痛くなるような場面は皆無で、ちょっとイイモノに乗っている…そんな感じを十分に感じる完成度だ。

反面、このクルマはセンターコンソールにやや幅を使い過ぎた感があり、シート幅があからさまに狭く、この辺りでマイナスポイントとなる。

しかしながら、ホールド性も良く、この時代の日産ならではで、シートの良さがいいクルマとしての結果となっているのだと思う。

不思議なのは、助手席シートにスライド機構は一切備わらない。

ロイヤルの場合、助手席の頭上後方に液晶テレビが備わるので、シートスライドが出来ないのは致し方無いのかもしれないが、こういう辺りが日産らしく煮詰めが足りていないと思わざるを得ないポイントである。



2列目のシートは豪華でゆったりとしており、移動時での特等席はやはりここだとなる。

しかしながら、やはりセンターアームレストの幅を取り過ぎ、左右シートの幅が狭いのが残念なところだ。

また、最大の欠点は足元が非常に狭く、写真左側シートの状態で最後端である。

最も、このV6は無理に搭載しているので、エンジンカバーが後方中央に向かい大きく出っ張っていたのであった。

これにより足元が狭いという、スペースが魅力のワンボックスとしては致命的な結果に繋がることとなった。



2列目のアームレストはこの通り大型で、確かに優雅な雰囲気にはなる。

しかし、操作レバーがあからさまにキノコのように生えており、この辺りがどうも安っぽく、どうにかならなかったのかと思ってしまう。

この辺りがやはり日産でこれまたツメの甘さを感じてしまうのである。



反面、3列目は非常に広大で、実は座るだけであればこの3列目が1番快適という、頓珍漢な構造となっている。

足元も全ての席で1番広く、足を組んでも更に余裕があり、ナゼこの足元の広さを2列目に均等配分することが出来なかったのかと、開発者に小一時間問いただしたい位である。

最も2列目は回転対座等のギミックを重視した結果なのかもしれないが、それにしてもそんなことが本質なら非常にお粗末な話ではある。

しかしながら、室内長が3290㎜もあるのは、非常に魅力的で、これはグランエースと同寸法である。

これにロングボデーのロイヤルとなると、その室内長は3520㎜に及び、近年の国産ミニヴァンにこれ程の室内長を持った車種は皆無なのだ。

室内が広大さがセールスポイントとなるワンボックスやミニヴァンでは、もうこれだけで代えがたい存在になるのは必至で、尚且つこのキャラバンはノーズが無いことにより、僅か4500㎜程度の全長でこの世界を味わうことが出来るのである。

そうなると本当に他のミニヴァンへシフトするのが中々に難しい。

強いて挙げるなら安全性…それだけだとも言える。



後席装備の話題をすると、このリモコンは中々で、寧ろコレが無くなるだけで車内の操作性は絶望的だと言ってもいい。

なにより後席周りの物理スイッチはほぼ無く、運転手が操作しないといけないのだから。しかも小さなスイッチを只でさえ揺れる車内で。

何気に有難いのはプラネタルーフのオートオープンである。

スイッチ1つで一気に開放されるのは、非常に便利で魅力的だ。



プラネタルーフは開口面積が大きいのは良いが、シェードを動かすと、デフレクターという風除けがあからさまに車内へと突出するのはやや興ざめである。

最も昭和の設計が露呈する箇所でもある。



そしてE24キャラバン/ホーミーはバンでこそ両側スライドドアのモデルがあるものの、コーチに関しては現代のミニヴァンとは違い、左側にのみスライドドアが備わる。

確かに利便性では一歩劣るものの、子供が一人で車道へ飛び出すのを防げることと、ドアが無い分室内装備を割り振るスペースとして活用可能なメリットがある。

かように、キャラバンの2列目右側はこのように電動リニアカーテンのスイッチとシガーソケット、そして気持ちながらの収納スペースが用意されている。

最もリニアカーテンに関しては、カーテンそのものが欠品、そして接点の調子が悪く、1箇所を除いてマトモに動作しない状況であった。

レールを取り外し、接点を磨けば復活しそうな様子もあり、タイミングを見て1度接点を掃除しようと企んでいたものの、結果的に未遂のまま終了してしまった。



この電動リニアカーテンのスイッチは、2列目右側だけでなく、3列目の両側にも備わる。

また、3列目左右には灰皿と立派なカップホルダーが用意されるものの、いかんせん位置が低過ぎる。

せめて5cm上部にあるだけでも利便性は大幅に向上するのだが…。



後席天井には大型のルームランプが設置される。

しかし、この個体に関しては、交換されていたLED球が暗過ぎ、この面積の大きさが全く生かされていなかった。

近似サイズで面発光のLED等を入れると面白そうではある。



そしてグレード名称リムジンは伊達では無く、各席に読書灯も備えられる。

その前にピッチングが激しく、この車内で移動中の読書は中々に至難ではある。



このキャラバン最大の魅力は、広大な室内に加え、それでいて尚十分な広さを持つラゲッジスペースにある。

3列フル乗車でも三輪車に3段の脚立を入れようが、その荷室には更に余裕がある。

グランエース同様の室内長は前述の通りであるが、果たしてそのグランエースにどれだけの荷室が備わるのか?

コレだけでもうキャラバンを選ぶ理由が出来てしまう。

大量に買い物をしたとしても、載るか否かの心配が皆無となってしまうのである。

数泊の家族旅行にコストコでの大量買い…我が家の用途では結局最後までその荷室を隙間なく埋め尽くすことは不可能だった訳だ。

もう日常用途の利便性を考慮すると、もうそれだけでキャラバンの満足度が高い。

実質、手放す最後の3ヶ月位は、燃費なんざ丸無視で週末の移動はキャラバンになっていたのだから…。



そしてこのキャラバンにはディーラーオプションの室内用キャリアを備えていた。



コイツは耐荷重5kgの範囲で頭上へ小物程度なら収納が可能ではあったが、結局前述のように荷室ですら埋め尽くす機会が訪れなかった訳だから、最後まで使うことは無いまま終了した。

余談ながら不自然な3列目ヘッドレストは、モニターを装備した社外品で、以前のオーナーが誤魔化す為に布を被せて誤魔化したというのがオチである。

この布を外すと合皮製のヘッドレストが露呈する訳だが、加水分解で表皮がボロボロと落ちる上、モニターの配線は根本から切られ、再利用を嫌がるかのような処置がなされており、意図的な細工であれば中々の悪質ではある。

コレはヘッドレストモニターなど序の口に過ぎず、バックカメラの配線や、デジタルルームミラーも取り付けていたようで、カメラの配線の根本からゴッソリと切断されていた。

お陰で再使用を試みようとも、得体の知れない配線加工やムリな切断を施した配線では、社外品を到底再使用する気にもなれず、結果として以前のオーナーが適当に施した各所の素人配線を処理するだけで終了してしまった。

結果として今でもガレージには、なんとか取り除いたムダな配線やトグルスイッチが頓挫している。



バックドアは、元々のベースがバンというコトもあり、室内側より操作が可能なインナーハンドルレバーが存在する。

そしてバックドアを閉める際に用いるハンドルに関しては、前オーナーが何かしらの車種より流用した、比較的長くて太い物が装着されている。

ナゼか、これに関してはしっかりと取り付けられている上に、非常に丁寧な仕上げで、純正と見間違うかのような出来の良さなのであった。

結局、最後まで何を流用したのか不明なままである。

■エンジン、メカニズム

ワンボックスなので、当然エンジンルームへアクセスするのはやや面倒である。

助手席ヘッドレストを取り外し、シートバックを前傾させた後、床板のフードロックを2箇所解除し、ヨッコラショの掛け声と同時に非常に重いフードを持ち上げる。

これは非常に重く、1度指を挟み悶絶している。

ようやっとそんな作業の後、床下より現れるのがこのエンジンである。



・VG30E…V型6気筒3000㏄OHC、155馬力、25.0kg-m。

このクルマ最大の魅力は、室内の広大さもさることながら、このユニットである。

恐らく元々設計視野に考慮されてないであろうエンジンベイに日産はこの強心臓を半ば強引にブチ込んだ。

その結果、当時の同クラスのライバル達に対し、おおよそ1.5倍の動力性能を只き出すに至った訳だが、この勢い余る感じがなんとも当時の日産らしい。

更にコストダウン等という考えすら無いのか、ヘッドカバーは新車時より赤で塗装されている辺り、コスパだタイパだと飛び交う現代では到底ありえない演出である。

そして、この出力と引き換えに、極悪の整備性と、これまた極悪と噂されるまでの燃費を叩き出した。

このエンジンはスペックの数字よりも想像以上に実用域のトルクが太く中々速い。

スロットルひと踏みで、V6ならではの独特の低音を響かせながら、1.8tもの巨体をグイグイと引っ張っていく様は、この手のワンボックスでは味わうことの出来ない快感がある。

そして、これだけで何かイイものに乗っている感じになる。

実燃費は平均で6.68㎞/L…当初のリッター3~4㎞という噂とは裏腹に意外と良好な数値を叩き出した。

乗り方にはコツがあるようで、無闇に踏むのではなく、1500~2000回転の領域で緩やかに加速していくのが良いようだ。

ついついこのトルク感に陶酔し、2500回転以上等で引っ張るから余計燃費も悪くなるのだろうし、また、車高を落としてエアロを巻いた個体だと、路面を気にして加減速を細かく繰り返すので燃費がガタ落ちという結果になるのだと思う。

後は太い社外マフラーを入れることで、排気抵抗が無くなり、折角のトルクが抜けるので踏まざるを得なくなり、結局のところ極悪燃費に辿り着くのだと思っている。



これに組み合わされる4速オートマは、オイルクーラーが装備されてない上、この大トルクに嵩む重量と、かなりの負担が掛かるようで、やはりよく壊れると言われている。

案の定、今回の個体も最後はこのオートマが音を上げた。



足まわりはフロントがトーションバースプリングのダブルウィッシュボーンで、リアはリーフリジッドという、典型的なトラックのそれである。

しかし、リアサスに関しては、リーフの枚数がバンより少ないので、多少乗り心地は良いらしい。

また、このリムジンでは減衰力が自動で切り替わるショックアブソーバーが装備されており、少なくとも多少はこれが効いている。

足まわりはこの通り元々の設計が堅牢の為、耐久性は十二分にある。

しかし、乗用車としてのコーチとして考えると、やはりオーバースペックだろう。



これにホイールはワークユーロラインの17インチを組み合わせた。

PCD139.7で6穴のホイールは、200系ハイエースが登場してからラインナップが一気に増加したものの、それでもやはり少数で、探すのに少々苦労を要した。

また、何も考えずタイヤを装着した状態で、ハイエースに履いていたものをそのまま購入した為に、扁平率で失敗し、妙に肉厚でアンバランスな印象を出してしまった。

但し、装着タイヤのピレリ・パワジーはロードノイズも少なく、中々の好印象であった。



更に以前のオーナーが遊び心で入れたのかは定かではないが、スリットローターに交換されていた。

最も、これが中々で、日常使用において制動力に全く不満が出ることは無く、寧ろ安定した効きで、この手の重量級には極めて有効であった。

■総評



実はその場のノリと、相場より安いという理由で購入したクルマだったので、当初は極悪燃費という噂の上、維持費も3リッターで高額の為、果たして維持が出来るのだろうか?

などという、ネガティブなイメージから付き合いがスタートしたものの、結果としてこの印象はまるっきり逆転し、過去に所有した車種の中ではかなり満足度の高い1台となったのである。

クルマの維持は人付き合いとほぼ同様で、当初は人当りが良かろうと、途中から本性を露にしてくる者もいれば、第一印象が今一つでも、後にふとしたキッカケで良さを見い出し、気付けば一生の友になることもしかりで実に面白い。

また、最終的な決定権は自身にあれど、何かしらの縁なのか、予想外の車種の話が転がり込み、結果的にその車種になったり、気に入っているのに、想定外のトラブルで疎遠になったり(つまり手放したり)と、これまた人との出会いに酷似している。

このキャラバンも然りで、出先での会話で耳にした話から、Xで仲介者とのDMがスムーズだった為、購入候補が6人もいたのに最終的には私の手元へとやってきた。

そしてコイツはイイヤツだとなると、嵐のように手元からいなくなってしまった。

1年2ヶ月の日々は心底楽しく、また所有出来るものなら乗りたい位に気に入ってしまったものの、恐らくもう2度と我が家のカーポートに収まることは無いだろう。

さて、このE24キャラバンコーチは確かに満足度も高く良いクルマではあったが、これを2025年に積極的に勧めるかと言われれば、全く持ってお勧めは出来ない。

その理由は、とにかく部品が無く、ローレルのように簡単に中古部品が手に入らないことがある。

私のように週末のレジャーカーとしてならともかく、日常のように乗りこなすのは中々に至難で、そういうことが可能なのは、長年E24にのめり込み、部品を大量にストックしている者や、メカに長けた者、どんな仕打ちを受けても(多数のトラブルや路上立ち往生等…)ビクともしないメンタルを持ち合わせている者だけである。

そしてここに日産の情勢がこのような状況であるので、部品が出たところで、この1年の間に販売価格が信じられないレベルで上げられてしまった。

もうこれにはどうにもならず、このような状況である以上、旧車はおろか、現行車に至るまで積極的に日産車自体をもう勧める気にはなれなくなっている。

ある意味とても良い時期にこのキャラバンを所有出来たのかもしれない。

余談ながら、あれだけキャラバンと言っていた息子は、未だにキャラバンと口にしているので、やはり余程気に入っていたのだろう。

しかし、現在はクラウンもとても気に入った様子で、今度はクラウンと何かにつけて連呼しており、駐車場へ行くとプリウスよりも真っ先に目に入る様だ。

この移り気なところ、やはり血は争えぬというとこか。
Posted at 2025/07/18 13:58:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | E24キャラバン(終) | クルマ

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