どうも(^^)v
今回はカタログのアップとなりますが、「昭和」をお題にリクエスト頂いた全10台もコレで一旦〆となります…。
コレ…実は一時期欲しくて探してました…(笑)
50系ハイエースワゴン中期です♪
丁度GX71を探してる時に候補で探してみたんですが、もう11年前の時点で結構したんですよ…100万行くかどうか位だったか…(^-^;
買うなら中期のスーパーカスタムリミテッド一択だ!!なんて思ってましたが、更にタマが無いと…(苦笑)
今になって思うのは、独身の時に買わなくて良かったかなぁと…(^-^;
なんせアウトドアやレジャーをするタイプでも無いので、買ってみたとて1人で通勤に使うのは無用の長物でしたね…(汗)
そんな50系ハイエースは3代目モデルとして1982年にデビューしています♪
80年代らしいシャープなエクステリアでより、新幹線と呼ばれた丸味のあるフォルムから、より近代的な出で立ちに(*'▽')
そして1985年に今回の中期型へマイナーチェンジ…最上級グレードにスーパーカスタムリミテッドが追加され、従来より圧倒的に装備が充実し、特にワゴンはワンボックスのクラウンと称されるまでに豪華絢爛な1台となっています(*'▽')
そんな50系ハイエースワゴン中期のキャッチコピーは…
トヨタの最高級ステイタスワゴン。
ゆとりとは何か、贅沢とは何か、風格とは何か。
全てを語り尽せる、ワゴンを超えたハイグレードワゴン新登場。
コレ…ホントに豪華なんですよね~(*‘∀‘)
妙にこの写真のオッサンも自慢げでしょ…キセル持って。
ってかこの足の組み方こそ、ゆとりや贅沢や風格を表すポーズなのだろうか(ぇ
そう言えば、恐らく今までアップしてきたカタログの中で1番写真枚数が多いかも…(汗)
今回はその中期マイナーチェンジ直後となる、1985年8月の内容です。
ってコトで、中期になってフロントグリルを変更し、大型バンパーになるので、コレで一気に風格が…しかもこの縦型の角目4灯がマッチしてかなりアメリカン♪
自分はこの中期がまさに理想…やっぱライトがイイですねぇ(*'▽')
多彩
ファーストクラスのニーズに応える、優越の選択。
もう見た目からして豪華さが存分に出てるスーパーカスタムリミテッド♪
最近はこんなツートンが無いのがまた悲しい…(泣)
そしてスーパーカスタムリミテッドなので、リアテールのガーニッシュもメッキになったりと、細かいトコまで豪華なんですよコレが(*‘∀‘)
インパネは乗用車感覚…というか、80年代のハイソカー臭がモロです(笑)
デジパネにGX61とかと同じ2本スポークのステアリングは合皮巻き♪
インパネ一等地の中央上段にデカイ灰皿がドカンとあるのが時代。
細かいトコでは、メーター右側にコインを置くボックスが装備されてますが、バウンドでコインが跳ねそう…(苦笑)
誇り
優雅な余裕。心と身体で感じていただけるオーナーズルーム。
前席は先代比でシート幅、スライド量共に30㎜拡大され快適性が向上♪
リクライニング角のピッチも4度から2度へと細かく調整が可能となり、ドラポジも比較的…ですが、取りやすくなってますね…やはり元々が実用車なんでその辺りしっかりしてます(笑)
そしてスーパーカスタムリミテッドはこのようにギャザーの入ったいかにも豪華なシートで、これまた毛足の長そうな生地ですよね(*'▽')
寛ぎ
豪華なラウンジ感覚の空間。
くつろぎが広がるアームレスト付シート。
国産1BOXワゴン初のパワーリクライニングシートを新装備。
もう2列目のキャプテンシートなんていかにも最高じゃないですか…運転するより後ろでしょうコレは(笑)
更に3列目もアームレストがこれまた豪華で、今だと合皮の表皮貼って終わりの部分ですよ…(苦笑)
あくまで走り出さずに停止してる分には、この3列目は部屋として最高です(笑)
ゆとり
オールフラット機構を備えて、8人乗りワゴンの風格と性能は、ここに極まる。
前期はこのスーパーカスタムが最上級グレードでした(*'▽')
コッチはこれまたこのボディカラーに青ガラスがイイんですよ(笑)
語らい
伸びやかなくつろぎを生むオールフラットシート。
対話を広げるシートバリエーション。
このスーパーカスタムは8人乗りで…ってかこの双眼鏡と鴨の置物ってどんなシチュエーションなんだ…(苦笑)!?
今ならお互いスマホをポチポチして味の無いカットになりそう(爆)
シートはルーズクッションのコレまた豪華なヤツですよ(*'▽')
そして1~3列目までがキレイにフルフラットになる、オールフラットシート。
コレが実は日本初(笑)
使用頻度はともかく、確かに魅力的ではあります(*'▽')
3列目は前方へ折り畳みラゲッジスペースを稼ぎ出します♪
そして気になったのがこのカット。
最近の低床ミニバンを知ってしまうと、フロアの高さが非常に気になります。
かなり高重心な位置に着座する上に、1列目と3列目は完全に車軸上。
そりゃ走り出すとドタバタと跳ね、コーナーでは頭を振られ…物理の神様が存在する以上はどう制御しようとコレはもうどうにもなりません…(苦笑)
そしてバリエーションが多いので、4列10人乗りもあります…ありますが…
奇面組かよ`;:゛;`(;゚;ж;゚; )ブフォォ!!
乗員がデフォルメされ過ぎ(爆)
大体コレまたどんなシチュエーションなんだと…(笑)!?
そんな50系ハイエースワゴン中期に搭載されるエンジンは全部で3機種…。
・2L-T…直列4気筒2400㏄OHCディーゼルターボ、グロス96馬力、19.5kg-m。
クラス最強…とはなってますが、正直1.6tにグロスでこのスペックなんでかなり遅いハズ…(苦笑)
ってか実際に遅いらしいのと、2Lはヘッドが弱いってのもよく聞く話。
最も40年経ってるんで、ドコもかしこも弱くなってますが…(苦笑)
・2L…直列4気筒2400OHCディーゼル、グロス83馬力、17.0kg-m。
上記NA版…出力は当然ながら更に期待出来るモノでは無く…(汗)
・3Y…直列4気筒2000㏄OHV、キャブ、グロス105馬力、17.0kg-m。
ガソリン仕様は唯一コレのみ…出力こそ推して知るべしですが、耐久性は抜群でしょうコレは(笑)
コレらに組み合わされるミッションは、カスタムとデラックスは5速のコラムマニュアルで、スーパーカスタムは5速のフロアマニュアル。
そしてカスタムは4速のコラムオートマ、スーパーカスタム及びリミテッドは4速のフロアオートマという感じです。
オートマは全車2ウェイOD…つまりロックアップ付でして、当時の1BOXとしては最先端ですね(*'▽')
足まわりはフロントがトーションバースプリングを用いたダブルウィッシュボーンで、リアは4リンクのコイルリジッド。
意外やコイルなんですね…リーフとばっかり思ってましたよ…(苦笑)
但し、10人乗りデラックスのみリーフリジッドになってます。
ブレーキはフロントに全車ベンチレーテッドディスクを奢り、車重を考慮してこの辺りも抜かりはありません♪
リアは定番のドラム…そして写真の通り何気に5穴なんですよ!!
6穴と違ってホイールの選択肢が増えるのは嬉しい(笑)
装備としましては、3列目シートに国産1BOX初のパワーリクライニングシート!
もうコレだけでも贅沢じゃないですか(*'▽')
コレに前後調整式ヘッドレストも装備…但しシートは20度までしか傾かないので、フルフラットにはなりません…(^-^;
やはりスーパーカスタムリミテッド…シート周りの装備がとにかく充実!
3列目のセンターアームレストはかなり大きいボックスが付きますし、2列目のキャプテンシートはアームレストが角度調整式でこれまた贅沢♪
1BOXのクラウンらしく、パーセルトレイにラッゲージホールドベルトで荷物も固定が可能で、ショーファー的要素も兼ね備わります(*'▽')
80年代の近未来を感じずにはいられないデジパネも設定♪
写真はディーゼルなんでタコメーターは6000回転まで。
当時では先進装備となる、バックソナーは中期で採用され、オプションで設定♪
基本的なメカニズムは現代のソナーと同じ超音波ですが、とにかくセンサーがデカイ(笑)
テープストライプはリミテッドとカスタムでこのように違います♪
個人的にはやっぱりリミテッドのが好きですね(*'▽')
オーディオは贅沢に7スピーカー…更にサウンド・イン・サウンドなので、オーディオでラジオを流しながら、ヘッドホンで音楽を聴くという…需要がどれだけあるのか分からない装備も付いてます(笑)
この時代のトヨタでは定番装備ですね(笑)
エアコンも贅沢にデュアルオートですよ!!
但しオプション扱いなので価格は結構するでしょうね…(^-^;
そう言えばこの50ハイエースの場合、たまたま聞くコトがあったんですが、R12ガスの充てん量がこのデュアルエアコンの場合なんと1200gなんだそうです…(苦笑)
R12ってタダでさえ高いのにたまらんですよね…エアコンオイルとガスだけでおおよそ約1万5000円位は見とかないと…(苦笑)
コレでエアコン修理したトコで、ガス漏れしてたら一瞬でパーですからねぇ…(汗)
R12のクルマってエアコン関係は本気でバクチです…。
ディーラーオプションとなりますが、カラーテレビの設定もあります。
リモコンが有線なのに時代を感じますよね(笑)
画面も5インチと、現代と比較して隔世の差…レクサスLMだと液晶で48インチディスプレで2画面表示が可能となってます…。
そう考えるとモニターの進化ってスゴイですよね…(汗)
冷温蔵庫にはアイスメーカーまで装備されてますが、果たしてコレを購入して手放すまで一体どの位の使用頻度となるのか…(汗)
続く100系ではコレに加え湯沸かしポットまで付きますからねぇ…(苦笑)
電動カーテンは中期でリニアモーター化され、レールをトリムに埋め込んだコトにより見た目がスッキリしてます(*'▽')
確かにスッキリしてるなら…キャラバンなんてモロにレール剥き出しでしたよ…(苦笑)
そしてサン&ムーンルーフというコトで、前席はガラス、リアは鉄板になります。
フロントのムーンルーフは、鉄板の開口部にガラスを装着してる、珍しい方式…。
チルトは無いものの、前後電動開閉は凝ってますねぇ!!
E24なんて手動チルトのみでしたから…(苦笑)
他にはオーバーヘッドクロックは位置的に観光バスっぽいものの、デジタル表示が明らかに小さい…(苦笑)
リアには蛍光灯を装備…コレは夜間重宝します(*'▽')
更に助手席側3列目にアンブレラポケットを装備するのが50系の特徴♪
先日初めて実車で見てコレに驚いたんですよ…(笑)
で…グレードはこんな感じ。貨客両用仕様はほぼバンですよね(笑)
・10人乗り2.0デラックス (コラム5MT)…151.9万円
・10人乗り2.4Dデラックス (コラム5MT)…未掲載
最もベーシックなのがコチラのデラックスで10人乗りのヤツ。
10人乗りは唯一で、塾等の送迎車辺りが最適当でしょう(*'▽')
また、唯一のロングボデーで全長が4690㎜と5ナンバーフルサイズになります。
■10人乗りデラックスの主な装備
〇ラジアルタイヤ&ホイール
・195SR14タイヤ&5.5JJスチールホイール
〇外装
・サイドプロテクションモール
・標準マッドガード(フロント)
〇視界
・間欠ワイパー
・フロント合わせガラス
〇計器盤・ステアリング
・塩ビステアリング
・エンジン回転数感応型パワーステアリング
・オーバーヘッドクロック
・シガライター
〇ラジオ
・AMラジオ
〇シート
・発泡レザーシート
・ヘッドレスト一体式フロントシート
・リア2点式シートベルト(NR×4)
〇内装
・貼天井
・セミトリム
・塩ビフロアカーペット
・丸型リア室内ランプ
・フロントドアポケット
・スライドドアステップランプ
▲10人乗りデラックスの主なメーカーオプション
・熱線式リアウインドウ&リアワイパー&リアアンダーミラー
・ビルトインタイプリアヒーター
▲10人乗りデラックスの主なディーラーオプション
・FMプリセット付オートリバースカセットステレオ
・ドルビーNR付オートリバースカセットステレオ
・大型アウターミラー
・オーバーヘッドデュアルエアコン
・アンブレラケース
・シューズ&フットケース
・システムラック(スキーラック)
・ワゴンラダー
・ボデープロテクトストライプ
・9人乗り2.0デラックス (コラム5MT)…未記載
・9人乗り2.4Dデラックス (コラム5MT)…未記載
10人乗りに比べボデーがショートになる他、シート生地がグレードアップします♪
■10人乗りデラックスにプラス、またはグレードアップする装備
〇シート
・ファブリックシート
・リア2点式シートベルト(HLR×3、NR×1)
・サードシート折り畳み機構
▲10人乗りデラックスより更に選択可能なディーラーオプション
・ワンボディオズマ
・ドルビーNR付4スピーカー対応カセットステレオ
・2.0カスタム (コラム5MT/コラム4AT)…未記載/未記載
・2.4Dカスタム (コラム5MT/コラム4AT)…未記載/未記載
貨客両用の中間地点と言った所でしょうかね(*'▽')
当時のレベルでバンとしてはやや豪華で、乗用としては最低限…みたいな。
■9人乗りデラックスにプラス、またはグレードアップする装備
〇外装
・エアカットフラップ一体大型バンパー(ブラック)
〇視界
・熱線式リアウインドウデフォッガー&リアワイパー
・防眩インナーミラー
・リアアンダーミラー
・角型ハロゲンヘッドランプ
〇計器盤・ステアリング
・イグニッションキー照明
・灰皿照明
・照明付シガライター
・半ドアウォーニング
・ウォッシャー液ウォーニング
・ウレタンステアリング
〇空調
・ビルトインタイプリアヒーター
〇シート
・フルリクライニングシート
・前席分割式ヘッドレスト
・運転席ドアアームレスト
・オールフラットシート
・デュアル回転対面リアシート
・分割式リアヘッドレスト
・リア2点式シートベルト(NLR×4)
〇内装
・フルトリム
・ループフロアカーペット
・フロントシートバックポケット
・セカンドシートバックポケット
・セカンドシート右サイドポケット
▲9人乗りデラックスより更に選択可能なメーカーオプション
・AM/FMマルチラジオカセット一体機
▲9人乗りデラックスより更に選択可能なディーラーオプション
・自動開閉式フォグランプ
・2.0スーパーカスタム (5MT/4AT)…未記載/未記載
・2.4Dスーパーカスタム (5MT)…未記載
ココまでになると結構な豪華グレードに♪
乗車定員は8人乗りになります(*'▽')
■カスタムにプラス、またはグレードアップする装備
〇外装
・エアカットフラップ一体大型カラードバンパー
・サイドプロテクションモール(ハイグレードタイプ)
・メッキラジエーターグリル
・ブロンズガラスまたはトップシェードガラス
・前後成形マッドガード
〇視界
・ウォッシャー連動式間欠ワイパー
・前席バニティミラー付サンバイザー
・電動リモコンミラー
・フロントパワーウインドウ
〇計器盤・ステアリング
・タコメーター
・チルトステアリング
〇シート
・カットニットシート
・角度調整式フロントヘッドレスト
・フロントドアアームレスト
・サードシートセンターアームレスト
〇内装
・カットパイルフロアカーペット
・蛍光灯
・グローブボックスランプ
・前席センターコンソールボックス
・スライドドアポケット
・アンブレラポケット
・フューエルリッドオープナー
・電気式ドアロック
▲カスタムより更に選択可能なメーカーオプション
・アルミホイール
・205/70SR14ラジアルタイヤ&アルミホイール
・ツートンメタリックボデーカラー&ストライプ
・ボデーストライプ
・バックソナー
▲カスタムより更に選択可能なディーラーオプション
・サウンド・イン・サウンドシステム(4スピーカー)
・アイスメーカー付冷温蔵庫
・2.0スーパーカスタム サン&ムーンルーフ (5MT/4AT)…未記載/未記載
・2.4Dスーパーカスタム サン&ムーンルーフ (5MT/4AT)…未記載/未記載
・2.4Dターボスーパーカスタム サン&ムーンルーフ (5MT/4AT)…232.9万円/未記載
恐らくメーカーとしては豪華なワゴンタイプなので、この辺りを最量販に持ってきたかったのではないかと推測します(*'▽')
実際に現在も中古車が出てきた場合、このグレードが多め。
■スーパーカスタムにプラス、またはグレードアップする装備
〇計器盤・ステアリング
・エレクトロニックディスプレイメーター
・レオスタット
・リアランプ断線ウォーニング
・ターボインジケーター(2L-T搭載車)
〇内装
・スポットランプ(4個)
▲スーパーカスタムより更に選択可能なメーカーオプション
・リニアモーター式電動カーテン
▲スーパーカスタムより更に選択可能なディーラーオプション
・サウンド・イン・サウンドシステム(7スピーカー)
・カーカラーテレビ
・2.0スーパーカスタムリミテッド (4AT)…未記載
・2.4Dターボスーパーカスタムリミテッド (4AT)…299.5万円
最上級グレードはオートマのみの設定。
価格はギリギリ300万円を切りまして、当時としてはかなりの高級車になります!
■スーパーカスタム サン&ムーンルーフにプラス、またはグレードアップする装備
〇ラジアルタイヤ&ホイール
・205/70SR14ラジアルタイヤ&5.5JJアルミホイール
〇外装
・ツートンメタリックボディカラー&ストライプ
・ボデーストライプ
〇視界
・電動リモコンカラードミラー
・ワンタッチ式フロントパワーウインドウ
〇計器盤・ステアリング
・ダブルホーン
・合成革巻ウレタンステアリング
〇ラジオ
・AM/FMマルチラジオカセット一体機
〇シート
・高級カットニットシート
・フロントドア大型アームレスト
・コンソールボックス付フロントセンターアームレスト
・角度調整式アームレスト付セカンドシート
・前後調整式リアヘッドレスト
・リア2点式シートベルト(ELR×4)
・パワーリクライニングサードシート
・大型サードシートサイドアームレスト
・コンソールボックス付サードシートセンターアームレスト
〇内装
・シャギーフロアカーペット
・アームレスト付前席センターコンソールボックス
・ファブリック巻フロントドアポケット
・パーセルトレイ&ラッゲージホールドベルト
▲スーパーカスタム サン&ムーンルーフより更に選択可能なディーラーオプション
・オーバーヘッドデュアルオートエアコン(マニュアルも選択可能)
ボディカラーは全部で7色。
スーパーカスタムリミテッドは最上級グレードながら1色のみ…寂しい…(泣)
自分でしたら2.4Dターボスーパーカスタムリミテッドですね(*'▽')
コレにオプションで、バックソナー、サウンド・イン・サウンドシステム、カラーテレビ、大型アウターミラー、オーバーヘッドデュアルオートエアコン、アイスメーカー付冷温蔵庫、自動開閉式ハロゲンフォグランプって感じでしょう(*‘∀‘)
こんなの全部付けちゃってたら車体だけで400万円近くなりそう…クラウンのロイヤルサルーンGが来ちゃいます…(汗)
そしてコチラは少々異端か…ハイエース幼児バスの専用カタログになります!
トヨタの特装車部門となるTECSの製品…日産だとオーテックですね♪
ちなみにTOYOTA EASY CARRY SYSTEMの略でTECSなんですね…初めて知りましたよ…(笑)
カタログは1986年2月の内容。
この幼児バスは2種類が用意されているようで、まずは幼児18人乗りのコミューター。
大人を含めると定員は21名なので大型免許になりますね(*'▽')
また、ベースがスーパーロングなので、全長が5025㎜とかなり長いものの、現行のようにワイドボディでは無いので、全幅が1690㎜と極端なバランス(笑)
一方でワゴンタイプのモデルはロングボディがベース。
どちらにしろ乗車定員でコレも大型免許が要る…ハズ…(汗)
しかし、このワゴンタイプで滑稽なのは、助手席が無いんですよね…。
幼稚園バスには専用装備が多く、スライドドアが開いてる際の誤発進を防ぐ為のアクセルインターロックを装備♪
幼児の侵入がホントに防げるのか怪しい運転席ガードや、これまたワゴンにも用意されるバックソナーも装備。
園児や先生にも配慮は色々とされており、子供の背丈に合わせた乗降用グリップに大型スライド式ステップ、そしてイタズラ防止の為に窓は10㎝までしか開閉出来ないのが特徴!
万一の際の非常ドアも用意されます(*'▽')
ただ…保護者シートは優しくない…横向き移動でゲロゲーロ。
幼児用シートは小ぶりながらも2人掛け…安全の為のシートバックグリップも装備♪
広い車内が快適なよう、オーバーヘッドデュアルエアコンも用意。
搭載されるエンジンは2L型の1機種のみ…まぁ地域内移動が大半ですので、コレで事足りるんでしょう(笑)
そしてコチラは特別仕様車のリビングサルーンEX。
トヨペット店創立30周年記念車の1台で、全国限定250台となっています(*'▽')
しかしながら、このリビングサルーンなるヤツは先代から定期的に設定される特別仕様車でして、内容からしてもお買い得仕様なのは明らかなのです(笑)
カタログは1986年の内容。
ベースとなるのは、スーパーカスタム サン&ムーンルーフ…つまり8人乗りを選択するならコレが1番最上級になります(*'▽')
専用装備は全部で10項目が設定され、その1つがこの専用ボディカラー♪
専用装備がこのようにパッと見ても分かるかと…色々装備されるもんでコテコテですよね(笑)
ってコトで外観では、専用ストライプにステッカー、電動カラードリモコンミラー、アルミホイールも装備しまして、確かにベースより確実に豪華!
で…実は外観よりも更にイイのが室内で、専用シート生地にスーパーカスタムの刺繍が入ったヘッドレストで特別感が一気にアップ!
そう…こういうトコなんですよね…最近の特別仕様車って正直ココまでは無いんですよね…(^_^;)
通常ならオプションになる電動カーテンも装備!
当時は贅沢装備なオーバーヘッドデュアルエアコンにアイスメーカー付冷温蔵庫も特別装備♪
オーディオもサウンド・イン・サウンドな上、スピーカーもリミテッドですらオプション扱いの7スピーカー…今見てもかなり豪華ですよ(*'▽')
…って思ったらオプションやないかい…(苦笑)
特別装備なるのは1DINサイズのカセットデッキのみ(爆)
しかしながら、通常のスーパーカスタムに7スピーカーの設定はオプションでも出来ないのでやはり特別なのです。
そしてコレもバックソナーを特別装備(笑)
今回のブログ…バックソナーだけで3枚も写真使ってるじゃないか…(苦笑)
搭載されるエンジンは2機種で、2Lディーゼルターボと3Yガソリンと…。
コレにディーゼルは5速マニュアルが用意されるものの、ガソリンはオートマのみ。
そしてこの50系ハイエースは1987年に後期型へマイナーチェンジされ、ヘッドライトが異型2灯になるんですよね…個人的にはココが微妙…(苦笑)
更に4WDモデルや、バンには現代まで続く人気のスーパーGLを設定。
最終的に1989年に4代目…100系へモデルチェンジとなります。
元々が輸出でも人気のある車両なので、50系の大半はワゴン・バン共に恐らく海外へ大半が流出したものとみられますが、やはり人気車種だけありまして、現代でも少数ながら中古車のタマが出てきます(∩´∀`)∩
しかしながら、マニア好みのスーパーカスタムリミテッド、またはスーパーカスタムが大変…後は元々の販売比率からか、ディーゼルの個体が目立ちます(*'▽')
ただ高い…中古で出てきても中々の相場です。
しかし、ランクル同様値落ちしないのが美点でもあります…金銭的な損得勘定で考慮すると、初期投資はソコソコするものの、維持に困っても損益は少ないですね。
最も今頃この50系に手を出す人の何割がソコまで考えて買うのかは謎ですが…(爆)
大半は当然ながら200系、または懐かしさ求めてもまだ多少タマの多い100系に手を出しちゃうでしょうから…(^_^;)