どうも(^^)v
今回はスライドドアのクルマのカタログを…
う~ん…馴染みは無いですね…(汗)
ってコトで…
モビリオ前期です♪
う~ん…なんか以前運転したコトあるらしいんですが、全然印象に残ってない…(汗)
窓のデッカイのが出たなぁ…しっかしカッコイイとは正直…(^-^;
コレが出た当時の印象。
さて、そんなモビリオは2001年にデビューしています♪
フィットをベースとした7人乗りのコンパクトミニバンで、当時としてはこの手のクラスでコンパクトミニバンは画期的だったと思います(*'▽')
思い出すと…当時のコンパクトクラスで7人乗りと言えば、トヨタがモデルチェンジして間もない2代目のカローラスパシオが一番スタイリッシュな方だったか。
日産はキューブキュービックになるけど、モビリオより更に2年程遅れて出てる。
マツダはプレマシー…だけどもう1クラス大きいか。
三菱は手抜き感がスゴかったタウンボックスワイド、ダイハツは軽ワンボックスからボディ延長までして気合はいってたけど、貨物感少々残るアトレー7。
スズキは軽っぽさが残るエブリィ+、スバルはパイオニアのドミンゴが時系列で被るコト無く消滅…アレは時代が早過ぎた…(汗)
ってコトでモビリオは確かに商品の狙い所は上手いトコを突いていたと思います♪
軽1BOXベースで貨物感やチープさを感じず…かと言ってノアクラスのミニバンだと大き過ぎて取り回しに困るけど、どうしても子供を3人は乗せないといけないなんていうファミリーにはまさにピッタリな1台でしたね(*'▽')
当時のキャッチコピー…では無いと思いますが、カタログにはこう書いてます…。
コンパクトなのに7人快適。
いや…実際3列目はキビシイでしょ~(^-^;
それでもライバルよりかはイイとは思いますがね(笑)
今回はデビュー直後のモデルで、2002年4月の内容になります。
ってコトで全体的スクエアなのがモビリオ(笑)
ヘッドライトもこの通りでカクカク。
バンパーのエアインテークもカクカク。
ベースのフィットが丸っこいのとは対照的ですね(^^)v
そう言えばこういう淡いピンク系のメタリックは初代ヴィッツでのヒットを皮切りに、各メーカー、各車種で採用車が増えたのもこの時代。
真横から見ると、ドアガラスが天地に大きいのが特徴。
カタログにも書いてるんですが、ユーロトラムと言う、ヨーロッパの路面電車がデザインのモチーフになってるんだそうです(*'▽')
だから妙に窓がデカイ…(笑)
リア回りのデザインもこのように定規で引いたようにカックカク。
それにしても前期は結構シンプルなデザイン、そして淡いボディカラーが目立つのが印象的です(*'▽')
後期になると一気に印象変わって地味な感じになっちゃうんですよね…(^-^;
良く言えばシック…か。
あ…ちなみにフロントドアの開き方が少々特殊で、やや前傾しながら開きます♪
確かに開いた時の乗り降りでドアフレームに顔とか打ちにくいとか??
なんか色々便利がイイんでしょう…知らんけど。
インパネは大きく目立つセンタークラスターが印象的。
各種エアコンスイッチはダイヤル式で使いやすそうですよね…何より大きい(^^)v
思えばやはりこの頃か…やたらと大きいインパネがこんな感じで出だしたのは。
上級グレードのWは木目パネルを装備しますが、90年代のコレ見よがしな感じとは裏腹にアクセント程度で控え目な感じとなってます。
シフトレバーは手首の動作を考えて、ノブがやや左斜め上を向いた形状。
使いやすかったのかどうだったか…正直全然覚えてないのです…(苦笑)
乗車店員は7名。
しかし基本的には5人+エマージェンシーの3列目と考えた方がイイでしょう(*‘∀‘)
フィット譲りのセンタータンクレイアウトで、低床且つフラットフロア♪
2列目を畳めば26インチの自転車が積めるのもウリ♪
室内高は1380㎜ありまして、当時としては結構高いですね!
このように観葉植物も運べます…と。
馬力が、DOHCが、燃焼効率がなんていう時代が一気に現代のように室内空間云々の話題をカタログで謳い出したのがまさにこの辺りからですよね。
そんなモビリオ前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…。
・L15A…直列4気筒1500㏄SOHC、90馬力、13.4kg-m。
1気筒ツインプラグのエンジンで、確かスペック以上に下からトルクがあって良く走るエンジンだったと思います(*'▽')
コレに組み合わされるミッションはCVTのみ。
このCVT…フィットと共にジャダーが多い…と、トラブルが多発したヤツですね。
最終的にこのミッションがトドメとなって廃車になった個体も多いかと。
そういえばフィットの方はルーフのドリップモール後端辺りから水漏れしてトランクフロアが水溜まりになるトラブルも多かった…(汗)
モビリオはその辺どうかは知りませんが…(苦笑)
足回りはフロントがストラットでリアはFFが車軸式、4駆はド・ディオンアクスル。
装備面で言えば、この時代らしく収納が豊富♪
メーカーオプションでサンルーフの設定もあります(^^)v
ハイ/ロー共にディスチャージは確かスマートシビックが日本車では初めてだったような…。
モビリオもハイ/ロー共にディスチャージになってますね♪
グレードは全部で3種類…
・W (FF/4WD)…159万9000円/177万9000円
最上級グレードで、両側イージークローザー、オートエアコン、木目パネル、運転席アームレスト、キーレス2個、ワイパーが無段階間欠、メタル調PWスイッチベース、室内側メッキスライドドアハンドル、リアに12Vソケット等装備が充実♪
シート地はダブルラッセルとなってます(^^)v
・A (FF/4WD)…148万9000円/166万9000円
Wの装備を削った仕様で、イージークローザー、運転席アームレスト、マイクロアンテナがオプション化、他はキーレスのリモコンが1個に減ります。
シート地はトリコットに格下げ。
・Y (FF/4WD)…138万9000円/156万9000円
最廉価グレードで、かなり質素な感じに…。
ホイールは鉄チン、センタークラスターパネルも黒、スモークガラスも無いですね。
オーディオレスで電動ミラー、運転席ハイトアジャスター、3列目シートのヘッドレスト等、各グレードの差は約10万円ずつ違うだけなのに装備の差がスゴイ…(汗)
ちなみにグレードは「W・A・Y」と、道になってますね(笑)
最もコレはフィットも同様♪
ボディカラーは全部で10色。
自分でしたら、Wのナイトホークブラックパール…敢えてクルマの印象と違うダークな感じにして、17インチ辺り入れてグッと落としてみたら印象変わりますかね♪
オプションでサイドエアバッグ、ディスチャージヘッドランプ、ナビ、サンルーフって感じでしょうか(^^)v
で…コチラがオプションカタログ。
気になったのは、センタークラスターの大きい面積をモロに使った木目パネル…。
コレにはベージュのパネルなんてのも出来ますが、コチラはやや地味め。
しかし、何を血迷ったかオレンジのパネル…更にはシートカバーまであります(爆)
コレは結構珍しいんじゃないでしょうか…(汗)
また、大型ルーフコンソールという、まるで電車の物置棚のようなオプションも(笑)
但し、さすがに衝突のはずみで落下してくるのは危険なので、搭載可能な物の重量はかなり限られてますね…(^-^;
電車プレイされたい方は、この棚に週刊現代やゴルフダイジェストなんて置きましょう(爆)
オマケ
コチラは1999年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカーでノイコムというクルマです(^^)v
モロに後のモビリオですよね(爆)
但し、エクステリアだけですね…室内はまるで違いますし、なによりセンターピラーです(笑)
しかもバックドアは上下2分割…正直モビリオがコレだけぶっ飛んで出てきたら面白かったでしょうね(笑)
ただ…売れないでしょうけど…(苦笑)
さて…そんなモビリオは後のキャンプブームに繋がるような5人乗りのモビリオスパイクを出したりしてますね(^^)v
そして2008年まで生産され、後継車は今も続くフリードになってます♪
思えばフリードはモビリオに比べ一気にスタイリッシュになって、確かに売れましたね(^^)v
で…今やモビリオ…しかも前期は中古車市場でも壊滅的ですね…(汗)
さすがに最近は見なくなってきましたし…(^-^;
ただ…モビリオスパイクの方は昨今のキャンプブームとかでまだ多少は生き残ってるようですね(^^)v
お好きな方は今のウチに…恐らくプレミア付いたりとかはキビシイでしょうが、その前に欲しいタマが手に入らなくなる可能性の方が十分高いですね。