どうも(*'▽')
今回は「丸目ヘッドライト」をお題にリクエスト頂きましたカタログのアップになります。
正直全然関わりの無い1台…ではありますね…(^_^;)
ノーマークな割にカタログはしっかり持ってると言う…(爆)
ってコトで…
ムーヴラテです♪
どうやら販売期間の間、リアシートのスライド量変更とグレード改廃があった以外、マイナーチェンジや一部改良の類が無いという、ダイハツにしては珍しいクルマですね(*'▽')
地元の友人が5速載せ替えにして乗ってた(…のもマニアックですが…)、ソレ位で実際に細かく見たコトは無いんですねぇ…(汗)
ただ、どうもこのクルマは意外と剛性が高くて走りがイイ…なんてのをチラッと聞いたコトがあります…実際どうかは??なんですが…(汗)
さて、そんなムーヴラテは2004年にデビューしています♪
ムーヴの派生車種で、メインターゲットをミス&ミセスに設定したファンシー仕様。
とは言うものの、専用シャーシで全くの別物で何気に気合が入ってるのと、丸いボディで剛性が向上しているのもポイント…スバル360みたいですね(笑)
そんなムーヴラテのキャッチコピーは…
こころまで、まあるく。
それに、
「私のおおらかスモール。」とも書いてます。
最も、CMではそんなコトは一切言ってませんね…(^_^;)
そしてCMではサーキットの娘が出てた訳ですが、これまたカタログには一切出てきません…(苦笑)
それにしてもヴィーノからムーヴラテへの順当なステップアップ(ぇ
今回はデビューから2年が経過した2006年10月の内容です。
個人的にはこのムーヴラテは、パオやフィガロの域までは出ませんが、大量生産パイクカーという印象があります(*'▽')
更にベースに対し、やや上級仕立てにしているのも同様。
ムーヴラテの場合は見栄え質感が確実に向上してますし、ファニーなフロントマスクは、プレオニコットより明らかに自然ではあります(笑)
ニコットは元々のプレオから前後をくっつけた仕様なので、成り立ちこそ違いますが、作り笑いと自然な笑顔という感じの違いでしょうか…どうもそんな風に捉えてしまうのです…(^-^;
独特の丸味を帯びたデザインは、リア周りも同様で、全体的にシッカリ纏まっていると思いますね(*'▽')
車体が持つ雰囲気…人格といいますか、車格!?なんですかね(爆)??
とにかくコレを運転してる人って常にニコニコしてそうな感じはしますね(*'▽')
偏見ではありますが、黒塗りフルスモのW140で同じコトしてても、キメてんのかなってなるじゃないですか(ぇ
インパネは現代の視点で見ると、やや古い感じも否めませんが、大面積をシルバー塗装のパネルが覆い、独特の雰囲気を出しています(*'▽')
コレは恐らくですが、オプションやグレードにより各種パネルを用意するので、お好きに仕上げてくださいと言わんばかりの加飾じゃないですか…(笑)
それにインパネコラムシフトってのも今では見なくなりましたね…(^-^;
そしてこの頃のダイハツ車は結構細かいトコにコスト掛けてまして、カップホルダーに照明付いてるんですよね(*'▽')
このクルマで個性的なのが、この通りでシートパターン(笑)
最近はそんなに感じませんが、この頃のダイハツって高級感やら可愛らしさやら演出に長けてた感じがあります。
コレ…写真だけ見てても思うんですが、空間の使い方にムダが無く、絶妙な寸法な気がします。
ムダに頭上空間がある訳でも無ければ、変にせせこましい感じも無く。
そんなムーヴラテに搭載されるエンジンは全部で2機種…。
・EF-VE…直列3気筒660㏄DOHC、DVVT、58馬力、6.5kg-m。
可変バルタイまで装備され、当時の軽としてはかなり豪華なエンジンかと(*'▽')
・EF-DET…直列3気筒660㏄DOHCターボ、64馬力、10.5kg-m。
常套手段のターボ仕様は可変バルタイ無し。
ターボだけありまして、日常での動力性能は今でも十分でしょう♪
そしてコレらのエンジンには世界初のインテリジェント触媒を採用♪
触媒となるパラジウムに自己再生機能を持たせるコトにより、使用量を約70%も削減させたコトがポイント!
コレにかなりのコストが掛かってるというのを聞いたコトがあります。
そしてコレらに組み合わされるミッションは、全車4速オートマ。
但しターボのみは電子制御が入ります。
足回りはフロントがストラットでリアはFFがトーションビーム、4駆は3リンクという定番の組み合せです(*'▽')
車種のキャラクター故に、カタログにメカの内容はほぼ最小限で、ココからは装備の話題を…。
デザインテーマに「まる」というワードが入る通り、このように各種の造形が丸いと(笑)
ルームランプは残照式で、この辺りの演出もしっかりとしてますね♪
収納もこの通り豊富!
中でも照明付バニティミラーは軽最大なんだそうで、この辺りもユーザーニースに細かく対応してると言えます(*'▽')
そして個性的なのが、シートバッグキッズポケット♪
こういう演出が中々ニクくて、助手席シートバックの上部に装備されてます(*'▽')
ココにチョットした小物を入れてもイイですし、UFOキャッチャーでゲットしたぬいぐるみを差し込んどいてもイイ訳ですね~(^^)v
更に助手席シートバックにはティッシュポケットも装備されてますが、コレは正直微妙なのではないのかなと??
乗降時に足が当たったり、雨天時に濡れた傘を入れる時に当たって汚れるケースも多々あるでしょうから、衛生的にどうなんだ??と。
装備するならキッズポケットの横とか、アイのようにグローブボックス上部から出て来る方がイイですね(^^)v
アイのヤツはホントにこの配置が使い勝手共に絶妙なんですよ…良く出来てます。
空調も凝ってまして、このクラスでプラズマクラスター付オートエアコンはかなりスゴイかと…(汗)
自分はナノイーよりもプラズマクラスターの方が効果があるように思います。
ナノイーの保湿云々やら空気中の水分が…ってのは正直アヤシイ感があります。
どうも効果を感じないんですよねぇ…。
対してプラズマクラスター…有無で車内の残り香とかが大違い。
特に何でもそうですが、出たての初期モノは手間とコストが掛かってるので、シッカリしたのが多いですね。
量産効果でコストが下がると、普及はするものの、手抜きを悪い意味でも覚えるので、イマ一つのクオリティとなるように思います。
ドアミラーターンランプ…コレも何気に軽初だったり。
この辺りからセキュリティアラームを標準装備する車種も増えました(^^)v
そして前述のバニティミラーとなります。
で、グレードはこんな感じ。
・L (2WD/4WD)…100万8000円/112万8750円
最廉価グレードですが、ムーヴよりやや上級というコトもあり、装備はまずまず。
■Lの主な装備
〇エクステリア
・電動格納式カラードドアミラー(2WD)
・電動格納式ヒーテッドドアミラー(4WD)
・カラードドアアウターハンドル
・スモークドガラス
・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
〇インテリア・インパネ
・フルファブリックシート
・フロントスマイルベンチシート
・センターアームレスト
・左右分割リクライニング&フルフラットリアシート
・リアシート左右一体式ロングスライド(250㎜)
・成形ドアトリム
・丸型ドアインナーハンドル
・スカッフプレート
・前席バニティミラー
・左右フロントマップランプ
・残照式ルームランプ
・残照式ドームランプ
・ラゲージルームランプ
・ワンプッシュ式前席カップホルダー
・シルバー塗装インパネクラスター
・ウレタン3本スポークステアリングホイール
・前席シートバック格納型ショッピングフック
・助手席シートバックティッシュポケット
・助手席シートアンダートレイ
・運転席シートバックポケット
・ラゲージアンダーボックス
・スローモーションオープン式グローブボックス
・フットレスト
・防眩ルームミラー
・メッキシフトレバーボタン
〇安全装備
・セキュリティアラーム
・リアワイパー
・前席アジャスタブルシートベルトアンカー
〇快適装備
・マニュアルエアコン
・ダイヤル式ヒーターコントロールパネル
・全面UVカットガラス
・油圧式パワーステアリング(2WD)
・電動式パワーステアリング(4WD)
・電波式キーレスエントリー
・寒冷地仕様(4WD)
・リアヒーターダクト(4WD)
〇オーディオ
・1DIN AM/FM付CD(CD-R&RW対応)+16cm×2スピーカー
〇足回り
・145/80R13タイヤ+フルホイールキャップ
・スペアタイヤ
▲Lの主なオプション
・アジャスタブルパック(運転席シートリフター&チルトステアリング)…10500円
・ABS…31500円
・ETCユニット…31500円
・寒冷地仕様(2WD)…8400円
・リアヒーターダクト(2WD)…3150円
・CD/MD・AM/FM付ステレオ(CD-R&RW対応)+16cm×4スピーカー…36750円
・オーディオレス…-21000円
・155/65R14タイヤ+アルミホイール…42000円
・X (2WD/4WD)…112万3500円/124万4250円
NAの中間グレードで、正直コレでも全く不満の無い装備です(笑)
■Lにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・ドアミラーターンランプ
〇インテリア・インパネ
・センターアームレスト&大型ボックス
・チルトステアリング
・前席照明付大型バニティミラー
・バックドアトリム
・シンボル照明付ワンプッシュ式前席カップホルダー
・助手席シートバックキッズポケット
〇安全装備
・ABS
〇快適装備
・オートエアコン
・シルバー塗装プッシュ式ヒーターコントロールパネル
・プラズマクラスター
・クリーンエアフィルター
〇オーディオ
・CD/MD・AM/FM付ステレオ(CD-R&RW対応)+16cm×4スピーカー
▲Xの主なオプション
・運転席シートリフター…9450円
・オーディオレス…-31500円
・Xリミテッド (2WD/4WD)…122万8500円/134万9250円
NAの最上級エアログレードで、ココまで来れば装備はかなり豪華!!
■Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・ルーフエンドスポイラー
・サイドストーンガード
・エアロバンパー
・マルチリフレクターハロゲンフォグランプ
〇インテリア・インパネ
・タコメーター付メッキ2眼メーター
〇足回り
・155/65R14タイヤ+アルミホイール
・RS (2WD/4WD)…140万7000円/152万7750円
ターボ搭載の最上級グレード…なんですが、実はモデルライフの半年間だけRSリミテッドという更に上級の仕様があったようですね。
■Xリミテッドにプラス、またはグレードアップする装備
〇快適装備
・電動式パワーステアリング
□Xリミテッドより省略される装備
・助手席シートバックキッズポケット
▲Xリミテッドより更に選択可能なオプション
・MOMO革巻ステアリングホイール…42000円
コレにボディカラーが全部で9色♪
中には、アプリコットキャンディメタリックや、バナナシェイクメタリック等という、食材をモチーフとしたカラーも存在します(^^)v
この辺りはK12マーチが完璧に発端ですね…各社で主に軽でこんなカラーが出たのがこの時代。
ちなみに自分でしたら…この中のグレードからは選ばずに、以下を…。
ソレが2005年に追加されたクール及びクールターボ。
ムーヴにおけるカスタム系という感じですね(^^)v
コレが追加された際にRSリミテッドが消滅したようですね~。
カタログは2006年10月の内容。
このクール系はメカ関係はそのままに、見た目をドレスアップした仕様♪
メッキフロントグリルにクリスタルテールが専用装備になりますが、コレだけでかなり雰囲気が変わります(^^)v
ソレと名称を安易にカスタムとせず、クールとする辺りに拘りがありますね(^^)v
インパネもクールな質感を出す為、アルミのヘアライン調となってるのも特徴!
更にシートはかなり豪華で、本革とスエード調ファブリックのコンビシート!!
いや~コレは凄いですよね♪
また、クールターボでは、ディスチャージヘッドランプに当時としては大きい15インチで、更にミニライトのアルミ!!
MOMO革巻のステアリングもこの通り装備します(^^)v
ボディカラーは通常の設定には無い、ブラックマイカとルージュレッドクリスタルメタリックを含む計8色♪
価格は以下の通り
・クール (2WD/4WD)…127万500円/139万1250円
・クールターボ (2WD/4WD)…147万円/159万750円
自分でしたら、クールターボのアプリコットキャンディメタリックを…。
恐らく少数派でしょう(爆)
コレに運転席シートリフターと寒冷地仕様をオプションという感じで。
で…コチラは2006年に追加された、特別仕様車のMOYU。
特別仕様車と言えど、限定車では無く、常時購入出来たようですね~。
カタログはこれまた2006年10月の内容。
このMOYUってヤツは、外観はベースとなるXそのままで、主に室内の加飾が違うという感じ。
インパネのセンタークラスターがグレイッシュウッドのマット調になり、ナチュラルな雰囲気を演出した仕様になってますね~。
どうやら柔らかな木漏れ日をモチーフにしたミストグリーンのインテリアが最大の特徴…なんですが、このクルマは原色だったりパステルカラーが似合うであろう外観だったりするので、この手の室内色はややミスマッチな感じもします…(^_^;)
好みなんでしょうけどね…(苦笑)
この辺りクールは上手いコト差別化されてて、ダークなカラーも合うようになってます(*'▽')
ただ、このMOYUの内装色に似合うボディカラーは中々難しいかと…(汗)
設定は無いですが、ダークブラウンとかですかね~。
そしてこのMOYUは特別装備でアロマヒーリングを用意♪
最もコレはディーラーオプションでも用意されてるので、通常のモデルでも欲しければ装備出来ます(*'▽')
ラストはダイハツ名物のディーラーオプションカタログを…。
と…いうコトで、やはりゼヒやってくれと言わんばかりにセンタークラスターパネルを各種設定(笑)
カラーパネルにカーボン調、ミッドセンチュリーモダンのウッド調に、ウォームタッチと呼ぶ、メープル調のウッドパネルも。
面積が大きいだけに、価格もそれなり。
そしてカラーパネルは全部で3色ありまして、サイドやエアコンパネルを別カラーにした組合せも可能♪
この通り、カラーパネルはメータークラスターや、インナーハンドルベゼル、コラムシフトのガーニッシュ等、全部注文したら中々の額になるかと(笑)
更にこの手の色物は外観にまで及び、ミラーカバーにホイールキャップまで…。
更にエンブレムも専用デザインに交換出来ます(*'▽')
この辺りはライバルのスズキと違い、細部までカスタマイズ出来るので、選ぶ楽しみがありますね(笑)
反面、後年になるとマニアによるアイテム争奪戦になります(爆)
サイドストライプはかなり大きめ…ですが見たコト無いですね。
ウッドデカールもありまして、室内の木目パネルと合わせれば、ハワイアンな雰囲気を出すコトも出来ますね(*'▽')
シートカバーも色々種類があるものの、中でもこのアメリカンはダイナーを連想させるようなコーディネートになってます(*'▽')
そう言えばN/でダイナースタイルとかありましたね(笑)
更にクール系等にはコチラのイルミやメッキパーツが合うでしょう(*'▽')
驚いたのは、オプションでシーケンシャルターンの設定があるんですよ…(汗)
アレ!?法規で行けたんですね…と。
このイルミアイテムは内装でも充実♪
ルーフやドアポケット、シートサイドと多岐に及び、全て装備すると往年のY32のようになります(笑)
当時のダイハツは各車でこのようにグッズもあり、恐らく今では激レアアイテムの1つかと…。
恐らくミニカーになってないモデルなので、ストラップの付属アイテムと言えど結構貴重なのではないでしょうか??
更にキーホルダーやティッシュカバーなんてのも…イベントやオフ会で間違いなく注目度の高いアイテムになります(笑)
ヘッドレストカバーは、こういうアピールの方法があるのか!!ってなりましたね~(汗)
確かにこの発想は面白くはあります…かと言って発注する人がどれだけいるのかは謎…ではありますが…(苦笑)
ドアポケットストリングスはハワイアンやアメリカン調のオプション装着車なら似合う一品で、ギターの弦を模したスタイル…。
なんですが、実は現行モデルで全くこんな感じの弦を模した車種はあるんですよ…。
BYDのATTO3ってヤツなんですが…(爆)
ラストはこのクルマにはあまりソレらしくない、スポーツマフラーやアルミペダルのセット…こんな細かいトコまであるんですよ…スゴイなぁ…。
さて…そんなムーヴラテはその後2007年にグレード縮小を行いつつ、2008年に生産終了。
1代限りのモデルとなってますが、思うにこの手はコンセプトが固まっている分、モデルチェンジが極めて難しい。
コレはこのムーヴラテやミラココア等に言えますが、1度カワイイ系でコンセプトが固まってしまうと、いくら売れても次期型でコレを超えるとなると中々…(汗)
なんせお客さんはそのクルマをカワイイと思って購入するので、モデルチェンジでカタチを変えちゃうと、「いやいや…そうじゃないんだ…」と。
かと言ってキープコンセプトというのもこれまた難しい訳で、代わり映えしないのに、気に入って乗ってるのに、たかだか数年で壊れても無いのに買い替える理由も見当たらないよねと。
後はこの手の派生形豪華版…ムーヴラテも当然ながら、ムーヴコンテやタントエグゼなんてのも…。
ベースの豪華版だから当然装備が充実してなければならない…のですが、モデルチェンジでそのベースとなるヤツも豪華にする訳じゃないですか。
だったらこの豪華版は更に豪華にしないといけないし、そうなると2リッター級の車種とヘタすりゃ装備でバッティング…そんな高価格になった軽を一体誰が買うのか??
ってコトで大半はベースがモデルチェンジするタイミング、もしくは1年位で消滅するんじゃないかと…(^_^;)
で…この手のあるあるを打ち破ったのが、ムーヴキャンバスだと思います…。
アレはホントスゴイですよ…ほぼキープなんですが、デザイン面も程々に進化させつつ、室内装備にホットカップホルダー等、物珍しくも実用的な内容を充実させ、上手いコトニーズに反映させてきたなぁと(笑)
ソレに動力性能でやや不利だったトコにターボを突っ込んできたのもデカイ…アレなら買い替えようってなっちゃう一定数がいます♪
他はメーカー変われどN-ONE。
初代程売れてはいないものの、外観ほぼそのまま(本気でそのままなんです…)、マニュアル車を設定したり、RSを出してきたりでスポーツキャラを出してきて、コンスタントに出るように工夫してますね(*'▽')
ミニにクーパーを追加した感じと言いますか…上手いですよね(∩´∀`)∩
そんなムーヴラテも生産終了から15年…そりゃ見なくなってくる訳です。
ただ、このまま乗り続けると拘りがある感じでイイですよね(*'▽')♪