大体なんなんだ??このダンスは…(苦笑)??
どうも(*^^)v
さてさて…今日はチョットしたネタが出来ましたが、写真が少ないので、カタログのアップでもしときます…(^_^;)
今回は、意外やアップしてなさそうでしてなかったんですよ…
ってコトで…
U11ブルーバード前期です♪
う~ん…昔は確かに沢山走ってましたが、正直全く持って琴線にも触れなかったですし、910の陰に隠れて個人的にはパッとしなかった1台です…(苦笑)
勿論、今見ますと非常に懐かしいですし、魅力的でもあります(笑)
時代変われば考え方も変わるってコトで…(笑)
さて…そんなU11ブルーバードは1983年にデビューしています♪
当時、27か月連続販売台数NO.1を記録(って言ってもこのクラスで…)だった名車910ブルのフルモデルチェンジで、メーカーも慎重にならざる負えなかった1台ですね…(苦笑)
結果、ブルーバード初のFFになるものの、余りのキープコンセプトに、一般的にはホントにモデルチェンジしたんかいな??
ってな感じで、泣かず飛ばずであんまり売れなかったモデルです…(苦笑)
また、この手のクラスでは大口顧客のタクシー業界から、FFの耐久性等でソッポ向かれまして、結局タクシーモデルは910が90年代まで併売されるという事態まで起きてしまっています…(汗)
当時のキャッチコピーは…
スーパー・ゼネレーション
日本語に訳すと…超世代ですよ…もうなんやねん…と…(苦笑)
ブルーバードの劇的進化…な~んてCMでは言ってますが、クルマはモロにキープコンセプトですし、CMキャラクターもキープコンセプトでジュリーこと沢田研二を継続起用…(笑)
オマケに…
ジュリーはキンキラキンの刑ですよ…(爆)
しかも屋根の上に乗って音頭取ってる…
このクルマは神輿か(爆)!?
しかしながら見た目で判断してはいけませぬ…意外やU11ブルは面白い装備の詰まった典型的なハチマル車…なのであります♪
ボディも色々ありまして、まずは4ドアハードトップ♪
日産お得意のピラーレスハードトップが特徴です。
リアドア後ろにある、クリスタルカットウインドウというのが特徴…ではあるのですが、コレがドアを開けた時にこの部分が残るので頭や体をぶつけたり…ってのがあります。
この辺り、実はY31セドグロのハードトップと似てますね~(^_^;)
ちなみにコチラはセダンの高級グレード、2000SLX-G…なんですが…
なんででしょうかね…なんかこのセダンのこのグレードに限って、個人的なんですが…
フロントマスクが加藤茶っぽい気が…(汗)
いかがでしょう??
…
俺だけですか…そうですか。
ちなみにセダンでもターボSSS-Sになると、ガラリと雰囲気が変わります…が…
黄色と黒のツートンなんざこのクラスで多分コレだけでしょう…(笑)
最近業者オークションにハードトップの黄色ツートンが出てきたのでチョット驚きましたが…(笑)
後は関東辺りで現役でいるみたいですね…。
セダンのリアを見て思い出しましたが、ディーラー時代にこのセダンの左リアテールが台風で飛んできた石で割れた個体が入庫してきましてね…(^_^;)
さすがにもう出てこないだろうと思って注文すると、新品が出てきまして…(笑)
何が一番驚いたって…
旧デザインの箱に入って届いてきました(爆)
丁度10年前でして、その時はもう日産部品はグレーの箱に入ってフツー来るんですが、白ベースに青と赤のラインだか入った箱に来ました…
いつから倉庫にストックされてたんだよ(爆)!!
って驚きましたけどね…(笑)
後はワゴンですね。
トミカの34番、UCCのワゴンで遊んだ人も多いでしょう…(笑)
実はワゴンにもこのようにターボSSSが設定されているのがマニアにはたまらないポイントです(笑)
インパネは910からこれまたキープコンセプトで、メータークラスターに赤いラインが入ります。
但し、U11の特徴として、アッパーインストの奥に助手席側まで警告灯が並びます(爆)
シートは、グレードによってはパッと見平凡ですが…
スポーツグレードになると形状そのままですが、配色でかなり雰囲気が変わりますし、ラグジュアリーグレードですと、ボタン張りのルースクッションシートになります。
で…この時代の日産車のカタログって…
やたら花束を置きたがります(爆)
ドコへ行くとそんなシーンになるんだ(爆)??
もっとも花束を置くのにシートを倒す必要なんざねぇし、ポンと置いときゃいいじゃねぇか…(苦笑)
ただ、コイツぁ便利ですね…両席倒せます…ローレルにも欲しい装備。
さらには運転席パワーシートもありますし、リアリクライニングシートもセダンの2000SLX-Gならありますから、装備はいいですね~(*^^)v
そんなU11ブルに搭載されるエンジンは全部で6種類もあります…(汗)
CA20…直列4気筒2000ccシングルカム、キャブ、110馬力、17.0kg-m。
Zエンジン譲りのツインプラグです(笑)
CA18DET…直列4気筒1800ccシングルカムターボ、135馬力、20.0kg-m。
U11ブルの最強エンジン。同じくツインプラグ
CA18E…直列4気筒1800ccシングルカム、115馬力、16.5kg-m。
CA18…直列4気筒1800ccシングルカム、キャブ、100馬力、15.2kg-m。
CA16…直列4気筒1600ccシングルカム、キャブ、90馬力、13.6kg-m。
LD20…直列4気筒2000ccシングルカムディーゼル、67馬力、12.5kg-m。
コレに組み合わされるミッションが、4速、5速のマニュアル、3速オートマでロックアップの有無、OD付4速オートマでロックアップの有無です。
足回りには3ウェイアジャスタブルショックアブソーバーという、舌を噛みそうな…
要は減衰力が3段階で変えられるサスが付いてます(*^^)v
また、パワステに関しては、世界初の電子制御3ウェイパワーステアリングが装備されまして、ステアリングの重さが3段階に切り替え出来ます(*^^)v
装備も中々面白いものがありまして…
ドライブフューエルモニターという、デジタル表示の燃費計や…
世界初のセーフティドライブアドバイザーなんてのもあります(笑)
コイツは運転して2時間経ったらコーヒーカップのマークが点灯すると共に、ブザーで休憩しやがれなんて言ってくる、おせっか…親切な機能です(爆)
ただ、意外とバカに出来ない機能でして、ドライバーの疲労時に表れやすい運転パターンをステアリング舵角センサーからも検知しまして、疲労度を測定しちゃったりなんかします!!
コレですね…当時はスンゲーバカにされて、数十年も黒歴史化されてた機能なんですが、実は現行のレクサスや他メーカーに全く同じものが装備されています!!
もう機能も全く同じで、メーター上にコーヒーカップのインジケーター出て来るんですもの…(笑)
まさに先見の明と言いますか、現代になってようやく受け入れられ始めたんです…だからコレ考えた人ってスゲェなって思う(笑)
後は80年代車定番のデジパネですね♪
ブルに関しては、100キロ越えますと、数字の下に赤線が入ります(笑)
で…意外や当時としては珍しい残照式のルームランプもあるんですよ~(^o^)
他にもヘッドライトワイパーも装備しちゃうのもありますし…
ディーラーオプションでオートワイパーまで!!
もう電気装備のオンパレードです(笑)
後はサンマイルダーなんていう、今では珍しいと思われるアイテムもあります♪
ボディカラーは全部で11色…意外やボディバリエーションに比例して、ボディカラーも豊富です♪
そんなこんなで、意外やキープコンセプトながら、各種電子装備や豪華装備が盛り込まれていまして、今見ると凄く面白いのがこのU11ブルーバードです(*^^)v
しかしまぁ…一般的にはココまで見た目がキープコンセプトですと、新車で購入してもなんだか新鮮味に薄れますし、何しろ…
コレじゃ何がしたいか全く分からない…(苦笑)
いやぁ…この80年代前半の日産ってとにかくCMアピールがヘタ…どヘタ…(苦笑)
日産の逆襲が始まるのはこの後…87年辺りから凄く印象に残るCMが多かった…
U12のアテーサのCMなんざ感動ものですよ…(涙)
あの頃の日産車ってホント輝いてたなぁ…R31のGTオートスポイラーのCMなんて何度見ても感動するもの…(笑)
さすがにこのCMじゃ学芸会みたいでもう笑うしか出来ないもの…(苦笑)
ってコトで今回は、どんなに魅力あるクルマを作っても、CMがヘタだったら民衆は興味を示さないというお話でした←違います