どうも(^^)v
今回はカタログのアップになりますが、みん友さんの愛車紹介にアップされてるクルマシリーズはコレで一旦終了で、次回からはリクエスト頂いたヤツをアップします。
今回は広島のみん友さんの愛車紹介にアップされていたクルマ…かなり前に1度お会いした方ですね~
ってコトで…
S110ガゼール前期
ハッチバック追加時です♪
一言。
やっぱたまらん(泣)!!
多くの方は西部警察のオープンのアレなんでしょうが、やっぱり自分はガゼールと言ったらまた乗りたくて仕方ないランキング1位をこの先も永遠と死守する1台です…自分のは後期でしたけどね…(^-^;
やたらと目線の低いシート…重いドア…Z18のドロドロとした音…昨日のコトのように思い出すのです。
さて…そんなS110ガゼールは初代ガゼールとして1979年にデビューしています♪
シルビアとウリふたつの兄弟車…しかしながらガゼールの方が気持ち高級化されてて車両価格も1万円だけ高いという…(爆)
そして兄弟車というコトからも分かるように、後の180SXのルーツにもなります(^O^)
で…このガゼールは1979年の正確に言えば3月にまずは2ドアハードトップのみデビュー。
そして僅か5か月後の1979年8月に3ドアハッチバックが追加されています♪
エレクトロニクス・ガゼールだって。
今でこそドコぞの新興国の電機メーカーのキャッチコピーみたいで意味が分からんでしょうが、当時としては電気仕掛けの要塞だったり。
80年代の幕開けに一歩早く踏み入れたようなクルマなんですよね(^O^)
ってか誰やねん…(汗)!?
多分ゆってぃの相方(ぇ
今回のワカチコ…いや…カタログは1979年10月のモノです。
ってコトでまずはシャープなり。ハードトップ。
そうそう…シルビアと違ってガゼールは角目4灯のヘッドライトのベゼルがメッキになります♪
このS110のハードトップで面白いトコは、リアのクォーターウインドウ…ってかオペラウインドウのが正しいかな。
70年代中盤辺りから流行り出したランドウトップを意識しつつも、角ばったフォルムで80年代へ突入していくという過渡期を感じるフォルムです。
前期ハードトップはリアテールが細いんですよね。
バイオレットのシャーシに、当時としては大型となるガゼールのボディを被せたコトによりリアタイヤが奥に引っ込みまくるんですよ…(汗)
ところが、コレが逆に功を奏しましてリアに太いホイールが入るんですよね(笑)
ホイールのJ数は残念ながら覚えてませんが、225幅のタイヤでも引っ込みます。
265位でやっとツラに行くかって感じなのです…(汗)
一方コチラが追加されたハッチバック。
オーバーライダーの付いた大型バンパーが特徴♪
そしてディーラーオプションですが、ファイアーバード…ではなくてカモシカの角をイメージしたボンネットグラフィック!!
コレがガゼールって感じですが、実際に装着車は激レア。
ハッチバックのリアテールは後期ハードトップと恐らく同じ位の面積のモノになります(^O^)
このハッチバックもまたカッコイイんですよねぇ♪
インパネはやたらと煌びやか(笑)
シートポジションがかなり低いので、座高の低い人はメータフードが覆いかぶさるようにそびえ立つ為、前がマジで見えません…(苦笑)
各スイッチ類は目障りのようにイルミがある割に実は使い勝手がイイです(笑)
自分も茶内装でした♪懐かしい♪
シートはポジションこそ低いものの、意外と基礎はしっかりしてて疲れません♪
そしてちゃんと大人4人が快適に座れます…実にイイのです!
プラスチッキーに見えつつも、実はトリム類はソフトパッドに覆われ、触感も十分。
あ…そういえばセンターコンソールのヒンジが設計的に弱い…ってか設計ミスじゃないの…(苦笑)!?
とりあえずプラスチックの蝶番が割れてアーム部分が外れます。
あくまで補助的なリンク部分だけがアームレストのフタを支えるので、フタだけが宙を浮いています((苦笑)
そんなS110ガゼール前期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
決してエンジンマウントが腐って飛び出てきた訳ではないんですよ…
サビにはトコトン弱いクルマですけどね…(爆)
・Z20E…直列4気筒2000㏄OHC、EGI、120馬力、17.0kg-m。
排ガス規制が落ち着いて間もない時期なのでトップグレードでもこんなもん。
排ガス浄化性能と燃焼効率を考えた1気筒ツインプラグ。
アメ車のようなドロドロとした独特の低音です♪
・Z18E…直列4気筒1800㏄OHC、EGI、115馬力、15.5kg-m。
自分が乗ってたのはコレですね…パワーは全然ないですが雰囲気はイイです(笑)
レーシングしても回転上がるの遅いんだコレが…(笑)
・Z18…直列4気筒1800㏄OHC、キャブ、105馬力、15.0kg-m。
上記のキャブ版。
補足として燃料タンクがハードトップは53リッターでハッチは60リッター。
コレらに組み合わされるミッションは、T-Ⅰ、T-Ⅱ、TE-Ⅰが4速マニュアル。
上記にオプション設定含む全車5速マニュアル及び3速オートマが選べます♪
足回りはフロントがストラットで、リアがコイルの4リンクリジッド。
フロントフードが低い為、ストラットを逃がす為のプレスがあります。
装備としてはXE-Ⅱに一窓式集中警報装置…
昔の電光掲示板みたいですね(笑)
そしてこのトータルイルミネーション♪
自分のガゼールも付いてましたが色々なところが光って豪華な感じがしたものです♪
そう言えば当時としては珍しい減光式!!
コレ結構テンション上がるんですよ(笑)
そしてこの当時は各社がこぞって採用したドライブコンピューター。
その中身は今の目線で見ますとチョット豪華な電卓程度です…(^-^;
何気に1~9のボタンが奥に行くに従い飛び出てて良心的な設計。
で…ハッチバックのみですが…
日本初のワンアームワイパー♪
最近ですとヴィッツがワンアームでしたね(^^)v
そしてサンルーフは手動式。
パネルルーフなので完全に外さないと空は見れません…(^-^;
あぁ…このリモコンミラーのスイッチも懐かしいなぁ!!
自分のはドアミラーに交換しててスイッチのみになってましたが、当時から…
ワザワザ左用と右用のスイッチいる!?
なんて思った次第…(苦笑)
リアサイドウインドウは、ハードトップはレギュレーター式で昇降式ですが、ハッチバックはダイヤルで横開き式となっています♪
前期はエンジンルームランプあったんですね…後期には無くなってます。
グレードは写真にしたらかなりの枚数になるのですが…
ハードトップとハッチバックでグレード名共通。
・2000XE-Ⅱ…最上級モデル。唯一の本革ステア&ぼかしガラス。オプションでドライブコンピューターも唯一選べます♪
・2000XE-Ⅰ…エンジンが2000で4輪ディスク、パワステ以外は1800TE-Ⅱより装備が無いのです…。パワー重視な方へ。
・1800TE-Ⅱ…1800最高峰。装備はXE-Ⅱ級。
・1800TE-Ⅰ…2000XE-Ⅰとほぼ同じ装備の1800版。
・1800T-Ⅱ…燃料残量警告灯とドアモール以外は1800TE-Ⅱのキャブ版。
・1800T-Ⅰ…コチラも装備は上記同等で1800TE-Ⅰのキャブ版。
自分は…次に乗るならハッチバック2000TE-Ⅱの5速。
ボディカラーのラインナップが書いてないので全容分かりませんが、カタログ通りのシルバーでフルオプション。勿論カモシカデカールも入れたいですね(笑)!
さて…そんなS110ガゼールはこの特徴的なカモシカのグラフィックデカールはまさかの後期で廃止…(泣)
その代わり?後期にはターボモデルが出た後に、最終的には名機FJ20を搭載したRSも追加され、スペシャリティなキャラクターでありつつも、硬派なテイストが加わるコトになりました(^O^)
最後の最後に言いますが、S110ってホントに鉄板の質がダメダメでメッチャ腐るんですよね…(泣)
自分のも全塗装して1年半でサイドシルが腐ってました…(苦笑)
ウェザーも弱くて雨の日にはフロアの毛足の長いカーペットがビショビショ(泣)
ソレでもこのクルマが楽しくて楽しくて…ステアも重ステ、全ての操作が重くて重くて…(笑)
けど…コレがもう楽しくて楽しくて…(泣)
あれからもうおおよそ15年近く経ち、今や全く反対のキャラクターのPHVに乗り、確かに運転が楽に…快適になりました…。
けど目的地に行くまでが楽しくてワクワクが止まらなかったのはガゼール。
クルマの時代とマッチした時代の曲をかけたりもあったけど、ホフディランの「恋はいつも幻のように」をかけながら淡々と夜の街流したり…。
また…また乗りたいなぁ…。