どうも(^^)v
今回からはしばらく前回のリクエストで自分としては意外とリクエストが無かったなぁ…なんて車種や、個人的に懐かしく感じる80年代の車種をピックアップ。
ただ…選んでみますと70年代から80年代の狭間を行くような車種で固まってたりします(爆)
思えば1984年生まれ…子供の頃はよく見てた年式はこの辺りなんでしょうね。
ってコトで…
初代タウンエースワゴン後期です♪
乗ったコトは無いのですが、子供の頃は街中を走る日常の風景のウチの1台として非常に懐かしい気分になります…(T_T)
我が家にはオヤジの仕事の関係で日産車でしたので、ライバルのバネットでしたが、どっちも今見ると…なんですかねぇ…なんかもうたまらなくイイのです。
さて…そんな初代タウンエースは1976年、ライトエースとハイエースの中間を埋めるような形として、ワゴンとバンのラインナップでデビューしています♪
モデル途中でトラックの追加や各種の年次改良を行っていますが、1980年12月に今回の後期型へとマイナーチェンジ。
この後期型で3速オートマが加わったり、時代に沿った角型ヘッドランプ…その他装備がかなり充実して一気に豪華なワンボックスになってるようですね(^^)v
今回のカタログはその中でも1981年3月のモノとなっています。
ってコトで後期型になって前述の通りの角型ヘッドランプに大型になったバンパー…自分は初代の中でもこのフロントマスクが結構好みですね(^^)v
なんだかブルドッグっぽくも見えます。
サイドはスライドドアレールを隠すように施された2本のプレスラインが印象的♪
ちなみに写真のグレードは後期で追加された最上級グレードのグランドエクストラ。
本カタログの割にナゼかリアビューのカットが無いので今回は割愛。
ってコトでインパネ写真ですが、この時代としてはまだ先進的だったDIN規格のオーディオが特徴。
乗用車的に纏めようとしてる感じが出てますね~♪
今回の後期でよりRV要素が強くなり、ライバルのバネットが2列目に回転対座シートを採用する中でタウンエースはチルトアップ対面シートを採用しています♪
昔の電車を彷彿させます♪
けど、実際にこの手のシートを使うのって最初だけなんですよねぇ…(苦笑)
そして2、3列目をフルフラットにすると2mもの長さに(^^)v!
しかも真っ平で寝るには最高です…コーナーでは吹っ飛ばされそうですけどね…。
(当時としては)多彩なシートアレンジ。
90年代に入ってから各社過激な程までにシートアレンジを競うようになります(爆)
しかし、鼻先が無い分車体サイズの殆どが室内空間な訳じゃないですか…。
安全性はともかく室内は未だに十分な広さがあるんですよね…コンパクトだし。
そんな初代タウンエースワゴン後期に搭載されるエンジンは1機種のみ…
13T-U…直列4気筒1800㏄OHV、キャブ、92馬力、15.0kg-m。
T型…やり方次第じゃ2T-G載るんですかね…いやエンジン高でアウトなの??
そう言うのはともかく?1.2t位と今では軽い方ですが、グロス92馬力な上、
フル乗車ですと地獄でしかない…(苦笑)
53年排ガス規制以降で色々とゴムホースが…今となっては全交換しないと色んなトコから2次エア吸いそう…(汗)
コレに組み合わされるミッションは従来の4速コラムに新たに搭載された5速フロアのマニュアル。
そしてこの後期からこれまた時代の要望に合わせ3速のフロアオートマ。
マニュアル5速化はデカイですね…ただでさえキャブオーバーでエンジン音が響くのでオーバードライブなギヤ比で回転を落とせるのが有難い。
足回りはフロントがコイルスプリングのダブルウィッシュボーン。
リアが半楕円リーフと、ワンボックスとしては未だ続くオーソドックスなスタイル…更にスタビライザーも装備。
ブレーキはカスタム以上にフロントディスクブレーキが奢られます。
装備は立ち気味に座るワンボックスには効果的なチルトステアリング。
体格のイイ人は足がステアリングの下に挟まれちゃいますしね…(^-^;
で…RVブームの要請に合わせてサンルーフは電動式に♪
最終型ではツインムーンルーフにまで進化します!
リアクーラーも床置き式からオーバーヘッドのビルトインエアコンになってスッキリとして使い勝手も向上しています(^O^)
ソレに加えて缶コーラを9本冷やせるクールボックスを装備♪
気持ち程度しか冷えませんけどね…(^-^;
そんでもってリアヒーターまでもあるんですよね(^^)v
コレ…後の話になりますが、初代エスティマはリアヒーター無いんですよね。
後席優先モードだけで。
なのにタウンエースはリアヒーターもエアコンもあるってのが地味に羨ましかったのです。
パーキングブレーキは足踏み手解除の80年代によく見られた機構。
さすがにマニュアルではペダルが4つになっちゃうから、オートマのみ。
今回自分はカタログを見てコレには驚いたってのが電動リモコンミラー。
ハイエースならともかく、タウンエースにもこの時代で装備されてたんですね!
で…前述の通りでチルトアップ式対面シート。
正直回転対座よりもセットが楽でして、当時のCMでもやってる通りに瞬時に対面へチェンジ出来るのがイイです。
分割式ヘッドレストも装備される上、座面下にヘッドレストの収納ボックスを装備している辺りが凄く良心的!!
車種によっては外したヘッドレストが車内を彷徨うコトになるのです…(泣)
で…グレードは以下の感じでございます。
グランドエクストラ…最上級。ハイルーフも有り。この後期で追加。
スーパーエクストラ…歴代に渡り親しまれたグレード名ですね!
カスタム…ココから装備がグッと減った感じですが、それでも最低限はあるかと。
・デラックス…ココから更に簡素化。シートがプリントレザーに。
・スタンダード…シートのリクライニングすら無い。最早毛の生えたバン。
で…何が面白いって、スタンダードでもホワイトのボディカラーを選ぶとカラードバンパーになるのです(笑)
ちなみにGX61マークⅡですら、デビュー1年後位までカラードバンパー無いんですから…(汗)
コチラが価格表。
最早色々書きすぎてて見難い(爆)
ワゴンのスタンダードで104万4000円…デュアルエアコン付けて138万4000円。
グランドエクストラのオートマで153万1000円。
デュアルエアコン付けて186万1000円。
スーパーサウンドコンポ付けたら200万6000円と、この時代にしては破格の200万円オーバー…(汗)
結構な高級ワゴンの出来上がりとなります。
で…コチラはトヨタカローラ店の冊子。
Vol.4なので恐らくソレ以前があるのでしょう(笑)
内容はタウンエースを活用したレジャーや色々なレジャーグッズやスポットをクローズアップしてますね。
特に載せるような内容が無い…(苦笑)
アンケートはがきもくっついてましたよそう言えば(笑)
今このアンケートを送ったらメーカー側も首を傾げるコトでしょう。
さて…そんな初代タウンエースですが、コレから更にモデル末期の1年足らずで商品力アップをしてきまして、前述のツインムーンルーフや2段ベッドを備えたキャニオンなんてモデルを追加!
このカタログも持ってますので、いつかドコかでアップしましょう(^^)v
ソレにしても近年では物置としても見なくなってしまいましたね…(^-^;
結構走ってたんですけどねぇ…(泣)