どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…コレももう見ませんねぇ…(^-^;
N14パルサー3ドア後期最終です♪
確かに昔はよく走ってましたし、小学校の時に後期の4ドアに乗ってる先生がいましたね…なんかの発表会でだったかこの先生のパルサーに乗ってどっか行ったような記憶があります(^O^)
で…意外やディーラーに居た時はN15は結構触りましたが、N14は全然触れる機会がなかったですね…(汗)
唯一配属して間もない頃(ホントに初日とか2日目とかソレ位だと思う…)にGTI-Rが入庫してた位でホントに縁が無かったんですよ…(^-^;
そしてやっと2年前位にGTI-Rを初めて運転する機会に恵まれまして(笑)
そう言えば当時のホリデーオートだったか…女の子が免許取り立てで男友達と中古車屋に行ってGTI-Rを買い、後日納車されて男友達を置いてきぼりにする位にぶっ飛ばしてスピード違反で捕まるっていうマンガを見た記憶があるんですが、ご存知の方いらっしゃいますでしょうか(笑)??
さて…そんなN14パルサーは、4代目パルサーとしてバブル真っ只中の1990年にデビューしています♪
ってかコレも30年超えなのか…(汗)
先代同様で3ドア、4ドア、5ドアのラインナップでしたが、その中でも5ドアは4ドアのボディをベースとしていて、当時ではかなりぶっ飛んだ感じがありました(笑)
そう言えば同級生の家の母ちゃんが赤の5ドアにローレルスピリットのホイールキャップ付けて乗ってました(爆)
で…その中でもトピックだったのはご存知GTI-R♪
WRC参戦のベースモデルとしてのラインナップでして、当時のハッチバックとしてはバケモノレベルのハイスペックでしてミニGT-R的な感じがしたもんです♪
そして1992年に後期へマイナーチェンジされたのち、1993年にエアコンが新冷媒へと変更された今回アップする後期最終型になっています。
当時のキャッチコピーは…
STEADY PULSAR
CMには中山美穂が出て来ますが、カタログには一切出て来ません…(^-^;
そう言えば「波の数だけ抱きしめて」…ホイチョイの名作なんですが、あの映画は1982年が確か舞台なハズなのに、134号線の渋滞のシーンで80年代車の列にナゼか1台N14パルサーがポツンと並んでるシーンがあります(爆)
アレは中山美穂がCMをする予兆だったのか…まぁ偶然なんでしょうが(笑)
今回はそんな後期最終になった1993年8月の3ドア専用カタログになります。
ってコトで後期型…実際に見た目上はそんなに大きく変わらないんですよね(^^)v
元のデザインがイイからなんだと思いますね♪
前期と後期のパッと見の違いで言えば、フロントグリルがハニカム状から横桟状へ。
それとグリル中央のエンブレムがパルサーのPマークだったのに後期では日産のCIマークになるんですよね…。
正直前期のデザインのが断然好みでして、後期は蛇足的な感じしかしません…(汗)
恐らくバブル崩壊後のコストダウンでエンブレム共通化とかしてるのかなと。
後期は同じくCIマークが付くのと、PULSARエンブレムが付くのが違い。
やっぱりこの時代の日産車はホントにデザインがイイですねぇ♪
スッキリでシンプルな感じを出しつつも、コレがパルサー!そして日産車だ!って一目で見て分かるフォルムが最高に好きですね…適度に丸味と抑揚もあります♪
インパネはこの時代の日産の常で、収納は無いけど全体的に丸味を帯びて柔らかい感じが出てるアレです。
よく見たらオーディオサイズが1DINなんですよね…エアコンパネルの配置次第で2DINになるのに…(泣)
シートはヨーロッパ意識でリクライニングがダイヤル式。
そう言えばセリカもダイヤル式なんですが、大きく角度調整する為のレバーも装備されてまして、この辺りがなんともトヨタらしい…(^-^;
そして真打ちのGTI-R…最強武装のWRCベースです。
コチラは見た目に大きな変化は無く、Pマークが日産のCIマークになった位で。
特徴的なのは、やはり「ゴリラの鼻の穴」なんて新車情報で言われちゃったフードエアスクープかと…(笑)
当時としてはかなり派手目な方ですが、今見るとエボやインプに比べ控え目な感じがタダモノジャナイ感があって結構好きなんですがね(^^)v
一方でインテリアはそれなりに変化あったようで、ステアリングはホーンパッドからGTI-Rのエンブレムが無くなる上、シートも穴あきヘッドレストがオーソドックスなモノへ。
写真から見えないトコで言えばヘッドライニングが布からビニールへ…。
要はバブル崩壊後のコストダウンが見える範囲に及んでおります…(汗)
そんなN14パルサー3ドア後期最終に搭載されるエンジンは全部で5機種…
・SR20DET…直列4気筒2000㏄ツインカムターボ、230馬力、29.0kg-m。
当時のSRラインナップでの最強スペックはこのGTI-Rでしたね!
4気筒故に下からのトルクも結構出ていて、ターボが効くとグワッと加速♪
パワーウェイトレシオも5.17kg/PS…スペック上は結構スゴイです。
ギャレット製の大型タービン、大容量のインタークーラー、更に4連スロチャンとかなりコストの掛かった仕様…後期でインマニサポートやらオルタネーターステーも追加して強化されていたりと数字で見えない部分での改良も入っているようですね(^^)v
ただ…惜しむらくはギヤ比が離れ過ぎててスペックのような速さが体感的に無いんですねぇ…いや…速いのは確かなんですが…。
正直S13シルビア後期のK'sのが体感的な速さがあります…パルサーの方がスタビリティ的にも有利なので、余計違うように感じるのかと…(^-^;
後は元々が1.5リッタークラスのエンジンルームのスペースに2リッターのエンジンに4駆に大型の補器類を詰め込みまくったもんで、クーリング性能も整備性も最悪…何するにもエンジン降ろすようなクルマになってます…(苦笑)
・SR18DE…直列4気筒1800ccツインカム、140馬力、17.0kg-m。
このSR18DEもY字ロッカーアームやら油圧併用ハーフラチェット式チェーンテンショナー等、色々なメカニズムを採用してますが、コレもチェーンが始動時とか冷間時に暴れてチェーンガイドに当たってカンカン鳴るもんだから、ヘッドカバーのガスケットを交換する時はチェーンガイドを外してましたね…コレが外しても問題なく…(苦笑)
後はフロントカバーのOリングからオイル漏れるのは持病だし、SR横置きはホントパワステベルト交換ですらコマとエクステを選ばないとスムーズに外れないしで結構大変な思い出…(汗)
写真をまた1つ前に戻して…
・GA16DE…直列4気筒1600㏄ツインカム、110馬力、15.0kg-m。
コレがGAなるとエンジンが気持ちコンパクトになって整備性にソコまで不満が無かった記憶です…特に大きいトラブルも無かった…いや…プラグホールがオイルまみれになるヤツだ…大したコト無いけど。
・GA15DS…直列4気筒1500㏄ツインカム、94馬力、12.8kg-m。
DSなんでツインカムの電子制御キャブ版…1番多く搭載されたのは恐らくこのエンジンですね(^^)v
・GA13DS…直列4気筒1300㏄ツインカム、79馬力、10.6kg-m。
上記1300版ですが、さすがにこの車格ではややアンダーパワーかと…。
コレらに組み合わされるミッションは全車に5速マニュアルとGTI-Rを除き4速オートマ。
特にGTI-Rの5速マニュアルは後期でクラッチの強化支持板追加にミッションのシンクロ容量がアップされまして、泣き所でもあるミッションが多少強化されたようですね。
足回りは4輪ストラット…リアはパラレルリンクになってます(^O^)
ヨーロッパ指向の車種だけありまして、この辺りはやや拘ってますね(^^)v
GTI-Rには、これまた有名ですが、4駆システムにアテーサが奢られています♪
装備としてはGTI-Rに油温、油圧、ブーストの3連スポーツメーター♪
小さいながらもやっぱりこういう機械式のメーターの方がソレらしい感じがします
最近のマルチディスプレイの方が見やすくて便利ではありますが、なんかメカらしいのはやっぱり昔の方で(笑)
コレもまたオモシロイ♪
サウンドセレクションはリヤトレイに付いたツィーターがなんと180度回転します!
こういうムダな感じがなんかイイ(笑)
コレもN13から続いたパルサー系珍装備のアンブレラポケット!
今ではさすがに安全上の観点からムリな機構ではあります…ちなみにGTIとX1Rに傘もセットで標準装備♪
X1RとX1プライムパックにしますと、GTI系のスポーティ内装になります♪
この頃はサニーでもGT-Sルックなんてありましたね(^^)v
そんなN14パルサー3ドア後期最終のグレードはこんな感じで…
・GTI-R…最強グレード。WRCベースの怪物マシン♪
・GTI-R(ベース仕様)…言葉通りのベース仕様。内装は当然質素に。
・1800GTI…スポーティ仕様。唯一のブロンズガラスで豪華仕様でもあります♪
・1600X1R…コレもソコソコスポーティ。
・1500X1…スポーツシリーズの1500版。ココまでタコメーター付きます。
・1500M1…コンフォートシリーズの1500版。実際はお買い得仕様。
・1300V1…唯一の1300。装備はホントに最低限だしコレならマーチに行きます。
・1500フルタイム4WDX1…唯一の乗用4駆グレードになります。
ボディカラーはグレードによって選択可否がありますが、全8色。
自分なら日常の使い勝手と整備性を考えて1600X1Rの5速でターコイズメタリックにします(^_-)-☆
GTI-Rは本気過ぎる(笑)
ちなみにコチラが価格表。
一番安いのが3ドア1300V1で、93万4000円と車体のみなら100万を切ります(笑)
高いのは当然GTI-Rで234万1000円。
ちなみにM1とX1で40万円の開きがある反面、X1とX1Rの開きは僅か4万5000円。
つまり日常使いで快適に乗るなら1500のX1を買うのが賢明でしょう。
1600は税金が上がるし、一般的には拘りが無い限り非現実的ですし、M1はエアコンがオプションになります。
一体誰が取った見積かも分かりませんが、GTI-Rにフロアマットとドアバイザー付けて18万円引き…諸費用入れて254万9284円也。
なんかリアルな数字(爆)
そしてコチラは特別仕様車のカタログと中山美穂の写真集的な感じになってたり。
特別仕様車と言う名のお買い得車ですよね…コレ。
いや~ちゃんと見てないからドコ洗ってんのか分かんないし、ましてやアイドルだったミポリンが自分で洗車する感じもしない(爆)
そしてパルサーのお買い得車なんて絶対買わないと思う(爆)
ちなみに調べたらアイドル時代は運転手付きの250プレジデントだったらしく(笑)
だからこの洗車してるクルマは恐らくプレジ…うん…プレジだって多分。
運転手も付いてるね、そしてプレジに乗ってるね。
果たしてこのカレンダー目当てにパルサーをご成約した人は一体ドレだけいたんでしょうか…(爆)
波の数だけ抱きしめて…。
ってか今回写真多いなぁ…コレがラストですよラスト。
オプションカタログ。
表紙に輝くゴールドエンブレム。
なんだろ…このコテコテ感(笑)
淡色でスッキリなハズなのにコテコテ…だけどコレがイイ。
誰得なんだ金のJ1J(爆)
そしてGTI-Rのこのエンブレムはなんとオプション…(汗)
あぁ…この時代の硬派な日産って感じが出ててコレもまたイイですねぇ♪
日産ってやっぱりトリコロールなイメージですもの未だに。
ラリーのパルサーらしく、それらしいオプションも多々あります♪
フロントアンダーガードなんて付けてるの見たコトないですけどね…(汗)
リヤデフガードなんてあってこれまた本格的ですし、ニーパッドは全車オプションで選択出来ますので、ココは敢えて1300V1に付けてみたいという…(笑)
他にもこんなデカールやエンブレムキットもあったり…。
リアウインドウにデカデカとPULSARなんてステッカーもあったりします♪
左のリアウインドウデフレクターも気になりますけどね(笑)
ちなみに5ドアのテールスポイラーはなんと85000円…(汗)
専用のPマークが入ったシートバッグもございます…ってか要るんかコレ…(汗)
ラゲージ回りのシェルフやバッグがあったりと、N14パルサーって不思議とオプションアイテム数が日産車の中では多いなぁと思いますね…。
さて…そんなN14パルサーは元々がマニアアイテムであったGTI-Rがやはり現存が多く、他のグレードはもう壊滅的ですね…アレだけいたのにねぇ…(^-^;
ってかそのGTI-Rですら当時は整備性で泣くコトが多く、維持に困った挙句ナンバー切ってクルマ屋の片隅に投げてあったりなんてケースが多かったかと…。
そんなコトもあってかGTI-Rですらもうかなり少ないですね…キレイな個体はホントに少ないです…(^-^;
コレから30年…直近の日産ではこんなクルマは全然無く(チョット特殊ですがオーテックA30ボレロ位?)まさかトヨタがGRヤリス出してくるとは一体誰が思ったか…(汗)
けどまたトヨタのソレとはチョット違う気もしますね…(^-^;
トヨタは緻密に計算されたハイスペックマシン…やっぱり根がマジメ。
片や日産は結構イケイケドンドンでやっぱりドコとなく気合と根性なワル路線な感じがあります…(笑)
積み重ねたデータを基に理論的に仕上げて行くスポーツマンと、根性論とスパルタで鍛えて行くスポーツマンみたいな違いでしょうかね(笑)
なんかそんなのを見てる気がします(笑)