どうも(*'▽')
今回はみん友さんの愛車紹介に出てる車種のカタログアップになります。
シンプルでイイクルマだと思います♪
ってコトで…
8代目ミニカ
2006年4月改良版です♪
この型のミニカは代車で借りたりと色々ありましたね(笑)
ソレと前期のバンを購入しようとしたコトはありましたね…結果的に同価格でL502Sのアヴァンツァートの話が出てきたのでソッチに行った訳ですが♪
そんな8代目ミニカは軽自動車の規格改正に合わせ、1998年にデビューしています♪
バブル全盛期に開発された為、豪華で丸味を帯びた高級感漂うデザインから一転、ボディサイズこそ拡大されたものの、比較的スクエアでシンプルなデザインに…。
また、従来までラインナップのあった高性能4気筒エンジンや、飛び道具とも言えるダンガンも廃止され、一気に地味なイメージにはなっています…(苦笑)
しかしながら、本来の軽自動車という意味では合理的で実用性の高い、コミューター的な存在として非常にイイクルマだと思いますね(*'▽')
経済的でシンプル、そして壊れにくくコストパフォーマンスに優れ、興味が無ければA⇒Bへの移動手段としてコレ程に優れた1台も中々無いかと。
で…三菱らしくモデルイヤー的な感じで頻繁に改良が入る訳ですが、この2006年4月の改良では主にセダンとバンで意匠を統一、また、5ドアバンが追加された他、細かい箇所まで変更が入っています(*'▽')
そんな8代目ミニカでも、2006年4月版のキャッチコピーは…
My Best Partner.
近所のアシとかでしか使わない人にとっては中々のパートナーかと(*'▽')
今回は表記通りですね…2006年4月の内容になります。
ってコトでまずはセダンになりますが、セダンは5ドアのみの設定。
この時期のミニカはハニカムメッシュのフロントグリルが特徴♪
従来は一時的にクリアウインカーレンズを採用していましたが、この時はアンバーを採用…個人的にはクリアの方が好きですねぇ…(^_^;)
今回の改良では、ホイールキャップのデザインを変更♪
とにかくシンプルなスタイルで、この写真のグレードでもシリーズ最高峰となりますが、ソレでもドア周りのサッシはブラックアウトすらされません…(汗)
また、バックランプもテールランプと別体で、汎用品のような感じで取り付いているのも、ライバルに対し一体感が無いとも言えます…(^_^;)
この改良で、グレードによってトリップメーターが拡大採用された他、法規の関係で全グレードに手動ながらヘッドランプレベライザーが装備されるようになりました。
インパネはモデルを通して大きなデザイン変更は無く、とにかくプラスチッキーでチープ…最低限の質感という感じで、とにかく割り切ってます。
唯一、助手席側中段のエアコンルーバー周りのパネルは色調とシボを変え、それなりの質感を表現するようなコトはしています(笑)
しかしながら、移動手段としての軽自動車として考えると、十分な内容ですし、シンプル故に各種スイッチの操作性も抜群という♪
ハザードスイッチはインパネ一等地!
エアコンパネルもダイヤル式で扱いやすく手前に出ています(*'▽')
まさに定石通りの配置ですね(笑)
最上級グレードでもインテリアは最小限。
ドアトリムにはクロスすら貼られません…と、いうより今や300万円はくだらないトヨタの普通車でも無かったりしますからねぇ…(汗)
シートもコミューターとして考えるとコレで十分。
一方、コチラはバンタイプ。
この改良で、5ドアバンが追加されると共に、フロントマスクもセダンタイプと統一しています(*'▽')
元々のセダンタイプですらシンプルなので、正直バンタイプでも外観は変わらず。
ただ、従来セダンに用意されていた3ドアが廃止になった為、3ドアはバンのみに用意されるようになりました(*'▽')
もう本気で割り切るならコレですよね(*'ω'*)!
ちなみにバンなので、法規の都合上、後席のスペースは荷室の2分の1以下でなければならないので、5ドアだろうと必然的にこうなります…。
座れないコトは無いんです…物理的に…物理的にはですね…。
但し拷問です(爆)
ちなみに写真は自分ではありません…けど狭いんだコレ(笑)
そしてやたらと伸びるシートベルト(爆)
しかし、80年代に多かった軽ボンバンはみんなこうですもんね(笑)
そんな8代目ミニカの2006年4月のモデルに搭載されるエンジンは1機種のみ…。
・3G83…直列3気筒660㏄OHC、50馬力、6.3kg-m。
特に加速が暴力的でも無ければ、トルクに抑揚がある訳でも無く、感動的にフィールが最高!って訳でも無く…ただただ、粛々と動力として職務を全うする感じのユニット。
そしてムダに頑丈、とにかく壊れないという…(笑)
オイル入れなくても走るんじゃねぇ??なんて言われる位(爆)
燃費が最近の軽のようにメッチャ伸びる訳では無いんですが、とにかくシンプルでしか無いので、トータルコストでは多分抜群に有利かと(笑)
コレに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアル、又は3速オートマ。
モデルによっては4速オートマがあった時期もありましたが、この時期は廃止となって3速オートマのみです。
足回りはフロントがストラットで、リアがトルクアーム式3リンクというタイプ。
ひたすらシンプルで、軽としてただただオーソドックスなタイプ。
パワステも昔ながらの油圧で、とにかく運転してて変なフィールというのもありません…そして3ドアバンの5速は680㎏と軽量ですし、一番重いセダンの4駆でオートマですら800㎏。
つまり軽いから変なドタバタ感も無い…のと、三菱らしく妙に骨が太く頑丈(笑)
なんか安っぽくてペラペラした感じという(アルトとかって少々ペラペラした感じがあるじゃないですか…鉄板薄めというか…)、アレが無い。
装備としましては、三菱らしく、例え至極シンプルだと思われたミニカですら電装品がミョーに充実していたりするんです…(爆)
パワーウインドウは挟み込み防止機能が日本初だった先代から継続して採用!
また、この改良でハイマウントストップランプの採用範囲を拡大♪
トリップメーターも先述通りで全車標準に♪
そしてコレはH20系からのミニカとしては伝統となる、バックランプの光の反射で壁との距離の目安が分かるという…ホントに使えるか知らんですが…(汗)
三菱大好き電気仕掛けオンパレードにより、ミニカでも他社なら結構な高級車になっても装備されないようなモノまでありまして…(汗)
ヘッドライトはオートカット機能がありますし、リバース連動リアワイパーまで…。
更に4駆はシートヒーターが標準となっております(*'▽')
で…グレード構成はこんな感じで、まずはバンタイプから…。
・ライラ3ドア (2WD) (5MT/3AT)…58万2750円/66万5700円
・ライラ3ドア (4WD) (5MT/3AT)…73万9200円/79万1700円
最もベーシックなライラ3ドアは、当時でもかなりの格安車…(汗)
恐らく対抗馬は価格的にプレオバン位です。
■ライラ3ドアの主な装備
・カラードバンパー
・マルチリフレクターヘッドライト
・UV&ヒートプロテクトガラス
・リアワイパー(4WD)
・ハイバックニットシート
・2本スポークステアリングホイール
・AMラジオ(デジタル時計・スピーカー内蔵)
・フロアコンソール(AT)
・エアコン
・フューエルリッドオープナー
・寒冷地仕様+運転席シートヒーター(4WD)
・145/80R12タイヤ
▲ライラ3ドアの主なオプション
・リアワイパー(2WD・13650円)
・運転席エアバッグ&フロアコンソール(26250円)
・運転席&助手席エアバッグ&フロアコンソール&助手席サンバイザー(57750円)
・AM/FMラジオ+CD+2スピーカー(21000円)
・シガーライター(1050円)
・パワーウインドウ(15750円)
・集中ドアロック&リアゲートオープナー(26250円)
・寒冷地仕様+運転席シートヒーター(2WD・12600円)
・ABS+155/70R13タイヤ(36750円)
・ハイマウントストップランプ(5250円)
・ライラ5ドア (2WD) (5MT/3AT)…61万9500円/70万2450円
・ライラ5ドア (4WD) (5MT/3AT)…77万5950円/82万8450円
上記5ドア仕様。
チャイルドプロテクションが装備される以外は3ドアと同じです。
次いでセダンシリーズ。
・Pc (2WD) (5MT/3AT)…72万0300円/77万2800円
・Pc (4WD) (5MT/3AT)…84万6300円/89万8800円
コチラは5ドアセダンのベーシック版となります。
■ライラ5ドアにプラス、またはグレードアップする装備
・3本スポークステアリングホイール
・2スピーカー
・助手席サンバイザー
・パワーウインドウ
・リアゲートオープナー
・運転席&助手席エアバッグ
・チャイルドシート固定機構付リアシートベルト
・ハイマウントストップランプ
▲ライラ5ドアより更に選択可能なオプション
・AM/FMラジオ+CD(15750円)
・キーレスエントリー(42000円)
▽ライラ5ドアから選択出来ないオプション
・シガーライター
・ヴォイス(2WD) (5MT/3AT)…84万6300円/89万8800円
・ヴォイス (4WD) (5MT/3AT)…97万2300円/102万4800円
シリーズ全体の最高グレードで、4駆のオートマが唯一100万円超えです!
■Pcにプラス、またはグレードアップする装備
・UVカットフロントドアガラス
・電動格納式リモコンドアミラー
・カラードドアハンドル
・フルホイールカバー
・上下調整式フロントヘッドレスト
・上下調整式リアヘッドレスト
・AM/FMラジオ+CD+2スピーカー
・シガーライター
・助手席&リアアシストグリップ
・集中ドアロック
・キーレスエントリー
ボディカラーは全部で4色。
特にこの改良で赤がメタリックからソリッドに…。
シルバーも同じメタリックながら色調が変更されてるようです。
特に赤はコストダウンですよね…明らかに…(汗)
自分でしたら、ヴォイス2WDの5速でミディアムブルーマイカを…。
オプションでリアワイパーと寒冷地仕様+シートヒーターって感じでしょう。
正直、この手の軽はトコトン装備もシンプルに突き詰めてもイイのですが、年々装備もコレ位の価格差ならイイに越したコトは無い…なんていう、矛盾した考えの自分もいたりしまして…(爆)
で…そんなミニカは、この翌年の2007年にセダンシリーズが終了。
その後はバンシリーズを細々継続していたものの、2011年にバンも終了…ココでミニカは8世代49年の歴史に幕を閉じます…(汗)
しかし、もう生産終了してからそんなに経つんですね…(汗)
恐らく今後もプレミアで高騰…なんてコトもないでしょう…。
ゲタや代車で全うし、恐らくあと10年もすれば壊滅状態の1台になる気もします…。
例えば同時代で言うとL700系のミラ。
ノーマルグレードはともかく、ジーノは未だ人気で、恐らくマニアアイテムと化し、数十年後もイベントで見かける可能性はありますが、少なくともミニカタウンビーも人気が出るかというと…まず無いわなぁ。
その前に最早この型のタウンビーを今でも見ないし…(苦笑)