どうも(*'▽')
今回もリクエスト頂きました「軽除くアンダー1500㏄」搭載車のカタログをアップします(*^^*)
コレも随分と乗る機会の多かったクルマですね(*'▽')
ってコトで…
G10ブルーバードシルフィ前期です♪
自分が入社した時は、コレのモデル末期でしたね~。
2リッターはともかく、他のグレードはとにかく丈夫で壊れない印象です(^_-)-☆
出た時からこのシルフィのコンセプトは結構好みでして、実際に次期モデルのG11シルフィブロアムは新車で買おうかと思ってた時期もあります…買わなかったけど…(苦笑)
さて…そんなG10ブルーバードシルフィは2000年にデビューしています♪
従来モデルとなるU14ブルーバードの後継…ではあるものの、実は1年間だけ併売されてます。
車格はやや下げられ、サニーのプラットフォームをベースにしているからでしょうね…日産としては、完璧にズッコケた時の保険という感じでしょう…(苦笑)
そんなG10ブルーバードシルフィ前期のキャッチコピーは…
細部にわたって上質
小さな高級車という雰囲気を持たせたクルマですが、実際のトコはそういう風に見せかけているクルマ…としか言えない…(苦笑)
ただ…このクルマ、見た目やら上質やらよりも何気に環境性能が抜群という1台だったり…。
今回はデビュー時のヤツで、2000年8月の内容になります。
このシルフィ…前期と後期でフロントマスクの雰囲気が結構変わりますが、個人的にはどちらも甲乙付け難いんですよね~(*'▽')
とくにナンバープレートの位置で雰囲気の違いが大きいのだと思います♪
後期の方は、ドコぞの板金屋さんがクマさんホイール履かせたり、センチュリーホイール履かせたりしてますが…(爆)
前期はこのワインレッドと、ガンメタみたいなシルバー系が多かったですね~。
そう言えば、ボディサイズは全長が短くなったのに対し、全高がアップしてるので、妙に腰高なスタイルが惜しいトコ…(汗)
個人的にはこのボディカラーが好みですが、実車で見たかなぁ…(汗)
余談ながら、スタンドでバイトしてる時、「シルフィード」っていうステッカーを貼ったシルフィが来てましたね…オーナーズクラブとかあったんでしょうか(^_^;)??
この高級感の出し方やボディの雰囲気…サニーベースってのもありまして、どうもローレルスピリットのような感じが…(笑)
インパネは全体的に硬質…当時はこの明るめになる、バーズアイメープルの木目調パネルが新鮮で、この辺りで高級感を出してました(^_-)-☆
ただ…正直、楽器ケースに入るコストカッターが来てからとなる上に、当時の日産は瀕死の状態というコトもありまして、質感は…(汗)
シートは写真から受ける印象と違い、やや硬めで、生地の触感もザックリとした感じです。
ソレと意外と後席は前後長が狭いというのが、この時期&このクラスの日産車…(汗)
ウイングロードとかも狭かったですもんねぇ…(苦笑)
個人的には、G10シルフィを購入するなら本革シートの方がイイでしょうね(*'▽')
布シートの方はグレードによるかもしれませんが、生地の触感が…今一つ。
但し、本革シート仕様は激レアで、過去に解体屋で1台しか見たコトないです…(汗)
そんなG10ブルーバードシルフィ前期に搭載されるエンジンは全部で3機種…。
・QG18DE…直列4気筒1800㏄ツインカム、120馬力、16.6kg-m。
4WDは115馬力になります。
G10シルフィでは最大のウリとなるユニットで、とにかく排ガス性能が抜群!
浄化性能があまりに高い故に、場合によっては大気よりクリーンだと…。
当時はそのように新聞記事で書かれてたりしてましたね(*'▽')
ただ、実際にソレを実感出来るかと言えば…(苦笑)
で…当時のこの手のエンジンは何かしら問題が多かったりするものですが、耐久性も抜群で、少なくとも当時はノートラブルなエンジンでしたね(^_-)-☆
・QR20DD…直列4気筒2000㏄ツインカム、直噴、150馬力、20.4kg-m。
え~と…
一切オススメしません…(苦笑)
コレが一応スペック上はトップになりますが、この直噴が悪さをしまして、とにかくスロチャンがカーボンで詰まってエンストばっかりっていう…(苦笑)
コンサルト使ってのリプロ祭りなユニット。
・QG15DE…直列4気筒1500㏄ツインカム、105馬力、13.8kg-m。
一応、今回のお題に沿ったユニットですね(笑)
大半のシルフィに搭載されたのがコレですね…。
元々がサニーベースというのが功を奏し、実はコレで動力性能は十分♪
そしてコレも耐久性は十分です(^_-)-☆
コレらに組み合わされるミッションは、2リッター車が悪夢のハイパーCVT M6…(汗)
そう…とにかく壊れるんです…(苦笑)
エンジンがろくすっぽ本調子が出ずエンストの嵐…。
エンジンの調子が良くなれば、CVTジャダーで載せ替え…(汗)
この2リッターユニットはとにかくマメにメンテをしつつ、普段は高速主体でムリな負荷を掛けず、一定速度でクルージングする方だけがマトモに乗れるんじゃね?って仕様です。
T30のエクストレイルや、M12のリバティ後期を見かけませんよね??そういうコトです。
他は1800と1500が4速オートマ…コレが壊れません(笑)
そして1500に5速マニュアル…コレが1番丈夫♪
足回りは、フロントがストラットで、リアがマルチリンクビーム。
乗り味はソコソコ固め…というか突っ張るだけで、あんまりストロークしません。
装備としましては、とにかく高級感を演出するワンポイントとなった、バーズアイメープルの木目調パネルでしょう(*'▽')
コレは確かにパッと見の高級感が良かったですね~(*'▽')
この後、この手の明るめのカラーを主体とした木目調パネルを採用する車種も次第に増えて行きます(*'▽')
トランクルームは左右にフックが2か所。
そしてグレードによりトランクオープナーが電磁式になってます♪
他に、高級感を演出するアイテムの1つにファインビジョンメーターを採用♪
確かにこのクラスでファインビジョンメーターというのは、少々贅沢な感じがしたもんでした(*'▽')
そしてセンターアームレストはポップアップ式で高さ調整が可能♪
カーナビは末期のザナヴィで、このポップアップ式は経年で動きが悪くなる傾向にありました…(苦笑)
で…グレードはこんな感じで…。
・15i…(5MT/4AT)
最もベーシックなグレードではあるものの、木目調パネルはしっかりと装備されてまして、そんなに安っぽさは感じない内容となってます♪
■15iの主な装備
〇視界
・2灯CSRハロゲンヘッドランプ
・無段間欠式ワイパー
・UVカットフロントグリーンガラス
・UVカット断熱フロントドアグリーンガラス
・UVカットリアドアグリーンガラス
・UVカットリアグリーンガラス
・可倒式電動リモコンカラードドアミラー
〇運転席まわり
・ウレタン4本スポークステアリング
・4連メーター
・チルトステアリング
・パワーウインドウ
・集中ドアロック
・抗菌仕様
・オゾンセーフプッシュ式マニュアルエアコン
・クリーンフィルター
〇オーディオ/ナビゲーション
・CD一体AM/FM電子チューナーラジオ+2スピーカー
・リアガラスアンテナ
〇シート関係
・スウェード調シート
・助手席シートバックポケット
・運転席シートリフター
・ストラップ付リアセンターアームレスト
・後席リッド付カップホルダー
〇内装/収納関係
・助手席バニティミラー
・バーズアイメープル木目調インストフィニッシャー
・バーズアイメープル木目調パネル+クロス付ドアトリム
・メッキインサイドドアハンドル
・キー連動室内照明システム
・トランクルームランプ
・前席ポップアップ機能付2段式センターコンソールボックス
〇外装/タイヤ&ホイール
・別体カラードサイドモール
・別体カラードバンパーモール
・リアライセンスプレートフィニッシャー(車体色)
・メッキアウトサイドドアハンドル
・175/70R14タイヤ+フルホイールカバー
〇安全/メカニズム
・バルブ式ハイマウントストップランプ
▲15iの主なオプション
・UVカット断熱リアドアグリーンガラス
・UVカット断熱リアグリーンガラス(トップシェード付)
・185/65R15タイヤ+6JJアルミホイール
・前席アクティブヘッドレスト
・前席アクティブヘッドレスト+後席中央3点式シートベルト
・寒冷地仕様
(ヒーター付ドアミラー、大型バッテリー、リアヒーターダクト、ワイパーデアイサー)
・15i Gパッケージ…(5MT/4AT)
ベースグレードに豪華装備を追加した仕様。
恐らく大半の販売車両はコレでしょう(*'▽')
■15iにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・電動格納式リモコンカラードドアミラー
〇運転席まわり
・本革巻4本スポークステアリング
・リモートコントロールエントリーシステム
〇オーディオ/ナビゲーション
・CD一体AM/FM電子チューナーラジオ+4スピーカー
〇シート関係
・ファインジャガード織物シート
・18Vi-4…(4AT)
唯一の4駆グレードで、装備は1800の中では一番簡素になります。
■15iにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・4灯CSRハロゲンヘッドランプ
・トップシェード付リアグリーンガラス
・電動格納式リモコンカラードドアミラー
〇オーディオ/ナビゲーション
・CD一体AM/FM電子チューナーラジオ+4スピーカー
〇シート関係
・後席バーズアイメープル木目調リッド付カップホルダー
〇外装/タイヤ&ホイール
・別体カラードサイドガードモール(メッキ付)
・別体カラードバンパーモール(メッキ付)
・メッキリアライセンスプレートフィニッシャー
・185/65R15タイヤ+フルホイールカバー
〇安全/メカニズム
・LED式ハイマウントストップランプ
▲15iより更に選択可能なオプション
・サイドシルプロテクター&アルミホイール
・18Vi…(4AT)
1800の2駆では一番ベーシックとなるグレードですね(*'▽')
■18Vi-4にプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・UVカットフロントグリーンガラス(トップシェード付)
〇運転席まわり
・ファインビジョンメーター
・18Vi Gパッケージ…(4AT)
1800の最上級グレード
■18Viにプラス、またはグレードアップする装備
〇運転席まわり
・本革巻4本スポークステアリング
・本革巻シフトノブ
・本革巻パーキングブレーキレバー
・オゾンセーフフルオートエアコン(デジタル表示、プッシュ式)
・マルチリモートエントリーシステム(トランクオープン機能付)
・電磁式トランクオープナー
〇オーディオ/ナビゲーション
・シルフィスーパーサウンドシステム
(CD・カセット一体AM/FM電子チューナーラジオ+6スピーカー)
〇シート関係
・ファインジャガード織物シート
〇内装/収納関係
・前席バニティミラー
・マップランプ
〇外装/タイヤ&ホイール
・サイドシルプロテクター
▲18Viより更に選択可能なオプション
・本革シート&シートヒーター+合皮ドアトリム
・20XJ Gパッケージ…(ハイパーCVT M6)
最上級グレードではあるものの、トラブルが多岐に渡ります…。
当方CVT載せ替え経験アリ。
■18Vi Gパッケージにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・フォグランプ
〇運転席まわり
・エコモニター
〇内装/収納関係
・オーバーヘッドコンソール(マップランプ付)
〇外装/タイヤ&ホイール
・アルミホイール
〇安全/メカニズム
・スポーツサスペンション
▲18Vi Gパッケージより更に選択可能なオプション
・DVDナビゲーションシステム
ボディカラーは全部で5色。
意外やベタなブラックがありません…(汗)
シルバーもガンメタ系が強めのシルバー。
自分でしたら18Vi Gパッケージのミスティグリーンを…。
オプションで、断熱グリーンガラス、本革シート、アルミホイール、アクティブヘッドレスト+後席中央3点式シートベルトに寒冷地仕様でしょう(*'▽')
で…コチラがオプションカタログ。
実際に見たコトはありませんが、セダンらしいオプション?リアウインドウ用のロールブラインドがあります(*'▽')
思えばこの辺りからでしょうか…リアカーテンからこの手のブラインドに変化していったように思います(*'▽')
内装をバーズアイメープルに合わせましょう…って感じで、インパネ周りの木目調パネルと本木目のシフトノブとパーキングブレーキレバーもラインナップ♪
レザーブーツも用意しています(*'▽')
更に、実車では1度も見たコトの無いエアロパーツもあったんですね…(汗)
コレ…エアロ付けて落としたら意外と決まると思うんですよね(*^^*)
更にU14のルグランっぽい雰囲気のフロントグリルまで…(汗)
いや~コレも見たコト無い…恐らく激レアかと…(汗)
車種不明感が出てきて面白そうな一品です!!
さて…そんなG10ブルーバードシルフィ。
気付けば中古車は後期がチョロッとあるだけで、今回の前期は壊滅…(汗)
恐らくあと10年も経てばバイオレットリベルタ並に都市伝説級になる可能性も…。
確かにココ数年で一気に見なくなった気が…(汗)
気付けば初期型でもう24年オチなんですよ…そりゃ見なくなりますね…。