先日より散々紹介している長期テスト車のコロナマークⅡだが,この2週間でいろいろと気付いた点などを紹介していこうと思う.
■通勤車で気になるポイントはやはり燃費
今回のテスト車,GX61コロナマークⅡに乗り始めて早や2週間が経過した. 通勤で使用する為,走行距離は早くも700km程度となかなかのハイペースである.
実は,燃料メーターが故障していて給油ランプのみが正確に動く今回のテスト車. 内心ランプが点灯するまで正確な航続可能距離が不明の為,いつ点灯するのかヒヤヒヤしていたのであった.
参考までに,1台目のローレルを通勤に使用していた際は満タンでの航続可能距離が380km程度となかなか伸びなかったので,そんなものだろうと思っていたのだが,このGX61マークⅡはなんと500kmを若干切る位でランプが点灯したのだ.
結果として,気になる燃費は8.96km/lとリッター9キロに迫る燃費を叩き出したのだ.
これには正直心底驚いた. なんせ現代の車とさほど変わらないのだから…….
ひょっとしたら究極のエコカーなのかもしれない.
ちなみにミラ・アヴァンツァートRの燃費はリッター12~13kmとそんなに変わらないので2000ccで直列6気筒の高級車にしては実にコストパフォーマンスに優れた車だということがお分かり頂けるであろう.
写真:リッター当たり約9kmもの燃費を叩き出したGX61コロナマークⅡ. エンジンとミッションの相性が良いのだろうか,低速からパワーが適度にあり,とても運転し易い1台である.
■やはり雰囲気を求めてしまう
80年代の雰囲気をやはり楽しみたいと思い,室内で聞く音楽や芳香剤にもやはりその時代に流行ったものを入れたくなってしまうのも,この車の魅力である.
音楽については郷ひろみのエキゾチック・ジャパンやYMOのライディーン,工藤静香のMUGOん…色っぽいなどが最近のヘビーローテーションである.
カーコンポについてはロンサムカーボーイを入れたいところだが,予算の都合もあり,ケンウッドのDPX-6100MDをミラより転用している.
芳香剤についてはこれも80年代の定番と言えるグレースメイト・ポピーのフリージアにしている.
周囲の反応は,「そこまでやるのか?」と言われるが,最近の曲やパーツを入れても全く似合わず逆に浮いてしまいとてもぎこちない感じになってしまう.
その他にも吊り革を装備しているが,今後の予定としてはリアスピーカーをパイオニアの「TS-X11」にしてシフトノブを水中花にする予定である.
入手しだい「なめ猫」や「ゆっくり走ろう聖子ちゃん」のステッカーを是非とも貼りたいところである.
写真:芳香剤はやはりポピーが一番似合うと思う. 後は筆者が加齢臭を装備すればそれこそ本当のオールディーズだ.
■そこに80年代のワンシーンが再現された
先日,今回の長期テスト車を提供して頂いているぽくろ氏がGX61クレスタを手放す日にガレージに来て頂いた.
GX61コロナマークⅡでも十分に満足で全く不満はないが,(寧ろ不満がある方がぽくろ氏に失礼である……)筆者はこのGX61の斜めに流れ落ちるテールに心底惚れてしまっている.
最後の記念ということで2台の写真をガレージの前で撮影することになった. あいにく,ぽくろ氏に所用があり時間が無かった為,数枚の写真しか撮影できなかったが,2台のGX61が写る風景はとても2010年の現在とは思えず,80年代へタイムスリップしたかのような感覚がそこに蘇った.
今回のテスト車を提供して頂くとともに,所用があるにも関わらずこのような時間を作って頂くぽくろ氏にはとても感謝している次第である.
写真: とても2010年とは思えない空気を与えてくれる2台の車. 80年代の自動車業界に衝撃を与えた2台のハイソカーはいつになっても色褪せない魅力がそこにある…….
時間のある方は
コチラの写真も見て頂けると幸いである.
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HGテストレポートGX61コロナマークⅡ (終) | クルマ
Posted at
2010/02/08 23:05:17