CMに関谷さんを使用したりとなかなかトヨタとしては味のあるCMですね♪
今でもGTカーといえばZやGT-Rなんてのもありますが、どうもこのクルマの時代のように心をくすぐるような感じはありませんね…(汗)
個人的な偏見とは思いますが、このように直6を搭載してグラマラスなボディを与えてこそGTカーと思ってしまいます…。
この時代は比較的堅物なクルマが多いトヨタ車の中では珍しい遊び心に振った1台です。
今回は80スープラです♪
写真は上から時計周りにデビュー直後の93年5月のもの、エンジンが可変バルタイ化された97年8月のもの、そして販売中止直前の02年3月ものです♪
このスープラが出た時、自分はまだ小学3年でしたが、かなり驚いた記憶があります(笑)
今でこそスポーツモデルでは当たり前ですが、日本初の6速マニュアル搭載車はインパクト抜群でした!!
それにこのグラマラスな曲線で構成されたスタイルは当時の日本車では異様でしたね!!
そんな80スープラは1993年5月にデビューしました♪
先程書いた通り、日本初の6速マニュアルトランスミッション、3リッターツインターボ280馬力に43.5kg-mというとてつもなく太いトルク、そして当時としては異様なまでに曲線で構成されたスタイルにこれまた当時純正では絶対に考えられなかった超大型のリアウイング(笑)
当時のスポーツカーが好きな人々のツボにはまったのは言うまでもありません…。
コチラは初期型の最上級グレードであるGZです♪
スープラと言えばRZじゃないの??
と、思われますが、当時の最上級グレードはこのGZだったのです!!
ただ、高級装備が多く、ラグジュアリーに振ったキャラクターで、スポーツグレードがRZといった具合です。
案の定、RZが売れ筋となって、このGZは1年少々でカタログ落ちしてしまいます…(汗)
あと個人的な好みでは、実はリアスポ無しの方が好みだったりします(笑)
初期型の特徴としてはアルミホイールが当時はまだ17インチの認可が下りなくて、16インチであること。
そしてこのアルミホイールのカラーがシルバーのモデルはNAで、ガンメタの場合はツインターボという違いがありました♪
97年のマイナーチェンジ以降で、ウインカーレンズがクリアになったり、フロントとリアにサイドマーカーの追加、フロントバンパーの形状変更などしています♪
そして中期から印象の濃いガンメタのカラーが追加されます♪
このガンメタがまたなかなかいい色なんです♪
中期モデルまでは70スープラからの伝統でエアロトップも設定されていました♪
初期型はツインターボにも設定があったのですが、中期でNAのみになり、後期ではとうとう消えてしまいました…(苦笑)
個人的にはこのエアロトップもなかなか好みなんですよねぇ♪
後に連れて盛り上がっていくデザインもなかなかですね!!
それにしてもこのリアのエアインテークってただの飾りなんでしょうか??
ブレーキ冷却用位しかメリットが無さそう…(爆)
GTOなんてタダのフタだったし…(汗)
運転席まで回り込んだインパネは独特且つ走りを感じさせる最高のデザインです!!
このインパネを一目見るだけで「スープラ」とわかります♪♪
GT-Rのインパネが悪いとは思いませんが、より走りを感じさせるインパネと言うのなら自分はスープラだと思います♪
エンジンもデザインに決して負けていません♪♪
3リッターツインターボの2JZ-GTEは280馬力で後期になると可変バルブタイミングが採用され、トルクは当時としては異例の46.0kg-mも出ています!!
しかもこれって電子制御スロットルのE-TCSなんですね…(汗)
JZX100系の1Jからだと思ってたんですが実は2Jの方が先だったんですね(笑)
個人的にはただのワイヤー式の方が好きなんですけどねぇ…(苦笑)
ミッションは先述の通り、日本初の6速マニュアルで、この3ヵ月後に三菱GTOが6速化しています。
ミッションは世界的にも有名なゲトラグ社との共同開発で、フライホイールダンパーにもドイツのLUK社のものが採用されています♪
ATに関しては、コチラも今でこそ当たり前ですが、ステアマチックを中期型から採用されています♪
ただ、個人的にはこれって特にレッドまで引っ張れる訳でも無いので、ただコスト高になるだけで必要無いかと…(苦笑)
足回りは中期型からですが、REASという機構が採用されています♪
仕組みとしては、左右のショックアブソーバー内のオイルを配管で繋ぐことにより、相互連携することによって、ロールを抑制させるという利点があるそうです♪
ただ、車高調に換えるとなったら面倒な気が…(汗)
発想は面白いですね♪
フロントスポイラーは当時流行??した可変式で90km/hから作動して70km/で格納するアクティブスポイラーのようですが…
速度設定が高過ぎ…(苦笑)
日本の道路交通法を守って走る限り、必要性は低いですね…。
ブレーキに関しては、当時のトヨタお得意のスポーツABSで、横Gセンサーの働きでABSの作動を管理するようですが、当時の記事を見る限り評判は今ひとつでした…(苦笑)
レアと言えばこの
イエローのボディカラーはかなりレアだと思います!!
ちなみにスーパーブライトイエローという名称なんだそうです♪
ところで、この80スープラは
開発初期段階に950回に渡る軽量化ミーティングをしたようで…(汗)
ボルト頭部を削っての重量削減やカーペットのイト1本にまで及ぶ中空化までしたようです…(汗)
開発時は間違いなくバブルなので実に手の込んだ開発です…(汗)
ただ…
それでもRZで1510kgと全くもって重い(爆)
ライバルのR33GT-Rなんてアテーサなのに1540kgなのを考えると実に重い…(苦笑)
どうせ
どこぞの芸者を呼んでのオイシイミーティングだったのでしょう…(爆)