さてさて…今回はカタログネタなんですが、このクルマについて細かく語りだしますとかなり長くなっちゃいますね…なので手短に…それでも普通のブログレベルになりますが…(苦笑)
GX61マークⅡ前期です♪
もう後期セダンに乗ってた身としては、前期も大いに好みな訳です…(笑)
そんなGX61マークⅡは1981年にデビュー…早くももう30年も前の車になるんですね…(汗)
コレ…小学生位まではまだまだ街中で見かけていたクルマです。
そんな子供の頃に見ていたクルマを今になって乗るコトになるとはホントに思って無かったのですが(笑)
実は前期って後期に比べるとかなり装備が豪華なんですよ…(羨)
今回はそんな前期と後期の細かい違いを感じて頂けたら…と思います♪
んで表紙をめくるといきなり出てくるのはセダンです。
コレが後期のカタログになるとハードトップがいきなり出てくるのですが、丁度このGX61の時代に一般の購入率がセダンからハードトップへと切り替わる転換期となるんですよ!
なので前期はセダンがメイン、後期はハードトップがメインになります。
スタイルも前後期でかなり違い、前期セダンは写真のように角目4灯のヘッドライトになります♪
テール回りも前後期でかなり違いまして、前期テールはウインカー&テールが上下2段構えのスタイルとなり、後期で流行するブラックテールはまだ採用されていません。
正直、個人的にはハードトップは後期に比べて前期はパッとしない印象です…(苦笑)
大きな違いはフロントグリルで、後期になると、通称:イーグルマスクと呼ばれるボンネット一体の大型グリルが装着されるようになります♪
ちなみにこのツートンカラーも前後期で似てるようで違うんですね!!
前期は「アーバントーニング」という色で、後期は「エグゼクティブトーニング」という色になります。
確かによく見比べますと前期の方が全体的に色調が明るいです。
ハードトップのテール回りはパッと見は前後期でセダン程の大きな違いは見られません。
写真はセダンのインパネなのですが、室内も前後期でこれまたかなり違います!!
前期はステア&シフトレバー他が木目調、インサイドドアハンドルエスカッションがダイキャスト製!
そしてアクセルペダルも前期はオルガン式なのに対し、後期は一般的なペンダント型になります♪
他にもメーター周りやエアコンパネルも違う部品で、全然別の車に見えます…(苦笑)
正直前期のインパネ廻りは羨ましいです…(爆)
シートは形状こそ同じなんですが、実は前後期で生地の触り心地が全く違います!!
前期シートの方が触り心地最高なんです…(苦笑)
完璧に後期でコストダウンされてます…(汗)
また、GX61はエンジンバリエーションが多いのもトピックです♪
コチラはベーシックエンジンとなる1G-Eエンジンです♪
当時新開発のエンジンで従来型のM型エンジンに比べ、低燃費且つ軽量というメリットがありますが、反面、エンジンの設計上、排気量アップが出来ず、2000ccのみで止まってしまうのが弱点でした。
この弱点があった為、90年代に入り、日産がRBを2500ccでラインナップが出来たのに対し、トヨタは新たにJZエンジンを開発しなければならなくなったという事情があります…(汗)
で、コレは従来のM型にターボをプラスしたエンジン、M-TEUです。
なぜか、この当時トヨタは1Gにターボを付けず、M型にターボを装着して販売していました。
1Gのターボエンジンは後のGX71で日本初のツインターボを装着してデビューするまで待たなければいけません。
一方前期のみで選べたエンジンとして、これまた前期のみのグレード、GTに搭載された18R-GEUがあります。
後期で1Gにツインカムが搭載された為に廃止になったのですが、このマークⅡGTというのが今や激レアで、数える程しか生存していません。
そ~いえば、RX63さんのブログでも取りあげられていましたが、この時代カタログってなぜか必ずと言っていい程、外人さんが登場してきます…しかも全然有名でもない…(爆)
実際にこんなに足を伸ばすのは無理だし…(爆)
明らかに運転席のシート外してますもん…(苦笑)
誇張し過ぎでしょ…(爆)
装備としては前期のみなぜかハードトップはトランクスルーが装備されます。
コレはマジで羨ましい…(苦笑)
後期はボディ剛性確保の為でしょうか??
それともコストダウンでしょうか…(苦笑)??
ドライブコンピューターも当時は何かといろんなクルマでオプションで選べました(笑)
電卓に毛が生えたようなもんなんですけどね…(苦笑)
この当時はヘッドライトウォッシャーも流行りました(笑)
一時期は装備されるクルマも皆無な状態でしたが、最近は発熱量の低いHIDの普及によりチラホラと装着車が復活してきましたね♪
一応、当時でも衝突実験はキチンとしていました(笑)
70年代のケンメリでも当時は何百台と衝突実験で潰しています。
昔の車は安全性が低いと言われますが、このように当時でもしっかりとそこまで考えられて作られています。
但し、現行車と違うところはフルラップ衝突(正面衝突)を基本として考えられており、現在のフルラップ衝突までは重視されていませんし、歩行者衝突軽減ボディなんて言葉は勿論全くカタログにも出て来ません。
また現行車のようにわざと潰れやすくも設計していないので…
衝撃はモロに乗員に来ます←経験済(爆)
そういえば先程、エンジンで取り上げたように、GTという前期のみのグレードがあると書きましたが、もう一つ前期のみのグレードがあります。
それがこの2800グランデ
60系マークⅡで一番の最上級グレード…にはなるんですが…
装備は2000グランデと全く同じという…(苦笑)
これならクラウン買います…(苦笑)
但し、これも例によってかなりレアなグレードで生存台数は数えるほどしかいません…(笑)
自分はやり尽くした感があったので手放しました61マークⅡですが、また機会があれば所有したいですね♪
実際に所有すれば、故障も殆ど無く、燃費も申し分ない、非常にコストパフォーマンスに優れた素晴らしいクルマです♪
あれでエアコンが効けばマジで100点でした(爆)