なんだかんだで今年初のカタログネタでございます(笑)
実際に乗ったコトすら無いですが、自分は好きな1台なんですけど…
B210サニー後期です♪
当時現役で見た事は無いのですが、自分が1歳位の時に当時の自宅前で撮った写真にまさにこの型で緑のエクセレントクーペと一緒に写っている写真があるんですよ…(笑)
テールが特徴的でしたからすぐに分かりましたよ(笑)
多分ご近所さんのクルマだったんでしょうが、今となってはドコの誰のクルマだか全くわからずじまい…(苦笑)
そんな記憶に乏しいB210サニーは1973年に3代目サニーとしてデビューしています。
前モデルは名車と未だに語り継がれるB110サニー。
GX-5と言えば「あぁ…あれか!!」と言われる程に未だにファンの多い1台です。
ところが、このB210サニーが出たのは折しもオイルショックで、この手のスポーツモデルの人気も一気に閑古鳥に…(汗)
それに追い打ちをかける如く、排ガス規制による対策に各メーカーが四苦八苦…。
さらにトドメを刺すかの如く、このデザインが奇抜過ぎて悲しきかな不人気車に…(泣)
後継モデルのB310サニーで人気を取り戻した為、人気モデルの間に挟まれ、旧車のサニーの中では飛びぬけて生存数が少ないモデルでもあります。
んで、当時のサニーにはマスコットキャラクターの「サニーちゃん」というのがいました…が…
コレは萌えキャラになるのだろうか(爆)??
どうやらサニーファンの間でもいつ登場していつ消えたのかイマイチわからないというなんとも言えないキャラクターでした…(苦笑)
ちなみに冒頭の通り、CMにはヤリでパジェロを打ち抜くオッサンが夫妻でCMをしています(爆)
そ~いえばあの番組ってダーツが場外に飛んでいくコトがありましたが、結局最後まで関口宏に刺さることはありませんでしたね…(爆)
パピプペパッソ!!
パピプペパッソ!!
スイマセン…言いたかっただけです…(爆)
あ…今回のカタログは1976年にマイナーチェンジ後の後期のカタログです。
当時のサニーは上級版にエクセレントシリーズというのがありまして、コレがセダンのエクセレントです♪
後期エクセレントのみエンジンは1600ccが搭載され、通常のサニーと比べてノーズも若干延長していたようです。
インパネは若干運転席に向かってラウンドした形状で、比較的スポーティな雰囲気を出したモデルでもありました♪
一方、コチラはエクセレントでもクーペの方で、B210サニーの中でもとにかくズバ抜けたデザインだったものです(笑)
パープルのボディカラーという意外は一見フロント周りは奇抜な感じもしないのですが…
ケツは6連のテールランプ!!
簡易版のカタログのせいか、なぜかリアの写真が無かった為、拾って来た画像を使用しています。
このテールはとにかく奇抜でインパクトがありまして、通称:「ロケットサニー」と言われます♪
コチラは1200の4ドアセダンです。ちなみに2ドアセダンなんてものもあります(笑)
コレは1400のクーペですが、エクセレント以外のクーペは比較的まだ普通です(笑)
内装が青と言うのもぶっ飛んでますね!!
果たして座り心地はいいのでしょうか??
ステアリングはなんと本木!!
近年のサニーしか知らない方は只のオッサンセダンというイメージしか無いかもしれませんが、昔のサニーはこんなところまで拘っていました♪
ヘッドライトのスイッチもプッシュプル式のスイッチになってますし、夜間は緑の部分が点灯するというファイバースコープノブというこれまた変わったものです(笑)
当時も一応エコだなんだという空気は少なからずありまして、この型のサニーにはエコノメーターなるものまで付いています。
しかし…実は単なる負圧計なんですよね…コレ…(苦笑)
そりゃ~アクセル踏めば負圧発生量は増える訳ですからわからんでも無いですが…(苦笑)
このコインホルダーは果たして使いやすいんでしょうか??
スペース的にも結構使いますし、なんとも言えませんね…(苦笑)
エンジンはエクセレントシリーズが1600ccの名機L型。しかし4気筒。
その他1200ccと1400ccはこれまた名機のA型を搭載しています。
コレは当時の排気ガス浄化装置ニッサン・アンチ・ポリューション・システム
通称:NAPS (ナップス)ってヤツなんですが…
コレが全く重ったるくて走らない走らない…(苦笑)
実際に当時の中古車市場でも規制前のNAPS無しの方がよく走るというコトで、そちらの方が高値で取引されることも多々あったようです…(苦笑)
当時は不人気だったサニーかもしれませんが、現在目にしますとコレが新鮮でホントにいいんですよ♪
当時の歌謡曲を聞きながら夜の街をのんびりドライブ…なんてのもいいのかもしれません♪