どうも(*^^)v
さて…ネタも尽きたので久々にカタログのアップです。
で…現在のテーマは、「リクエストから外れた物」ですね。
え~と…今回は…
Y30グロリア前期です♪
正直Y30グロリアは親戚の兄貴が乗ってた後期の印象ですね…ハードトップのSGLだったかなぁ。
あれも71同様、当時の自分からしたら凄まじく高級車でした…ただ、あの5ナンバーの寸詰まり感は当時から好みでは無かったかなぁ…(^_^;)
で…コレもリクエストがあったんですが、後期をアップしていた為、お断りしたものの、折角前期のカタログを持っているので、今回はアップするコトにしました♪
さて…そんなY30グロリアは1983年に日本初のV6エンジン搭載車として、兄弟車のセドリックと共にデビューしています♪
当時のCMキャラクター…グロリアと言えばそう…
ジャック・ニクラスですね!
430から引き続き、グロリア係として任命されたニクラス君です。
山形弁も喋りませんし、筋肉がムキムキでもありません(爆)
そういえば、PCエンジンのジャックニクラスゴルフとかいうソフトが10年前、100円で売られてたので試しに買ってみました。
ゴルフコンペで優勝したら、優勝賞品はひょっとしたらグロリアで、まさかのスタンダードでズッコケる…なんてエンディングを予想しつつ…
一回もプレイしないままガレージで眠ってます(爆)
いいんだよ…それで…多分マジでやってみたらつまらなくて5分で電源切るだろうから。
今回のカタログは84年3月のものです。
さて…まずはY30グロリアの最高峰…ハードトップブロアムVIPです♪
なんと当時の日産はトップグレードに自らVIPと名付けて来たのが印象的。
にしても堂々としててカッコいい(*^^)v
一方、コチラはV20ターボブロアム…5ナンバーのヤツですね。
12クラウンとかでもそうですが、やはり5ナンバーになるとバンパーの寸詰まり感がどうも好みとが違いまして…(^_^;)
当時としては最先端技術だった、サイドが折れたリアガラスが印象的。
そして外観同様カクカクとしたインパネ…通称:絶壁インパネ。
ステアリングは後期こそ光通信ステアリングでカッコいいのですが、前期は細めの4本スポーク。
このモコモコっとしたシートがたまらんですね…えぇ(笑)
実際に凄く座り心地もよくてフッカフカ♪
生地の肌触りも良いですよね(^o^)
で…グロリアと言えば…
そう…ジャック・ニクラス・バージョン!
乗る前から不機嫌そうなんですが…(汗)
シートも専用生地なんですが、どうもこのチェック柄…グロリアのキャラクターからはチョットかけ離れてカジュアルな感じがしてチグハグした印象です…(汗)
まぁ…ココは好みでしょうけど…(^_^;)
ちなみにMS105クラウンのカスタムエディションだったかも確かこんな感じだったハズ。
一方セダン…コレはコレで貫録があります…今見ても結構ヤバイ。
んでもってなぜかココではニクラス君がドヤ顔。
このワイヤースポーク風ホイールキャップがいいですねぇ♪
ちなみにセダンの5ナンバーになると、これまた印象が変わりますね…やっぱり3ナンバーのが好みかな。
セダンになると、やっぱりプライベートカーというよりも公用車的な雰囲気が漂いまして、カタログもソレに倣いリアシートに自動車電話が鎮座します♪
勿論標準装備ではありません。
後はワゴンがあります…ウッドパネルを奢る辺り、アメリカンな印象。
何気に今見て気付きましたが、キックアップしたルーフのトコも木目になるんですね!!
さて…ボディタイプも多岐に渡るY30グロリア…勿論エンジンも種類が豊富で全部で5機種。
VG30E…V型6気筒3000ccOHC、180馬力、26.5kg-m。
日本初の60度配置のV6ですが、当時こそ話題となるものの、今ではV6なんて当たり前。
まさか直6が無くなって行くとは思いもしませんでしたよ…(T_T)
エンジンとしては低速からトルクがあって音も野太い印象。
VG20ET…V型6気筒2000ccOHCターボ、170馬力、22.0kg-m。
当然ながら日本初のV6ターボになります…ちなみに日本初のターボは430セドグロ。
VG20E…V型6気筒2000ccOHC、130馬力、17.5kg-m。
そんなにパワーは無いものの、十分に走ります。
但し燃費は微妙…(^_^;)
CA20S…直列4気筒2000ccOHC、キャブ、110馬力、17.0kg-m。
さすがに重量級のボディにCA20はキツイでしょう…(^_^;)
フィールも比較的粗めで、ラジエターのファンシュラウドが異様に大きいのが印象的。
LD28…直列6気筒2800ccOHCディーゼル、91馬力、17.3kg-m。
これらに組み合わされるミッションが、VG20系と3リッターが4速オートマ。
ちなみに世界初のパワー/エコノミー自動切換機能付き。
2リッターとディーゼルに5速のマニュアル、又は4速のコラムオートマ。
後はCA20に4速のコラムマニュアル。
装備としては色々ありまして…
世界初の雨滴感知式オートワイパー
なんですが、実はどうやら集音マイクが入ってるようで、雨の落ちる音で作動するらしいですね。
しかも、間欠自体がオートしかないので、任意に間欠出来ないっていう…(汗)
今でこそ普及したオートワイパーですが、当時は試行錯誤の段階…。
親切とお節介の紙一重がまさにエイティーズ(笑)
さらに4名分のメモリーが付いたマイコンシート
なんですが、実はオートなのはスライドとリフターのみ…
なんとリクライニングは手動です(爆)
高級と物足りないの紙一重がまさにエイティーズ(笑)
ちなみにクラウンはこの辺りリクライニングまで電動にしてくる辺り抜かりが無いのです…。
ちなみにシートだけでもこんなに種類が…(汗)
さらには本革シートも選択出来ます…ココがクラウンに無いセールスポイント♪
実際に座ったコトもありますが、応接間にあるソファーみたいな感覚です(*^^)v
フィット感云々より結構張りがあるシート。
後は、日産お得意のリラックスシートに、リアも電動パワーシート。
で…Y30と言えばコレでしょう♪
エロランプ♪
子供の頃は青く光るのが衝撃的でしたね!!
しかも光量まで変わるのにビックリした装備です♪
ちなみに正式名称はファンシーランプ。
それとリアのオーディオスイッチはワイヤレスリモコンってのが先進的ですね♪
当時はおじいちゃん家にあった赤いテレビなんてダイヤルガチャガチャだった訳ですから(笑)
さらにボンマスは光る訳です…もうココまでやるかと(笑)
現行のクラウンやフーガより気が効いてるなぁ…って思うのはリアのエアコン吹出口ですね♪
上部から車内に降り注ぐように出て来るってのが実にいいです。
最近のものはセンターコンソール後部から出て来るのが主流ですが、どうもアレじゃ小さいですし役不足な感じも…(汗)
実際にコストとの兼ね合いもあるので、現在のこのクラスでは難しいトコでもあるんでしょう…(^_^;)
ちなみに当時としてはディーラーでも珍しい試みをしていたみたいですね…
ビデオ劇場っていう(爆)
お客さんにビデオを貸し出して商品アピールするらしい…
ディーラーはツタヤか(爆)
しかもベータとVHSを…ってのが時代を感じます…(苦笑)
にしても最後のこのフレーズにグッときますね~。
まさか高級車の2大柱…セドリックとグロリアが無くなる日が来るなんて思ってもみませんでしたよ…(汗)
かと言って今のフーガが悪いかと言えば全然そんなコトありません。
アレも乗れば印象変わりますね…特に現行のフーガHVは中々イイです♪
リアシートの座り心地はかなりイイですし、フル加速する時はY31シーマみたいな尻下がりで加速していきますし、そんなトコで当時の雰囲気を少なからず感じるコトが出来ます(*^^)v
ただ、バックミラーに迫られた時の威圧感…なんてのは正直Y30ですね…(汗)
当時33ナンバーのブロアムVIPなんてホント超高級車でした…。
あれだけ雲の上の存在で、見るだけで驚いた3ナンバー…今ではコンパクトカーでも3ナンバーってんですから時代は変わりましたね…(^_^;)