どうも(*^^)v
今回もセッセコとカタログをアップしていきます…
ってコトで…
HEセンティア後期です♪
いや…嫌いじゃない…全然悪くも無い…
だけど、初代の曲線基調のデザインがたまらなく好きだった身としては、コレがどうも初代より古臭く見えてしまうのです…(^_^;)
当時はVIPカーブームでしたが、初代で弄る人は結構いたものの、2代目で弄る人はかなり少数。
社外でもエアロなんて無いし(あったかもしれんけど…)とにかくアフターパーツが激的に少ないクルマでした…(汗)
ただ、VIPCAR読んでてたまに出て来ると、コレが中々に外して敢えてコレでやってます♪
ってのがカッコ良かったですねぇ(^_-)-☆
ってコトでHEセンティアは2代目センティアとして1995年にデビューしています♪
バブル真っ只中に開発された初代とは裏腹に、バブル時のツケが回って極度の経営難に陥ったマツダがなんとかして誕生させたのがコレ。
見た目の押し出しが強くなったものの、随所にコストダウンの影が見られるクルマでもありました…ってかこの時の国産車はもうそんなのばっかりだったけど…。
で…97年に今回の後期型へマイナーチェンジ。
見た目の高級感が前期に比べると大きくアップしています♪
当時のキャッチコピーは…
根拠のある高級車。
ぶっちゃけ何の根拠なのかコレっぽっちも分かりませんが、何かしらの根拠があるのでしょう…(^_^;)
今回のカタログは97年10月のものです。
後期の外観でパッと見で大きく変わったのがこのフロントグリル。
縦線基調の大きなメッキグリルで高級感がグッと上がっています♪
どうやらスタイリングのイメージはショーンコネリーだそうで、実際に前期のCMには出てました(*^^)v
当時こそ何とも思いませんでしたが、今見ると全体のフォルムが中々いいですね♪
Cピラーに初代の面影が…ってかそのままですね…。
そういえば広島の平和記念公園のロータリーでコレの個人タクシーを見たコトがあります(笑)
インパネはコレでもかという位に木目パネルが装備されています。
80年代の日産の絶壁インパネのようで、ややクラシカルですね。
さすがにコレ位のサイズとなると室内は広いですね(^_-)-☆
本革シートだと高級感が更に増します♪
シートのギャザーがいいです(*^^)v♪
そんなHEセンティア後期に搭載されるエンジンは2機種…
JE-ZE…V型6気筒3000ccDOHC、205馬力、27.7kg-m。
JE-E…V型6気筒3000ccSOHC、160馬力、25.0kg-m。
初代にあった2500ccが無く、3リッターのみになっています。
これらに組み合わされるのは4速のオートマのみ。
足回りは4輪マルチリンクで、全グレードに4WS装着車が用意されています♪
4WSは車速感応式で、35キロを境に同位相と逆位相が切り替わります。
さて…装備としては…
確か初代では本木目パネルでしたが、この辺りがコストダウンされてまして、木目調楡(にれ)パネルになっています…(汗)
しかし、やっぱりマツダのフラッグシップ…色々なトコが凝ってまして…
ドアスイッチには間接照明があります♪
それに最上級グレードのロイヤルクラシックでは、リアパワーシートも当然の如く標準♪
リアベンチレーターもありますし、助手席シートにはショルダースイッチもあります♪
20セルシオの前期ですらコレが無かったので、やっぱりこの当時はどのメーカーもコストダウンに必死だった訳です…(汗)
ちなみにボディカラーは全部で7色。
で…ディーラーオプションを色々付けると結構化けますね!!
コレでチョット落としただけでかなりカッコ良くなると思います♪
で…見づらいですが価格表。
一番安いヤツでコミ300万切りますし、一番高くて約450万円と、さすがにそれなりの価格はしますね(*^^)v
オマケ
さて…この2代目センティア…勿論輸出されてたり、現地生産されてたり。
意外と有名なのは韓国の起亜エンタープライズとかあったりします。
が…
オーストラリアではマツダ929として販売されまして、コレのプレス向け試乗会が凄まじく異様…(汗)
悪路と戦う1000km試乗会(爆)
マツダのフラッグシップなのに、一体なんで悪路と戦わなければならないのか全く分かりません(爆)
コレを試乗会というのだろうか…(汗)
どうやら記事によると、市販の929をベースに地上高を35mmアップさせ、アンダーボディに鉄のプレートを装備。
タイヤも1本13万円もするラリータイヤを履かせての試乗会だそうで…(苦笑)
オマケにセンティアより長いクロコダイルにも遭遇するという凄まじい内容だったそうです(爆)
何が楽しくてそんな試乗会しないとアカンのだ(爆)
このクロコダイル遭遇ツアーが運の分かれ目…だった訳では無いと思いますが、センティアはこの2代目で生産中止。
その後、建前上のフラッグシップって感じでミレーニアやアテンザがこのポジションまでカバーをしてるコトになってるそうですが、どう見ても無理がある…(汗)
ココは幻に終わったアマティ1000(バブル期のV12を搭載したセダンを出す予定だったけど、開発途中でバブルが崩壊して頓挫した)とまでは行かないまでも、それなりのセダンを出すと面白いと思うんですけどね…(^_^;)