どうも(*^^)v
今回はカタログのアップとなります♪
一度は欲しいと思いつつ…結局チャンスを逃し今に至る今回のクルマ…
20ソアラ後期です♪
実は以前…もうかなり前に20ソアラ後期はアップしているのですが、簡易カタログだったので、今回はその後に入手した本カタログをアップします(^O^)
さて…ソアラは1度は所有したいと思ってはいました…
本命は10後期の3.0GTリミテッドのマルチ仕様。
しかしながら、高過ぎて手に入らないので次に欲しい20ソアラの3.0GTリミテッドの話も来て悩みはしたんですけどね…諸事情で断念しました…(苦笑)
他にも歴代のプリウスのどれか、カローラのどれかは日本車の歴史を知る上で所有してみたいトヨタ車に入ってたんですが、結果はご存知の通りで今に至ります。
さて…そんな20ソアラは2代目ソアラとして1986年にデビューしています♪
ご存知の通り、当時国産最強のエンジンに世界初装備のオンパレード。
自動車の歴史上、速いクルマと豪華なクルマは基本的に反比例にある中で最速で豪華などというクルマは10と20のソアラとY31シーマ位だと思ってます。
そんな最強スペックのソアラも1988年に後期型へマイナーチェンジ。
性能、装備を更に進化させ比類無き1台に更なる磨きが掛かります♪
当時のキャッチコピーは…
世界にひとつ、日本にソアラ。
そう…何がスゴイって…
ココまでハイスペックなのに日本専用車!
まぁ…当時は国内でも台数はメーカーの目論見通りで出てたんでしょうから良かったのでしょうが、現在ならこんなにハイスペック狙った車種だと間違いなくグローバル展開するハズです。
当時の世界情勢もあるんでしょうが、敢えてのドメスティックに絞った訳です。
詳細は後程…正直部分部分によっては現行の1000万はするレクサス級に勝る部分もあると思います。
今回のカタログは1988年6月のものになります。
基本的なデザインは大ヒット車種なのもありまして大きな変化は無いですが、パッと見で変わったのがフロントグリル。
10ソアラもそうですが、メッシュ状から横桟状になるのが定説?なのか??
個人的にはフロントグリルは前期のが好み。
あ…ちなみにエンブレムのグリフォンも前期は赤で後期は白。
ヘッドライトも二重レンズになってて何気に凝ってるんですよね(*^^)v
リア周りは主にテールレンズとリアスポイラーの形状が変更点。
テールは上下段にストップランプを設け、中間層にウインカーレンズを用いたタイプとなってますが、テールは後期のが好みです(*^^)v
バックランプがバンパーモールの間にビルトインされてる辺りにセンスを感じますね(*^^)v
バンパーモールと一体化させてなるべるスッキリさせたかったんだろうなと。
3.0GTリミテッドのインパネに関しては、当時?いや…今でも異例と言える全面表皮張りのグランベールインテリア。
ドイツはベネケ社製のスウェード表皮を輸入し、インパネを真空成型して貼付け。
インパネメンテ用に専用の櫛が付属されるそうですが、その櫛でブラッシングした暁にはなんとグランベールの表皮が剥げるらしく…(汗)
一体どうやってメンテしろと…。
それにしても煌びやかなデジパネに今となっては配置に古さを感じるマルチも当時としては最先端の象徴…当時の我が家のクルマはパワステはおろかパワーウインドウすらありませんでした…(泣)
シートはヘッドレスト形状が独特な本革シートがたまりません♪
コレ…何がスゴイってシートの背面までオール本革っていう…(汗)
そしてこの時代のカタログではよくあった透視図がたまらんですね(*^^)v
そんな20ソアラ後期に搭載されるエンジンは全部で4機種…
7M-GTEU…直列6気筒3000ccツインカムターボ、240馬力、35.0kg-m。
デビュー当時に国産最強だったエンジンはマイナーチェンジで更に10馬力アップ!
それにしても元々グロス100馬力チョットだった(それでも当時の国産車では高性能でしたが…)M型が20余年の時を経て進化して行き最終的にココまでのハイパワーエンジンになるとは(笑)
しかしながらこのマイナーチェンジとほぼ同時期にシーマが国産最強の255馬力を叩きだす訳で…(汗)
ソアラのスペックも十分にスゴイですが、あぁいうオヤジセダンに国産最強エンジン積んでくるシーマもこらまたスゴイ訳で(笑)
1G-GTEU…直列6気筒2000ccツインカムツインターボ、200馬力、28.0kg-m。
コチラもマイナーチェンジで更に10馬力アップ。
そしてこの翌年にもう10馬力アップするコトになります♪
1Gツインターボは結構スペックの数値よりもマイルドな加速フィールですね。
1G-GEU…直列6気筒2000ccツインカム、140馬力、17.6kg-m。
20ソアラと言いますと7Mかツインターボのイメージです…(^_^.)
コレでも十分に日常使用なら走ります…71と同じですからね(笑)
1G-EU…直列6気筒2000ccシングルカム、105馬力、16.0kg-m。
ソアラにシングルカム!?って感じなります…えぇ。
しかしこの1Gワンカムも意外とコレが走るんですよ!!
ちなみにこの翌年にハイメカ化されます。
コレらに組み合わされるミッションは5速のマニュアルと4速のオートマチック。
特段珍しい感じでもなく、当時ではごくごくオーソドックスな機構だからでしょうか…コレ位でしかアピールされてません。
足回りは前後共にダブルウィッシュボーンにコレまたデビュー当時は世界初だったエアサスを装備!
エアサス未装備車でも大半のグレードが減衰力調整サスのTEMSまで装備されます♪
エンジンにアシに各種先進装備に世界初やら国産最強やらと、メーカーがどれだけ威信を掛けていたか…それでいて国内専用車ってのが凄いんですよね。
そして2ドアと言えば長いドア故にドアの開き角度に気を使う訳でして…(汗)
ソコにヒンジの機構を凝りに凝ったイージーアクセスドアなんていう機構まであるんですね~!!
建付調整は大変でしょうが、このようなアイディアを出して実現してしまうんですから…今じゃ中々こんなコト出来ません。
その証拠に今のトヨタやレクサス車でこんなヒンジを採用した車種なんざありません。
装備としては、20ソアラ最大の致命的なトコはムーンルーフだと思ってます。
チルトしないんだもん…(泣)
さりげなくチルトするアレがカッコイイんですが…。
そしてデジパネも当時としては凝っていて、スペースビジョンメーターというデジパネでした(*^^)v
実際に目に見えているメーター画像は鏡に移した虚像っていう…(汗)
視点距離を遠くして視認性をアップしつつ、目の疲れを低下させるっていう。
更にこういうセンターバイザーなんてのも細かい配慮ですよね(*^^)v
そしてこれまた当たり前のように自動防弦ミラーがあったりします♪
先述のようにマルチも用意されてまして、コレが当時としては最先端。
まず80年代にGPSでは無くて地磁気とは言え、地図情報が出るっていうのは異次元の世界かと思いますね(*^^)v
そんな20ソアラ後期のグレードは全部で6グレード。
最上級グレードの3.0GTリミテッドにやや性格が控えめの3.0GT。
そして後期で追加された2.0GTツインターボL。
そして2.0GTツインターボにツインカムNAのGT。
最後のベーシックグレードながら、唯一のワンカム搭載のVX。
ボディカラーは全部で7色。
意外なのは、3.0GTリミテッドは2色しか無いのです…(泣)
自分なら3.0GTリミテッドのクリスタルホワイトトーニングⅡがいいですね♪
最も、白系以外がいいなら3.0GTで好きな色を探すのがいいんでしょうね…(^_^.)
さて…そんな20ソアラは1991年に3代目となる30ソアラにモデルチェンジされるコトとなります。
やっぱり先代のモチーフが無さ過ぎたからなのか…!?
イマイチ市場じゃパッとしませんでした…モデルライフ長いのに。
それでも今見ると30ソアラも結構カッコ良く見えますね(*^^)v
しかしながらハチマル車全体に言えますが、この20ソアラもココ数年で価格の上昇具合に驚くばかり…(汗)
願わくば、人生に1度はソアラを所有出来たらなぁ…と。
まぁムリでしょうが…(苦笑)