どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります~
正直この型は沢山走ってたけど縁が無かったですねぇ…(^-^;
ってコトで…
BG系ファミリア後期3ドア&アスティナです♪
子供の頃はBG系のファミリアと言ったら大半は3ドアか4ドア…インタープレーとかが多かったかな。
ソレとクレールとか。
アスティナはバカ売れって訳じゃ決してなかったけど、今までの5ドアの常識を覆したようなスタイリッシュなデザインが印象的でしたね(^^)v
さて…そんなBG系ファミリアは1989年に7代目ファミリアとしてデビューしています♪
従来通りにほぼほぼキープコンセプトだった3ドアハッチバックと4ドアセダンに対し、リトラクタブルライトで車高が低い個性的な5ドアハッチバック「アスティナ」がラインナップされたのが最大の特徴かと思います♪
1991年には後期へとマイナーチェンジ、そして1992年にはWRCベースとも言える最強のファミリア…GT-Rも追加されます(^O^)
当時のCMキャラクターは所ジョージ…そう言えばキャバリエのCMの前ってこの人はファミリアのCMやってましたね…コレ見て思い出す(笑)
ってコトで今回は後期でもほぼ最終の方になります1993年11月のカタログです。
まずは3ドア。
グレードはこの時に追加されたインタープレーR。
先代のBF型と比較しますと、バブル時期だけありまして全体的にクオリティがアップして見た目の剛性感がより出ています♪
ぶっ飛んでる訳では無く、かと言って地味でも無く…ウェルバランスだなぁと思いますね~(^^)v
リアスタイルは当時不思議と多かった&自分の好みでもありますが、リアテールにガーニッシュの一文字デザイン。
ガーニッシュがテール同色で付いてるクルマって高級感があるように思えます。
例えばコレが90年代前半のモデルチェンジでガーニッシュが小さくなって鉄板剥き出しになったクルマ…20セルシオとかP11プリメーラとかはなんか安っぽく見えましたね…ホント不思議と。
コッチのがコストが掛かるんでしょうね…単純に。
にしてもイイデザインですね…黒が似合います♪
グレードにもよりますが、ステアリングがモモコブラⅡ!!
それにしてもエアバッグが無いのが今見ると新鮮ですね♪
新車時に社外ステアリングが特別装備なんてクルマはスペシャルな感じがします。
シートもこれまたグレードによりますが、サイドサポートが盛り上がったスポーティなデザインとしては定番のモノ。
この時代のマツダ車って全般的にクッションが固めですよね(^^)v
サイドを張り出すのは悪いとは言いませんが、骨盤辺りを張り出して押さえて頂きたい…(^-^;
で…またまた所さん…よく考えたら所ジョージがファミリアを運転するのってどうもイメージ出来ない…(^-^;
ココは阿部寛を起用して欲しかった…この頃無名だけど(爆)
ってコトでコチラは5ドアハッチバックのアスティナ。
5ドアハッチバックでも全高を抑えて(それでも1380mmある)スタイリッシュにしつつリトラなのが斬新♪
で…モール風デザインで車体1周グルリと囲んで且つウインカーレンズをスモーク処理して目立たせない辺りがさすがだなと思います(^O^)
前から見た感じではAピラーをブラックアウト処理して細く見せつつ、骨太なCピラーを入れるコトで決して華奢なだけではないようにしています♪
ハッチバック一体型のリアスポイラーでスポーティ感を出しています。
コレまた一文字のガーニッシュがイイですね~♪
各所のディテールを見ると後のランティスに通ずるものがあります。
インパネはグローブボックスのみハッチバックと共通か…後は完璧に造り分けてますね…今じゃ中々こんなの無いです。
ハッチバックのシャープな形状に対し、やや丸味を帯びてソフトな印象が出ています♪
シートは同じ感じですね(^^)v
メカニズムに関してはカタログ誌面の編集上の都合で今回はまずFFモデルを。
FFモデルに搭載されるエンジンは以下の4機種…
BP…直列4気筒1800㏄DOHC、135馬力、16.0kg-m。
3ドアGT及びアスティナ1800DOHCに搭載。
コレって基本的にロードスターと同じですよね…可変吸気システム付いてます。
B5…直列4気筒1500㏄DOHC、120馬力、13.5kg-m(MT車)。
AT車は115馬力で最大トルクは同じだけど発生回転数が500回転低いです。
3ドアインタープレーRとアスティナ1500DOHCに搭載。手頃にややスポーティ。
B5…直列4気筒1500ccSOHC、94馬力、12.5kg-m。
3ドアインタープレーSEとアスティナ1500に搭載。上記シングルカム版。
B3…直列4気筒1300ccSOHC、79馬力、10.5kg-m。
3ドアクレールGスペシャルに搭載。お買い得仕様。
コレらに組み合わされるミッションは1300を除き5速マニュアルと4速オートマ。
そして1300はなんと4速マニュアルと3速オートマ…コレはさすがに車格考えるとツライか…(汗)
足回りは4輪ストラットの独立懸架♪
リアはマツダお得意伝統のSS(セルフスタビライジング)サスペンション。
で…次が4駆シリーズなんですが、BG系ファミリアには歴代最強モデルが登場する訳で…
コレが最強モデルのファミリアGT-Rになります!
WRCベースとして開発され、当然のようにミッションは5速マニュアルのみ!!
大型バンパーにフード上のエアインテークは本気であります。
内装にはモモの本革ステアが奢られますがシートはあくまで乗用仕様…
スウェードとレザーのコンビシートが印象的です♪
4駆シリーズはエンジンが3機種…写真はGT-Rになりますが…
BP…直列4気筒1800ccDOHCターボ、210馬力、25.5kg-m。
GT-R専用の最強エンジン。
クーリングチャンネル付アルミピストンにケルメットメタル、金属ソジューム封入排気バルブ…更には大型タービンに大型インタークーラーの本気ユニットですね(^^)v
BP…直列4気筒1800㏄DOHCターボ、180馬力、24.2kg-m。
元々はコレもWRCベース…コレを更にパワーアップしたのがGT-Rになります。
GT-Xに搭載。
B6…直列4気筒1600ccSOHC、91馬力、13.0kg-m。
インタープレーとクレールに搭載。
コレらに組み合わされるミッションはGT-RとGT-Xは5速マニュアルのみで、インタープレイとクレールは5速マニュアルと4速オートマ。
足回りは4駆も4輪ストラット。
4駆システムはGT-Rが前後駆動配分43:57から60:40の可変フルタイム式。
GT-Xが43:57の固定式。
他は50:50と造り分けしています♪
この駆動力配分の違いはどれ位体感出来るんでしょうかね…(^-^;??
北九州にいるとあんまり4駆に馴染みが無いってのもありますが。
ココから全グレードの装備に関してですが、シートに関してはこのように3種類。
GT-Rが一番左のバケットシートにレザーとスウェードのコンビシート。
アスティナにはこのようにシンプルながらデジパネもあります(^O^)
結構レアなのではないでしょうか(^^)v??
そういえばこの時期のマツダ車はセンティアとかにも静電気アースボタンがありましたね♪
結構良心的な装備ですよね…自分は静電気でバチっと来やすいタイプなのでコレはいいなぁ…って思いますね~。
そしてデジタル時計はカレンダー付…昔はこういうのがたまにありました(笑)
で…違和感バリバリなのがリアスポ無しバージョンのハイマウントストップランプ
せめてリアガラス内蔵して欲しい…(汗)
4駆のインタープレーとクレールにはオプションでシートヒーターとヘッドライトウォッシャー、オールシーズンタイヤ装備のウインターパックも選べます♪
シートヒーターは1度味わえば超快適!!
オプションはこんな感じ。
取り立てて珍しい感じのモノはこの中では無いですね…(^-^;
オマケ
89年のモーターショーには当時のWRCベースだったGT-Xをハイパワー化したスポルト-4なるコンセプトカーがあったようですね♪
220馬力までパワーアップして見た目からしてホモロゲ感満載の1台ですが、最終的にココまでは激しいものにならないまでも近からず遠からずなGT-Rが出るコトになったようです。
さて…そんなBG系ファミリアですが、最終的に4ドアセダンは94年にモデルチェンジしてバブル崩壊後のコストダウン感が多少出てるものの結構健闘♪
3ドアハッチバックも94年にファミリアNEOなる、フォードの圧力感漂います日本人の好みとはかけ離れたモデルが出るものの、安全パイを狙ったかクレールはお買い得車として96年まで継続生産。
96年にNEO共々消滅して全くもって新規の3ドアハッチバックが出てましたね…この辺りファミリアの歴史が少々ややこしい原因かとも思いますね…(苦笑)
アスティナはまさにこのカタログの発行するチョット前にワンクラスアップした後継車と言えるランティスが登場しています。
そういえば今回は取り上げてませんが、バンは先代BF型を継続生産した後になんと次期モデルはY10ADバンのOEMになったりと…ややこしい(爆)
思えばBG系ファミリアもマジで見なくなりました…オシャレでカッコよかったんですけどね…(泣)
ちなみに自分は3ドアならGT-Xの黒…さすがにGT-R程のガッチガチなのはどうも自分のライフスタイルとは違う気がします…(^-^;
アスティナなら1800DOHC…華やかにブレイズレッドがイイですね~♪
今ならコレがマツダ3…実はアレもかなり好みです(笑)
コンセプトカーがそのまま出てきたようなリアフェンダーの張り出し方はゾクっと来るものがありますね♪