どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…馴染みがありそうで無いんだな…(苦笑)
ってコトで…
WA32セフィーロワゴン前期です♪
その前に今回調べるまでセフィーロワゴンに後期があったコトすら知らんかった。
いや…だってさ、セフィーロワゴンなんて滅多と入庫して来なかったもん…(苦笑)
セダンは入庫しまくってたからそりゃもう記憶に残る…けど。
A32はとにかくドラシャブーツ換えまくったのとオートライトのプラグ…あの記憶しか無い(爆)
この時代のドライブシャフトブーツって5万㎞位でパックリと割れるのがこの時代はドコのメーカー問わずFFや4駆はそうでしたよね…(苦笑)
自分が新人の時に配属されたディーラーは「分割式ブーツは耐久性で乏しいからウチは一体型のみ取扱う」って言う工場長の意向により一体型のみの取り扱いでした…(泣)
コレが結構大変で…セフィーロはまだストラットだからともかく、マルチリンクのブルなんて最悪でしてね…。
もうグリスまみれでブーツ外してからトリポードジョイント分割して…Cリングがコレまた固っいの!!
他店舗で分割ブーツしかやってない同期が当時はマジで羨ましかった…けど今となってはイイ経験でやっといてよかった。
当時の工場長には感謝してます。
さて…そんなA32セフィーロは1994年に2代目セフィーロとしてデビューしています♪
初代の「くうねるあそぶ」のFRからまさかのFF化!!
どっちかというとJ30マキシマの正常進化版でA31を知ってたら違和感しか無かった訳で…(汗)
しかし、A32は日本人に受け入れられやすい無難なデザイン&ユッタリとした室内…そして仲のイイ夫婦像を表現したCMが分かりやすかったのが最大の要因だったと個人的には分析しております(笑)
A32は歴代最大にヒットしました♪
で…1997年2月に後期型にマイナーチェンジ…までは良かったんですが…
1997年6月に今回のワゴンが突如登場!!
ちなみに当時はスクープとかも少なく、それまで2世代に渡ってセダンしかなかったクルマにいきなりワゴンが出てきて驚いた次第…まさに異端児。
セダンは後期でもワゴンは前期…ややこしいなぁ…(苦笑)
そんな中でも今回は1997年6月のカタログで、まさにワゴン追加時の専用カタログになります…サイズもフツーのと違ってデカイ。
こんな色を見た記憶がない…(苦笑)
フロント周りはまんま後期セダンのフロントマスクですね♪
マルチリフレクターのヘッドライトが当時は高級感抜群でした(^^)v
バンパー横のコーナリングランプも懐かしい。
で…リア周りはまんまワゴン専用ですね♪
ただ…何気にリアドアも専用。
写真ではそうでも無いですが、実車はもっとリア周りが重そうな見た目でした…。
全長は4800mm…WC34ステージアと同じです。
セダンと違いリアバンパー側にナンバープレートがありません。
インパネはまんまセダンと同じですね(^^)v
ただ、ワゴンのサイドブレーキレバーはツーリング系と同じ形式になります。
エクシモは解除レバーがインパネにあるタイプです。
時代を感じるのはインパネ中央をデカデカと牛耳る、いかにもなワザとらしい木目調パネル(爆)
室内もまんまセダンですね…コレがゆったりと座れてイイのです♪
VQエンジンのトルクフルな特性とクルマのキャラクターがマッチして実に快適♪
そんなWA32セフィーロワゴン前期に搭載されるエンジンは以下の3機種…
・VQ30DE…V型6気筒3000㏄ツインカム、220馬力、28.5kg-m。
実はコレだけ大柄ながら車両重量はなんと1.5t切り!!
コレに220馬力なんですからそりゃもうトルクフルで速いです(^^)v
但し燃費は悪い…イイトコ5~6km/hですね…(汗)
HRになるまでVQは燃費が悪いのが最大の欠点…(泣)
・VQ25DE…V型6気筒2500㏄ツインカム、190馬力、24.0kg-m。
実際にA32乗るならこの辺りがウェルバランスです。
・VQ20DE…V型6気筒2000㏄ツインカム、155馬力、19.0kg-m。
コレも意外と低回転域のトルクはありますが、欲を言えばやっぱりあともう500㏄欲しいです…(^-^;
ちなみにA32のVQはアメリカのオートライト製のプラグを使っててコレがすぐに摩耗して話にならない…(苦笑)
車検で変えてなかったらNGK勧めてましたね。
コレらに組み合わされるミッションは全車4速オートマのみ。
可もなく不可もなく。
足回りはフロントがストラットでリアがマルチリンクビームという特殊なリジッド式。
コレが結構乗り心地良くてですね~船でクルーズするかのような気分でユッタリと乗れます♪
バブル崩壊後の日産車の中では中々な名車なA32。
それと多いトラブルは前述の通りドラシャブーツ…5万㎞で破れます。
他は意外と丈夫で壊れません…記憶の限りでは(笑)
装備としてはガラスハッチがあるのがワゴン最大の特徴かもしれませんね~♪
ただ…経験上Z10キューブやM12リバティは雨漏りするのです…(汗)
セフィーロワゴンは絶対的な母数が少なかったのでよく分かりませんが、ひょっとしたら漏れる…かもしれません…(^-^;
ただ他の2台と違ってハッチの傾斜が大きいからウェザーが密着するかも。
で…こういうマルチラゲッジネットとか言うのは広大なトランクに載せた荷物が車内で暴れないってコトでは実に有効ですし、なにより衝突時に車内に荷物が飛散しないので安全性向上にも繋がる訳ですが、コレがクルージングG系にしか標準装備されないのはチョット困る点ですね。
さらにはパーティションネットなんて全車オプション…(汗)
けど意外と標準装備の方が少なくて、日本車だとレガシィツーリングワゴン、後は記憶の限りじゃ確かCB系のアコードワゴンとか。
ラゲージで言えばトランクアンダートレイがあってココは仕切りで仕切れます♪
小物はこういうトコに入れるのがイイですね(^^)v
運転席周りでは、当時は高級車の装備だったファインビジョンメーター。
トヨタで言うオプティトロンですね(^^)v
今や軽にも当たり前…寧ろ高級車ではフルカラー液晶ディスプレイのメーターパネルが当たり前になってきてますね。
運転席ドアトリムにはガラスハッチとフィラーリッドオープナーのスイッチがあります。
セドグロとかでもそうですが、ココにオープナーがあるのって地味に便利なんですよね♪
コレは一昔前の便利装備…ドアノブ引いたらルームランプが点灯する装備ですね。
今やスマートキー携帯したままクルマに近づくとルームランプ点灯しますから実に便利になったもんです(^^)v
グレードはこんな感じで…
・30クルージングG…最上級グレード
・25クルージングG
・25クルージング
・20クルージング
コレらにスポーティパッケージってのがありまして、メッシュグリルになったりドアハンドルがメッキからカラードになったりでセダンで言うトコのツーリングな見た目になります♪
セダンのエクシモがクルージング系、セダンのツーリング系がスポーティパッケージってトコでしょう(^^)v
にしても…クルージングにツーリングと何気に初代の名称が生きてたり(笑)
ボディカラーは全部で5色。
どうしても最上級グレード好きってのもありまして自分なら30クルージングGのプラチナホワイトパールですね(^^)v
A32のワゴンって言ったら正直この色の印象しか無い…(苦笑)
で…1998年5月に追加された特別仕様車が10周年アニバーサリー。
当時のキャッチコピーだった、「myスウィートセフィーロ」に倣って「スウィート10セフィーロ」…上手いですねぇ♪
やっぱりA32って広告戦略が上手い(笑)
CMに登場する芸能人の人選から、「嫁ファースト」的なCM。
で…試乗したらコレがゆったりして助手席乗ったら安楽♪
家庭の大蔵省もOK出しやすいし、適度に大きくゆったりとしてて亭主も満足と実にスウィートに出来てます。
イルカに乗ろうの100倍分かりやすい。
話がスゲェ脱線…(苦笑)
え~と…説明するまでもねぇや…10周年記念車。
セダンとワゴンにそれぞれ設定。
キーホルダーは装備に含まれません(爆)
コレは嫁の奴隷となる南京錠なのか(ぇ
とにかく装備されなくてよかったです←意味不明
とりあえずメインなのはキーの方だった…専用です専用。
ただ…正直バブル期の日産車のがキーのデザインは凝ってたかなぁ…(^-^;
ただ、この10周年記念車は結構専用装備で時代を考慮すると結構頑張ってますよ!
カップホルダーは用品流用感もあるものの、コンビステアに専用グリル!
ボディカラーも通常では設定の無いパールツートンにブラックがあるのです!!
ってかブラックは標準装備でも良かったのでは…(汗)
で…コチラはオプションカタログ。
今回のブログは実に写真が多い(爆)
あ…このグリルのセフィーロって見たコトあったけどオプションなんですね(^^)v
で…こんなグリルもあります。
商品名:メタリックグリル。
もうお気づきでしょうが…
グリルの種類多過ぎだろ(爆)
全部揃えて日替わりで交換したら1週間やっていけるのではないかと(ぇ
で…只でさえ標準装備でも専有面積の多い木目調パネルはさらに拡張可能!!
ココまで来たら木目調シートに木目調エンジンに木目調フレームもやって…やりませんね…えぇ…。
こういうのはレアオプションかも…リアウインドウスクリーン。
個人的にはこんなステンレス製のキッキングプレート大好きです♪
で…件のパーティションネットはなんと24000円。
ラゲッジファンのが安いっていう…(笑)
ラゲッジファンってイイですね…車内でこいても逃がせますから(ぇ
こんなのも見た記憶がありません…多分レアじゃないですかね。
ゴールドエンブレムも当然のようにあるんですが、ココはフィレットモールを。
意外と結構するんですね…(汗)
コーナーセンサーにバックソナーなんてのもあります♪
で…当時はナビが普及しつつある中でこのマルチメーターを装備された方ってかなり珍しいかと…(^-^;
後は当時は一時的に消滅しかけてた自動防眩ミラーがあったり。
イルミネーションランプは懐かしいなぁ…後輩のP11プリメーラ前期に付いてました(^O^)
なぜか停止時は緑に光る(爆)
さて…そんなWA32セフィーロワゴンはセダンがA33になっても併売しつつ後期型へ。
但し、後期型はかなりレアでしょうね…僅か1年で生産終了して2000年に販売終了。
この時期で21年オチか…信じられん…そりゃ見なくなる訳ですわ…。
けど今はマジで見ませんね…ひょっとしたらかなりのレア車になってる可能性もありますね…(汗)
ってか後期ってどんなだったのか…(爆)
ゆったりしててイイクルマだったなぁ…。