どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…。
えぇと…「後ろに人を乗せるクルマ」でやっておりますが、出来れば乗りたくは無いです…(苦笑)
ってコトで…
E50パラメディック後期です♪
とりあえず、38年間未だもって救急車で運ばれたコトはありません(^^)v
けど救急車を運転したコトはあります(爆)
と…言っても230セドリックの救急車だったり、パラメディックだとE24ベースのパラメディックは運転したコトありますね(^^)v
後はH41アトラスベースのパラメディック(トミカ51番の救急車だったヤツ)…アレはエアコンコンプレッサーのマグネットクラッチを交換したコトがありますねぇ…(^-^;
もう記憶にうっすらとしか残ってないですが、やたら大変だった記憶は残ってます…(苦笑)
で…E50ベースのパラメディックは点検するのにチョット動かした位じゃないですかねぇ…。
灯火類の点検してて、サイレンボタン押したもんだから、工場ん中で鳴り響きまくったのは覚えてます…うるさかったぁ…(爆)
さて…そんなE50パラメディックは1998年に2代目パラメディックとしてデビューしています♪
元々、このパラメディックという車種は歴代の遍歴が少々複雑でして、まずは1992年にH41アトラスベースのパラメディックが登場。
しかし、95年に後期と称するパラメディックはマイナーチェンジ…と見せかけて、実はなんといすゞエルフOEMのH42アトラスベースのパラメディック…(汗)
もう別物っていう…(爆)
そしてこのパラメディックが結構デカかったもんで、地域によっては取り回しがし辛いってのもあって1994年にE24キャラバンベースのパラメディックⅡが登場します(*'▽')
もうこの時点で3種類のパラメディックです。
で…やっと…やっと…ですよ…1998年にこのパラメディック及びパラメディックⅡを統合した2代目E50パラメディックが登場する訳です。
ソコから更にデビューから8年が経過した2006年に今回の後期型へマイナーチェンジ。
フロントマスクも実に本家から遅れるコト6年で後期型になります…なんでこんなにズレるんだろ(爆)??
今回はその2代目パラメディックの中でも終了寸前となる2017年7月の内容になります。
ってコトで当初は違和感アリアリだった見た目。
前はエルグランド、後ろはキャラバン(爆)
一体なんなんだ…と(笑)
しかもやたらと長いし、ルーフもやたらと高い(笑)。
よく考えたらウネウネしてて洗車もひと手間かもしれません…(汗)
出た当時の目線で言うと、前は最新・後ろは旧型ってのがまた違和感凄くて…(汗)
しかもやたらとリアは幅の広いE24キャラバン…なんと全幅1900㎜。
最近は200系ハイエースベースのトヨタ救急車が当たり前になりましたので、このE50パラメディックは全然見なくなりました…(^-^;
ってコトで諸元はこんな感じ。
全長5640㎜にホイールベースはまんま軽と同じ全長の3390㎜!
室内に横になった患者を運ぶ訳ですし、そりゃ室内長も4111㎜と長くなります。
インパネはまんまE50エルグランドですね(^^)v
但し、当時インパネ収納式だったCDナビのフタの部分は潰されて、ポン付けのSDナビが…(^-^;
しかし、思うのはココまでE50エルグランドベースで2017年まで生産していた訳ですから、少なくともE50エルグランドに乗ってる人はフロント周りに関しては部品に困らないのかもしれないなぁ…なんて余計なコトを考えてしまう…(笑)
で…前席はビニールレザーのシートで非常に簡素なモノ。
助手席を(隊長席)って書いてる辺りが救急車ですねぇ♪
そして肝心な室内は様々な救急救命用の装備が並びます…コレは後程。
そんなE50パラメディック後期に搭載されるエンジンは1機種のみ…
・VQ35DE…V型6気筒3500㏄ツインカム、234馬力、35.6kg-m。
燃費はともかく、VQ35DEはトルクフルでスムーズ…フィールは最高です(*'▽')♪
但し、架装が重く車重は2駆でも2620kgにもなるので、パワーウェイトレシオは11キロをも超えます…架装って結構来るんですよねぇ…(汗)
コレに組み合わされるミッションは4速オートマのみ。
足回りはフロントがストラットで、リアはリーフリジッド。
ホントにエルグランドとキャラバンをくっつけたような構造ですね(笑)
コレに4駆のシステムはオールモード4×4を採用しています♪
で…ボディがココまで大きいので、最小回転半径は6.4m…(汗)
電気装備も多いので、オルタもバッテリーも大容量。
バッテリーは車内のサイドに引き出し式で装備されてます(*'▽')
そしてオプションにはなりますが、ココまでボディが大きいので、アラウンドビューモニターも装備出来ます…やったら簡素なモニターですが…(爆)
で…装備としましては、室内の環境の清潔さも生命線となる救急車だけありまして、プラズマクラスターを搭載♪
大体何かしらのドラマで「もうそれ以上しゃべるな!!」のセリフが繰り広げられる付添人が座るであろうサイドシートは2人掛け、更に救急隊員用の1人掛けシート。
サイドシートの下は備品の収納庫となっております(^^)v
えぇと…もう専門的過ぎて自分には分かりませんが、医療系の方からすると…「うわあぁ…金掛かってんなぁ…」ってなるのか…「機器が全体的に古いなぁ…」ってなるのか!?
よく分かりませんが…(^-^;
自分にはバックボードが何なのかすら分かりません…(担架みたいな感じ??)
蛍光灯3灯と患者灯は付きますが、紫外線滅菌灯はオプション。
点滴ビン固定装置とかもオプション…もっともジミー大西は点滴飲んじゃったらしいですね…(爆)
手洗い装置にシャボネットも装備…清潔第一ですからねぇ(^^)v
で…汚物缶…要はゴミ箱っていう(爆)
酸素ボンベ収納庫は10リットルの酸素ボンベを2本収納出来ますので、束の間のスキューバダイビングも可能です(ぇ
で…防振ベッドなんてあるんですね…体験しようとも思ってませんが、やっぱり多少はイイんでしょうか…(^-^;!?
で…コチラが救急室のレイアウト。
アナログ時計ってオプションなんだ…(爆)
まぁ…恐らく国費?経費?とりあえずお堅いお金で購入するんでしょうからこんなのもオプションで入ってるんでしょうねぇ…で…とんでもない額だったりするんでしょう(爆)
で…車両外側の収納庫にはレスキュー用品が収納出来ます(*'▽')
けど…アレですね…日産だもんね…ダンパー抜けそう(爆)
で…救急車と言えばの赤色灯はこんな感じで装備。
そうそう…今はLEDでパッパッと光りますもんね(^^)v
今の子はもうクルクルと回る赤色灯なんて知らないんでしょうね…(^-^;
「柳沢慎吾のあの手の動きって何??」なんて言われる時代も来るかもしれません。
で…インパネにはサイレンのアンプ、天井にはオプションで電圧計と電流計も装備出来ます(*'▽')
さて…そんなE50パラメディックはこの2017年で生産終了。
モデルチェンジして現行型はE26キャラバンベースでいかにもって感じでオーソドックスなカタチの救急車となりました(*'▽')
そういえば、パトカーやタクシー等もそうですが、救急車も時代と共に移り変わって行きますね(^^)v
1984年生まれの自分はメトロポリタン型の救急車なんてリアルタイムで見たコトがありません…だから懐かしいとはなりません…(苦笑)
イイトコ記憶の限りでE23キャラバンとかでしょうね…(^-^;