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2022年12月18日

都市の大地に、ライト・クロカン。



どうも(*'▽')

今回でリクエスト頂きましたカタログは全て消化になりますね…意外と早かった(爆)

懐かしい…とは正直思わないんですが、ありましたねぇこんなクルマ(*'ω'*)

ってコトで…



初代CR-Vデビュー時です♪

自分はプラモデルをもうかれこれ25年は作ってませんが、ビッグワンガムのCR-Vは買いましたねぇ♪

ただ、実際に乗る機会は未だ無いですね…この辺りの90年代のSUV系ってよく考えると縁がありません…(苦笑)

さて…そんな初代CR-Vは1995年にデビューしています♪

EKシビックのプラットフォームをベースとしたSUVで、オデッセイに続くクリエイティブ・ムーバー第2弾!

それまでのホンダにはSUV…というよりもOEMのクロカンしか無かったんですよね…(^_^;)

しかもクロスロード、ジャズ、ホライゾンとどれもマイナーな…(苦笑)

ソコでクリエイティブ・ムーバー第1弾且つセンセーショナルな大ヒットを記録した初代オデッセイの波に続けと出てきたのがこのCR-V!

まだクロカンの域から抜けたシティSUVはRAV4位しか無い時代…まだ国民に馴染みの薄いジャンルでありながらも、2000㏄クラスとしては比較的低価格で尚且つ適度なボディサイズでそれなりのヒットを飛ばしています(*'▽')♪

そんな初代CR-Vデビュー時のキャッチコピーは…



都市の大地に、ライト・クロカン。

カタログとかCMでは確かにコレがキャッチコピーで謳われてはいましたよ…。

しかもビリージョエルのストレンジャーをBGMにした、90年代のホンダならではの垢抜けたCM…。

そんなCMなのにあの一言が全てを崩すんですよね…

ホンダ買うボーイ。

まさかのダジャレ落ち…コッチのコピーが鮮明に残ります(爆)

今回はまさにデビュー直後で1995年10月の内容になります。



さて…このCR-Vがデビューした1995年の自動車業界は、出てくるクルマの大半がバブル崩壊後の極端なコストダウンに見舞われまして、チープな質感になったヤツがホントに多かった訳です…(泣)

RAV4も…ですが、このCR-Vも2リッタークラスなのに無塗装バンパーなんです。

ただ、このCR-Vに好都合だったのは、無塗装バンパーがSUVの道具感として演出可能だったので、違和感をさほど感じるコトが無いっていう…(笑)

EKシビックベースなのが影響しているのか分かりませんが、全体的なデザインテイストもドコとなくそんな雰囲気があります(*'▽')



リアゲートはガラスハッチに横開きのテールゲート…そして背面タイヤを装備しまして、これまたいかにもこの時代のRVらしい感じがありますね(^^♪

最低地上高は205㎜と当然ながら割と高め。

しかし、悪路走破性という実用面よりもファッションとしてコレだけの地上高を出したのは当時としてはこれまた珍しいクルマではありました!

他にデザイン面としては、クォーターガラスとリアガラスに繋がるように配置された縦長のテールレンズが特徴となっています♪



インパネはカーナビが普及し始めた時代らしいレイアウトとなっています。

全体的に大きめとスイッチと、手探り操作性に優れたダイヤル式エアコンパネル。

コラムオートマとステッキ式のパーキングブレーキを採用するコトにより、今となってはトラックっぽい貨物感が漂いますが、当時としては車内ウォークスルーをしやすくする為に最適な方法でしたね(^^♪

21世紀に突入する辺りで、インパネシフトや足踏み式パーキングブレーキの採用が始まってこの辺りの見た目がスッキリするコトになります。

そういえばエアバッグを各車標準装備にはまだ一夜前のクルマだったりしますね。



室内はフラットフロア…そして全幅も当時としては広めの1750㎜もある為、ソコは室内幅でも1460㎜という数値で反映されてるので、5人乗車も比較的ラク♪

シートは後のエクストレイルのように手入れのしやすい合皮などでは無く、当時の乗用車と何ら変わらないモケット生地だったりします。

個人的にシートはモケットの方が肌触り含め好みですねぇ(笑)

そんな初代CR-Vデビュー時に搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・B20B…直列4気筒2000㏄DOHC、130馬力、19.0kg-m。

ホンダ車あるあるで数値以上の力感、伸びがあり、街乗りは恐らく非常に快適かと♪

量産型では世界初の4連スリーブブロックを採用するコトにより、エンジンサイズをそのままに排気量アップ可能…なのでコンパクト化に貢献したようです(*'▽')

けど整備性は…ねぇ…タイベルな上にホンダだから逆回転だし、恐らくCR-Vも補器ベルト交換でエンジンマウント外さないとダメでしょう…(苦笑)



コレに組み合わされるミッションは4速のコラムオートマ。



足回りは4輪ダブルウィッシュボーン!

最近はこのクラスで4独を入れるクルマも減りましたねぇ。



4駆のシステムはリアルタイム4WDと呼ばれるデュアルポンプ式。

前後輪の回転差を検知してから4駆に切り替わる方式の為、クルマの見た目に反して明らかにギャップを感じるシステム…完璧な生活4駆という…(苦笑)

後期で作動レスポンスアップの改良が入っているものの、やはり市場でも評価は今一つだった模様で…(^_^;)



装備としましては、当時は高級車で採用車が増えていたカーナビがいよいよ一般的な車両でもオプションで普及してきた時代。

リモコンがインパネにビルトインされるこのデザインが今となっては逆に新鮮ですよね(*'▽')

但し、まだ初期の仕様でして、音声案内は無く、翌年の改良で採用されるコトに…。



他はセンターアームレスト…では無くてセンターテーブルとカップホルダーで当時のRV感覚を演出♪

大型サンルーフはやや後席側へ配置されます。



デジタル時計は当時としてはまだ採用車の少なかった外気温時計付♪

今じゃ軽自動車でも採用されてますが、コレは意外と便利ですよね(*'▽')



遊び心を感じる装備として、カーゴフロアがテイクアウトテーブルになります!

キャンプに、フリーマーケットに…使い勝手は思うままですねぇ(*'▽')

最後にクルマを解体する時もコレだけ外して活用出来ますし、なんならそのままエコモールへ売りに行けば100円にはなるでしょう(ぇ

ちなみに左横に映る家族は、テーブルこそあるものの、イスの用意を忘れたもんだから仕方なく原っぱに座っているウッカリ一家だと思ってます。



他には収納も凝っていて、インナールーフレールで肉を吊るし放題。

カーゴフロアバケットの深みを利用してチーズフォンデュも可能…耐熱か知らんけど。

カーゴサイドポケットにフォンデュする食材を置けます。

テールゲートポケットにはフォンデュする為の串も収納出来るでしょうから、まさに手ぶらでアウトドア♪



思わず料理人もデリシャスになりそうなCR-Vは基本モノグレードで、ソコに装備を削ったB仕様の構成。

B仕様では、ルーフレール、サイドプロテクター、メッキアウターハンドル、フルホイールキャップ、センターテーブル、バニティミラー、助手席シートアンダーボックス、シートバックポケット、オートエアコン、クリーンフィルターが削られます。

で…ベースのCR-Vも装備はソコソコでしか無いので、以下のパッケージを用意。

■Lパッケージ
・CDチェンジャーコントロール機能付カセットデッキ
・電動格納ミラー
・運転席ハイトアジャスター
・電波式キーレス

■Sパッケージ
・アルミホイール
・プライバシーガラス

■Nパッケージ
・ホンダナビゲーションシステム
・CDチェンジャーコントロール機能付カセットデッキ

その他の単体メーカーオプションで…
・ABS
・大型サンルーフ
・スポーツグリル

という組み合わせで好みの仕様が可能…個人的にこういう提案がメーカーからは欲しいですね…。

トヨタ車なんて特にそうですが、ムダに要らない標準装備やセットオプションが多過ぎる…(汗)



で…ボディカラーは全部で5色。



そしてコチラが価格表。

B仕様が173万9000円で、標準仕様が199万9000円。

自分でしたら標準仕様のタヒチアングリーンパールを♪

オプションはサンルーフとLパッケージって感じですね(*'▽')



で…コチラはオプションカタログ♪



クセが強い…(笑)

特に赤いホイールに、そんなにCR-Vって連呼せんでもえぇやんかって位に貼られたサイドステッカー…(爆)




このメッキのホイールもこれまたクセが強い(笑)

そしてマッドフラップやサイドパイプもいかにも当時のRV。



ルーフスポイラーなんてあったんですね(*'▽')

コレは意外と好みのデザインだったりします…イイですねぇ♪

スペアタイヤカバーはスタイリッシュになりますし、タイヤの劣化防止にもなりますね(*'▽')



例の赤いホイールは1本4万円。

エキパイフィニッシャーは1500円…当時としても安い(笑)

ハンディシャワーなんてのもあります…キャンプで具材を洗います(違)



サイドガーニッシュカバーはスカッフプレートに貼り付けるヤツですね。

ちなみにステンレス製。

オマケ



今何気にスペック見たら車両重量はなんと1370㎏…結構軽いんですね(笑)

スペックの割にタイムがイイのはやはりホンダらしい感じで、ゼロヨンは17秒65。

最高速も実車速で163.2km/hを記録していまして、日常使用には何ら不満の無いデータですね(*'▽')

さて…そんなCR-Vですが、マイナーチェンジや改良で見た目の豪華さや装備を充実していき、2001年には初代のネガを潰したような感じの正常進化型の2代目へとモデルチェンジしています。

が…やはり一番ヒットして印象に残ったのはこの初代でしょうね…(^_^;)

3代目になると一気に路線変更し、その後のモデルって正直全く記憶に無い…(苦笑)

気付けば日本国内では5代目まで出ていて、しかも今年販売終了してます…(汗)

海外では6代目がデビューしたそうですが、日本ではフェードアウトして、後継のZR-Vへとバトンタッチして行く予定…なんだそうです…全然ピンと来ん…(苦笑)

CR-Vにもエクストレイルにも思いますが、やはり大事なのは初代にあった道具感…アレだと思うんですよね~( ;∀;)

現行のRAV4はこの辺りの進化の仕方が絶妙で上手い気がしますね(*'▽')

変にこじゃれてスタイリッシュにするなら他の車種でもイイじゃないか…と。
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Posted at 2022/12/18 12:46:12

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この記事へのコメント

2022年12月18日 15:45
こんにちは。
当時、インテグラに乗っていたので、代車で乗ったのを思い出しました。
パワーウィンドウのスイッチがインパネの右にあったのが、ホンダらしいと思ったしだいです。コラムシフトももの珍しく操作したのを思い出しました。
コメントへの返答
2022年12月20日 17:36
こんばんは(*'▽')

そうだ…この時期のホンダ車はパワーウインドウスイッチがインパネにありましたね…(苦笑)

コレがホント使いにくくて…(汗)
2022年12月18日 17:30
ありがとうございました!

この度、プレリュード から初代CR-Vの後期のマニュアルに乗り換えの為、アンケートに参加させてもらいました!

いつも楽しくブログを拝見させていただいております。チョーレルさんのCR-Vへの印象が気になり拝見できてよかったです!

またよろしくお願いしますね!
コメントへの返答
2022年12月20日 17:37
いえいえ…こんなブログでスミマセン…(^_^;)

しかし2022年の現在にコレを選ばれた辺りがスゴイですね(*'▽')!

後期のマニュアルでしたらアクティブスケープとかそういうヤツですね♪

まぁ…こんな感じで好き勝手に話題をさせて頂きました…(^_^;)
2022年12月18日 18:03
当時このクルマのモータートミカを持っていて、ホイールが赤いのが不思議だったのですが、やっと解決しました。
コメントへの返答
2022年12月20日 17:38
そういえばモータートミカでそんなのありましたね(笑)

解決されたようで何よりです(笑)
2022年12月18日 18:04
この前競りでこれがあったんだけど、フルオプの低走行だったからめちゃくちゃ高かったね。
恐らく貿易やろ。

コメントへの返答
2022年12月20日 17:39
間違いなく貿易やろ…(笑)

輸出は分からんでもないけど、意外と中古相場が高いよね~。
2022年12月18日 20:19

こんばんは


オデッセイ・ステップワゴンと共にホンダの救世主となった車でしたね!この車が出るまでシビックシャトルのビークルで他のRV勢と戦いを強いられてましたからね(汗)

足回りの設計に悪名高きあの4WDシステムからも悪路を走るつもりは全くないぜ!と言わんばかりですが当時はこれでもめちゃくちゃヒットしましたからね…ある意味このご時世のトレンドのクロスオーバーSUVの先駆けでしたね



運転したことはありませんが専門学校の実習車でありました。何の実習で使ったんだったかな…確かタイミングベルトだったかと思いますが整備性の悪さはそこまででは無かったです…エンジンルームが広かったので(笑)


あのテーブルも懐かしいな〜一番最初に配属された拠点の休憩室のテーブルがこれでした

意外と便利なんですよね…あのテーブル(笑)



あとオプションの赤いホイール実物は見た事ありませんが当時発売されてたモータートミカのCR-Vは赤いホイールだったんですよ

何でこんな派手な色?って思ってましたが長年の謎が今明らかにされました!

コメントへの返答
2022年12月20日 17:42
こんばんは(*'▽')

RVブームを牽引した1台でしたね♪

正直今もそうですが、この手のクルマを購入して一体何%がこの性能を使い切るような酷地を走るのかってコトです…(苦笑)

そう考えたらFFでも十分ですよ…えぇ…(苦笑)

B20BはS-MXだったかなぁ…ベルト交換で大変だった記憶があるんですよね…(汗)

しかしテーブルはやはりクルマが無くても後世に引き継がれる訳です(爆)

モータートミカの謎…コレを話題にされる方が今回数名いらっしゃいました(笑)
2022年12月18日 21:48
今晩は。
この時代のホンダのリアルタイム4WDは、レスポンスが悪く本当に評判が悪かったようです。
流石に今のNシリーズではただのビスカスに先祖返りしたらしく、N-VANで試乗した限りでは違和感無いレベルになってました。
コメントへの返答
2022年12月20日 17:42
こんばんは(*'▽')

さすがに最近のはこの手の構造は使われてないでしょうね…(^_^;)
2022年12月18日 23:01
こんばんは♪

懐かしいです!大学の頃先輩が中古ですが乗ってました。

シルバーのLパッケージ、ルーフスポイラーが付いてたヤツでしたね。

見切りが良くて、ホンダらしい回るエンジンで運転しやすいクルマでした。

現行好きやったのに、販売終了ですか…最近のホンダは選択肢が少なくて残業です。
コメントへの返答
2022年12月20日 17:43
こんばんは(*'▽')

やはり使い勝手がイイのが人気の秘訣でもあったんでしょう(^_-)-☆

最近は一気に廃止になる車種が多いですね…(苦笑)
2022年12月19日 0:16
こんばんは。

CR-V、初代が1番売れたのではないでしょうか。
むしろこの型しか知らないくらいです(笑)

シビックがベースとは知りませんでした。

そう思うと結構コンパクトだったって事ですね。


リアルタイム4WD、確かアクティトラックにも搭載されているやつですよね?

勤め先で先輩がアクティに乗っていて4WDについて教えてくれたのですが、この名前のやつでした。


この手の車もRVと言われた当時と今のSUVと言われる時代ではずいぶんと変わるものですね。
当時の車のようにやっぱり道具感があったほうがしっくりきますね。
コメントへの返答
2022年12月20日 17:45
こんばんは(*'▽')

恐らく初代が一番台数出てると思います♪

実車を見てもそんなに大きくはないですね…それなりにショートボディです(^_-)-☆

アクティもリアルタイム4WDという名称が確かにあったと思いますが、恐らく構造はこの手のデュアルポンプでは無いと思います…(^_^;)

当時のこの道具感があった方がよりラフに扱えそうな気がしますね♪

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