どうも(*'▽')
今回はみん友さんの愛車紹介でアップされてるクルマのカタログになります。
東北のみん友さんになりますね…1度お会いした事があります(*'▽')
で…このクルマは、子供の頃近所の駐車場に停まってた記憶だったり、高校に入る位だから2000年辺りまで、これまた近所に放置車両で長年乗り捨てられていた記憶位しか無いですね…(苦笑)
ってコトで…
A60セリカ後期です♪
実車は当時からそんなに見かけるって感じでは無かったですね…どうしてもXXに目が行きがちってのもありますが…(^_^;)
で…このカタログは構成が実にカッコ良くて、今回改めて見て「おぉ~ぅ♪」となった1冊。
ちなみにXX前期のMターボが追加された時のカタログもカッコイイんですよ(*'▽')
そんなA60セリカは3代目モデルとして1981年にデビューしています♪
日本車で唯一のライズアップライトと呼ばれる、ポップアップ式のヘッドライトが特徴で、通称:ヒラメセリカなんて呼ばれたもんですが、正直結構クセの強いデザインでしたね…(^_^;)
そんなコトもあり、トヨタとしては商業的にコケたかと…(汗)
ソコで1983年に今回の後期型へマイナーチェンジ。
ヘッドライトがリトラクタブル式に改められましたが、これまた特徴的なフロントマスクは、通称:ブラックマスクと呼ばれるのはご存知の方も多いかと♪
ってコトで今回のブログタイトルはベタに攻めてみました(爆)
で…特にキャッチコピー的なヤツは掲載されてませんが、カタログをめくるといきなりコレですよ…
見よ、フルコンシールドヘッドランプに変身した精悍なマスクを。
聴け、ツインカム16バルブの咆哮を。
セリカよ、きみはいつの時代も新しい。
いちいちワードが熱い(笑)
そんな感じで、カタログ写真のロケーションやら、コピーやらが妙に気合入っててカッコイイ…(笑)
今回はそんな後期マイナーチェンジ直後の1983年8月の内容です。
どんなスポーツにも、
ウィナーはひとりしかいない。
もうこんなコピーがたまらない♪
ってコトでまずは2ドアクーペ…なんですが、もうこのカットだったらクーペでもLBでもドッチでもイイじゃねぇかと…(爆)
このシチュエーションもなんだかナイトライダーチック。
で…このヘッドライトとフロントグリルが面一に黒々としたガーニッシュで覆われているのがブラックマスクたる由縁ですよね(*'▽')
走ることが、
男たちの存在を証明する。
ってコトでコチラは2ドアクーペGT-R♪
いかにも80年代初頭の直線基調の出フォルムが印象的…リアピラーが結構立ってますね(*'▽')
子供の頃はこのセリカ…結構大きく見えたものですが、何気にエンジンだけで言うと、GT-Rは1600㏄…ってか、ハチロクと同じ4A-Gなんですよね(*'▽')
あ…ちなみに前期は2T-Gだったので、ハチロクより3ヶ月程度遅れて搭載エンジンがマイナーチェンジと共に切り替わったカタチです。
オイルの匂いだけが、
今日の長いドラマを物語る。
ってコトでコチラはSXというお買い得系グレードですが、このグレードになると電車トレッド感が目立ちます…(^_^;)
リアテール周りはあまり変わってないように思ってましたが、今回見比べるとかな~り変わってます…(汗)
テール間には黒のガーニッシュ、テールも別体だったバックランプが一体化されてたりしますね(*'▽')
しっかし…このボディカラーのSXなんて現存してるんでしょうかね…(^_^;)
いいマシンほど、
ドライバーの心を知っている。
1つ1つのキャッチコピーがホントに凝ってまして、自分はツボでしかありません(笑)
ってコトで今度はリフトバック…LBですね(*'▽')
フロントマスクはクーペと特に変わりないですが、ホイールが変わるだけで正直結構野暮ったい感じが…(^_^;)
目を閉じると、
サーキットの歌が聴こえてくる。
LBの後期はテールランプのバックランプの位置が上部から下部に変更されてるのが大きな違い…今回見比べて新たに気付いた次第です…(^_^;)
パッと見た感じではそんなに大きく変わらないですね(*'▽')
インパネも80年代トヨタ車では典型的な直線基調を採用♪
メーターが大きく、いかにも良さそうな視認性、そして各エアコンレジスターが僅かながら縦長の長方形になっているのが特徴。
シートはグレードによりますが、上級グレードですと、サポートが大きく、ヘッドレスト一体のシートがこれまた80年代トヨタのスポーツモデルという感じの内容。
正直、デザイン面だけで言いますと、昨今のモデルよりもスポーツなキャラクター性が濃いように思えます…。
で…ココからはエンジンの話題…。
TWINCAM16VALVEか、TWINCAMTURBOか。
80年代初頭に派閥が確立した、ツインカムかターボか論争を打ち破ったのが、このトヨタのツインカムターボ…但し、1気筒辺り2バルブ…。
ソコにツインカム16という新たな回答をトヨタは出してきた訳で…。
ココではそんなコトなんてどうでもよく、個人的には表紙を開けて真っ先に出てくるこのカットに気になったという…カッコイイじゃないですか…メカメカしてて♪
そんなA60セリカ後期に搭載されるエンジンは全部で3機種…。
・3T-GTEU…直列4気筒1800㏄ツインカムターボ、EFI、160馬力、21.0kg-m。
日本初のツインカムターボは、ツインプラグという、少々特徴的なエンジン。
但し、コレが今となっては非常に難儀で、デスビ終了=もれなく終了という、ユーザー泣かせのユニットにもなります…(最近はリプロ品とか出てないのか?)
・4A-GEU…直列4気筒1600㏄ツインカム、EFI、130馬力、15.2kg-m。
AE86同様の名機4A-G♪
アイドルから8000回転へのレーシングが僅か0.98秒というレスポンスの良さをウリとするエンジンでしたね(*'▽')
確かにパンチこそ無いものの、高回転まで俊敏にふけ上がるフィールは確かに気持ちのイイものですし、可変吸気システムのT-VISもこれまた特徴的で、4000回転を境に特性が変化するのも見物です(^^♪
・1S…直列4気筒1800㏄シングルカム、キャブ、100馬力、15.5kg-m。
ツインカム16か、ツインカムターボか。
なんて言っておきながら、実はそのドチラでも無いヤツが1番ベーシックなユニットとなります(*'▽')
元が軽量なので、コレでも街乗りには十分な性能でしょう(*'▽')
初期モノはタイベルが切れやすい…なんて話は耳にしたコトがあります。
コレらに組み合わされるミッションは、全車に5速マニュアル。
また、ツインカムターボと1800㏄のSVを除きOD付4速オートマになりますね。
で…足回りのカットでこれまた面白い構成(笑)
フロントマスクと下回りの別カットを合成したような演出♪
コレは面白いです(*'▽')!!
最近のカタログ…いや…カタログ自体が無くなるのか…(汗)
しかし、こういう演出やってもイイじゃんって思う訳です…。
そして肝心の足回りはフロントがストラットで、GT系はリアがセミトレーリングアームという、80年代前半では典型的なFRの足回り。
対して、GT系以外のモデルはコイルサスの4リンクリジッドになります。
なので廉価グレードは極端にトレッドが狭くなると…。
このエアロダイナミクスを表現するカットも80年代っぽい演出でこれまた…♪
cd値はLBで0.33と、前期より0.01アップしてます(*'▽')
恐らくミラー周りの影響が大きいかもしれませんね。
当時としてはトップクラスの性能かと思います(^_-)-☆
で…セリカと言えば、初代から続くラリーの血統があります(^_-)-☆
最終モデルのZZT231を除き、サファリラリーやWRCでの活躍してきたコトは、セリカの歴史を語る上で欠かせない話題かと…。
サファリラリーも3年連続優勝する訳ですが、このCMがまた何度見てもカッコイイという(*'▽')♪
装備としましては、言葉通り内部にウレタンが入ったバンパー。
このバンパーだけで恐らくかなり重いハズ…GX61のはリーンフォースまで含めると、大人1人で持つの結構重たいんだなコレが…(汗)
ソレでも恐らく嘗てのショックアブソーバーを内蔵した5マイルバンパーより軽量なんでしょうけど…(^_^;)
そして後期ではクセの強かったライズアップライトから、一般的なリトラクタブルヘッドライトに改められた訳です…今となってはココは好みですよね(*'▽')
メーターも当然のようにエレクトロニック・ディスプレイメーター…要はデジパネの設定もあります(*'▽')
走りには向きませんが、デジパネは装備したくなるアイテムですよね~(∩´∀`)∩
サンルーフは電動スライド式で、当然ながら?気になるアイテムですし、運転席はスポーツシートも装備♪
この時代ならではのエア式ランバーサポート等を装備した8ウェイ・スポーツシートになる訳ですが、いかに作動点数を多くするかのアピール合戦だったかと…(笑)
実際に乗ったらギミックばかりで全然しっくり来ないシートもあったり…(苦笑)
燃料計はゾーン表示式で拡大表示も可能!
そして設定速度でアラームが鳴る、スピードアラーム…この辺りの機能はまんまセリカXX同様になります(*'▽')
この型のセリカとカリーナ、あとコロナはエアコンが特徴的で、左右の風量を調整するレバーが装備されます…。
コレ…ナゼか上級のマークⅡやクラウンは無いんですよねぇ…(汗)
更にトレンドに合わせ、ドアミラーを採用したのが後期でのポイント♪
フェンダーミラー車が大半の中でのドアミラーはインパクトが大きかったでしょうね(*'▽')
細かいトコでは、アームレストにポケットを装備…コレは何気に便利がイイと思います。
で…グレードはこんな感じで、全グレードにクーペとLBの設定があります♪
・SV…(5MT)
最もベーシックなグレードとなるSVは無塗装バンパーが特徴。
しかし、今まで見たコト無いんですよね…このグレード…(汗)
■SVの主な装備
〇タイヤ/ホイール
・165SR13タイヤ+4.5Jスチールホイール
〇視界
・ミスト付セミコンシールドワイパー
・ドアミラー
〇ステアリング
・2本スポークウレタンステアリングホイール
〇オーディオ
・AMラジオ+2スピーカー
〇内装
・分割可倒式リアシート(LB)
・塩ビレザードアトリム(成形なし)
・ループパイルフロアカーペット
・コンソールボックス
〇その他
・フットレスト
▲SVの主なオプション
・フェンダーミラー
・エアコン又はオートエアコン
・ST…(5MT/4AT)
1800㏄の中間グレード。
■SVにプラス、またはグレードアップする装備
〇外装
・カラードウレタンバンパー
・サイドプロテクションモール
〇視界
・間欠式セミコンシールドワイパー
〇計器盤
・アナログクロック
・フューエルウォーニング
〇オーディオ
・AM/FMマルチラジオ+3スピーカー
〇内装
・運転席ドアポケット
・レザードアトリム(成形ボード)
・ポケット付フロントアームレスト
・フューエルリッド&トランクオープナー
・SX…(5MT/4AT)
1800OHCでは最も豪華なグレード。
装備も豊富で、このグレードのみの豪華装備があります(*'▽')
■STにプラス、またはグレードアップする装備
〇タイヤ/ホイール
・樹脂製ホイールキャップ
〇視界
・ウォッシャー連動時間調整機構付セミコンシールドワイパー
・間欠式リアワイパー(LB)
・電動リモコンドアミラー
・ハロゲンヘッドランプ
・熱吸収合わせ色わけガラス
〇計器盤
・デジタルクロック
・スピードアラーム
〇ステアリング
・回転数感応型パワーステアリング
・チルトステアリング
〇オーディオ
AM/FMマルチラジオ+5スピーカー
〇内装
・前後調整式ヘッドレスト
・シート上下アジャスター
・前席シートバックポケット
・分割可倒式リアシート
・ファブリックドアトリム(成形ボード)
・カットパイルフロアカーペット
・助手席バニティミラー
・フタ付コンソールボックス
・イグニッションキー照明
▲STより更に選択可能なオプション
・ツートーンボデーカラー
・電動サンルーフ&パーソナルランプ
・AM/FMマルチ電子チューナーラジオ
・ワンタッチ式パワーウインドウ
・GT…(5MT)
4A-G搭載のホットモデル。但し、装備はSTとSXの中間って感じです。
■STにプラス、またはグレードアップする装備
〇タイヤ/ホイール
・185/70R14タイヤ+5.5Jスチールホイール
〇外装
・マッドガード
・テープストライプ
〇視界
・間欠式リアワイパー(LB)
・ハロゲンヘッドランプ
〇計器盤
・デジタルクロック
〇ステアリング
・3本スポーク革巻風ステアリングホイール
・チルトステアリング
〇その他
・四輪独立懸架
・4輪ディスクブレーキ
▲STより更に選択可能なオプション
・195/60R15タイヤ+アルミホイール&ホイールアーチモール&パワーステアリング
・電動サンルーフ&パーソナルランプ
・LSD
・GT-R…(5MT)
4A-G搭載の上級モデルで装備も更に充実♪
現在残存する大半がこのグレード。
■GTにプラス、またはグレードアップする装備
〇タイヤ/ホイール
・195/60R15タイヤ+6JJアルミホイール
〇外装
・ホイールアーチモール
〇視界
・電動リモコンドアミラー
〇計器盤
・スピードアラーム
〇ステアリング
・回転数感応型パワーステアリング
〇オーディオ
・AM/FMマルチラジオ+5スピーカー
〇内装
・前後調整式ヘッドレスト
・シート上下アジャスター
・8ウェイスポーツシート
・前席シートバックポケット
・分割可倒式リアシート
・両側ドアポケット
・ファブリックドアトリム(成形ボード)
・カットパイルフロアカーペット
・フタ付コンソールボックス
・イグニッションキー照明
▲GTより更に選択可能なオプション
・ツートーンボデーカラー
・エレクトロニックディスプレイメーター+レオスタット
・AM/FMマルチ電子チューナーラジオ
・GT-T…(5MT/4AT)
当時ではステータスとなる、ツインカムターボ搭載グレード。
装備はGTと大差無い感じですね(*'▽')
■GTにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・電動リモコンドアミラー
▲GTより更に選択可能なオプション
・ツートーンボデーカラー
・GT-TR…(5MT/4AT)
豪華最強グレード。
但し、現在維持するには難しそうではあります…(汗)
■GT-Rにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
熱吸収合わせ色わけガラス
▲GT-Rより更に選択可能なオプション
・ワンタッチパワーウィンドウ
自分でしたら、ココは4A-Gを堪能したいので、GT-Rにするかと思います♪
オプションでサンルーフ、デジパネ、マルチ電子チューナー付ラジオ、オートエアコン、LSDって感じでしょうね…ややナンパな仕様(笑)
さて…そんなA60セリカは今回のモデルの後に改良が入るコトはどうやら無く、1985年にモデルチェンジ。
次期モデルはFF化された流面形セリカとなります(*'▽')
FF化されて…なんて思っちゃいがちですが、この流面形セリカがハンドリング抜群でイイクルマだったりします♪
で…肝心のブラックマスク、今やレアですし、なによりサラリーマンの自分じゃ手が出ません…(苦笑)
4A-Gってコトで、どうしてもハチロクの影に隠れがちになっちゃったり…ブラックマスクもカッコイイんですけどねぇ…('Д')