どうも(*'▽')
今回からしばらくみん友さんの愛車紹介にアップされてる車種のカタログをアップします…。
えっと…前回から引き続き同じオーナーさんです(爆)
あと20冊チョット続きます(ぇ
ってコトで…実は縁の無い1台。
17クラウンマジェスタ後期です♪
免許取得時に新車で販売されてたクルマなので、高嶺の花でしかないクルマ…(笑)
そんなコトもあり、あんまり古いクルマっていう感じは無いんですよね…(汗)
しかし…しかしですよ、最近のトヨタ車全般の内装を見てるともうタイトル通り。
クラウンスポーツとかもカッコイイけど、正直この頃の内装のクオリティは皆無。
今回改めて17マジェのカタログを見て余計思う訳です…全然プラスチッキーな感じが無い!
後は内外装含めそうですね…見た感じのパネル等のペラッとした感じも無いです。
ザ・クラウン!って感じだなと…。
さて、そんな17クラウンマジェスタは1999年にクラウンマジェスタとしては3代目モデルとしてデビューしています♪
先代よりプラットフォームが刷新されると共に、大きく変化したのは、ピラードハードトップから正統派の4ドアセダンになったコトですね(^^)v
そして2001年に今回の後期型へマイナーチェンジ。
元々人気もありコンスタントに売れていたモデルなのもありますが、内外装を含む全体的な変化点は最小限に留まっています。
寧ろ大きく変化したのは、ロイヤルシリーズの方で、マイルドハイブリッドが追加されてたりします。
で…カタログの表紙をめくると出て来るこのカットは妙に重みが有ります。
クラウンシリーズの最高峰として、パーソナルカーとしてはモチロン、ショーファードリブンとしての役割も果たすVIPカーですねぇ♪
今回のカタログは後期にマイナーチェンジした直後となる、2001年8月の内容。
ってか、もう24年前なんですね…(汗)
さて…この17マジェですが、先代比で全長、全幅はそのまま。
しかし、全高が35㎜アップしているのが効いてて、結構大きく感じます!
そしてこの後期型、フロント周りはグリル内の格子のパターンが変更されてる以外はどうやらそのままのようで、余程気にしてみないと分からない位に変化点は最小なんですね~(*'▽')
それにしても日本家屋やら竹林やら…こういうバックが似合うのがクラウン。
やっぱり日本ならではの高級車だと思いますね~。
リア周りはテールランプを変更…してますが、コレも変化内容は最小限に留まり、間違い探しのようなレベルです…(汗)
ハードトップからセダンボディになるも、テールランプの形状で先代のテイストを受け継いでいるんでしょうね…見た目にも安定感があります(*'▽')
170系クラウン全体に言えますが、テールランプがクリスタルになったのが効いてて、グンと高級感が増します♪
ソレとツートンカラー…2000年半ばには採用車が減って行きますが、高級車という感じがこれまた倍増!
最近のクォーターピラー辺りからルーフでツートンにするタイプよりも自分はコッチです(*'▽')
インパネの質感も、コレこそクラウン!という感じの内容となってます♪
一等地の最上段がエアコンレジスターとハザードスイッチ。
その下にエアコンのモノクロ液晶パネルとマルチが鎮座…その下のオーディオデッキのカバーがこれまた高級感出してるんですよねぇ♪
最新のクラウン等のように近未来感を求めたインパネでは無く、水平基調で安定感を求めた保守的な演歌調。
クラウンはこのままのマンネリ化した高級車でいて欲しかったと思ってしまう自分がどうしてもいる訳でして…(苦笑)
オプションにはなりますが、やはり本革シートは高級感が抜群♪
シートとドアトリムに刻まれたギャザーが入ってる本革シートこそ高級車だと思ってしまう辺りで価値観が古い…んでしょうけどね…(苦笑)
で…標準のジャガードモケットのシート…コレもまた毛足が長くてこの時代のはイイですねぇ♪
最近のシートより触感も包まれ感も自分は好みです。
そんな17クラウンマジェスタ後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…。
・2JZ-FSE…直列6気筒3000㏄直噴DOHC、VVT-i、220馬力、30.0kg-m。
3リッターモデルは直噴のD-4、そしてVVT-iが搭載される辺りで結構新しく感じてしまいます…今や当たり前なんですが…(苦笑)
当時の3リッターNAとしてはトップクラスの性能…何より直6ってのがイイ(笑)
・1UZ-FE…V型8気筒4000㏄DOHC、VVT-i、280馬力、41.0kg-m。
セルシオにも搭載される、スムーズ且つ静粛性の高い4リッターユニット♪
郊外走る分には意外と実用燃費もこの手は伸びますよね(*'▽')
コレらに組み合わされるミッションは、3リッターと4リッターのFRが5速オートマ。
4リッターの4駆は4速オートマになります。
この時代は5速が最多段でしたね~。
足まわりは4輪ダブルウィッシュボーンで、4リッターのCタイプはコレにエアサスが組み合わされます(*'▽')
当時の高級車の王道と言える組み合わせですよね~♪
他は4リッターのCタイプにARS…要は4WSが装備されてるんですね。
コレに先代で世界初搭載となったVSCに、トラクションコントロールも組み合わされています(*'▽')
それにしても現在はVSCも義務化されてるんですからねぇ…(汗)
軽トラにまでいるのかよ??なんて思っちゃいますが…(苦笑)
装備としましては、後期で後席用オットマンを追加♪
日産で言うトコのリラックスシートってヤツですね(^^)v
コレに後席のVIPが見晴らし良く座れるように分割式ヘッドレストを採用♪
運転席はパワーシートは当然として、ランバーサポートは上下用に2系統装備!
デュアルランバーサポートという名称ですね…最近はこの辺り、上下に移動するコトが出来たりしますね(^^)v
マイコンプリセットドライビングシステムは2名分のシートポジションがメモリー可能で、ドアミラーにはヒーター機能も装備!
リアシートは電動リクライニングしますが、意外や座面連動じゃないんですね…(汗)
Y34セドリックは座面までスライドしてリクライニングするタイプだったので、コレは少々意外。
経験上、シート座面含めスライド&リクライニングする方が断然快適です。
で…ラゲージ容量は正確な数値は忘れましたが、確か100ℓ程…25%位容積アップしてるんです。
ソレもあってか、荷物は暴れないようにラゲージネットも装備します(*'▽')
ナビは当時としては最新鋭のDVD方式を採用!
但し、DVDロムのみで、ビデオ機能はありません。
7インチワイドディスプレイになりますが、当時としては、比較的大型の部類ですね(*‘∀‘)
コレにヘッドアップディスプレイをセットで装備し、フロントガラスに速度と交差点案内機能が入ります♪
いや~当時の最先端装備ですよね!
メーターはデュアルビジョンオプティトロンメーターになってまして、多機能ですねぇ(*'▽')
アナログにもデジパネにもなる上にオプティトロンですから…(汗)
クルーズコントロールもセルシオ譲りのレーダークルーズ方式。
但し、減速制御はスロットルオフのみとなってますね。
そして先程のマルチは更にディーラーオプションでヘルプネットやETC、そして当時の需要は…どうだったんだろ…恐らく微妙…(苦笑)
まぁ…とにかくMONET(モネ)っていう、インターネット接続や電子メールの読み上げ、ハンズフリー通話や各種情報案内を行う、通信機能にも対応。
このモネなるヤツは、入会手続きに2500円を払うと、新車から1年無料、以降月額600円で使用可能…な訳ですが、現代のようにDCM(車載通信機)も無ければ、手持ちの携帯を利用するので、高額なパケ代が発生します…(汗)
正直、非現実的なんですよ…(苦笑)
ちなみにヘルプネットはコレとは別途で、入会金が6000円、年会費4000円が発生するんです…(汗)
ひょっとしたらまだ自宅にパソコン筐体すら無い家もありましたからねぇ…。
携帯のパケット機能も内容たかが知れてます…スタービーチやれた位(ぇ
後はブラインドコーナーモニター…コレもかなり先進的でしたね(*'▽')
一時期装着車設定は増えたものの、昨今はコレがPVMに代わりました♪
そしてやっぱり高級車…装備がとにかく多く、電動リアサンシェードは標準!
コレはシフトをRに入れると下降、再度Dに入れて発進すると上昇するという、日本車らしいおもてなし機能も搭載♪
更に350㎖缶が5缶入るクールボックスの設定もありますが、最近は装備する車種が稀になりました…まぁ…コンビニも多々ありますし、クールボックスで冷やしてまで飲む機会なんて無いんですよね…(苦笑)
収納は90年代後半デビューだけありまして、セダンでもこのように豊富!
後席には読書灯も装備します(*'▽')
視界関係の装備にはディスチャージヘッドランプ、ワイドビュードアミラー、リアフォグランプの設定♪
この辺りが充実してきた時代でもありましたね~。
ワイドビュードアミラーは曲率変化するトコに線が入ってるのが時代を感じます。
今のヤツは全体的に高曲率ミラーになってるんじゃないかと…。
で…ディーラーオプションはこんな感じ。
フードクレストマーク…要はボンマスですが、歴代のクラウン系で設定されるのはチョット珍しいかと。
24金メッキのエンブレムは高級車定番アイテムとして、マジェスタの刺繍入りブランケットクッションは結構レアかと思います…。
他に地味なトコでは、後期でチャイルドシートがISO-FIX対応になってます(*'▽')
で…グレードはこんな感じ。
・3.0Aタイプ…430万円
・4.0Aタイプ…475万円
最もベーシックとなるのが、このAタイプ。
排気量は3.0と4.0の2種類を設定するものの、装備にも差異が見られます。
■Aタイプの主な装備
〇タイヤ&ホイール
・215/60R16タイヤ+6.5JJアルミホイール(4.0)
・215/65R15タイヤ+6.5JJアルミホイール(3.0)
〇足まわり&メカニズム
・EBD付ABS
・ブレーキアシスト
・TRC
・VSC
・ECTスノーモード
〇外装
・グリーンUVカット機能、トップシェード付フロントガラス
・フロントドア撥水ガラス
・UVカットグリーンガラス(サイド、バックガラス)
〇視界
・電動格納式リモコンカラードワイドビュードアミラー
・ヒーター付レインクリアリングブルーミラー
・オートレベリング機能付ディスチャージヘッドランプ(ロービーム)
・コンライト
・コーナリングランプ
・イエローフォグランプ
・LED式フェンダーマーカー
・テールランプ代替制御システム
〇計器盤
・ヘッドアップディスプレイ(車速表示)
・デュアルビジョンオプティトロンメーター(レオスタット付)
・タイヤ空気圧警報システム
〇操作性
・新プログレッシブパワーステアリング
・マイコンプリセットステアリング
・本革巻4本スポークステアリングホイール
・本革+木目調シフトレバーノブ
・ゲート式シフトレバー
・クルーズコントロール
・ワイヤレスドアロックリモートコントロール
・イルミネーテッドエントリー(キー+フロント足元+ドーム)
〇室内装備
・デュアルSRSエアバッグ
・SRSサイドエアバッグ&カーテンシールドエアバッグ
・2段式大型コンソールボックス
・木目調パネル
・オーバーヘッドコンソール
・車名入りスカッフプレート
・ラゲージネット
・ランプオートカットシステム
〇シートベルト
・電気式テンションリデューサーシートベルト
〇シート
・運転席8ウェイマルチアジャスタブルパワーシート
・助手席4ウェイマルチアジャスタブルパワーシート
・木目調パネルボックス付リアセンターアームレスト
・運転席電動デュアルランバーサポート
・ジャガードモケットシート(静電気帯電防止機能&脱臭機能付)
〇オーディオ
・クラウンスーパーライブサウンドシステム
(6連奏CDオートチェンジャー&カセット・AM/FMラジオ+7スピーカー)
・ステアリングオーディオスイッチ
・リアオーディオコントローラー
・FMダイバシティアンテナ
〇空調
・左右独立温度コントロールフルオートエアコン
・スインググリル
・クリーンエアフィルター
〇その他
・ISO-FIX対応チャイルドシート固定専用バー
・盗難防止システム(イモビライザー、オートアラーム)
▲Aタイプの主なオプション
・215/60R16タイヤ+6.5JJアルミホイール…2万円(3.0)
・車両装着スペアタイヤ…6.5万円(4.0)
・車両装着スペアタイヤ…5万円(3.0)
・ムーンルーフ(挟み込み防止機能付)…9万円
・DVDボイスナビEMV+ヘッドアップディスプレイナビ…31.5万円
・レーダークルーズコントロール…7万円
・電動リアサンシェード…3万円
・リアオートエアコン(オートエアピュリファイヤー付)…9万円
・ヘルプネット対応ユニット用ショートポールアンテナ…0.5万円
・寒冷地仕様+リアフォグランプ…4.2万円
・雪国仕様…0.5万円
・3.0Cタイプ…468万円
・4.0Cタイプ…513万円
最高峰のCタイプ…実は3リッター仕様もあるんですね…(汗)
とにかくこのCタイプの割合が高いかと思います(*'▽')
■Aタイプにプラス、またはグレードアップする装備
〇足まわり&メカニズム
・ARS(4.0)
・電子制御エアサスペンション&H∞TEMS&オートレベラー機能(4.0)
〇操作性
・マイコンプリセットドライビングシステム
〇室内装備
・読書灯
・電動リアサンシェード
〇シート
・40/60リア分割パワーシート
・木目調パネルボックス&パワーシートSW&アクセサリーソケット付リアセンターアームレスト
〇空調
・リアクールボックス
▲Aタイプより更に選択可能なオプション
・助手席オットマン&リヤ左席バイブレーター+ヒーター…11万円(4.0)
・本革シート…17万円
・4.0CタイプiーFour…565万円
最高額仕様&唯一の4駆グレード。
但し4駆故に装備はCタイプより若干劣る部分もあります。
■4.0Cタイプにプラス、またはグレードアップする装備
〇タイヤ&ホイール
・215/60R16タイヤ+7.5JJアルミホイール
・車両装着スペアタイヤ
□4.0Cタイプより省略される装備
・TRC
・ARS
・タイヤ空気圧警報システム
▽4.0Cタイプより設定が無くなるオプション
・レーダークルーズコントロール
コレにボディカラーが全部で7色。
全体的にダークカラーで占める構成となってますね~。
自分でしたら、現実的に考慮すると、税制面で3.0Cタイプを…。
オプションで車両装着スペアタイヤ、ムーンルーフ、寒冷地仕様、EMV、レーダークルコン、本革シートって感じでしょうね(*'▽')
あ…ボディカラーは押しの強いブラックトーニングGを…。
車高調入れて、19インチ辺りで落としてサラリと乗りたくなりますねぇ(*'▽')
オートクチュールやエイムゲインのフルキットなんてイイですねぇ♪
ホイールは…バズレイアとかもイイですが、カールソン1/6なんて履いて、TFLコンプリートのような仕様なんてのもこれまた…だったらボディカラーはホワイトパールクリスタルシャインにして、腰下も同色だよなぁ…なんてなったりと(笑)
ただ、意外や17マジェもココ数年でジワジワ上昇してきてますね…(汗)
チョット正直手が出なくなってます…(苦笑)
けどキャラバンで3リッターが維持出来ちゃうって分かっちゃったからなぁ…こういう選択肢も…アリだよなぁ…。
で…そんな17マジェは2004年に18系へバトンタッチ。
正直MJのマジェになってからは妙にヌルッとし過ぎちゃってピンと来ないんだよなぁ…(苦笑)
意外やその後の2009年辺りに出た200系が穴場…では、あるものの、排気量デカイしなぁ…アレ…(汗)
正直個人的には14から17までがマジェって感じがします。
しっかし…今この質感は絶対ムリだなぁ…いやホントスゴイ。