どうも(*'▽')
今回は「丸目ヘッドライト」をお題にリクエスト頂きましたカタログのアップをしています(∩´∀`)∩
以前はソコソコ見掛けましたが、最近はテンで見なくなりました…(汗)
3代目インテグラ後期
一部改良時です♪
自分は面識がある訳ではありませんが、小学生になる位の頃、近所でクイントインテグラに乗ってるオバちゃんがいました…確か白の4ドアじゃなかったかなぁ…。
で…自分が小学生になってからのある日、そのクイントインテグラは、青のカッコインテグラへと変わっていました…後期の4ドア。
後は想像通りの順当な乗り換え…自分が中学生になってからのとある日に乗り換えたのがコレですよ…ホンダからすら上得意様(爆)
コレがまたダークグリーンの4ドアで珍しいから目立つ訳です…定番の白・黒・シルバーじゃないんで(笑)
さて…その後、インテグラはモデルチェンジして、3ドアクーペのISのみになりましたが、ソコへは代替せず、4ドアインテマニアだったのか??後年自身が引っ越して行ってから何年経っても、そのインテグラは時折走っているのを見掛けた訳です…ホンダ定番のクリア剥げでカッサカサになってましたが…(苦笑)
しかし、自分が家を建てて今の拠点へ引っ越してからはさすがに見かけません…。
果たしてまだ動いているのか??
さて…そんな3代目インテグラは1993年にデビューしています♪
基本的には先代からのキープコンセプトになりますが、丸目4灯のクセが強いフロントマスクが大不評…(汗)
更にミニバンブームで自社のオデッセイが大ヒットしたのもトドメとなったか、鳴かず飛ばずの1台へ…。
ソコで1995年に後期型へとマイナーチェンジ…ヘッドライトは鋭い目つきのマルチリフレクタータイプになり精悍さが増すと共に、各種装備の充実…そして真打ちとなるタイプRが登場します(*'▽')
そして1996年に今回話題とします、一部改良が実施され、エアバッグの拡大採用とボディカラーの改廃という、極めて小規模な内容だったりします。
そんな3代目インテグラ後期のキャッチコピーは…
INTEGRA
NOTTEGRA
HONDA♡
カッコインテグラ⇒調子インテグラ⇒まっしグラと来てからのコレですよ(爆)
しかもCMにブラッドピットまで起用しちゃう訳で…(笑)
けど、カッコインテグラの時のマイケル.J.フォックスもこれまたカッコ良かったんだなぁ(笑)
今回はそんな一部改良直後となる1996年9月の内容です。
まずは4ドアハードトップからですが、後期なってヘッドライトが大幅に変更されるので、印象はかなり変わります!!
それにしても灯火類とバンパーならまだしも、フード等の金物まで換えてくるので余程です…(汗)
ちなみに輸出用は全て丸目のまま継続してますね~。
しかし他はまんま先代からのキープコンセプトという内容…と、いうより顔面除いてケツ回りはクイントインテグラからそのまま続く感じがバリッと出てます♪
ソレでいて、しっかりと90年代のデザインになって行ってるのと、ホンダらしい垢抜けた感じがイイ塩梅で出ているのが特徴ですね(*'▽')
一方コチラは3ドアクーペ。
フロントマスクはまんま4ドア同様で、キャビンより後ろが独自のフォルム♪
ドチラも各々バランスが取れたデザインです(^^♪
ところで今回は「丸目ヘッドライト」の話題だったのに…後期って丸目ないじゃん!
って…10年チョット前までは自分も思ってました。
実は併売!丸目も販売してたんです!!
但し、3ドアクーペSiRのみ丸目…一体ナゼ不人気だった丸目をコレのみ残した??
う~ん…やっぱ違和感あるんだよなぁ…当時から異様でしたもん…(^_^;)
ただ、この丸目はゼロヨンチャンプRRで真っ先にお世話になる1台(爆)
そしてリア周りも一見クーペとハードトップも殆ど同じ…だと思ってました…(汗)
実はラゲージの開く場所が地味に違い、クーペはテールの内側から。
一方でハードトップはテールランプを分割するように大き目に開くんです…(汗)
今回カタログを開くまで全く疑問に持たなかった箇所です…(苦笑)
インパネはバブル期に開発、バブル崩壊後に発売されたコトもあり、基本的な表皮やトリムの形状こそ凝ってますが、各部…スイッチ類やら装備がごっそり削られた印象…(汗)
カッコインテグラの時代はもっとエアコンパネルの造形が凝ってた気がします。
ただ…質感的には2リッタークラスの上質感というよりも、アメリカのセクレタリーカークラスの質感ですよね。
タイプRはコレにカーボンパネルやらチタン製シフトノブとかで、スパルタンに持って行った訳ですねぇ( *´艸`)
後は助手席エアバッグは恐らく開発時には考慮してなかったんでしょう…後付け感がモロなのは、この時代のクルマに多かったですね。
室内はシースルーヘッドレストを採用した、スポーティなバケットシートが特徴♪
ソレと90年代車にはトレンドだった柄物の表皮…自分は好みじゃないですが…(汗)
そんな3代目インテグラ後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…。
・B18C…直列4気筒1800㏄DOHC VTEC、180馬力、17.8kg-m。
AT車は170馬力、17.8kg-m。
今回のカタログにはタイプRが掲載されていないので、ココでは最強ユニットになります(*'▽')
コレにポート研磨やバランス取りやら色々やってチューンドしたヤツがタイプR。
ただ、このエンジンでも正直十分な程に速いハズです。
ホンダならではで、異様なレベルでエンジンにコスト配分が掛かってるハズでして、正直トヨタや日産ではコスト配分上不可能な造り。
・ZC…直列4気筒1600㏄SOHC、120馬力、14.7kg-m。
正直ホンダのエンジンってスペックの数字で分からないですからねぇ…(笑)
大半のホンダ車に乗って毎度予想外に力があってニヤッとなるのがこの要素(爆)
ちなみに後期でキャブ仕様がドロップアウト…全車PGM-FI化しています。
コレらに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアルと多少制御の違いがあれど全車4速オートマ。
足回りは4輪ダブルウィッシュボーン…今やこのクラス(ってか、このクラス自体がほぼ壊滅的ですが…)で4独使ってる車種もほぼ皆無…(汗)
コレに駆動系は、歴代インテグラ唯一の四駆仕様もあります…。
あるにはありますが、この時代のホンダ定番のデュアルポンプ仕様。
前輪のスリップ検知でやっと四駆になるタイプです。
後期の一部改良でABSは正直まだオプション扱い…しかもTiに至っては未設定。
但し、オプション価格が7万円まで引き下げられ、より身近になってはいます…(汗)
他には、このクラスではまだまだ珍しかったトラクションコントロールの採用や、ビスカスLSDも設定されてますね(*'▽')
エアバッグはXi 4WDというグレードを除き、デュアルエアバッグが標準装備。
97年式辺りになると、日本車の殆どが標準装備になる訳ですが、4駆のみコストなのか?はたまた過酷地使用を考慮してオプション扱いなのか??
ちなみにこの一部改良で、上記4駆グレードのエアバッグのオプション価格が8万円から6万円へ値下げされてますね。
他の装備では、後期で一部グレードへの木目調パネルの採用。
ただ…インテグラのキャラクター的に木目パネルというのに違和感が…(笑)
木目の柄と、車名が金文字で入る辺り、レジェンドの天童木工製っぽい雰囲気は出ています(*'▽')
ココも時代の流れで、後期になるとガラスも全面グリーンガラスとなります(*'▽')
他は赤外線式キーレスを装備、そしてサンルーフはアウタースライド式なので、ヘッドクリアランスの支障が少ないのと、開いた際の見た目がカッコイイ…と(笑)
ただ、装備は正直少ない??…少ないというより特徴的な装備を見つけにくいという感じですかね…(汗)
このクルマの場合は心臓が特徴的な装備ですので…(笑)
で…グレードはこんな感じで、まずは3ドアクーペから…。
・Ti…(5MT/ロックアップ機構付4AT)
3ドアクーペのベーシックグレード。
但し、スペシャリティ要素を兼ね備えた車種でもあるので、装備はコレでも不満の無い内容かと思います♪
■Tiの主な装備
〇安全装備
・運転席&助手席SRSエアバッグ
〇インストルメントパネル
・パワーステアリング
・チルトステアリング
〇インテリア
・パワーウインドウ
・パワードアロック
・運転席シートハイトアジャスター
・AM/FM電子チューナー+カセットデッキ+2スピーカー
・トリコットシート
・5:5分割可倒式リアシート
・昼夜切り換え式ルームミラー
・助手席バニティミラー
・デジタルクォーツ時計
〇エクステリア
・ボディ同色電動リモコンドアミラー
・ボディ同色ドアハンドル
・全面グリーンガラス
・間欠、ミスト機構付ワイパー
・リアワイパー
・タイマー付熱線リアデフォッガー
・オートアンテナ
・プロジェクター採用超薄型ヘッドライト(フォグライト内蔵)
〇タイヤ/ホイール
・175/65R14タイヤ+5Jスチールホイール+フルホイールキャップ
▲Tiの主なオプション
・速度警報ブザー
・Xi…(5MT/ロックアップ機構付4AT)
元となるTiの装備がイイので、増える装備はごく僅か…。
■Tiにプラス、またはグレードアップする装備
〇インテリア
・オートエアコンディショナー
・照明付グローブボックス
・前席バニティミラー
▲Tiより更に選択可能なオプション
・ABS
・Xi-G…(5MT/ロックアップ機構付4AT)
1.6リッター最上級グレード。
装備はソコソコ増えます(*'▽')
■Xiにプラス、またはグレードアップする装備
〇インストルメントパネル
・燃料残量警告灯
〇インテリア
・キーレスエントリー
・AM/FM電子チューナーデッキ+カセットデッキ+4スピーカー
・モケットシート
〇エクステリア
・ボディ同色電動格納式リモコンカラードドアミラー
・フロントハーフシェイドウインドウ
・マフラーカッター
〇タイヤ/ホイール
・185/65R14タイヤ+5.5JJスチールホイール+フルホイールキャップ
▲Xiより更に選択可能なオプション
・電動アウタースライドサンルーフ
・SiR…(5MT/7ポジション電子制御4AT)
1.8リッターのベーシックグレード…但し十分なスポーツ仕様(笑)
装備はTi以上ですが、Xiより装備に劣る部分もあります。
豪華さよりスポーツ性という感じでしょう(*‘ω‘ *)
■Tiにプラス、またはグレードアップする装備
〇インストルメントパネル
・燃料残量警告灯
〇インテリア
・ショートストロークシフトレバー(MT車)
・マニュアルエアコンディショナー
・モケット/トリコットシート
・照明付グローブボックス
〇エクステリア
・ボディ同色電動格納リモコン式カラードドアミラー
・マフラーカッター
〇タイヤ/ホイール
・195/55R15タイヤ+6JJアルミホイール
□Tiより省略される装備
・オーディオ+2スピーカー
▲Tiより更に選択可能なオプション
・ABS
・TCS
・SiR‐Ⅱ…(5MT/7ポジション電子制御4AT)
SiRの丸目ヘッドライト仕様になります…この時点でコッチ選ぶのは、正直マニアックだよなぁ…(笑)
シビックとは違い、レースベース⇒豪華仕様という感じでは無く、ヘッドライトだけです…違い。
■SiRにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・プロジェクター採用丸型4灯ヘッドライト
・SiR-G…(5MT/7ポジション電子制御4AT)
3ドアクーペの最上級グレードになります(*'▽')
■SiRにプラス、またはグレードアップする装備
〇インテリア
・キーレスエントリー
・オートエアコンディショナー
・AM/FM電子チューナー+カセットデッキ+4スピーカー
・モケットシート
・前席バニティミラー
〇エクステリア
・フロントハーフシェイドウインドウ
▲SiRより更に選択可能なオプション
・TCS
・電動アウタースライドサンルーフ
次いで4ドアハードトップになります(*'▽')
・Ti…(5MT/ロックアップ機構付4AT)
クーペTiのハードトップ版です…違いは以下の通り。
■3ドアクーペTiにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・フロントアジャスタブルシートベルトショルダーアンカー
・チャイルドプルーフ
□3ドアクーペTiより省略される装備
・5:5分割可倒式リアシート
・リアワイパー
・Xi…(5MT/ロックアップ機構付4AT)
これまたクーペXiのハードトップ版。
違いはクーペTiとハードトップTiと内容が同じなので省略。
・Xi 4WD…(5MT/ローホールド機構付2WAY4AT)
Xiベースに設定された唯一の4駆グレードになります(*'▽')
■Xiにプラス、またはグレードアップする装備
〇インテリア
・リアセンターアームレスト
〇エクステリア
・リアワイパー
・マフラーカッター
・リアマッドガード
□Xiより省略される装備
・助手席SRSエアバッグ
・オートエアコンディショナー
▲Xiより更に選択可能なオプション
・オートエアコンディショナー
・Xi-G…(5MT/ロックアップ機構付4AT)
3ドアクーペ同様1.6リッター最上級グレード。
これまた装備の違いはTi同様で3ドアと4ドアの違い位で、唯一リアセンターアームレストがある位。
・SiR…(5MT/7ポジション電子制御4AT)
ココも同様ですね。但しリアセンターアームレスト未装備。
・SiR-G…(5MT/7ポジション電子制御4AT)
逆にコッチはリアセンターアームレスト装備。他は同じ。
で…ボディカラーは全部で8色。
自分でしたら、やや実用性重視で、4ドアハードトップSiR‐Gの5速で、ボディカラーはダークカラントパールを♪
オプションで、LSDとサンルーフって感じでしょう(*‘ω‘ *)
で…コチラは特別仕様車のスタイル‐S。
最廉価グレードのTiをベースに手を入れたお買い得車ですね~。
コチラは1997年5月の内容ですね(*'▽')
このスタイル‐Sは、主に外観回りをドレスアップした仕様で、この通りエアロパーツを追加しています(*'▽')
ボディタイプは3ドアクーペ、4ドアハードトップそれぞれに用意されてまして、電動格納式ミラー、キーレス、エキパイフィニッシャー、マニュアルエアコンと装備もソコソコ充実♪
特にスゴイのが、シートにUS仕様のモケットシートを装備!!!
USDMにするなら、このスタイル‐Sから室内を持ってくるとイイってコトですね♪
ボディカラーは全部で6色。
基本的には通常モデルで設定されるカラーですね(*'▽')
さて、そんな3代目インテグラは2001年に次期モデルにバトンタッチ。
正直この次のモデルって、通常グレードが3ドアのisのみで、メーカー自体もタイプRばかりを推し、最早インテグラ=タイプRの為に存在するクルマって感じになっちゃいました…(汗)
さて…そんな3代目インテグラですが、現在はどのグレードでも高騰…(汗)
程度良ければSiRでも結構な価格に…。
そう言えば2021年に中国、2022年に北米でインテグラが復活したんですよね!
但し4ドアセダン…結構大き目の。
個人的には最初に話をしたインテグラのオバちゃんが、このアキュラインテグラを逆輸入して乗ってたら、間違いなくインテマイスター(但し4ドアに限る)の称号を与えたい(ぇ