どうも(^^)v
自身でチョイスしました「丸目ヘッドライト車」のカタログアップも今回で〆となります…。
それにしても全く縁の無いクルマだけど、カタログだけは持ってるんですねぇ…(汗)
ベントレー アルナージTです♪
まず…立ち位置やら存在位置が分かりません…(苦笑)
1番このクルマに関して覚えてるのは、このカタログを手に入れた時…ですね…(爆)
アレはワゴンRが事故で廃車になり、ローレルが来るまでの繋ぎに保険代車のL900ムーヴカスタム1週間乗ってた時期があるので、2004年の1月末だったかと…。
当時、ドコでこの情報を得たのかは忘れましたが、恐らくティーポ、むねよし.com、Run&Fun辺りのいずれかで、福岡県内にクルマのカタログやグッズを取り扱うショップが出来るっていう内容の広告があったんですよ(*'▽')
で…コレを田中むねよしさんが宣伝関係(広告デザインだったかなぁ…)で絡んでたのだけは覚えてますが、そういう感じのお店があるんだなってコトで、友人3人とムーヴに乗って福岡県内…なんですが、もう場所すら覚えてない…(汗)
とにかく行ったんですね…平日の日が暮れた夕方辺りだったハズ。
店内はイタフラ系で、確かそういう感じのクルマが置いてあったのと、カタログは要望により仕入れたりするので、今はコレ位しか置いてません…って感じで数冊…あったかな。
で…バイト学生だった自分は手持ちの小遣いで、このベントレーアルナージTのカタログと、ルノーアヴァンタイムのカタログを購入したんですよ…(笑)
それぞれ1000円と800円とか…そんな位の価格だった気がします…多分。
そのお店に行ったのはその1回きり…その後どうなったのかは、ウワサにすら耳にしません…(苦笑)
自分以外に福岡圏近辺でそんなお店に行ったコトある人や覚えてる人いますか(^-^;??
あれ…ドコだったんだろう…(汗)
さて…そんなベントレーアルナージは1998年にデビューしています♪
自分も今回調べた限りなので、いささか信頼度はアヤシイ…ですが…(苦笑)
まぁとにかく1998年にベントレーがVWグループになった際、新しく登場したモデルだそうです。
で…ロールスロイスブランドでは、シルバーセラフという車種になるようで、どうやらロールスはショーファー系、対してこのベントレーアルナージはドライバーズカー系というキャラクターになってるようですね(^^)v
そしてこのアルナージTってヤツは2002年に登場。
アルナージのモデルライフの中では、シリーズ2という時期に入っているようで、どうやら当時のベントレーではシリーズ最強のスポーツモデル…なんだそうです。
コレが本カタログなのか?と、言われればよく分かりませんが、27ページの構成で、車格から考えると薄いので、Bカタログ??なのかもしれません…(^-^;
ただ…日本語版なので、コレが本カタログと言われたら、そんな気がしなくもないページ数…(爆)
カタログ内容は至ってシンプルで、キャプションの無い写真が1ページドカッと載るだけ。
そして装備内容がスラスラとモノトーンで書かれてるだけというような感じ。
どうやら名前の由来は、ルマンのコーナー名から来てる…っぽいコト書いてます。
ベントレーブランドなので、グリルの頂点にスピリットオブエクスタシーが存在するロールスとは違い、中央がブラックのエナメル仕上げとなった、ブラックウイングド"B”エンブレムを装備してますね(^^)v
今回は、このアルナージTが登場した際の2002年のカタログの模様…。
発行日が未記載…なんですねぇ…(苦笑)
さて…このアルナージTなるヤツ。
自分の感覚では、「あぁ…ベントレーらしいなぁ」と思えるフォルムです(^^)v
全長5400㎜…そして全幅はなんと1930㎜という堂々としたサイズです!!
写真の通りホイールベースも3115と、かなりの長さ(笑)
ちなみに現行センチュリーと全幅は同じものの、全長は更に65㎜長い…(汗)
で…今回のお題となるヘッドライト部分は、レンズ内部のリフレクター部分で丸目4灯ですね♪
そして高級車ならではのフロントグリルは、プラスチックメッキ…では無く、ステンレス製!!
リア周りから見ても、ベントレーって感じが一発で分かるフォルムですね(^^)v
そんなに加飾でギンギラギンな訳でも無いのですが、高級感がムンムンします(笑)
リア周りをもうワンカット♪
いや…このカタログ、ドカンと出てる感じでも無いんですよ…これまた…(苦笑)
先程のカットより細かいトコは分かりやすくなってますよね…(笑)??
そしてテール周りの造形や、レンズにクリア部分を用いたりと、伝統と革新を融合したような感じがあります。
インパネは一歩間違えれば下品な位のウロコステンに見えなくも無いですが、そうは感じないのが不思議な感じのインパネ…。
なんでしょ…ベントレーというブランドネームの色眼鏡で上品に補正されてしまうのか…(苦笑)??
シフトレバー横に配置するプッシュスタートスイッチが当時としては先進的。
よく考えたら、このクラスなのにマルチメディアの類が皆無…。
いやいや…正直そんなのよりも、材質の良さを高級車は重視して欲しいもんです。
個人的な偏見かもしれませんが、昨今のクルマはマルチメディアの演出で高級感が濁されてはしませんか??
マルチや電子装備の演出で、肝心の材質はプラスチッキーになってたりしませんか??
少なくとも、ココ5年位で車両本体で1000万円までの車種はマルチメディアの演出が派手になるばかりで、軒並み素材に関しては手が抜かれた感がします…。
で…恐らくドライバーズカーだからか、カタログにリアシートは出て来ません(爆)
それでも、このシートを見るだけで豪華そうなのは明らか(笑)
シートに関しては、ときには17頭分もの本革を必要とする、ダイヤモンド型キルトと、手縫いのステッチをあしらった最高品質のコノリーレザー…なんて書かれてます。
本革でもそもそも使ってる革の材質から違うハズです…。
名称は忘れましたが、牛の年齢で革の呼び名も変わって来るそうで、恐らく2歳辺りの革が柔らかい子牛の中でも、虫に刺された跡やキズの無い箇所を厳選した上、着座位置による革の伸び率を考慮して、背中なり臀部なり、部位まで選別してるハズなので、気が付きゃ17頭分…なんてなるんでしょう…(^-^;
正直、この辺りも動物愛護団体やらヴィーガン等がワーワー言っとりますので(ぇ
今後は過去の遺物となる傾向にあり、レザーフリー素材に取って代わられて行ってますね…(^-^;
そんなベントレーアルナージTに搭載されるエンジンは1機種のみ…。
形式未掲載…V型8気筒6750㏄OHVツインターボ、457馬力、89.2kg-m。
当時のベントレー最強ユニットは、馬力もさることながら、とにかく図太いトルク(笑)
2540kgの巨体が、僅か5.78秒で100㎞/hに達します…(汗)
最高速度は270㎞/hで、当たり前ですが現代でもバカッ速の性能♪
燃料タンクも100ℓでコチラも規格外…燃料代からしてヤバそう。
コレに組み合わされるミッションは、意外や4速オートマのみ。
しかし、4速オートマでココまでの性能出せますからねぇ…(汗)
それにしても、豪華で煌びやかなインテリアからすると、非常にシンプルなレバーですねぇ(*‘∀‘)
そして足回りは、4輪ダブルウィッシュボーンのコイルサスですね。
但しショックアブソーバー内の油圧を利用したタイプなのか、ライドハイトコントロールは装備。
後は減衰も切り替わりますね(^^)v
ホイールは18インチが標準で、19インチがオプション。
当時の18インチはかなりの大径で、純正19インチは現在の22インチ位の異次元感覚はありました(^^)v
2004年にフーガで純正19インチが採用された時はホントに驚きましたからねぇ…。
今じゃ当たり前に…ホント恐ろしい…(汗)
装備としましては…実は細かい説明って無いんですね…コレが…(苦笑)
とりあえず、ドアノブからするにもガッチリしてて高級そうなのは明らかで、グリップ内側はひし形状の滑り止め(ローレット仕上げ)も入ってますね(^^)v
時代を感じるのは、キーシリンダーがあるんですねぇ…そう、当然ながらスマートキーじゃないんですよ。
ただ、やはり1つ1つのパーツに使われる素材は豪華です…当たり前か(笑)
これまた詳細がイマ一つなんですが、ドリルドアロイペダルはオプションってなってるので…恐らくコレ??なのかな??
そして各種スイッチ類もメッキでローレット仕上げ…こうやって凝るから高いんでしょう(笑)
ココでやっと後席周りのカットが…ココだけありました(爆)
写真左は後席エアコン吹き出し口。
右はどうやらオプション。
ウッドパネル付きピクニックテーブル、エンジンチューンドアルミニウムインサート…と、書いてます。
まぁ…すんごい価格するんでしょう(笑)
で…ベントレーアルナージTはソレ自体がグレードですね(笑)
・アルナージT…2995万円
■アルナージTの主な装備
〇エレクトロニックスタビリティープログラム
・トラクションコントロールシステム
・アンチスリップレギュレーション(ASR)
〇サスペンション
・コンピューター制御アダプティブエレクトロハイドロリックダンパー
・オートマチックライドハイトコントロール
・自動荷重補正
〇ステアリング
・オートマチックイージーエントリー
〇インテリア
・エンジンスターターボタン
・フルカラーワイドスクリーン付DVDサテライトナビゲーションシステム
・ローレット仕上げのクロムメッキスイッチ類とドアハンドル
・ダイヤモンドキルト仕様レザースポーツタイプシート
・ダークスティンバーウォールナットウッドパネル
・6CDオートチェンジャーオーディオシステム
・シートヒーター
・イージーエントリー機能付左右独立リアパワーシート
・運転席シートメモリー(ドアミラー、ステアリング連動、4ポジション)
・自動防眩ミラー
・リバース連動ドアミラー
・ラムウールラグ
〇エクステリア
・ブラックウイングド"B”エンブレム
・パークディスタンスコントロールシステム
・オーバルテールパイプフィニッシャー
・ステンレス製ベントレーマトリクスグリル
・255/50R18ピレリP-ZERO+5本スポークスポーツホイール
〇セーフティ
・前席エアバッグ
・サイドエアバッグ
・サイドカーテンエアバッグ
・フロントワイパー連続作動時連動点灯ヘッドランプ
〇セキュリティ
・多機能アラーム
・車外周囲センサー
・車内容積センサー
・ガラスセンサー
・傾斜センサー
▲アルナージTの主なオプション
・エンジンチューンドアルミニウムインサート付きフェイシアパネル及びウエストレール
・ドリルドアロイアクセル&ブレーキペダル
・フルコノリーAグレードレザーシート(21色を用意)
・ウッドパネル付ピクニックテーブル、エンジンチューンドアルミニウムインサート
・ウッドパネル付ドアパネルとコンパニオンミラー
・トランク収納用傘2本
・フットレスト
・255/45R19ピレリP-ZERO+チタンボルト付スプリットトリム5本スポークスポーツホイール
ボディカラーは全22色で、後は別途オプションでオーダーカラーの模様。
保証は走行距離無制限の3年保証で、整備間隔16000㎞となってますね。
とりあえず、もう何もかもが浮世離れしてるので、欲しいという感じにもなりません(爆)
ちなみに、その後は2007年に改良が入った後、2009年で生産終了。
後継車はミュルザンヌってヤツになるらしいです(*'▽')
中古車はアルナージTで絞ると中々ありませんが、アルナージシリーズで絞ると、400万円台から1000万円クラス位の間で流通。
思ったより安いかもしれませんが、維持費で死ねます(爆)
そういえば2000年頃ってバブル期のロールスやベントレーが10年オチまで行ってない位で300万円切っててソコソコ流通してましたね…(^-^;
アレこそバブルの遺産ですよ…(苦笑)
城南電機の宮地社長のロールスとか…個人的にはあの位が実にロールス(笑)
余裕があればシャレでこんなのも乗ってみたいもんですが…
まぁシャレで所有出来る時代なんて一生来ないでしょう…(苦笑)