どうも(*'▽')
今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…
コレがもう全く馴染みが無い…(苦笑)
自分としてはまだまだ新しいクルマという感覚ではあります…。
ってコトで…
GRB WRX STi5ドア後期です♪
この代では、まだ正式名称はインプレッサなんですが、この後期からメーカーではWRXと呼ぶようになってるようですね…(^_^;)
正直、当時コレが出た時ってビックリしたんですよ。
え!?今度から5ドアになるの??っていう…(汗)
ただ、WRCでの運動性能を考えて行くと、リアオーバーハングが短い5ドアになるのは強みになるので、理に適った進化だとは思います(*'▽')
ソレと結構この5ドアのスタイルは好きですね…カッコイイと思います♪
ただ、自分の周りでは誰1人このWRXどころか通常のインプレッサですら所有している人は皆無で、正直全くピンと来ません…(苦笑)
さて…そんな3代目インプレッサは2007年にデビューしています♪
従来は4ドアハードトップとスポーツワゴンの組み合わせでしたが、この型から5ドアのみになったのが最大のトピックかと…。
ソコから4ヶ月遅れ、WRXが登場…WRCでの勝利が大前提となるクルマなので、従来モデル同様、ベースモデルに対しての大幅な改良が加えられています(*'▽')
しかし、実際にスバルは2008年にWRCの活動を終了してしまうので、実質活躍出来たのは僅か1年という…(苦笑)
そして2010年に今回アップする後期型へとマイナーチェンジが実施され、内外装が変更されると共に、カタログ名称からインプレッサの文字が消滅…(汗)
WRX STiという呼称になったこと…更に登場時から要望の多かった4ドアも追加設定されるようになりました(*'▽')
そんなWRX STi5ドアのキャッチコピーはこんな感じ…。
The World Prestige Sport
まぁ確かにそんな感じの1台…ですよね。
今回はそんな後期型へマイナーチェンジされて5か月後となる、2010年12月の内容になります。
そうそう…今回のカタログはホッチキスで留められてるタイプでは無く、高級車とかにありがちな接着?されてるヤツなので、見開き写真を撮ろうとすると、バリッと敗れるのが困ったチャン…(´;ω;`)
なので、使える写真がかな~り少ないのです…ご了承を…。
ってコトでこの後期は、フロントバンパーとグリルのデザインを変更♪
スバルのコトなので、年次改良は都度されており、コレで2回目の変更。
で…この塊感のあるデザインは機能美を感じるところもあり、好みではあります♪
普段ソコまでマジマジと見ませんが、フェンダーの張り出し方なんて結構スゴイですよね~。
やはり5ドア…リアオーバーハングは極めて短いのです。
ただ、従来のインプレッサを好む人からすれば違和感が大きいですよね…(^_^;)
ソコで4ドアのWRXまで追加してきたスバルは中々だと思います♪
確かに5ドアのリアはムリヤリカットして抑え込んだ感じはしなくもない…(汗)
ハイ…こんな感じでムリヤリ撮るのでこうなるのです…(苦笑)
ナビの画面がインパネ最上段に設置される辺り、このブログで取り上げるには比較的新しいクルマという感じがするものの、年式の割に物理スイッチは少なく意外とシンプルです。
ハザードスイッチを中央に設置…エアコンスイッチは全てダイヤル式で操作性は十分かと(*'▽')
その下にはセンタートレイがありまして、どうやら奥行きはソコソコありそう。
シートはバリエーションが色々あり、コチラのプレミアムタンレザー仕様なんてのは、大人っぽくてイイですね~。
シート形状は当然のようにバケットタイプ…コレだと長距離走っても快適そうな感じはしますねぇ(*'▽')♪
そんなGRB WRX STi5ドア後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…。
・EJ20…水平対向4気筒2000㏄DOHCターボ、308馬力、43.0kg-m。
正直コレだけのスペックなので、動力性能的に不満も無いでしょう…(笑)
それにしてもやはりフラット4…タイミングベルトの長いコト長いコト…(汗)
そして整備性はやはり致し方無いところ。
補機ベルトは交換しやすいですけどね(笑)
・EJ25…水平対向4気筒2500㏄DOHCターボ、300馬力、35.7kg-m。
Aラインに搭載される、クルージング向けと言える特性のユニット。
2800回転~6000回転まで最大トルクを発揮する、超フラットトルク仕様!
そんなエンジンなんてもうクルージング向きでしか無いでしょう(笑)
こういうフラットトルク型の仕様を見ると近年のクルマだよなぁ…って思います。
この手はホントに快適…常に平穏でクセも無く無難に速い訳ですが、人間やはり山あり谷ありというクセのある人生を好む方も多かったり…(爆)
コレもそうですよね…等長等爆エキゾースト。
確かに効率を求め、技術向上の結果に生まれた逸品ですが、かつてのボクサー独自の排気干渉で生まれるドコドコ音の味が無くなるのは正直寂しいものです…(´;ω;`)
コレらに組み合わされるミッションは、STIが6速マニュアル。
コレは1、2速にトリプルコーンシンクロを採用し、いかにもその手のスポーツモデルらしいミッションかと…。
Aラインの方は5速オートマのみ…この手にオートマのみ設定というのも近年のクルマって感じ…しますよね。
足回りは、フロントがストラットで、リアがダブルウィッシュボーン。
特にこのマイナーチェンジでフロントロアアームは新設計のアルミ鍛造仕様へ…。
リアもアームのリア側ブッシュをピロボール化したりと、熟成に余念がありません…。
更にコレで地上高も5㎜下がり…と、マイナーチェンジのレベルとしてはかなり気合入ってます(笑)
4駆のシステムは、DCCDという、センターデフの駆動力配分を自動、又は任意で設定するコトが出来まして、こういうギミックはいかにもこの手のクルマらしい感じがしますね(*'▽')
かつてはランエボの方がこういうトコに凝っていて、三菱らしい電子制御の要塞らしい感じがしたもんですけどね(笑)
ブレーキはSTIなら標準、Aラインならオプションで4輪ブレンボ。
この手は結構当たり前…ではあるものの、やはりスゴイですねぇ。
で…装備としては、基本的にメカニズムへコストを掛けるクルマなので、目立った内容は無いですね…(^_^;)
インフォメーションメーターや、パワーシート、ヘッドライトウォッシャーって位でしょうか…。
そう言えば、2010年頃ってLEDヘッドライトの熱量が少ないコトもあり、ヘッドライトウォッシャーを装備する車種が増えた時期でしたが、最近はまた減ってきましたね…(汗)
コストだろうなぁ…とは思ってます。
で…グレードはこんな感じで。
・WRX STI A-ライン (5AT)…315万円
2.5リッターのクルージング仕様の方が価格的には安価ですね(*'▽')
■WRX STI A-ラインの主な装備
〇AWDシステム
・VTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)
〇足回り・メカニズム
・倒立式ストラットサスペンション
・フロント17インチ2ポット&リア16インチベンチレーテッドディスクブレーキ
・245/40R18ポテンザRE050A&8.5JJ18インチ鋳造アルミホイール
・リアビスカスLSD
・高強度鍛造ピストン
・強化エンジンマウント
・ツイン・デュアルテールパイプ
・VDC
・超低膨張ブレーキホース
・赤チヂミ塗装インテークマニホールド
〇視界
・HIDプロジェクターロービームランプ
・ヘッドランプウォッシャー
・ヒーテッドドアミラー
・フロントワイパーデアイサー
・マルチリフレクターフォグランプ
・フィン一体フロントワイパー
・間欠リアワイパー
〇操作性・計器盤・警告灯
・赤ステッチ本革巻ステアリングホイール
・本革巻シフトノブ
・パドルシフト
・クルーズコントロール
・アルミパッド付スポーツペダル
・レッドルミネセントメーター
・キーレスアクセス&プッシュスタート
・チルト&テレスコピックステアリング
・本革巻ハンドブレーキレバー
・インフォメーションメーター
〇オーディオ
・ルーフアンテナ
・6ユニット10スピーカー
〇内装
・ファブリック/合成皮革バケットタイプフロントシート(STI刺繡)
・合成皮革リアシートセンターアームレスト
・6:4分割可倒式リアシート
〇外装
・LEDリアコンビランプ
・UVカット機能付濃色ガラス
▲STI A-ラインの主なオプション
・ブレンボ製17インチ対向4ポッドフロントベンチレーテッドディスクブレーキ
・ブレンボ製17インチ対向2ポッドリアベンチレーテッドディスクブレーキ
・オーディオ一体型ナビゲーションシステム
・ブラックレザーバケットタイプフロントシート(STI刺繡)&シートヒーター
・本革リアシートセンターアームレスト
・サンルーフ(プレミアムパッケージ)
◎プレミアムパッケージ
・BBS製18インチ8.5JJ鍛造アルミホイール
・タンレザーバケットタイプフロントシート(STI刺繡)
・プレミアムタンインテリア
・助手席8ウェイパワーシート
・フロントシートヒーター
・WRX STI (6MT)…368万5500円
コチラが正統派…というか、最もWRXらしいという感じではあるでしょう。
■A-ラインにプラス、またはグレードアップする装備
〇AWDシステム
・DCCD方式AWD
〇足回り・メカニズム
・ブレンボ製17インチ対向4ポッドフロントベンチレーテッドディスクブレーキ
・ブレンボ製17インチ対向2ポッドリアベンチレーテッドディスクブレーキ
・マルチモードDCCD
・フロントヘリカルLSD
・リアトルセンLSD
・等長等爆エキゾースト
・マルチモードVDC
〇操作性・計器盤・警告灯
・REVインジケーター
・シフトアップインジケーター
・DCCD AUTOモードインジケーター
・DCCDマニュアルモードインジケーター
・ヒルスタートアシストインジケーター
〇オーディオ
・4スピーカー
〇内装
・アルカンターラ/本革バケットタイプフロントシート(STI刺繡)
・インパネポケット
▲A-ラインより更に選択可能なオプション
・BBS製18インチ8.5JJ鍛造アルミホイール
・アルカンターラ/本革レカロ社製バケットタイプフロントシート
▽A-ラインより省略されるオプション
・オーディオ一体型HDDナビゲーションシステム
・ブラックレザーバケットタイプフロントシート
・シートヒーター
コレにボディカラーが全部で6色。
基本的にダークなカラーが多いですね…。
この中では、プラズマブルーシリカという色が、このマイナーチェンジで設定されてますね(*'▽')
自分でしたら4ドアならA-ラインですが、5ドアなら運動性能を活かし、WRXSTIでしょうね(*'▽')
コレにボディカラーはダークグレーメタリックを…。
オプションでレカロとBBSって感じでしょうかね(*'▽')
で…コチラはSTIスペックCという、軽量仕様になります(*'▽')
どうやら以前は限定車であったようですが、このマイナーチェンジ以降は特別仕様車という位置付けながらも、特に限定等の扱いは無かったようですね(∩´∀`)∩
特に外装に大きな変化こそ無いものの、アルミ製フードや軽量ガラス等で、同じ18インチ同士ならベースより40kg軽くなってます!!
コレは地味に効くんでしょうね~。
そしてとにかく走りの仕様になるので、カタログもそれなりの硬派な演出がされてますね~♪
内装は専用シート生地が入る以外、特に違いは無い模様…。
エンジンはベースと変わらないものの、タービンをボールベアリング化や、大容量燃料ポンプを装備する等、スペックの数値は出てこない地味な箇所にまで手を入れるトコがスバルらしい感じもします(笑)
軽量化に関しては、話題にしたアルミ製フードや、バッテリーの小型化まで…(汗)
最早凝りに凝った感じがプンプンする訳です(笑)
シートはこの通りの専用生地。
ブレーキはキャリパーのゴールド塗装という、地味な違い。
で…仕様が2種類ありまして、エアコンレスにまでした上、インチダウンまでした17インチ仕様と、18インチ仕様があります♪
・STIスペックC 17インチタイヤ仕様車 (6MT)…332万8500円
・STIスペックC 17インチタイヤ仕様車 (6MT)…364万3500円
■STIスペックC特別装備
・ボールベアリングツインスクロールターボ
・インタークーラーウォータースプレイ(オートスイッチ付3.7ℓタンク)
・高G旋回対応燃料ポンプ
・リア機械式LSD
・245/40R18タイヤ(ポテンザRE070)
・235/40R17タイヤ(ポテンザRE070)
・18インチ8.5JJ鋳造アルミホイール
・17インチ8JJ鋳造アルミホイール
・ゴールド塗装ブレンボキャリパー
・補剛フロントクロスメンバー
・小型バッテリー
・タイヤパンク修理キット
・大容量パワーステアリングポンプ
・バケットタイプフロントシート(STI刺繡&赤ステッチ入り)…18インチ仕様
・スポーティフロントシート(赤ステッチ入り)…17インチ仕様
・アルミ製フロントフード
・軽量ガラス
▲STIスペックC特別オプション
・アルカンターラ/本革レカロ社製バケットタイプフロントシート(STI刺繡&赤ステッチ入り)
・SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグ
ボディカラーは通常より少ない4色の設定ですね。
さて…その後は2011年に通常モデルのインプレッサが終了。
但し、WRXはその後も更に特別仕様車の設定や、一部改良を施されながら、2014年に次期型へバトンタッチ。
結局ハッチバックモデルはこの型のみになりましたし、このモデルでインプレッサの名称も消えましたね…(^_^;)
正直今はWRXという名称のみになってますし、ワゴンタイプが欲しいならレヴォーグを…って感じなんでしょう。
ただ…どうも馴染みが無いんですなぁコレが…(汗)
オッサンはインプレッサという固有名称で固まっちゃったまんまなのです…(苦笑)