どうも(*'▽')
今回はみん友さんの愛車紹介でアップされてる車種のカタログの話題ですね~。
CMソングってジプシーキングスだったんですね…知りませんでしたよ…(^_^;)
ってコトで…
HDセンティア後期です♪
コレもチャンスがあれば…所有してみたいんですが…(^_^;)
ワンチャン掘り出し物が有れば、なんとか購入出来そうな価格帯にあるので…コレもイイよなぁ…となってたりします(爆)
ただ…今回カタログを見て改めて知ったのは、意外や後期ってコストダウンされてるどころか…
何考えてんだろ(爆)??
ってなる位、ムダに手が入ってます…だから潰れかけるのか…なんて思ったり。
さて、そんなHDセンティアは、ルーチェの後継モデルとして1991年にデビューしています♪
開発自体は1986年に開始され、当初は5ナンバーのナローボディと、3ナンバーのワイドボディ仕様で開発されていたものの、途中からワイドボディへ一本化。
最終的にココまで伸びやかなフォルムを持つ巨体へとなってます。
また、発売直前に朝日新聞が話題に出したアプローズの火災報道を受け、「完璧なクルマを送り出そう!」というコトで、抜き打ちで出荷分より100台を無作為選出して完成車テスト実施…結果的に発表が遅れるまでに至ってます。
それだけ品質に拘ったマツダのフラッグシップ…確かに高級感は凄く、実際にソコソコのヒットを打ち出していますね(*'▽')
そして1994年にマイナーチェンジを実施し、今回話題にする後期型へ…。
後期では、見た目は内外装に最小限の変更を施した位ですが、装備がやたらと充実し、バブル崩壊と逆行するような豪華さが盛り込まれた上、グレードが大きく変更されたのも特徴♪
また、この時点で兄弟車となるアンフィニMS-9が消滅し、センティアへ一本化されています…確かにこの成り立ちはややこしいんですよ…(苦笑)
そんなHDセンティア後期のキャッチコピーは…
最上級の挑発。
確かに他メーカーと違い、フラッグシップとしてはスポーティで躍動感が有り、マツダならではの挑戦的な拘りを感じるコトが出来ます♪
今回はマイナーチェンジ直後となる、1994年1月の内容になります。
美しさを抜きにして、高級であることは語れない。
後期なっても実は外観上はそんなに変わりません。
元のデザインが良いので、変えるのも難しいんでしょうね(*'▽')
大きく変わったのはヘッドライトがマルチリフレクターになり、コレで一気に新しい感じなるのと、グリル内部がブラックアウトされたりしてますね♪
特にヘッドライトで大きく印象が変わるでしょう(^^♪
後期は特に変わらない模様。
テールレンズは何と4重レンズ…どんだけ凝ってんだ…(汗)
更に全長4925㎜というサイズは、当時の国産車ではかなり大きいものの、伸びやかで丸味のあるフォルムが影響するのか、ソレ程に大きい感じはしません(^^)v
いや~ソレにしても美しい…落とすとホントにキマるんですよ!!
個人的には札幌クラブCのセンティアが未だに最高にカッコイイセンティアだと思ってます…ラピアが似合うんですよね~♪
この心地よさは、人間工学ではうまれなかった。
インパネには後期で木目調パネルを採用…パッと見の高級感はアップしているように思いますが、元々のデザインに木目を考えて無かったようなフシも見えるので、少々ワザとらしい気もします…(^_^;)
また、ユーノスコスモはイタリアはミラノのシンプレス工房で手掛けた本木目でしたが、木目調にした辺りはコストダウンしているのかと…(苦笑)
マツダらしい…というか、フラッグシップなのにドライバーオリエンテッドな造形と、メッキのメーターリングを採用したりで妙にスポーティなのが、トヨタや日産では踏み切れない領域だとは思いますね(*'▽')
ちなみにこの時代のマツダ…内装のプラパーツが割れやすいらしいです…(´;ω;`)
正直、ラウンドしたインテリアを造らせたら、国産ではマツダの右に出るメーカーはいないかと♪
ゆったりとして優雅…かと言ってアメ車調という感じでも無いシートが素敵ですね♪
タイプJ-Xのグレードなら、後期では写真のヌバック調シートを採用してます(*'▽')
まさにサルーンという感じ♪
更に本革シートもあり、コレはユーノスコスモ同様、オーストリアはシュミットフェルドバッハ社製!
コレは現在の国産車では1000万円級の車種では太刀打ちできないであろう内容。
しかも変にハデでも無く、シンプルで落ち着きがあります。
更に驚くのが、後期でリアパワーシートがエクスクルーシブのみに新採用…(汗)
いやいや…まさかの単体グレード専用で、しかも他車流用すらない設計…(汗)
どんだけコスト掛けてんだ(笑)??
ただ…推測ではありますが、アマティ1000と構造を共用化して、量産効果を出そうとしたのではないのか??とは思います。
結果的に幻のV12となる訳ですがね…(´;ω;`)
そんなHDセンティア後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…。
柔順にして優しく、刺激的である。
エンジンのキーワードは、トルクフル。
・JE-ZE…V型6気筒3000㏄DOHC、200馬力、27.7kg-m。
3リッターツインカムにしては、やや控え目な数値ですが、最大トルクが僅か3500回転に設定されてるので、恐らくかなり速いんじゃないかと…(汗)
・J5-DE…V型6気筒2500㏄DOHC、160馬力、21.5kg-m。
上記2.5リッター版はやはり数値としてはこれまた控え目。
コレらに組み合わされるミッションは、4速オートマになります。
後期で改良が入り、スノーモードスイッチを新設。
その美しい走りには、理由がある。
たとえば、独創のFRミッドシップ。
足回りは4輪マルチリンク…そして前後重量配分は52:48と、ココでもこういうのに拘るマツダらしさが出てます(笑)
そそ…センティアと言えば4WSですね(^^)v
ただ…後期から2WS…つまり一般的なヤツも追加。
個人的に4WSは最新のモデルも含め、低速時の逆位相までは許せますが、同位相は正直違和感が大きく好みではないですね…(汗)
ボディで言えば、フードがアルミ製…当時としては、まだ採用車種が少ない中、この大柄なボディでアルミフードを採用すると、かなり軽量にはなったかと♪
塗装は、この時代のマツダ車のエピソードとしては欠かせないハイレフコートを採用!
ボディを回転させながら乾燥・焼付け工程を行うのは、コレ以降で耳にしたコトがありません…(汗)
環境を考慮した水性ペイントでも無いので、恐らく塗料の質としてはかなりイイのではないのかな??とは思います。
装備に関しては、後期でCCSを搭載してきました…結構アップデートしてるなぁ。
どうやらユーノスコスモのように、ルーフに大きなアンテナは装備されてません。
オーディオは、スーパープレミアムミュージックシステムになると、なんと12スピーカー!!
いや…コレは当時の純正採用ではかなりスゴイですね…(汗)
後のY50フーガのBOSE14スピーカーは結構インパクトを感じましたが、94年の時点で12スピーカーですか('Д')
で…インパネのトコでも話題にしましたが、後期でこのように木目調パネルを採用。
センターコンソールボックスは容量を拡大し、CD8枚を収納可能としたほか、リアセンターアームレスト内にも収納ボックスを追加し、収納にまで手が入ってます♪
ガラスは70%カット…ではあるものの、UVカット機能を採用♪
エクスクルーシブのリアセンターアームレストには、新たに後席用エアコンスイッチも追加されてますね(^^)v
ホント凝ってるなぁ…(汗)
サンルーフには2種類の設定があり、通常のガラスサンルーフに加え、前期からの継続採用ではありますが、ソーラーベンチレーションシステムも用意!
コレは、サンルーフガラス内蔵のソーラーパネルで、換気ファンを回し、駐車中の室内温度上昇抑制に繋げるのが特徴♪
更に補機バッテリーへの充電機能も兼ね備えてて、芸が細かい(笑)
その他、乾燥した冬場に重宝する静電気アースパネルや、地味にありがたいセンターサンバイザー、照明付バニティミラーは運転席と助手席に用意。
エアコンは後期で冷媒が134a化されたのと、マツダお得意スイングルーバーも装備♪
トドメには、リアベンチレーターまで…う~ん…バブリーだ(笑)
そしてエアコンのコトを考えると後期がイイです…えぇ(笑)
ヒーテッドドアミラーも当然のように装備する上、フォグランプはステアリング連動…ココまでやるかと(爆)
そしてディーラーオプションがこれまたイイ!!
純正エアロとBBSでもう十分キマります(*'▽')!!
カタログ車高位で十分ワルな雰囲気出てます(笑)
で…グレードはこんな感じ。
・25タイプJ (4AT)…279.8万円
・30タイプJ (4AT)…303万円
もっと美しいプレステージへ。
全面マルチクリスタルヘッドランプ、木目調メーターパネル&センターパネルをあらたに採用。
厳選した充実のアイテムを持つ、センティアのスタンダードモデルです。
3000&2500 V6 DOHCエンジンを用意しています。
…ってコトで最もベーシックなヤツで、唯一の2WSグレードですね(*'▽')
■タイプJの主な装備
〇シャシー&メカニズム
・205/65R15タイヤ+6JJ×15インチメッシュタイプアルミホイール(2500)
・215/55R16タイヤ+マツダスピード製7JJ×16インチアルミホイール(3000)
・T135/70D15スペアタイヤ&15×4Tスチールホイール
・前後スタビライザー
〇セーフティ
・ハロゲンフォグランプ
・ヒーテッドドアミラー
・4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
〇エクステリア
・ブロンズペンガラス(2500)
・紫外線カット&高熱線吸収グリーンガラス(3000)
・全面マルチクリスタルヘッドランプ
・間欠時間調整式コンシールドワイパー
・ワンタッチ電動格納リモコン式カラードドアミラー
・アルミボンネットフード
・デュアルテールパイプ
〇インテリア
・助手席バニティミラー(2500)
・前席照明付バニティミラー(3000)
・ボックス付リアセンターアームレスト
・シートバックポケット
・静電気アースパネル
・センターサンバイザー
・リアパーソナルランプ
・トランクオープナーキャンセラー
〇シート
・ソフトベロアシート
・運転席8WAYパワーシート
〇インストルメントパネル
・本革巻ステアリング
・木目調パネル
・チルトステアリング
・アナログ時計
〇オーディオシステム
・プレミアムミュージックシステムⅡ
(FM/AM電子チューナー+カセット+100Wアンプ+6スピーカー
・ダイバーシティアンテナシステム
〇エアコンディショニングシステム
・エアコンビジュアルモニター
・エレクトリックスイングルーバー
▲タイプJの主なオプション
・フェンダーミラー
☆Gパッケージ
・4W-ABS
・ビスカスLSD
・オートクルーズコントロール
・オートライト
・ステアリング連動ハロゲンフォグランプ
☆Gパッケージ+SRSエアバッグシステム
・25タイプJ-X (4AT)…328.5万円
・30タイプJ-X (4AT)…364万円
ドライビングプレジャーの意志。
精悍なディッシュタイプの16インチアルミホイールに、ハイグリップ55タイヤを装着。
電子制御車速感応型4WS、4W-ABS、ビスカスLSDなど、よりスポーティな走りを志向したモデルです。
3000&2500 V6 DOHCエンジンを用意しています。
2500では最上級、そして3000では中間グレードになります。
価格は一気に60万円程度アップしてますね…(汗)
■タイプXにプラス、またはグレードアップする装備
〇シャシー&メカニズム
・215/55R16タイヤ+マツダスピード製7JJ×16インチアルミホイール
・電子制御車速感応型4WS
〇セーフティ
・4W-ABS
・ビスカスLSD
・ステアリング連動ハロゲンフォグランプ
〇シート
・ヌバック調シート(3000)
・助手席4WAYパワーシート(3000)
〇インストルメントパネル
・オートクルーズコントロール
・オートライトコントロール
・本革巻シフトノブ(3000)
〇オーディオシステム
・プレミアムミュージックシステムⅠ
(プレミアムミュージックシステムⅡ+CDデッキ)
〇エアコンディショニングシステム
・電動ファン内蔵リアベンチレーター(3000)
▲タイプJより更に選択可能なオプション
☆ラグジュアリーパッケージ(2500)
・ヌバック調シート
・本革巻シフトノブ
・助手席4WAYパワーシート
・リアベンチレーター
☆Sパッケージ
・ラグジュアリーパッケージ+チルトアップ付電動スライドガラスサンルーフ
☆ラグジュアリーパッケージ+CCS+SRSエアバッグシステム
☆ラグジュアリーパッケージ+SRSエアバッグシステム
・エクスクルーシブ (4AT)…414.5万円
心地よさとクオリティの深化。
優雅で心地よい走りをもたらす3000 V6 DOHCエンジン搭載。
全面熱反射ガラス、独創の高品位塗装ハイレフコート、前・後席パワーシートなどに象徴される高機能アイテムを装備。
贅を尽くしたセンティアの最高峰モデルです。
説明通りですよね…バブル全開仕様(笑)
■タイプJ-Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇シャシー&メカニズム
・205/65R15タイヤ+6JJ×15インチメッシュタイプアルミホイール
〇セーフティ
・SRSエアバッグシステム
〇エクステリア
・ハイレフコート塗装
・熱反射ガラス
〇シート
・ソフトベロアシート
・6:4分割後席パワーシート(電動ランバーサポート&シートクッションスライド)
〇オーディオシステム
・ステアリングオーディオコントローラー
・リアアームレスト内蔵オーディオコントローラー
〇エアコンディショニングシステム
・リアアームレスト内蔵エアコンコントローラー
▲タイプJ-Xより更に選択可能なオプション
・CCS
☆レザーパッケージ
・本革(オーストリア・シュミットフェルドバッハ社製)シート
・太陽電池内蔵サンルーフ+ソーラーベンチレーションシステム
☆レザーパッケージ+CCS
☆レザーパッケージ+CCS+ハンズフリーテレフォンシステム
ボディカラーは全部で6色。
全体的にダークカラーで構成されるのと、ベタなシルバーはありませんね。
そう言えば同級生がオレンジメタリックにオールペンしてましたね~。
フルノーマルでボディカラーだけ変えちゃったので、違和感バリバリでしたが…(汗)
自分でしたらエクスクルーシブのボルドーマイカ…もうコレでしょう(笑)
コレにオプションで、レザーパッケージとCCS、ハンズフリーテレフォンで、チョット異質なデザイナー系職業なんてやってたらいかにもトレンディな感じになりそうな気はします(爆)
さて…そんなHDセンティアですが、その後は特に変更も無く、1995年に2代目となるHE型へバトンタッチ。
2代目はご存知の通り、バブル崩壊の影響をモロに受けたモデル…そしてマツダ倒産の危機の中でなんとか捻りだすように生み出したモデルというコトもあり、コストダウンされた感が正直かなり出ていて、初代のような志や拘りが出したくても出せない結果に…(汗)
更に追い打ちをかけるように、世はRV、ミニバンブームで盛り上がった為、最後の方はもう目も当てられないような販売台数になってたのが印象的…ではありました…(泣)
で…このHDセンティアはホントに異色なラグジュアリーセダン…似通るのはJフェリー辺りか…。
チョット前まではホントに安くてですね…アイを買う数か月前に検討してたりもしたんです…実は…(苦笑)
ガレージを建ててる最中だったり、子供が生まれるタイミングだったので、さすがに手は出さず…かといって何かしら買いたかったので、ソコに話が出てきたので乗っかるようにアイを買ったと(笑)
で…正直E24で3リッター車を実際に購入し、カツカツながらも維持出来そうな自身が以前よりあるという困ったちゃんになってるのです…(苦笑)
う~ん…タイミングとイイ出物が有れば飛びつきたい…(爆)
まさに自身にとってもセンティアは「最上級の挑発」をしてきます…(汗)