どうも(^^)v
今回は「DOHC」をお題に自身でチョイスしたカタログの話題を…。
まぁ~マニアックなクルマですよね…。
アスコットイノーバ前期です♪
実は学生時代、バイト先の社員の人が代車で乗って来ましてね。
社員駐車場までクルマ持ってけってコトで、数百mだけ運転したコトあるんです(笑)
2004年当時でも珍しい感じでしたよ…全然見ませんでしたもの…(苦笑)
ただ…コレが乗ると結構速くて、出足でローレルの感覚で踏むとホイールスピンしちゃった位にトルクが太くて驚いたもんです…(汗)
で…実は今回カタログを改めて引っ張り出して、重要なコトに気付きました…。
ってか、なんで今まで勘違いしてたんだろう??…と。
そんなアスコットイノーバは、1992年にデビューしています♪
4ドアセダンのアスコットの派生仕様で、ややスポーティなキャラクターにしているのが最大の特徴!
ってか元々のアスコットは、CBアコードの兄弟車なんですが、そのアスコットも正直当時としては、地味…というか、パッとしない…というか。
マイナーなイメージのクルマの派生車だから、更にマイナーなイメージが…(汗)
そんなアスコットイノーバ前期のキャッチコピーは…
HARDTOP INNOVATION
ホント…なんだかなぁ…イノベーションって使うの好きだよね…(爆)
E24キャラバンは1BOX INNOVATIONだし、トヨタは100系マークⅡでセダンイノベーションと謳い…。
そしてアスコットイノーバはHARDTOP INNOVATION(笑)
ちなみに自分が健康診断の時に履く用に持ってる、トライアルで980円で買ってきたスニーカーにもINNOVATIONって書いてます…。
980円で購入可能なスニーカーのドコが革新的なのか…。値段なのか??
で…HARDTOP INNOVATIONってコトで、欧州用アコードと基本は同じなんですが、コチラは窓枠が付いた4ドアセダンになる等、何気に造り変えてる辺り、今じゃ考えられない位に開発コスト掛けてます…。
さすがハードトップ…
ん!?ハードトップ??
ぬぁ…今まで5ドアハッチバックだと思ってたぞ…(汗)
そう…4ドアハードトップなんですよ…今更気付きました…(苦笑)
今回はそんなアスコットイノーバがデビューした際の1992年3月の内容で、2リッター専用のカタログになります。
ってコトで、このアスコットイノーバは、フロントグリルが小さ目でヘッドライトが幅広く、ややキツめな感じがするフロントマスクで、確かにスポーティと言えばスポーティな感じはしますね(^^)v
そして、標準モデルのアスコットとは、全くデザインが異なり、もうドコがどうしたらアスコットの名を共通をするのか分からない位です…(;・∀・)
後はこの赤のイメージが強いです…件の代車はシルバーでしたが。
で…意外だったのは、こんな明るめのグリーンもあるんですよね(*'▽')
コレはコレで良いなぁと。
そしてリア回りを見て改めて思う訳です…4ドアハードトップなんだと…(爆)
けどコレって今のセダンによくあるタイプで、グランクーペ的なフォルムなんですよ…。
要は時代が早過ぎたクルマだったんだと、今になって思います…少なくとも25年は早いですよね。
インパネはいかにもホンダらしいテイストを感じますが、ロア周りにドアトリムと同じ表皮を採用し、一体感を出しながら質感を向上させてるのはかなりイイですよね(*'▽')♪
思えばややZ32っぽい感じもあります(笑)
コレ…90年代後半ならカーボンパネルでスポーティ感を出してくるんでしょうけど、この時期なんでグレー系のパネル使ってて、質感でこの辺りがやや惜しい感じかなぁと。
グレーの石目調のパネルなんかだとまた雰囲気が変わりそうな感じもします。
シートは座った感じどんなだったかなぁ…覚えてない…(苦笑)
室内は天地が狭くてキツイ感じとかは無かったですね…適度です。
ソレとやはりリアピラーの寝方でしょうね…コレで5ドアっぽく見える(笑)
そんなアスコットイノーバ前期でも2リッター版に搭載されるのは2機種…。
F20A…直列4気筒2000㏄DOHC、150馬力、19.0kg-m。
ジャスト1.3tの車重でこのスペック…しかもホンダのエンジンなんで十分速い(笑)
バランスシャフトを2本搭載し、低振動に配慮してあるのもポイントにはなってます。
エンジン重量が嵩みそうな気はしますが…(苦笑)
・F20A…直列4気筒2000㏄SOHC、135馬力、18.5kg-m。
恐らく代車で乗ったヤツはコレですよ。SOHCでも十分だと(笑)
で…今回は2リッター版のみなので未掲載ですが、輸出用プレリュードと同じ、2.3リッターを搭載した、Si-Zなるグレードが最大の特徴だったようです。
未掲載なので、恐らく専用カタログがあるんでしょうね…実は今回調べるまでその存在を知りませんでした…(苦笑)
う~ん…アスコットイノーバ…知らないコトだらけだ…(笑)
コレらに組み合わされるミッションは、2.0i-Cってグレードのみ5速マニュアル。
他は4速オートマになります。
足まわりは4輪ダブルウィッシュボーンで、アスコットと基本的なメカニズムは同様ではあるものの、スプリングレートとショックアブソーバーの減衰力を高め、全体的にスポーティな味付けへと変更されているのが違いです。
また、ソレに合わせ、各種ブッシュのレートもチューニングされ高められていたりと、キャラクターを変えて来てるんですね~(*'▽')
更に4WSやABSを用意し、いかにもこの時代のクルマらしく、電子制御デバイスを用意して来る辺りもこの時代って感じです♪
装備としましては、メーカーオプションではありますが、サンルーフを用意♪
そしてオーディオも6スピーカーで、クラス的にも中々の装備を誇ります(*'▽')
件のトランクは、ハイデッキなのもありまして、見た目よりも積めそうなのと、スペアタイヤのスペースを活用して車載工具を収納し、容積を確保したのもポイント!
キーレスは充電機構付で、この時代のホンダ車にあったタイプ。
ちなみに赤外線式なので、いよいよドアハンドルの前に来ないとカギが開きません…(苦笑)
ルームミラーは接着式で、スッキリした感じにしてるのがイイですよね(*'▽')
EGシビックとかも接着式で、何気に好きなんですよね~♪
ちなみにディーラーオプションのオーディオにはなりますが、ルームランプ前方にセンタースピーカーが配置される等、当時としてはかなり画期的なコトをしてますね(*'▽')!!
これは見た目にもスッキリしててカッコイイですねぇ♪
しかしココまでよくスピーカー線を持ってくるなと思います…恐らくオプションハーネスで新車時にココまで伸びてないと思うんですよね…(汗)
ピラーから絶対配線引くよね…インパネ裏から…しかも新車で…ディーラーで。
で…グレードはこんな感じ。
・2.0i・C (5MT)…155万8000円
最もベーシックなグレードは5速マニュアル専用。
それにしても当時でもこの価格はバーゲンプライスですよ…(笑)
■2.0i・Cの主な装備
〇安全装備
・アジャスタブルシートベルトアンカー
〇快適装備
・パワーステアリング
・チルトステアリング
・パワードアロック
・充電機構付キーレスエントリー
・パワーウインドウ
・リアヒーターダクト
・ミスト機構付ワイパー(バリアブル間欠)
〇インテリア
・3本スポークステアリングホイール
・ソフトウィーブ+モケットシート
・大型センターコンソール
・助手席側バニティミラー付サンバイザー
・大型ドライバーズポケット
・リアシートセンターアームレスト
・カーテシランプ
・トランクルーム照明
・コートハンガー
・トランクオープナー/フューエルリッドオープナー
・フロント大型ドアポケット
・昼夜切替式ルームミラー
〇エクステリア
・電動格納式リモコンドアミラー(ブラック)
・バンパー/ドアハンドル(ブラック)
・フロントフォグライト
・全面ブロンズガラス
・プリントアンテナ
・デュアルマフラーカッター
〇タイヤ/ホイール
・185/70R14スチールラジアルタイヤ+5Jスチールホイール
・フルホイールキャップ
▲2.0i・Cの主なオプション
・マニュアルエアコン
・マニュアルエアコン+フェンダーミラー
・マニュアルエアコン+速度警報ブザー
・2.0i (4AT)…195万8000円
2リッター中間グレードで、オートマのみ。
価格は一気に40万円アップしまして、当時のこのクラスでは標準的な価格かと。
■2.0i・Cにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・ATポジションインジケーター
〇快適装備
・オートエアコン
・電子チューナー式AM/FMラジオ+カセット+6スピーカー
〇インテリア
・カップホルダー
〇エクステリア
・ボディ同色電動格納式リモコンドアミラー
・ボディ同色バンパー/ドアハンドル
▲2.0iの主なオプション
・クルーズコントロール
・サンルーフ+クルーズコントロール
・SRSエアバッグ+4本スポークステアリング+クルーズコントロール
・ABS+クルーズコントロール
・4WS+クルーズコントロール
・4WS+ABS+クルーズコントロール
・2.0Si (4AT)…225万8000円
2リッターでは最高額のグレードですね(*'▽')
更にプラス20万円で2.3Si-Zがあるってコトになります。
■2.0iにプラス、またはグレードアップする装備
〇快適装備
・クルーズコントロール
・電子チューナー式AM/FMラジオ+フルロジックカセット+6スピーカー
〇インテリア
・革巻3本スポークステアリングホイール
・運転席パワーハイトアジャスター
・両席バニティミラー付サンバイザー
〇タイヤ/ホイール
・195/60R15スチールラジアルタイヤ+5.5JJスチールホイール
・Si専用フルホイールキャップ
▲2.0iより更に選択可能なオプション
・SRSエアバッグ+革巻4本スポークステアリング+4WS+ABS+サンルーフ
自分でしたら2.0Siのオパールグリーンメタリックですかね(*'▽')
腰下ガンメタに塗って、S13っぽいカラーにしても良いような(ぇ
コレにオプションで、サンルーフのみを…。
4WSの特別感も悪くは無いものの、ぶっちゃけ乗りにくいですもんね…当時の。
さて…そんなアスコットイノーバですが、その後、翌年にイルミネという特別仕様車を追加しつつ、1994年にマイナーチェンジして後期型へ…。
この後期型は見た目に関してはほぼ変わらず、どうやらトリム類やコンソールの変更で留まった最小限の内容らしい…そりゃ見ても分からんわ…(苦笑)
そして1996年末には生産終了しまして、僅か1代限りという、短命なモデルとなりました…(^-^;
そんなコトもあり、30年以上経過すりゃマイナーな存在でしかありません…。
アスコットという名前を知ってる人の方が今では稀有でしょう…(汗)
ただ、今乗ってると確実に目立ちますし、イベントで気になる人は絶対驚くヤツです(笑)
エメロードやMS-6、クレフなんて感じに並ぶレベルでレアですねぇ。