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2025年07月26日 イイね!

ネクスト・シェイプ



どうも(*'▽')

今回も「DOHC」をお題に自身でチョイスしたカタログの話題を…。

とにかくマイナー車ですね…当時全く見ないってコトまではありませんでしたが…。




BGレーザークーペ前期です♪

そう…まずオートラマの取扱車種って、フェスティバがヒットしたのと、コンスタントにスペクトロンが出た位じゃないですかね…(^_^;)

レーザーもそりゃいましたが、本家ファミリアと比べると母数は雲泥の差…(汗)

しかもクーペとなるともう見ませんよホント…(苦笑)

さて…そんなBGレーザーは3代目モデルとして1989年にデビューしています♪

基本骨格はファミリアと同じ兄弟車ではあるものの、よりアメリカナイズされた専用の外板と、ファミリアには無い3ドアクーペを持つのが最大の特徴と言えます。

しかし…日本車のビンテージイヤーと呼ばれた1989年はとにかくジャンルを問わず名車がひしめいておりました…。

そんな中で比較的マイナーなレーザークーペを選ぶってのは中々かと…(笑)

で…レーザークーペのキャッチコピーは…



ネクスト・シェイプ

確かに90年代のトレンドとなっていく、オーガニックフォルムに寄せて行った感じはしますがね…(^_^;)

イマ一つ響きにくいキャッチではあります…(苦笑)

今回はデビュー直後となる、1989年3月の内容です。



このレーザークーペ…正直エアロを纏ったグレードでもスポーティさはほぼ無く、とにかく地味な印象が強いという…(苦笑)

元々がまず日本人の趣向に全く合わせて無く、寧ろアメリカのセクレタリーカーとしてのジャンルに落とし込んでるからでしょうね…(^_^;)

日本で言うとアルトとかミラのようなOLのゲタ車って感じでして、北米で売ってたターセル2ドアや、サニー2ドアと肩を並べるようなヤツな訳ですよ。

ソレに日本人の琴線にチョットでも触れてやろうと、エアロでなんとかしてみたって感じかと。

日本じゃコレに同クラスで92レビンなんてあったりしたので、一般的にはソッチを選ぶでしょうし…(^_^;)



リアスポイラーは当時では比較的大型と言える部類。

黒のボディカラーのアルミホイールで確かに雰囲気は変わります♪

それとUSDMな気分を味わいたいならイイかも…しれません。

けどなぁ…オートラマへ行けばフェスティバのDOHCキャンバストップが一緒に売ってる訳ですよ…(汗)

ソレに同じファミリア系列でアスティナは更にスタイリッシュですし…存在意義がやや難しい…(苦笑)



新しいクーペの世界へ、このコクピットは続いている。

インパネは恐らく基本的なトコはファミリア…なんですが、スポーティグレードの方がこの2本スポークのステアリングで、コレが妙にこれまた廉価っぽい感じが…(汗)

正直バブル全盛期の1989年デビューの車種としてはかなり地味に行った感じ。



一点豪華主義はもう卒業しよう、と、囁く声が聞こえる。

シートはそれなりにスポーティで、このカットからでは分かり難いですが、リアシートも1人分で表皮の柄が区切られてます(*'▽')

ソレと他のマツダ車に比べてやや控えめながらもインテリアはラウンドしてますね。



この手の3ドアクーペの美点は、リアシートを倒すとフラットで広大なラゲッジスペースになるコトかと♪

レーザーはこの通りリアシートとの境目もフラットなので、簡易的な車中泊なら全然いけますよ(笑)

そんなBGレーザークーペ前期に搭載されるエンジンは全部で3機種…。



・B6…直列4気筒1600㏄DOHC、EGI、130馬力、14.0kg-m。

最もハイパワーなユニットはロードスターとかと同じB6ですね(*'▽')

レーザーだけどコレがハイオク仕様だったりで何気に本気っていう…。

他には可変吸気システムなんかも取り入れてたりします(*'▽')

・B5…直列4気筒1500㏄DOHC、EGI、110馬力、12.9kg-m。

上記1500㏄仕様で、コチラは燃料もレギュラーになります。

税制面とかを考慮しても正直このユニットで十分だとも言えます。

・B5…直列4気筒1500㏄SOHC、電子制御キャブ、91馬力、12.4kg-m。

当時のこのクラスとしては平均的なスペックで、コチラはシングルカムで電子制御キャブ仕様。

最早クーペのスタイルが欲しけりゃ動力性能は気にしないって人のユニットです。

正直、今のクルマにはこういうお手軽クーペってのが無いんですよ…(汗)

どれもコレも妙に凝ったメカで本気でスポーツしたがる…。

いやいや…スポーティ…スポーティチックなヤツの潜在需要ってのも少なからずあるとは思うんですが…。



コレらに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアルと4速オートマ。

何気にミッションはイイの奢ってますよね…オートマがちゃんと4速してます。

しかも電子制御ですし。



足まわりは4輪ストラットの独立懸架。

リアにはSSサスペンションを…って、まんまメカニズムはファミリアな訳で。

他にメカニズムではブレーキが以下の通りで…。

フロントは1500SOHCの5速がソリッドディスクでベンチレーテッドディスク。

リアは1500がドラム、1600はディスクと…。




装備としましては、控え目ながらも無塗装と思われるフロントスポイラー。



時計はデジタル式な上、カレンダー機能が付属していてムダに凝ってたり(爆)

他は運転席シートリフター等、実用的な装備で固められます。



で…グレードはこんな感じで。

・1500LX (5MT/4AT)…88.6万円/96.9万円

最もベーシックなグレードは、最早クーペのスペシャリティ云々も皆無で、かなりシンプル。

営業用って訳でも無いので…北米感を味わいたいならって感じで。

■1500LXの主な装備
〇エクステリア
・ハロゲンヘッドランプ
・大型バンパー&カラードフロントグリル
・バンパーモールディングカラー(グレー)
・ダイレクトリモコン式可倒式ドアミラー
・セミコンシールド間欠ワイパー
・熱線プリント式リアデフォッガー
・リアワイパー
・標準タイプサイドプロテクター
・リアフィニッシャー(グレー)
〇インテリア
・チルトステアリング
・PVC3本スポークステアリングホイール
・タコメーター
・AM電子チューナー+1スピーカー
・デジタルクォーツ時計(カレンダー表示機構付)
・コンソールボックス
・スタンダードタイプフロントシート
・一体可倒式リアシート
・小型ドアアームレスト
・フルドアトリム
・防眩式ルームミラー
・リアヒーターダクト
〇タイヤ&メカニズム
・155SR13タイヤ+ハーフキャップ
・フロントスタビライザー
・フロントディスクブレーキ(MT車)
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ(AT車)

▲1500LXの主なオプション
・パワーステアリング


・1500GL-X (5MT/4AT)…97.3万円/105.6万円

1500SOHCの実用クーペって感じでしょう。装備もまずまず。

■1500LXにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・バンパーモールディングカラー(シルバー)
・サイドシルピッチ塗装(ブラック)
・リアフィニッシャー(レンズタイプ)
〇インテリア
・パワーステアリング
・フューエル警告灯
・半ドア警告灯
・ランプ消し忘れサウンドワーニング
・イグニッションキー照明
・シガーライター照明
・フットレスト
・運転席シートリフター
・6:4分割可倒式リアシート
・大型ドアアームレスト
・布張りフルドアトリム
・アシストグリップ
・トランクリッド&フューエルリッドオープナー
・コートフック
・リアパッケージトレイ
〇タイヤ&メカニズム
・ハーフキャップ+リング



・1500SタイプA (5MT/4AT)…107.5万円/115.8万円

ココからは見栄えを含め装備が充実♪

■1500GL-Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・フロントリップスポイラー
・ボディカラー同色大型バンパー
・バンパーモールディングカラー(レッド)
・カラード電動リモコン式可倒式ドアミラー
・時間調整式間欠ワイパー
・幅広タイプサイドプロテクター(レッドモール)
〇インテリア
・ウレタン2本スポークステアリングホイール
・大型コンソールボックス
・GTバケットタイプフロントシート
・助手席シートバックポケット
・シートベルトショルダーアンカー調整
・成形ドアアームレスト
・布張り成形フルドアトリム
・前席ドアポケット
・助手席バニティミラー
・トランクルームランプ
〇タイヤ&メカニズム
・175/70R13タイヤ+フルホイールキャップ
・前後スタビライザー
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ



・1500SタイプB (5MT/4AT)…117.2万円/125.5万円

1500㏄最上級振グレードはコレに装備が充実…もう十分でしょう。

■1500SタイプAにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・ブロンズペーンガラス
・リアスポイラー
〇インテリア
・パワーウインドウ
〇タイヤ&メカニズム
・185/60R14タイヤ

▲1500SタイプAより更に選択可能なオプション
・チルトアップ付電動スライドガラスサンルーフ+マップランプ


・1600GT-X (5MT/4AT)…136.8万円/146.1万円

シリーズ最上級且つ、唯一のテンロク仕様♪

■1500SタイプBにプラス、またはグレードアップする装備
〇インテリア
・パワードアロック
・ラップルーバー
〇タイヤ&メカニズム
・リアディスクブレーキ



コレにボディカラーは全部で4色…定番色で固めた感じで、突飛なカラーは皆無。

自分でしたら1600GT-Xのブリリアントブラックの5速ですね(笑)

コレにサンルーフ…もうコレでフルオプション(笑)



で…コレがオプションカタログ。

オートラマの場合、カーライフ総合ショップ的なコンセプトでやっていたので、各種用品に力を入れてたからか、ディーラーオプションとは言わず、ショップオプションと呼んでいたのが印象的です(^_-)-☆



まずは各種エアロパーツで、コレは上級グレードのヤツを流用という内容。



液晶テレビはルームミラー上部に設置…コレはセダンならまだしも、クーペの車内で見るにはかなりキツそうな角度です…(苦笑)



メーターパネルは5種類より3種類をセレクトし、2DINスペースを利用するタイプですね(*'▽')

ソレと定番用品のダッシュボードトレイやセンターアームレスト、灰皿利用のコインボックス等…。

で…気になったのがバニティミラーなんですよ…



単4乾電池4本使用(爆)!!

照明に乾電池…純正バニティでは正直初めて見ます…(笑)

ってか何もレーザーじゃなくてもコレは行けます(笑)



そしてオートパワーウインドウなるヤツも。

コレ…なんとリモコンで窓の開閉をやるっていう…(笑)

いや~普通のでイイッス…(苦笑)



アンブレラホルダーは雨水を排出するドレン付♪

更にオリジナルの傘を用意…。

愛車セットはトランクにフィットするタイプですね(*'▽')



コレもまた珍しい(笑)

ハイマウントストップランプにメッセージ機能を備えたタイプです!!

正直コレは今も用意されてて…寧ろあった方がイイと思う装備です。

今ならカラー液晶でなんとでもなるでしょう…定型メッセージでもイイから数種類用意しとけばいいと思います。



カーテンはセダンのみですが、時代を感じるアイテムですよね~(笑)



停車中専用のサイドシェード…いや…プライバシーガラスでえぇやん…と…(汗)

更にフラッシュボックスなるクーラーボックスも用意されてます(*'▽')



ほほぉ~フォードもブランケットクッションがあったんですね~。

しかし、コレもかなりレアだと思います…第一、新車発注時にコレ頼むか??ってなると頼まないでしょ…ほぼ…(苦笑)


さて、そんなBGレーザークーペはコレから半年経たないウチに4駆モデルを追加。

更にターボは大本命で180馬力の1.8リッターターボを搭載してきて、まさに先代のフルタイム4WDの後継と言える仕様が復活するコトになりました(*'▽')

そして1991年にマイナーチェンジをした後、1994年に次期型へバトンタッチしています。

この94年に出たヤツは大概クセの強いモデルで、特にハッチバックなんてもう…(笑)

ただ…やはりオートラマブランド故かファミリアの裏に常に隠れる感じではありましたねぇ…(;´・ω・)

元々の販売台数が少ないコトもありますが、やはり基本が大衆的な実用車。

クーペに関しては現存数台って感じかと…ネットで検索するとたまに浮上するので絶滅こそはしてません(笑)
Posted at 2025/07/26 19:03:58 | コメント(8) | トラックバック(0) | カタログ~マツダ~ | クルマ
2025年04月30日 イイね!

Big Personal



どうも(*'▽')

今回はみん友さんの愛車紹介に出ている車種のカタログをアップします♪

ってコトで…コレも味がある1台。



HCルーチェ後期 一部追加時です♪

とにかく重厚感があるのと、華やかさが目立つクラウンや、ワルな遊び心があるセドグロと比べ、ルーチェはとにかく質実剛健なイメージがあります。

良くも悪くもマジメ。ロータリーはとにかく。

デボネアVは…アレは役員車です。極めてフォーマル。

さて…そんなHCルーチェは5代目モデルとして、1986年にデビューしています♪

先代モデルではコスモと兄弟車ですが、この型より専用モデルへ変更♪

また、ボディは4ドアハードトップと、4ドアセダンに整理されてますね(*'ω'*)

そして、ヨーロピアンで質実剛健…且つ重厚なデザインは「広島ベンツ」などと話題にされたりします…しますが…

実はこの「広島ベンツ」というワード…



メーカー自ら、「ルーチェは、日本のベンツです。」というワードで出してたり…(汗)

コレは以前マガジンXを大量買いした際に載ってて驚いた次第…(汗)

で…1988年に後期型へマイナーチェンジ。

前期途中より追加された3リッターV6がツインカム化されたり、外装に小変更が入ったりします。

そして1989年に今回の一部追加を実施…主にシート生地の変更が入りますね♪

そんなHCルーチェ後期のキャッチコピーは…



Big Personal

まぁ分からんでも無いですが、パーソナルというより、ややフォーマルな気も…。

今回はその一部追加が行われた1989年3月の内容になります。



まずはハードトップから…。

写真の3リッター…実は後期だけかと思ってたら、前期の途中で追加されてたんですね( ゚Д゚)!!

後期になってフロントグリルはエンブレム位置とデザインを変更。

個人的には前期の方が好みですね…(^_^;)

ソレと3リッターはバンパーが大きく張り出しリッパな感じが出てます(*'▽')

ただ、元々登場時が5ナンバーボディだけだったコトもあり、違和感は全然ありません♪



前後期でリアのテール周りも…違うんですね…(爆)

ちなみにコッチが5ナンバーサイズのヤツ。

テールランプはウインカー部分にクリアレンズが使われた前期に対し、後期はアンバーに。

ナンバーガーニッシュも前期はメッキ仕上げだったのが、レンズ同色仕様になってますね。

個人的にリアはメッキが使われた前期の方が好みですね(*'▽')

最もその違いにすら気付いてませんでしたが(爆)



インパネは外観同様に直線基調…まだまだお得意のラウンドインテリアという訳でもありません。

エアコンセンターレジスターが3連なのが特徴的…そして高級車にしては多連メーターを採用し、妙にスポーティだったりな面もあります。

ただ、高級車らしいソフト感覚なインテリアって感じでは無いですね…(汗)

この辺りは後発のセドグロの方がより近代的に感じる箇所です。



シートで個人的に注目するのはリアシート♪

ショルダー上部がラウンドしていて、ピロー代用という感じで、妙に贅沢♪

本革シートは当時のいかにも豪華絢爛な感じでは無く、比較的シワが少ないヨーロピアンな感じの物になってます。

この一部追加では、リミテッドにこの本革仕様が追加されたコトと、ハードトップの一部にヘリンボーン柄を採用したシートが用意されたのが変更点となります(*'▽')



一方でコチラはセダン。

ハードトップとはグリルのデザインが異なり、更にフォーマルでエレガント♪

そしてドアがプレスドアになりまして、結構凝ってるんですねコレが。



テールランプはハードトップと違い、ウインカーレンズとテールレンズが上下逆。

リアピラーが太く、この辺りからもシッカリ感、高級車らしい信頼感が出て来るように思います。

そう言えば、セダンと言えばイースタンなイメージがありますね。

定期的にロングの女性客を拾うものの、直後に殺人事件が高確率で発生。

大体このロングで乗せている時間帯に事件が発生し、タクシーはアリバイ造りに利用されると…。

警察から女性客が犯人と疑われるものの、運転手は憤慨し、その疑惑を否定。

しかし結局犯人はこの女性客だったと…コレが毎度お決まりのストーリー(爆)



セダンは全高が1400㎜を超え、ややゆとりが与えられた室内空間になります♪

ただ…やはり2リッターなので装備がライバル比較で貧弱。

VIPを乗せるショーファーとしてはやや役不足で、個人タクユースや、法人需要、または広島の中小企業御用達…そんな感じかなと。

ところで、セダンの3リッターが無いじゃないか!!
って思ってたら、実はどうやら別カタログなんでしょうね…。

しっかりとロイヤルクラシックの設定があったりします。

そんなHCルーチェ後期に搭載されるエンジンは全部で5機種…。



・JE…V型6気筒3000㏄DOHC、EGI、200馬力、26.5kg-m。

後期でSOHCからDOHC化され、40馬力のパワーアップを果たしたのは大きいと思います(*'▽')

セドグロはOHCだし、クラウンは直6だしで、ココでルーチェを選ぶメリットはあったとは思います♪



・JF…V型6気筒2000㏄OHC、EGI、110馬力、17.1kg-m。

2リッターV6モデルは意外や不満の無い性能で、実用域で十分でしたね(*'▽')

後期でニードルベアリング付スイングアームを採用♪

・JF…V型6気筒2000㏄OHCターボ、EGI、145馬力、23.5kg-m。

上記ターボ版は現代でも不満の無い動力性能があると思います(*'▽')

モデル中でも日常使いなら一番ベストバランスな気もしますね♪

・13B…直列2ローター1308cc、EGI、180馬力、25.0kg-m。

マツダならではのロータリーターボ…4ドアRX-7とも言える仕様ですよね(*'▽')

燃費や耐久性、オイル消費はともかく、マツダらしさを味わうならコレでしょう!

・FE…直列4気筒2000㏄OHC、キャブ、82馬力、15.2kg-m。

最もベーシックな4気筒のキャブ仕様…正直高級車と呼ぶには程遠いかなと…(汗)

廉価で大きな車体が欲しい…そういう需要は満たせます。



コレらに組み合わされるミッションは、2リッターのNAに5速マニュアル。

そして全車4速オートマが採用されてます。

中でも後期はPレンジ以外でもエンジンが始動出来ないようになる等の安全対策が入ってます。

また、シフトスケジュールの見直しが入る等、見た目では分からない箇所に手が入るのがトピック…なんともマツダらしい気もします。



足回りは、フロントがストラットで、リアは基本的にE型マルチリンクを採用♪

特に3000V6リミテッドではユーロチューンドサスペンションが採用され、ややスポーティな位置付けにされているのが特徴ではあります(*'▽')

また、2000のキャブ仕様のみリアサスは5リンクとなり、やはりココでも廉価版…または耐久性重視でハイヤー用途等のイメージが強くなるように思います。



で…コレは前期からですが、2リッターV6にオプション、後はターボ以上に標準で電子制御サスペンションを採用。

他メーカー、他車種と違い、装着車が多く、中古車でも大半はコレが装備されてます♪



ブレーキ関係は、リミテッドにメーカーオプションながら、時流に漏れず4W-ABSを設定。

但し、現在となっては寧ろ装着されてない個体を選びたいトコではあります…(汗)



ボディは登場時からCMでも謳われていた、スーパーモノコックボディ。

要は高剛性を売りにしていた訳で、確かにピラーレスのセドグロより当然剛性は高く、このクラスでも特にしっかりした感じは強かったと思います♪

ただ…クラウン…アレはフレームですからねぇ…(^_^;)

やはりフレームのガッチリ感には…ただ、クラウンは当然動きが重いです。

ソレをイイ意味で「重厚感」というワードで捉えちゃえばソレまで…なのもクラウンにとっては都合のイイトコ…ではあります…(爆)



装備としましては、3リッターにパワーシートが標準♪

エアコンは前述の通りセンターレジスターが3連…且つ、マツダお得意スイングルーバー付き♪

そしてリアにベンチレーターを装備するのも高級車ならではという感じですよね♪



オーディオ…コレもマツダって感じですよね(*'▽')!!

カセットデッキは正立式で、ホームステレオって感じが漂います(笑)

但し、CDデッキにしない限り4スピーカー。

CDデッキを装備すると6スピーカーがセット装着されます。



他にも電子メーター…いわゆるデジパネはイイ感じで煌びやか♪

こういう辺りはハイソカーという雰囲気がバリバリです…カッコイイし(笑)



他にはディーラーオプションでリアスポイラーもあったんですね…。

恐らく装着率は低いんじゃないかと…結構レアじゃないかな…(汗)



で…グレードはこんな感じで、まずは4ドアセダンから。

・2000SG-X (5MT/4AT)…147.9万円/155.1万円

最もベーシックなのがこのSG-X。

個人的推測では、拘り無いけど大きな車体が欲しい高齢ユーザーや、法人、マツダ関連の中小企業、ハイヤー、広島駅ロータリーで広電タクシーと共に客待ちする個タク…そんなトコがユーザーかと。

■SG-Xの主な装備
〇メカニズム
・フロントスタビライザー
・前輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
〇シートまわり
・ニットシート&ドアトリム
・運転席シートリフター
・ランバーサポート
・リアセンターアームレスト
・フロントテンションレス3点式シートベルト
・リア2点式×3シートベルト
〇照明
・イグニッションキー照明
・フロントパーソナルランプ
・ドアカーテシランプ
〇安全・快適
・HPR安全合わせフロントガラス
・ブルーペンガラス
・熱線プリントリアデフォッガー
・リアガラス内蔵アンテナ
・サウンドワーニング
・ワンタッチパワーウィンドウ
・トランクリッドオープナー
・フューエルリッドオープナー
・後席シガーライター
〇インパネまわり
・パワーステアリング
・チルトステアリング
〇外観
・電動式カラードドアミラー
〇空調
・メカニカルコントロール
・4段階ファンコントロール
〇オーディオ
・AM/FM電子チューナー+4スピーカー
〇タイヤ&ホイール
・175SR14ラジアル+5.5JJスチールホイール+フルホイールキャップ

▲SG-Xの主なオプション
・フェンダーミラー


・V6-2000リミテッド (5MT/4AT)…193.7万円/203.1万円
・V6-2000ターボリミテッド (4AT)…226.1万円

ココまで来れば十分高級車です…フォーマル趣向のユーザー向け。

■SG-Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇メカニズム
・リアスタビライザー
・電子制御サスペンションA.A.S(ターボ)
・後輪ベンチレーテッドディスクブレーキ(ターボ)
〇シートまわり
・シンカーパイルシート
・フロントスイングピロー
・リアコーナーピロー
・リアテンションリデューサー付3点式×2+2点式×1シートベルト
〇照明
・ドアキー照明
・リアパーソナルランプ
・イルミネーテッドエントリーシステム
・パネルライトコントロール
〇安全・快適
・ブロンズペンガラス
・タイマー機構付ワンタッチパワーウィンドウ
・車速感応オートパワードアロック
・後席シガーライター
・バニティミラー
〇外観
・電動格納式カラードドアミラー
〇空調
・ロジカルコントロール
・無段階ファンコントロール
・スイングルーバー
・フルオートエアコン
〇オーディオ
・正立カセット一体型AM/FM電子チューナー+4スピーカー
〇タイヤ&ホイール
・195/70R14ラジアル+5.5JJスチールラジアル+フルホイールキャップ

▲SG-Xより更に選択可能なオプション
・電子制御サスペンションA.A.S(NA)
・4W-ABS
・パワーシート(ターボ)
・オートスピードコントロール(ターボ)
・電子メーター(ターボ)
・リアベンチレーター(ターボ)
・CDプレーヤー+AM/FM電子チューナー+AEシステム+6スピーカー
・195/70R14ラジアル+5.5JJスチールラジアル+フルホイールキャップ(NA)



次いで、よりドライバーズカーという扱いのハードトップ。

・2000SG-X (5MT/4AT)…154.9万円/162.1万円

ハードトップの最廉価仕様…思うに個人用途で拘りが無い人かなぁと。

■セダン2000SG-Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全・快適
・フォグランプ内蔵ハロゲンヘッドランプ
〇外観
・サイドガーニッシュ


・V6-2000リミテッド (5MT/4AT)…200.8万円/210.2万円
・V6-2000ターボリミテッド (4AT)…233.1円
・13Bロータリーターボリミテッド (4AT)…249.2万円
・V6-3000DOHCリミテッド (4AT)…262.3万円


ハードトップ上級仕様で、エンジンにより価格や装備差が大きいですね!

更にハードトップもコレにロイヤルクラシックがあるので、本気の最上級はソッチですね~(*'▽')

■セダンV6-2000リミテッドにプラス、またはグレードアップする装備
〇メカニズム
・電子制御サスペンションA.A.S(2000NA除く)
・後輪ベンチレーテッドディスクブレーキ(2000NA除く)
〇シートまわり
・本革シート(3000本革仕様)
・ヘリンボーンファブリック(3000)
・運転席パワーシート(3000)
〇安全・快適
・フォグランプ内蔵ハロゲンヘッドランプ
・オートスピードコントロール(3000)
〇インパネまわり
・本革ステアリングホイール(3000)
・電子制御パワーステアリング(RE、3000)
〇外観
・サイドガーニッシュ
〇空調
・リアベンチレーター(3.0)
〇オーディオ
・CDプレーヤー+AM/FM電子チューナー+AEシステム+6スピーカー(3000本革仕様)
〇タイヤ&ホイール
・195/65R15 90Hラジアル+6JJスチールホイール+フルホイールキャップ(ターボ、RE)
・ピレリーP6 205/60R15ラジアル+6JJアルミホイール(3000)


▲セダンV6-2000リミテッドより更に選択可能なオプション
・パワーシート(ターボ、RE)
・オートスピードコントロール(ターボ、RE)
・電子メーター(2000NA除く)
・リアベンチレーター(ターボ、RE)
・電動スライディングサンルーフ(3000)



コレにボディカラーが全部で7色…全体的にダーク系が多いですね。

自分でしたらココは13Bロータリーターボリミテッドのメロウバーガンディマイカを…。

3000リミテッドじゃ??って感じがしなくも無いですが、3000ならロイヤルクラシックにしたいトコです(笑)

あくまでこの中だったら独自性を感じるREですね(*'▽')

オプションでパワーシート、デジパネ、クルコン、リアベンチレーター、CD&6スピーカーって感じでしょう♪

さて…そんなHCルーチェはその後、3000グランツーリスモ等の追加を行いながら、1991年に販売終了…後継をセンティアへ譲るカタチとなりました(*'▽')

一方で、セダンはタクシー用途…つまり営業車として1995年まで生産され、コレを以ってルーチェ自体の名実共に終了するコトとなりました…(汗)

で…この営業車の後継がトンデモナイ…まさかの先代HB型の復活ですよ(爆)

カスタムキャブってヤツですね…当時の北九州はマツダのタクシー営業力が強く、ワンサカ走ってたヤツです(笑)

で…今やルーチェ自体、一般的にその車名を知ってる人はもうかなり少ないかと…。

ましてやセンティアですら知ってるかどうかも怪しい時代になってきましたよ…。

マツダが高級車造ってた!?んなバカな!?

なんて人もソロソロ出てきてもおかしくない…寧ろいると思いますねぇ。

ちなみに数日前、広島でFCやらFDやらで話が盛り上がってる中学生2人組がいたので、オッサンは気になってついつい声掛けちゃった次第…(爆)

彼らはルーチェを知ってそうな気がする…なんせC33って言って通じたので…(汗)
Posted at 2025/04/30 19:46:54 | コメント(14) | トラックバック(0) | カタログ~マツダ~ | クルマ
2025年04月19日 イイね!

クルマ・まるく



どうも(^^)v

今回はみん友さんの愛車紹介にアップされている車種のカタログの話題となります。

コレ…カタログ自体が何気にレアじゃないかと…(汗)




AA型オートザムキャロル前期 デビュー時です♪

この型のキャロルって結構売れましたし、モデルライフも長いので、そう珍しくない感じではありますが、今回アップするのは550㏄時代のヤツなんですね~。

そう…この550ccのキャロルは僅か4ヶ月しか販売されてないんです…(汗)

なのでカタログも恐らく結構珍しいのではないのかと…。

さて、そんなAA型オートザムキャロルは1989年にデビューしています♪

「楽しいスニーカー」をコンセプトに、新チャンネルとなったオートザム店の第1号車として登場しましたが、そのキャロルという車名は、かつての360㏄時代から19年ぶりに復活♪

当時、この名前を聞いて懐かしかった方も多かったかと…なんせ当時はかつて消滅した車種の名前が復活するのは比較的珍しいケースでしたしね(*'▽')

新生キャロルは、フロアやメカニズム等の基本コンポーネンツはアルトをベースとしたもので、内外装をマツダオリジナルに仕立て上げたモノ♪

個人的には気軽にエンブレムだけを付け替えたOEMより、内外装は自社で勝負!なんていうクルマを出してくれた方が面白いですし、何よりメーカーの心意気を感じます(*'▽')

そして何よりこのキャロルは、キュートなデザインでとにかくヒットしましたし、ミスドの景品で、デフォルメしたキャロルの透明ケースがノベルティで付いてたりもしましたねぇ♪

更に今回調べてて知りましたが、このキャロルはスズキの湖西工場でフロアとエンジンを製造した後、列車でソレをマツダの工場へ輸送してから車体を組み立てるという方法で完成させてたらしく、日本一長い製造ラインとかだったそうで…(汗)

そう考えると輸送費分のコストが掛かってます…薄利多売の軽なのに…(苦笑)

ちなみにカタログの右上にこんなのが…



確かに遊びごころしか無い…(笑)

そんなAA型オートザムキャロルがデビューした時のキャッチコピーは…



クルマ・まるく


なんともバブル全盛期~って感じのコピーな気もします…シンプル(笑)



カタログの内容もとにかくカワイイに徹してます(笑)

今回のカタログは1989年10月の内容で、発売…というより発表直後ですね~。



この型のキャロルはこの550㏄版がベストなデザインだと思ってます!

4か月後、660㏄になった際、何気にバンパーも大型化されてるんですよ…(汗)

なので、この外観自体が超貴重!!但し、当時はバカ売れしたのと、新車効果も相まって、この550㏄モデルもソコソコ見かけてましたね(*'▽')

ただ、お客さんとしてはたまったもんじゃないでしょう…僅か4ヶ月で排気量アップしてメカ的に良くなってるんですから…維持費も変わりませんしね…(苦笑)

とにかく丸で構成されたデザインは柔らかさと暖かみを感じます(*'▽')

ソレにキャンバストップがアクセント…コレがあると素晴らしさ倍増♪



ソレにしても非常に質感の高いデザインなんだなと思います。

何気にドアもプレスドアなんですよね…(汗)



その丸みはインテリアにも通じてます…やはりマツダはラウンドしたインテリアを造らせるとイイ仕事をするなぁ…そんな感じになります♪

それでいてメーターは大きく視認性もイイですし、各操作スイッチもリーチが適度で使用性で困る箇所も無いと…。

そうそう…最上級グレードでもパワーウインドウがオプションでもありません。

電動キャンバストップなのに…(苦笑)



インテリアは、いくらオシャレ重視の軽と言えど、フルトリムじゃないという…(汗)

正直割り切るならコレでもいいかもしれませんが、初代エッセの場合は、逆にトリムを付けちゃうより高く付いたらしいですね…(苦笑)

シートはクラス相応の質感ですが、ヘッドレストの形状は凝ってますね~(*'▽')

そんなAA型オートザムキャロル前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・F5B…直列3気筒550㏄OHC、キャブ、40馬力、4.3kg-m。

横丁小町のセルボと同じエンジンですね…アルトと違いワンカムでも12バルブってのがミソです…。

ってか、そう考えたらこのエンジンも最早貴重じゃないですか…(汗)



コレらに組み合わされるミッションは、最廉価のeのみ4速マニュアル、他は5速マニュアル、そして4WDグレードを除き3速オートマという感じ。

当時の軽自動車では標準的な組み合わせですね。

パオの軽自動車版って感じもしますね…見た目カワイイ系で、メカニズムは既存のまま、突飛なコトは皆無と…。



足回りはフロントがストラットで、リアがスズキならではのI.T.L。

まんまアルトですね(笑)

660㏄モデルは乗ったコトがありますが、足がソフトでロールがやや深め。

アルトより気持ち重いのかな…僅かにゆったりした感じ。



そして4駆モデルは、ビスカスカップリングを用いたフルタイム4WDになります♪



装備としましては、何気に助手席が凝っていて、シートクッションを外し、ソコに小物を置いて…要は買い物した際の荷物置きに使ったりとか出来ると…。

コレだと買ったお寿司のパックが偏り難い(爆)



更にこの型のキャロルと言えばの電動キャンバストップですよ♪

窓はクルクルなのに…(爆)

最もコレは我が家のフェスティバもそうでしたがね…(笑)



で…デザインに関するトコはやはり拘っているようで、ワイパーはセミコンシールドになってますし、ドアは話題にした通りプレスドア…そしてリアガラスは接着ウインドーなのもポイント♪

こういう辺りで他の軽よりやや上質感があるんでしょう(*'▽')



他にはメーカーも当然ターゲットユーザーの大半は女性と考えてるとは思うので、バニティミラーもありますし、インパネセンターの一等地に、それなりの小物なら入る収納もありますね(*'▽')



で…スペシャルパックというのも2種類用意されてまして、コレにするとフォグランプやリアスポイラーが装備されたり、オーディオが充実したりとなるようですね。



実際に装備された個体を見た記憶…多分ありませんが、ディーラーオプションでこのようにガーニッシュ類が用意されてます(*'▽')



インパネの加飾パネルもこの通り黄色やらピンクがあったりで、細かいトコまで見ると、ソコソコのアイテム数がありそうですね(*'▽')

そんなAA型オートザムキャロル前期のラインナップはこんな感じで…



・e (4MT/3AT)…55.7万円/61.5万円

最もベーシックなグレードで、唯一の4速マニュアル、そして無塗装バンパーが特徴…もう残って無いでしょう…(苦笑)

恐らくマツダ関係者、又は付き合いのある広島の企業が業務用車で購入したりとそんなトコかと思ってます…カワイイ系の軽が欲しくて、個人でコレは超少数でしょう…。

■eの主な装備
〇エクステリア
・無塗装バンパー
・2スピードワイパー
・ドアミラー(黒色)
〇インパネまわり
・ウレタンステアリングホイール
・透過照明
・トリップメーター
・フタ付インパネボックス
〇インテリア
・運転席サンバイザー
・2ポジションルームランプ
・パッドウェルダードアトリム
・ニードルパンチフロア/ラゲッジカーペット
・リアゲートトリム
〇シート
・ビニールレザーシート
・ヘッドレストフック
・一体可倒リアシートバック
〇セーフティ・その他
・フロントディスクブレーキ
・温水式オートチョーク機構
・5.65-12-4PRタイヤ+センターキャップ

▲eの主なオプション
・速度警報装置
・フェンダーミラー


・f (5MT/3AT)…63.7万円/67.8万円

中間グレードになります。
自家用でしたら、コレが基準でしょう…さすがに。

■eにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・カラードバンパー
・2スピード+間欠ワイパー
・ハロゲンヘッドランプ
・熱線入りリアウインドー
〇インテリア
・前席サンバイザー
・リアゲートオープナー
・助手席アシストグリップ
・3ポジションルームランプ
・右ドアルームランプスイッチ
・部分ビニールドア表皮
・一体成形クォーターアッパートリム
・プルハンドル兼アームレスト
〇シート
・フルファブリックシート
〇セーフティ・その他
・135SR12タイヤ+センターキャップ

▲eより更に選択可能なオプション
・リアワイパー
・電動パワーステアリング

◎スペシャルパックA
・エアコン
・AM/FM電子チューナー付カセット+4スピーカー



・f 4WD (5MT)…75.8万円

唯一の4駆グレード。マニュアルのみだし、あくまで実用的な仕様ですよね…(笑)

■fにプラス、またはグレードアップする装備
〇インテリア
・トランクマットインシュレーター
〇セーフティ・その他
・155/70R12オールシーズンタイヤ+センターキャップ


・g (5MT/3AT)…75.7万円/79.8万円

最上級グレードになりますが、4ヶ月と生産期間が短期且つ、新車効果は大きいと思うので、売れたのは大半がこのグレードだろうと思ってます。
このグレードじゃないとキャンバストップも選べませんしね…(^_^;)

■fにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・リアワイパー
・キャンバストップ
〇インテリア
・運転席バニティミラー
・トランクマットインシュレーター
〇シート
・リムーバブルクッション

▲fより更に選択可能なオプション
◎スペシャルパックB(スペシャルパックAに以下の装備をプラス)
・フォグランプ
・カラードドアミラー
・リアスポイラー



ボディカラーは全部で4色と、意外と少なく、全体的にパステルカラーが占めます♪

後はボディカラーによってキャンバストップのカラーも変わります(*'▽')

自分でしたらgの5速で、ボディカラーはハービーグリーンを♪

コレにオプションでスペシャルパックBってトコでしょう…ベタですね~(笑)

さて…そんなオートザムキャロルは、コレから僅か4ヶ月で660㏄になった後、更に後年マイナーチェンジでボディサイズが拡大されたり、ヘッドライトカバーが装着されたり、段々と豪華になって行きます(*'▽')

そして1995年に次期モデルへバトンタッチしますが、コレもオリジナルボディとはいえ、とにかくコストダウン感が凄かったのと、丸みを特徴としたクルマをムリヤリスクエアに仕立てた感じにやや違和感がありました…(苦笑)

もうその後は単純にアルトのOEMになると共にオートザムの名称が消滅…今も細々と生き永らえております…。

う~ん…やっぱり軽で独自で出しちゃうと、薄利多売で儲けゼロに近いんでしょう…(汗)

ましてや4ヶ月でバンパー変更なんて、金型からして新規作製しないと行けないわで…もう慈善事業じゃないすか…(苦笑)

恐らく開発中に法整備で振り回されたってオチなんでしょうが、それにしてもこんなコトやってるから潰れかけたんでしょう…(汗)

で…近年このAA型の中古車相場はやや上昇中。

だからと言って手が出せない価格では無いですね…やり方次第で十分ゲタ的な感じで行けます(笑)

そうだ…しかしタマ数は全体的にレアな上、550㏄は絶望的。

550㏄はかな~り地道に探さないと出てこないでしょうね…(^_^;)
Posted at 2025/04/19 19:55:15 | コメント(9) | トラックバック(0) | カタログ~マツダ~ | クルマ
2025年04月10日 イイね!

最上級の挑発。



どうも(*'▽')

今回はみん友さんの愛車紹介でアップされてる車種のカタログの話題ですね~。

CMソングってジプシーキングスだったんですね…知りませんでしたよ…(^_^;)

ってコトで…



HDセンティア後期です♪

コレもチャンスがあれば…所有してみたいんですが…(^_^;)

ワンチャン掘り出し物が有れば、なんとか購入出来そうな価格帯にあるので…コレもイイよなぁ…となってたりします(爆)

ただ…今回カタログを見て改めて知ったのは、意外や後期ってコストダウンされてるどころか…

何考えてんだろ(爆)??

ってなる位、ムダに手が入ってます…だから潰れかけるのか…なんて思ったり。

さて、そんなHDセンティアは、ルーチェの後継モデルとして1991年にデビューしています♪

開発自体は1986年に開始され、当初は5ナンバーのナローボディと、3ナンバーのワイドボディ仕様で開発されていたものの、途中からワイドボディへ一本化。

最終的にココまで伸びやかなフォルムを持つ巨体へとなってます。

また、発売直前に朝日新聞が話題に出したアプローズの火災報道を受け、「完璧なクルマを送り出そう!」というコトで、抜き打ちで出荷分より100台を無作為選出して完成車テスト実施…結果的に発表が遅れるまでに至ってます。

それだけ品質に拘ったマツダのフラッグシップ…確かに高級感は凄く、実際にソコソコのヒットを打ち出していますね(*'▽')

そして1994年にマイナーチェンジを実施し、今回話題にする後期型へ…。

後期では、見た目は内外装に最小限の変更を施した位ですが、装備がやたらと充実し、バブル崩壊と逆行するような豪華さが盛り込まれた上、グレードが大きく変更されたのも特徴♪

また、この時点で兄弟車となるアンフィニMS-9が消滅し、センティアへ一本化されています…確かにこの成り立ちはややこしいんですよ…(苦笑)

そんなHDセンティア後期のキャッチコピーは…



最上級の挑発。

確かに他メーカーと違い、フラッグシップとしてはスポーティで躍動感が有り、マツダならではの挑戦的な拘りを感じるコトが出来ます♪

今回はマイナーチェンジ直後となる、1994年1月の内容になります。




美しさを抜きにして、高級であることは語れない。

後期なっても実は外観上はそんなに変わりません。

元のデザインが良いので、変えるのも難しいんでしょうね(*'▽')

大きく変わったのはヘッドライトがマルチリフレクターになり、コレで一気に新しい感じなるのと、グリル内部がブラックアウトされたりしてますね♪

特にヘッドライトで大きく印象が変わるでしょう(^^♪



後期は特に変わらない模様。

テールレンズは何と4重レンズ…どんだけ凝ってんだ…(汗)

更に全長4925㎜というサイズは、当時の国産車ではかなり大きいものの、伸びやかで丸味のあるフォルムが影響するのか、ソレ程に大きい感じはしません(^^)v

いや~ソレにしても美しい…落とすとホントにキマるんですよ!!

個人的には札幌クラブCのセンティアが未だに最高にカッコイイセンティアだと思ってます…ラピアが似合うんですよね~♪



この心地よさは、人間工学ではうまれなかった。

インパネには後期で木目調パネルを採用…パッと見の高級感はアップしているように思いますが、元々のデザインに木目を考えて無かったようなフシも見えるので、少々ワザとらしい気もします…(^_^;)

また、ユーノスコスモはイタリアはミラノのシンプレス工房で手掛けた本木目でしたが、木目調にした辺りはコストダウンしているのかと…(苦笑)

マツダらしい…というか、フラッグシップなのにドライバーオリエンテッドな造形と、メッキのメーターリングを採用したりで妙にスポーティなのが、トヨタや日産では踏み切れない領域だとは思いますね(*'▽')

ちなみにこの時代のマツダ…内装のプラパーツが割れやすいらしいです…(´;ω;`)



正直、ラウンドしたインテリアを造らせたら、国産ではマツダの右に出るメーカーはいないかと♪

ゆったりとして優雅…かと言ってアメ車調という感じでも無いシートが素敵ですね♪

タイプJ-Xのグレードなら、後期では写真のヌバック調シートを採用してます(*'▽')

まさにサルーンという感じ♪



更に本革シートもあり、コレはユーノスコスモ同様、オーストリアはシュミットフェルドバッハ社製!

コレは現在の国産車では1000万円級の車種では太刀打ちできないであろう内容。

しかも変にハデでも無く、シンプルで落ち着きがあります。



更に驚くのが、後期でリアパワーシートがエクスクルーシブのみに新採用…(汗)

いやいや…まさかの単体グレード専用で、しかも他車流用すらない設計…(汗)

どんだけコスト掛けてんだ(笑)??

ただ…推測ではありますが、アマティ1000と構造を共用化して、量産効果を出そうとしたのではないのか??とは思います。

結果的に幻のV12となる訳ですがね…(´;ω;`)

そんなHDセンティア後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…。



柔順にして優しく、刺激的である。
エンジンのキーワードは、トルクフル。


・JE-ZE…V型6気筒3000㏄DOHC、200馬力、27.7kg-m。

3リッターツインカムにしては、やや控え目な数値ですが、最大トルクが僅か3500回転に設定されてるので、恐らくかなり速いんじゃないかと…(汗)

・J5-DE…V型6気筒2500㏄DOHC、160馬力、21.5kg-m。

上記2.5リッター版はやはり数値としてはこれまた控え目。



コレらに組み合わされるミッションは、4速オートマになります。

後期で改良が入り、スノーモードスイッチを新設。



その美しい走りには、理由がある。
たとえば、独創のFRミッドシップ。


足回りは4輪マルチリンク…そして前後重量配分は52:48と、ココでもこういうのに拘るマツダらしさが出てます(笑)



そそ…センティアと言えば4WSですね(^^)v

ただ…後期から2WS…つまり一般的なヤツも追加。

個人的に4WSは最新のモデルも含め、低速時の逆位相までは許せますが、同位相は正直違和感が大きく好みではないですね…(汗)



ボディで言えば、フードがアルミ製…当時としては、まだ採用車種が少ない中、この大柄なボディでアルミフードを採用すると、かなり軽量にはなったかと♪



塗装は、この時代のマツダ車のエピソードとしては欠かせないハイレフコートを採用!

ボディを回転させながら乾燥・焼付け工程を行うのは、コレ以降で耳にしたコトがありません…(汗)

環境を考慮した水性ペイントでも無いので、恐らく塗料の質としてはかなりイイのではないのかな??とは思います。



装備に関しては、後期でCCSを搭載してきました…結構アップデートしてるなぁ。

どうやらユーノスコスモのように、ルーフに大きなアンテナは装備されてません。



オーディオは、スーパープレミアムミュージックシステムになると、なんと12スピーカー!!

いや…コレは当時の純正採用ではかなりスゴイですね…(汗)

後のY50フーガのBOSE14スピーカーは結構インパクトを感じましたが、94年の時点で12スピーカーですか('Д')



で…インパネのトコでも話題にしましたが、後期でこのように木目調パネルを採用。

センターコンソールボックスは容量を拡大し、CD8枚を収納可能としたほか、リアセンターアームレスト内にも収納ボックスを追加し、収納にまで手が入ってます♪



ガラスは70%カット…ではあるものの、UVカット機能を採用♪

エクスクルーシブのリアセンターアームレストには、新たに後席用エアコンスイッチも追加されてますね(^^)v

ホント凝ってるなぁ…(汗)



サンルーフには2種類の設定があり、通常のガラスサンルーフに加え、前期からの継続採用ではありますが、ソーラーベンチレーションシステムも用意!

コレは、サンルーフガラス内蔵のソーラーパネルで、換気ファンを回し、駐車中の室内温度上昇抑制に繋げるのが特徴♪

更に補機バッテリーへの充電機能も兼ね備えてて、芸が細かい(笑)



その他、乾燥した冬場に重宝する静電気アースパネルや、地味にありがたいセンターサンバイザー、照明付バニティミラーは運転席と助手席に用意。

エアコンは後期で冷媒が134a化されたのと、マツダお得意スイングルーバーも装備♪

トドメには、リアベンチレーターまで…う~ん…バブリーだ(笑)

そしてエアコンのコトを考えると後期がイイです…えぇ(笑)



ヒーテッドドアミラーも当然のように装備する上、フォグランプはステアリング連動…ココまでやるかと(爆)



そしてディーラーオプションがこれまたイイ!!

純正エアロとBBSでもう十分キマります(*'▽')!!

カタログ車高位で十分ワルな雰囲気出てます(笑)



で…グレードはこんな感じ。

・25タイプJ (4AT)…279.8万円
・30タイプJ (4AT)…303万円

もっと美しいプレステージへ。

全面マルチクリスタルヘッドランプ、木目調メーターパネル&センターパネルをあらたに採用。
厳選した充実のアイテムを持つ、センティアのスタンダードモデルです。
3000&2500 V6 DOHCエンジンを用意しています。

…ってコトで最もベーシックなヤツで、唯一の2WSグレードですね(*'▽')

■タイプJの主な装備
〇シャシー&メカニズム
・205/65R15タイヤ+6JJ×15インチメッシュタイプアルミホイール(2500)
・215/55R16タイヤ+マツダスピード製7JJ×16インチアルミホイール(3000)
・T135/70D15スペアタイヤ&15×4Tスチールホイール
・前後スタビライザー
〇セーフティ
・ハロゲンフォグランプ
・ヒーテッドドアミラー
・4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
〇エクステリア
・ブロンズペンガラス(2500)
・紫外線カット&高熱線吸収グリーンガラス(3000)
・全面マルチクリスタルヘッドランプ
・間欠時間調整式コンシールドワイパー
・ワンタッチ電動格納リモコン式カラードドアミラー
・アルミボンネットフード
・デュアルテールパイプ
〇インテリア
・助手席バニティミラー(2500)
・前席照明付バニティミラー(3000)
・ボックス付リアセンターアームレスト
・シートバックポケット
・静電気アースパネル
・センターサンバイザー
・リアパーソナルランプ
・トランクオープナーキャンセラー
〇シート
・ソフトベロアシート
・運転席8WAYパワーシート
〇インストルメントパネル
・本革巻ステアリング
・木目調パネル
・チルトステアリング
・アナログ時計
〇オーディオシステム
・プレミアムミュージックシステムⅡ
(FM/AM電子チューナー+カセット+100Wアンプ+6スピーカー
・ダイバーシティアンテナシステム
〇エアコンディショニングシステム
・エアコンビジュアルモニター
・エレクトリックスイングルーバー

▲タイプJの主なオプション
・フェンダーミラー
☆Gパッケージ
・4W-ABS
・ビスカスLSD
・オートクルーズコントロール
・オートライト
・ステアリング連動ハロゲンフォグランプ
☆Gパッケージ+SRSエアバッグシステム



・25タイプJ-X (4AT)…328.5万円
・30タイプJ-X (4AT)…364万円

ドライビングプレジャーの意志。

精悍なディッシュタイプの16インチアルミホイールに、ハイグリップ55タイヤを装着。
電子制御車速感応型4WS、4W-ABS、ビスカスLSDなど、よりスポーティな走りを志向したモデルです。
3000&2500 V6 DOHCエンジンを用意しています。

2500では最上級、そして3000では中間グレードになります。
価格は一気に60万円程度アップしてますね…(汗)

■タイプXにプラス、またはグレードアップする装備
〇シャシー&メカニズム
・215/55R16タイヤ+マツダスピード製7JJ×16インチアルミホイール
・電子制御車速感応型4WS
〇セーフティ
・4W-ABS
・ビスカスLSD
・ステアリング連動ハロゲンフォグランプ
〇シート
・ヌバック調シート(3000)
・助手席4WAYパワーシート(3000)
〇インストルメントパネル
・オートクルーズコントロール
・オートライトコントロール
・本革巻シフトノブ(3000)
〇オーディオシステム
・プレミアムミュージックシステムⅠ
(プレミアムミュージックシステムⅡ+CDデッキ)
〇エアコンディショニングシステム
・電動ファン内蔵リアベンチレーター(3000)

▲タイプJより更に選択可能なオプション
☆ラグジュアリーパッケージ(2500)
・ヌバック調シート
・本革巻シフトノブ
・助手席4WAYパワーシート
・リアベンチレーター
☆Sパッケージ
・ラグジュアリーパッケージ+チルトアップ付電動スライドガラスサンルーフ
☆ラグジュアリーパッケージ+CCS+SRSエアバッグシステム
☆ラグジュアリーパッケージ+SRSエアバッグシステム



・エクスクルーシブ (4AT)…414.5万円

心地よさとクオリティの深化。

優雅で心地よい走りをもたらす3000 V6 DOHCエンジン搭載。
全面熱反射ガラス、独創の高品位塗装ハイレフコート、前・後席パワーシートなどに象徴される高機能アイテムを装備。
贅を尽くしたセンティアの最高峰モデルです。

説明通りですよね…バブル全開仕様(笑)

■タイプJ-Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇シャシー&メカニズム
・205/65R15タイヤ+6JJ×15インチメッシュタイプアルミホイール
〇セーフティ
・SRSエアバッグシステム
〇エクステリア
・ハイレフコート塗装
・熱反射ガラス
〇シート
・ソフトベロアシート
・6:4分割後席パワーシート(電動ランバーサポート&シートクッションスライド)
〇オーディオシステム
・ステアリングオーディオコントローラー
・リアアームレスト内蔵オーディオコントローラー
〇エアコンディショニングシステム
・リアアームレスト内蔵エアコンコントローラー

▲タイプJ-Xより更に選択可能なオプション
・CCS
☆レザーパッケージ
・本革(オーストリア・シュミットフェルドバッハ社製)シート
・太陽電池内蔵サンルーフ+ソーラーベンチレーションシステム
☆レザーパッケージ+CCS
☆レザーパッケージ+CCS+ハンズフリーテレフォンシステム



ボディカラーは全部で6色。

全体的にダークカラーで構成されるのと、ベタなシルバーはありませんね。

そう言えば同級生がオレンジメタリックにオールペンしてましたね~。
フルノーマルでボディカラーだけ変えちゃったので、違和感バリバリでしたが…(汗)

自分でしたらエクスクルーシブのボルドーマイカ…もうコレでしょう(笑)

コレにオプションで、レザーパッケージとCCS、ハンズフリーテレフォンで、チョット異質なデザイナー系職業なんてやってたらいかにもトレンディな感じになりそうな気はします(爆)

さて…そんなHDセンティアですが、その後は特に変更も無く、1995年に2代目となるHE型へバトンタッチ。

2代目はご存知の通り、バブル崩壊の影響をモロに受けたモデル…そしてマツダ倒産の危機の中でなんとか捻りだすように生み出したモデルというコトもあり、コストダウンされた感が正直かなり出ていて、初代のような志や拘りが出したくても出せない結果に…(汗)

更に追い打ちをかけるように、世はRV、ミニバンブームで盛り上がった為、最後の方はもう目も当てられないような販売台数になってたのが印象的…ではありました…(泣)

で…このHDセンティアはホントに異色なラグジュアリーセダン…似通るのはJフェリー辺りか…。

チョット前まではホントに安くてですね…アイを買う数か月前に検討してたりもしたんです…実は…(苦笑)

ガレージを建ててる最中だったり、子供が生まれるタイミングだったので、さすがに手は出さず…かといって何かしら買いたかったので、ソコに話が出てきたので乗っかるようにアイを買ったと(笑)

で…正直E24で3リッター車を実際に購入し、カツカツながらも維持出来そうな自身が以前よりあるという困ったちゃんになってるのです…(苦笑)

う~ん…タイミングとイイ出物が有れば飛びつきたい…(爆)

まさに自身にとってもセンティアは「最上級の挑発」をしてきます…(汗)
Posted at 2025/04/10 00:17:54 | コメント(9) | トラックバック(0) | カタログ~マツダ~ | クルマ
2025年02月08日 イイね!

それは、小気味よい贅沢。



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。

ナゼか全く縁が無いんですよ…気にはなるんですが…(汗)

ってコトで…



NBロードスター3型です♪

歴代の好みで言えばNA…にはなるんですが、キープコンセプトのまま、車両も大して拡大せず、現状維持のブラッシュアップという感じでフルモデルチェンジをしたコトに好感が持てます(*'▽')

で…残念ながら今まで縁はありませんが、結婚して間もない頃、当時色々ありまして、仕事用(なんだそれ??…まぁ色々あるんですよ…)に短期間で良いのでNBを家のマネーで購入していいか??って相談はしたコトあります…。

手頃でライトウェイトで5速のFRを求めると、コレが底値だったと…。

まぁ結果的に現在までその手が入り用になるコトは無く、気付けばNBの相場も上がっちゃったんで、この計画は白紙…となりました(爆)

ただ…例えばキャラバンの後釜として、タイミング良く手頃な個体が出たら手を出すのもアリだよな~とは思ってますね(*'▽')

テンロクでもテンハチでも…グレードも何でもイイですがね(笑)

ただ…もしあるとしたらNAとかの方がスッと入って来そうな気もしますが…(爆)

さて…そんなNBロードスターは2代目モデルとして1998年にデビューしています♪

マニアも多く、ファンサイト等でかなり詳細に書かれてるクルマなので、あんまり多く書く必要も無いのですが…(^-^;

とにかく、モデルチェンジのメインとなった理由が、衝突安全対応のようです。

その為、なにかと重役会議でボディサイズを拡大傾向にしがちな日本車ですが、全幅が5㎜広がっただけ。

また、基本的には手の付けようが無い程に完成されたデザインだったので、マイナーチェンジでもメスが入らなかった初代に対し、さすがに2代目では、オーバーハングマス低減による運動性能向上と歩行者保護等の観点によりリトラクタブルヘッドライトを廃止。

他にも初代ではマイナーチェンジで排気量が変わったNA型に対し、モデル終始に渡り1.6リッターと1.8リッターの設定がされる等、ラインナップに富んだのも特徴♪

そして2000年にマイナーチェンジで後期型(NB2型)へ…。

ココでは内外装の変更やエンジンの改良等、多岐に渡るテコ入れがされてます。

で…2002年に更なる改良で、今回の3型が登場。

ココでは、素人目には見分けが付かない程度の小改良が各部に振られ、言われて分かる程度の内容で改良が施されています(*'▽')

そんなNBロードスター3型のキャッチコピーは…



それは、小気味よい贅沢。


この時代…マツダは全車スローガンでZOOM-ZOOMと呼んでたので、コッチの方が最早馴染み深いのですが、恐らくカタログを見る限りでは、3型はコレのようです。


「だれもが、しあわせになる。」

個人的にはロードスターと言えば、NA登場時のこのコピーがやはり1番強烈。

こんなに的を得たコピーはそうそうありません…NAは乗ると余計にそう思います。

ホント…些細な悩みなんざ吹っ飛びますよ…そんなクルマ中々無いんですから。

今回は3型登場直後となる2002年7月の内容です。



マツダのDNAをオープンスポーツにすると、こうなる。

見た目で判断すると、後期という扱いになる3型。

実際に2型で後期になる訳ですが、前期型は全体的にNAをモチーフとしてまして、ヘッドライトもNAのウインカーレンズに寄せた形状となってるようですね(^^)v

で…この後期はプロジェクターヘッドライトで、より近代的に♪

そしてバンパーも初代をモチーフとした楕円形のエアインテークから、後期では当時のマツダのデザイントレンドとなる、ファイブポイントグリルというヤツになってるそうです(^^)v

敢えて1つ気になるトコと言えば、ドアハンドル。

初代は茶室をくぐる際の緊張感を表すようなイメージで作られた独特なデザインでしたが、NBでは一般的なフラップ式に…。

やっぱりコストなんでしょうかね…ココに拘りが欲しいトコではあります…(汗)



日常と非日常が、マツダロードスターのなかで隣り合わせている。

テールランプは前期がこれまた初代をモチーフとしたデザインでしたが、後期ではウインカーレンズがクリア化♪

初代は分銅をイメージしてましたっけ…ソレを考えると、本来の筋道から若干ながらズラして行った感じがありますね…(汗)

ってコトはやはり全体的に初代の方がデザインにストーリー性があり、芯がしっかりしているんじゃないのかなぁ…とは思います…(^_^;)

かと言ってNBも捨てたものでは全然無く、この当時としても十分に引き締まったボディは贅肉が無く、魅力的なライトウェイトスポーツだと思いますね(*'▽')



インパネは中央上段一等地にマルチメディアの類が無い辺りに、やや古さを感じますが、ロードスターに正直そういうモノを求めたくない感じもしますので、自分はコレはアリだと思います(*'▽')

上段にはスポーティな感じの円形センターレジスター、その中央に使用頻度を考慮すると配置が抜群なハザードスイッチ。

その下に2DINスペース、手探り操作性に優れたダイヤル式のエアコンパネルという感じ。

ちなみに後期でセンターコンソールのパワーウインドウスイッチ後端にカップホルダーが2つ…コレが前期ではコンソールのフタを開けないと使えないタイプでしたが、2個共に独立させるコトで使用性が向上しています(*'▽')



鮮烈なこのコクピットで、ドライバーはマツダロードスターとひとつになる。

後期でシートはなんと作り直されたようで、サポート性が向上♪

ヘッドレスト一体型のハイバックタイプになります(*'▽')

また、本来ならドアトリムにサイドエアバッグの設定を考えていたようで、後期ではドアトリムそのものが変更。

最終的に設定こそされていませんが、写真に見える赤い部分…ココがカラーパネルになり、見栄え質感が向上してますね(∩´∀`)∩

また、細かいトコでこの3型では、衝突安全性向上の為、Aピラートリムの厚みが向上していたりと、地道な改良が入っていますね~。

そんなNBロードスターの3型に搭載されるエンジンは全部で2機種…。



・BP-VE…直列4気筒1800㏄DOHC、可変バルブタイミング、160馬力、17.3kg-m。

AT車は154馬力、17.0kg-m。

2型で可変バルタイ化によりパワーアップ♪

そしてこの3型では環境対応による排ガス対応や、国際基準対応でOBD2を採用。

しかし、スペックの数値にこそ変化は無いものの、この排ガス対応で実際にはパワーダウンしているそうなんですよ…(汗)

なるほど…書いてて思い出しましたが、このカタログはまさに2002年7月…

そうだ…軒並み国産車からスポーツモデルが消滅したのは、まさにこの排ガス対応のタイミング…なんですよ…(汗)

ココで手を入れるか否かで運命が分かれた訳ですねぇ…(´;ω;`)

あの時期はホントに免許取得寸前でこの手のスポーツモデルが無くなるってんで、ホントにショッキングでしたよ…。

スープラ、34GT-R、シルビア、RX-7…そう、ローレルも消えたんですよ…。

・B6-ZE…直列4気筒1600㏄DOHC、125馬力、14.5kg-m。

AT車は120馬力、14.2kg-m。

う~ん…乗ったコト無いので何とも言えませんが、正直このテンロクモデルでも子小気味よく走るのなら十分では無いのか??って思う訳です。

なんでしょうかね…ロードスターの場合は排気量が小さくても安っぽいとか低グレードってイメージが無いんですよね…拘りで選択するって感じがします。



コレらに組み合わされるミッションは、1800が6速マニュアル、1600が5速マニュアル。

そしてNR-AとRS系を除き、4速オートマの設定があります(*'▽')

この6速ってドコのなんだろ…この時期のってアイシンとかのイメージあるんですが…。

調べてみるとやはりアイシン製。

で…更に興味深いのは、内製ながら5速マニュアルは、NAの時より2速が入りやすくなってるようですね(*'▽')

後は偏見かもしれませんが、オートマに関しては、この時代はオマケで設定されてるような印象を受けます…(^_^;)



足まわりは、4輪ダブルウィッシュボーンで、NR-AとRS系にはビルシュタインのダンパーが入ります(*'▽')

こういうの見ると気になるんですよね…乗ってみたくなります(笑)



シャシ周りで言えば、初代譲りのパワープラントフレームを採用し、オープンカーでも剛性を確保しているのがポイントと言えるでしょう♪



また一部にトルセンLSDも採用してるのもスポーツモデルって感じですね(*'▽')

まぁ純正なので効きはともかく…です。



やはり車種が車種だけにこういう話題は多いですね。

前後重量配分も当たり前のように50:50。

なんだろ…SAのカタログで50.7:49.3だか謳ってたからか、どうもマツダは特にカタログでこういうのにウルサイ印象は強いです(笑)



ココからやっと装備の話題。

センターパネルはアルミ調とダークウッド調を用意。

こういう辺りの加飾パネルはNAより断然充実していて、安っぽさを感じさせない部分ではありますね(*'▽')

ステアリングもこれまたしっかりナルディを用意♪



そそ…NBと言えば、ココからエアロボードを装備したんですよね(*'▽')

当時はまだ採用車種が珍しく、風が巻き込まないと話題になってのは覚えてます♪

ソレとラゲージ容量もこの手としては余裕に確保してあるかと(*'▽')

幌の収納でスペースが左右されないのもイイですし、雨漏れの心配が無い、しっかりとしたトランクで実用性が高いのもロードスターの美点でしょう♪



で…エアロボードもですが、NBでは幌にしっかりと熱線付きのリアガラスを採用したのは快適性向上に繋がる大きなポイント!!

コレで幌の折り畳み頻度や経年劣化に伴う窓部分が破れる心配を解消!!

しかもマツダの良心…なんと先代のNAにも流用出来るように設計してるのは素直にスゴイと思いますね…。

従来ユーザーも見捨てずにしっかり対応してるんですよ…(汗)



で…収納はこんな感じで、オープンカーとしては優秀♪

マルチメッシュポケットには小物を色々放り込めます!!

そそ…初代もでしたが、いたずら防止の為、センターコンソール内にトランクとフューエルリッドのオープナーを装備してます(*'▽')



で…地味なトコでは、この3型でISO-FIX対応のチャイルドシートアンカーを設定!

この時代はまだまだ装備しない車種も多々ありますが、なんと2座オープンでもう採用してるんです…(汗)

ただ、小さい子供は助手席エアバッグ展開時に威力が強過ぎてケガをする恐れがあるので、さて…どうしたものかな…と。

ちなみに欧州は法規の絡みでしょうけど、しっかりと助手席エアバッグのカットオフスイッチを装備するんですよね(*'▽')

コレは当然輸出する日本車もそう…国内仕様になると未装備なのに、輸出仕様にはしっかりと装備するんですよ…。

個人的には装備して欲しいですねぇ…。



で…グレードはこんな感じで。

・M (5MT/4AT)…183万9000円/198万2000円

従来はMPと呼ばれてたエントリーグレードが、3型からMへと名称変更♪
最もベーシックなロードスター。

■Mの主な装備
〇シャーシー&メカニズム
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
・リアソリッドディスクブレーキ
・軽量フライホイール
・アルミ製パワープラントフレーム
・ステンレス製エグゾーストパイプ
・クラッチスタートシステム(MT車)
・スタビライザー
〇タイヤ&ホイール
・185/60R14タイヤ+6JJアルミホイール
・T115/70D14スペアタイヤ
〇セーフティ
・雨水コントロールドアミラー
・ウインドー接着式防眩ルームミラー
・間欠式ワイパー
・熱線プリント式リアデフォッガー
・4W-ABS(AT車)
〇エクステリア
・アルミ製ボンネット
・可倒式電動リモコン式カラードドアミラー
・サイドシルピッチ塗装
・ソフトトップ(ブラック)
〇インテリア
・エンジン回転数感応型パワーステアリング
・ホワイトメーター&メーターリング
・インストルメントパネルレッド照明
・パワーウインドウ
・キー付グローブボックス
・トランクサイドボックス
・助手席バニティミラー付サンバイザー
・運転席フットレスト
・ブラック内装
・ステンレス製スカッフプレート(AT車)
〇シート
・助手席シートバックポケット
・撥水加工クロス製バケットシート(ブラック)
〇オーディオ
・オートアンテナ
〇空調
・マニュアルエアコン

▲Mの主なオプション
・4W-ABS&撥水ドアガラス・ドアミラー(MT車)
・撥水ドアガラス+ドアミラー&パワードアロック+キーレスエントリー&エアロボード+マルチメッシュポケット&AM/FM電子チューナー+CD+BOSEサウンドシステム(MT車)


・NR-A (5MT)…204万8000円

ワンメイクレース用のベース車両としてのグレードという意味合いが強く、走りに関する装備が充実しています(*'▽')

その為、Mに設定されるオプションは全てありません…。

ちなみにテンロクモデルではコレが最高額になりますね(∩´∀`)∩

■Mにプラス、またはグレードアップする装備
〇シャーシー&メカニズム
・トルセンLSD
・フロント大径サイズスタビライザー
・ビルシュタイン社製ダンパー
・フロントサスタワーバー
・前後パフォーマンスバー
・トラスメンバー
・前後大径ブレーキディスク
〇タイヤ&ホイール
・195/50R15タイヤ+6JJ専用ホワイトアルミホイール
〇セーフティ
・4W-ABS
〇インテリア
・ブラック/レッド内装
・NARDI社製本革巻ステアリング(ブラック/レッド)
・0指針ホワイトメーター
〇シート
・撥水加工クロス製バケットシート(レッド)



・SP (5MT/4AT)…199万5000円/204万5000円

テンロクモデルで装備が充実しているのがこのグレードになります(*'▽')

ロードスターで1番販売割合の高いグレードのようで、なんと53.3%!!

■Mにプラス、またはグレードアップする装備
〇シャーシー&メカニズム
・トルセンLSD(MT車)
〇セーフティ
・撥水ドアガラス&ドアミラー
〇インテリア
・NARDI社製本革巻ステアリング(ブラック)
・エアロボード&マルチメッシュポケット
・ステンレス製スカッフプレート(AT車)
・パワードアロック
・キーレスエントリーシステム

▲Mより更に選択可能なオプション
・195/50R15タイヤ+6JJアルミホイール&AM/FM電子チューナー+CD+BOSEサウンドシステム(MT車)
・AM/FM電子チューナー+CD+BOSEサウンドシステム(MT車)
・195/50R15タイヤ+6JJアルミホイール&ナビ+BOSEサウンドシステム(MT車)
・AM/FM電子チューナー+CD+BOSEサウンドシステム(AT車)
・ナビ+BOSEサウンドシステム(AT車)


・S (6MT/4AT)…218万3000円/223万1000円

なるべくベーシックな仕様で1.8リッターを楽しみたい人用ですね(*'▽')
NA8C標準車からの代替にはピッタリ♪

■Mにプラス、またはグレードアップする装備
〇シャーシー&メカニズム
・トルセンLSD(MT車)
・フロント大径サイズスタビライザー
・前後パフォーマンスバー
〇セーフティ
・撥水ドアガラス&ドアミラー
〇インテリア
・NARDI社製本革巻ステアリング(ブラック)
・本革巻シフトノブ(MT車)
・0指針ホワイトメーター(MT車)
・ステンレス製スカッフプレート(AT車)
〇オーディオ
・AM/FM電子チューナー+2スピーカー

▲Mより更に選択可能なオプション
・4W-ABS&195/50R15タイヤ+6JJアルミホイール(MT車)
・パワードアロック+キーレスエントリーシステム&エアロボード+マルチメッシュポケット&AM/FM電子チューナー+CD+BOSEサウンドシステム



・RS (6MT)…233万3000円

1.8リッターでもスポーツ走行に特化したスパルタングレードでMTのみの設定♪

コレも人気で台数出てるようですね(*'▽')

■Sにプラス、またはグレードアップする装備
〇シャーシー&メカニズム
・ビルシュタイン社製ダンパー
・フロントサスタワーバー
・トラスメンバー
・前後大径ブレーキディスク
・205/45R16タイヤ+6.5JJアルミホイール
〇エクステリア
・リアマッドフラップ
〇インテリア
・ステンレス製スカッフプレート

▲Sより更に選択可能なオプション
・4W-ABS
・4W-ABS&パワードアロック+キーレスエントリー&エアロボード+マルチメッシュポケット&AM/FM電子チューナー+CD+BOSEサウンドシステム
・4W-ABS&パワードアロック+キーレスエントリー&エアロボード+マルチメッシュポケット&ナビゲーションシステム+BOSEサウンドシステム


・RS-Ⅱ (6MT)…244万2000円

RSに装備を充実させ、走りと快適性を両立したグレードですね(*'▽')

■RSにプラス、またはグレードアップする装備
〇インテリア
・ブラック/レッド内装
・NARDI社製本革巻ステアリング(ブラック/レッド)
・エアロボード&マルチメッシュポケット
・パワードアロック
・キーレスエントリーシステム
〇シート
・撥水加工クロス製バケットシート(レッド)
〇オーディオ
・AM/FM電子チューナー+CD+BOSEサウンドシステム

▲RSより更に選択可能なオプション
・4W-ABS



・VSコンビネーションA (6MT/4AT)…239万8000円/244万6000円

ブラック系本革インテリアと専用クロスの幌に趣きを置いた豪華グレード♪
オートマが選択可能なので雰囲気で乗るのもイイですね(*'▽')

但し、このグレードが激レア…なんとNB3型は61台しか生産されてません…(汗)

■Sにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・ブラックソフトトップ(クロス)
〇インテリア
・レザーパーキングブレーキレバー
・パワードアロック
・キーレスエントリーシステム
・アルミ調センターパネル&シフトプレート&エアベントベゼル
・アルミ調インナードアハンドル
〇シート
・本革製バケットシート(ブラック)
〇オーディオ
・AM/FM電子チューナー+BOSEサウンドシステム

▲Sより更に選択可能なオプション
・4W-ABS+195/50R15タイヤ&6JJアルミホイール+ナビゲーションシステム&BOSEサウンドシステム(MT車)
・195/50R15タイヤ&6JJアルミホイール+ナビゲーションシステム&BOSEサウンドシステム(AT車)


・VSコンビネーションB (6MT/4AT)…239万8000円/244万6000円

コンビネーションAと同額で、違いはウッド系パーツとベージュクロス製の幌が特徴♪

■VSコンビネーションAと異なる装備
〇エクステリア
・ベージュソフトトップ(クロス)
〇インテリア
・ベージュ内装
・NARDI社製ウッドステアリング
・NARDI社製ウッドシフトノブ(MT車)
・ウッドパーキングブレーキレバー
・ダークウッド調センターパネル&シフトプレート
・メッキインナードアハンドル
〇シート
・ベージュ本革製バケットシート



コレにボディカラーが全8色。

意外なのは、メインカラーとなるスプラッシュグリーンマイカが激レアで、NB3型は僅か50台…(汗)

しかもNB型のモデルライフを含めても僅か74台…とにかく希少です!!

で…自分ならどうするか??

ハハハ…実はこの中のどれでも無いのです…(笑)




ハイ…コレ知ってますか(笑)??

ウェブチューンファクトリーってヤツです(*'▽')!!

名称から分かると思いますが、ネット上で好みの仕様を組み上げて、ディーラーで発注しようというヤツです(*'▽')

要はセリカのフルチョイスシステムや、セフィーロコーディネーションを自宅でやっちゃおうと…。

正に画期的…実は当時免許を持ってないものの、見積りは造り放題なので、好みの仕様を仕上げたコトがあります(笑)

とにかくインターネットを利用して好みの仕様を造るなんてコトは実に画期的だった訳ですが、現代と違い、そのままネット購入…とまでは行きません。

で…コレはその宣伝チラシみたいな物で1枚物。



で…カタログもあるんだなコレが(笑)

個人的にコレは貴重じゃないの??とは思ってます(笑)



で…このウェブチューンファクトリーがセリカやセフィーロと大きく違うのが、カタログモデル以上に素の仕様となる「ベースモデル」というグレードを起点にします!

コレがスゴイ!!

つまり、モータースポーツベースで何もかも変えちゃうから、素の仕様でイイ…なんてなったら164万円で終了します(笑)

ちなみにウェブチューンファクトリーでスプラッシュグリーンメタリックのオーダーは僅か1台…いや…スゴイね…(汗)

ってコトでまずは…01.カラー02.メカニズムですよ。

ココで…
・スプラッシュグリーンメタリック
・1800DOHC+6MT+トルセンLSD
・ビルシュタイン社製ダンパー

この選択の時点で200万6000円。

余談ながら、NBロードスターでABSレス車は僅か1割程度だそうで…。



次いで…03.タイヤ04.エクステリアを…。

そう言えば写真の上に赤いロードスターが出てますよね(*'▽')

確か実際にネット上で選択する時はこんなシミュレーション画面でしたね♪

さて、ココでの選択肢は…
・クロス製ソフトトップ(ベージュ)
・ソフトトップカバー(ベージュ)
・フロントエアダムスカート
・サイドエアダムスカート(タイプB)
・フロントメッシュグリル
・フォグランプ
・コーナーリフレクターリング
・サイドマーカーメッキカバー
・スーパーホワイトビームバルブ
・オートライトセット
・電動リモコン式カラードドアミラー
・撥水ドアガラス&ドアミラー
・ボディコーティングシステム

ココまでで225万9900円。



今更ながら大分類で10項目あります。

05.シートと、06.07.インパネ・インテリア

・本革(ベージュ)
・NARDI社製ダークウッドステアリング
・ダークウッド調センターパネル&シフトプレート
・エアベントベゼル(ウッド調)
・クロームメッキメーターリング
・NARDI社製ダークウッドシフトノブ
・ダークウッドパーキングブレーキレバー
・本革パーキングブレーキレバーブーツ
・ペダルセット(チタン)
・フットレスト(チタン)
・メッキインナードアハンドル
・ステンレススカッフプレート
・パワードアロック
・トランクオープナー付キーレスエントリー
・キーレス追加用送信機
・バックシートバック
・エアロボード&マルチメッシュポケット
・ルームミラーカバー
・フロアマット(ベージュ)
・トランクルームマット

長くなってますが、ココまでで246万1720円…中々(笑)



さあさあコレでラストの選択肢、08.オーディオ09.10マツダスピード・その他

・アゼスト製AM/FM+CD+TV+DVDナビコンビ(ADZ62A)
・2ドアスピーカー(BOSE)+2ツィータースピーカー

雰囲気重視なのでマツスピの部品は敢えて入れない…と。

トータル277万720円

コレに値引きに諸費用を入れてくと、おおよそ280万円前後になるんじゃないですかね…当時のマツダはメッチャ値引くのでひょっとしたらまだ安くなるコトもゼロじゃない…。

今この価格なら食いついてもおかしくないかもしれません(*'▽')♪

が…時は2002年ですよ…。

滑り込みでシルビアのスペックR買っちゃう(爆)

あ!ココは好みの問題なので、人それぞれですよ!

自分ならスペックR買っちゃう…新車で…。

ってか中古でスポーツモデルもアホみたいにあるんです(爆)

新車の拘り無ければ…中古で極上車もまだゴロゴロあったS13シルビア後期のK'sクラブセレクションのアートテリア内装に…(汗)

コレに200万位改造費掛けれますぜ…(笑)

そう…どんなにイイクルマでも、この時代背景はそんなクルマがゴロゴロひしめいてるんです…だから中々売れません…(汗)

今だと殆ど唯一無二の選択肢位にあるレベルなので、ひょっとしたら食いつく人も出て来るかもしれません…時代とは悲しいもんです…えぇ。



ラストは購入方法。

iモード利用料金なんてワードが最早死語です(爆)

そう言えばこの時代は高校生だから当然実家暮らし。

サーバーがYahoo!BBで、24時間ネットし放題が始まって1年位だったかな…で「うぉぉぉ♪♪」ってなってました(笑)

ISDN回線で速い…なんてのも詳しくないけど懐かしいワード。

カタログも自転車でディーラーに??なんて時代からネットでオヤジの名前借りて片っ端からゲットしまくってました(笑)

恐らくこのカタログもその類で入手してます…34RもNSXーRも…光岡ラセードまでネットで手に入れてましたよ…「イイ時代になったもんだぁ♪」って(笑)

そんなNBロードスターはその後、4型を経て2005年にNC型へバトンタッチします。

アレは2リッターで3ナンバーサイズになって、一気に大きくなった感じがしたもんです…。

そう言えば、次期ロードスターの話題って全く出て来ませんね…アレもそろそろ10年選手ですよね…。

こうやって見てるとキャラバンの後釜にNBロードスターなんてのも全然いけますねぇ…(笑)

ブログでこんな話題をしちゃうと、ついつい欲しくなっちゃうから困ったもんです…(苦笑)


Posted at 2025/02/08 23:53:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | カタログ~マツダ~ | クルマ

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