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2024年03月14日 イイね!

遊べる軽、出た!



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。

ってコトで…



初代ハスラー デビュー時です♪

先代アルト(ベッキーがCMしてたヤツ)がモデルチェンジした時とほぼ同時にデビューしたので、会社の先輩と2人で試乗に行きましたね…気になったので。

自分はアルトに試乗、で…ハスラーに関しては運転せずに後席に乗りました。

乗った際の感想は後程…ソレ以外特に縁が無いクルマです…(苦笑)

ただ…この外観と当時他には見られなかったキャラクターですので、売れない訳がありませんね(^^)v

さて、そんな初代ハスラーは2013年にデビューしています♪

まず、このデビュー時に分かる人は驚いたとは思いますが、まさかのスズキが昔販売していたバイクの名前が軽SUVで復活しちゃったという(笑)

または、もっとマニアックな人はオリエントのハスラーというオート三輪の名前が思い浮かぶかもしれません(爆)

こういうのはホンダだと良くある話…ビートにストリーム、インテグラ、ジャズ…なんて感じで。

元々はスズキの現:名物相談役が会食の席で当時生産終了になったKeiの生産終了を惜しむ声を聴き、需要があると見込み、ハスラーの開発指示を出したそうです。

いや…この人の先見の明というか、時代の読み方ってスゴイとしか…(汗)

ってコトで、ワゴンRをベースに当時としてはまだ珍しかった軽SUVというジャンルに挑んで登場したのがこのハスラー(^^)v

ややFJクルーザー的な雰囲気もありましたが、月販目標5000台を遥かに超えるバックオーダーを抱える人気車となってます。

そんな初代ハスラーデビュー時のキャッチコピーは…



遊べる軽、出た!

ソレまでの軽SUVはジムニーを代表とする本格派、またややライトにした感じのパジェロミニ、チョット街乗り向けにキャラを振ったテリオスキッドが代表格でしたが、ハスラーはソレよりもっとオンロードに生活比率を割ったSUVというのが手に取るように分かる内容のキャッチコピーだと思います(*'▽')

なので、購買層も本気で岩場や荒地に行く気なんて無いんですよね。

おおよそ95%は普段の買い物や通勤に使用、残りの5%でオートキャンプの広場や、スキー場の駐車場まで乗って行く…そういうSUV。

なので別に4駆である必要もありません、FFで十分だし、そういう雰囲気があればイイ。

今回は2013年12月の内容で、まさにデビュー当初のモノになります。



あ~このボディカラーいいねぇ♪ドラえもんみたいで♪

いかにも鋭いヘッドライトでは無く、愛嬌のある丸目とこのボディカラーが実にマッチします(*'▽')

デザインとしては、全周を無塗装樹脂で纏め、未だに通じるSUVの定石通りな感じ。

ただ、ハスラーのこの樹脂部分も例外に漏れず経年で成型跡が目立つようです…。

なので無塗装樹脂がどうも好きになれない…せめてマットブラックで塗るかなぁ。



さっきのページもそうですが、はやり走行シチュエーションがライトな感じ(*'▽')

要はファッションアイテムなんですよね(*'▽')

作業しないけどジーンズ履きますよね?

バスケしないけどバッシュ履きますよね?

って感じで似通ったモンだと思ってます…コレでイイんですね~(*'ω'*)

ソレとボディカラーがポップなのもイイですね…ピンクってのも当時としては意外な感じです(*'▽')

けど外観からして一発で分かるキャラクター…やっぱり分かりやすいってのは先入観を持ちやすくなりますし、売れるクルマとしては非常に大事だと思います。



インパネも外板色とコーディネートされ、非常にポップでカラフル♪

スズキの軽ってコストに厳しいので、割り振った感もゼロでは無いものの、この辺りからでしょうかね…質感にも結構拘ってきた印象はあります(*'▽')

一等地に位置するナビ画面は6.2インチとやや小ぶりなものの、何気にスマホ連携!

基本的にどのスイッチもインパネ高めの箇所に位置し、使いやすさ重視ですね♪

ピラーも立ってて、インパネはキレイに水平…車両感覚も掴みやすいでしょうし、視界も広いかと思います(*'▽')



シートもボディカラーによっては同系色のパイピングが入ります(*'▽')

リアシートしか座ったコト無いのと、なんせ10年前の話なんでウロ覚えですが、軽自動車として平均的なレベルの短距離移動用平板シートという感じだったかと。

そんな初代ハスラーに搭載されるエンジンは全部で2機種…。



・R06A…直列3気筒660㏄DOHCターボ、VVT、64馬力、9.7kg-m。

昨今の軽自動車の中では意外と軽い方ではあるものの、やはり動力性能的にターボは欲しくなるトコですね~(*'ω'*)

・R06A…直列3気筒660㏄DOHC、VVT、52馬力、6.4kg-m。

上記NA版となります(*'▽')

そしてAを除くCVT搭載車はエネチャージを搭載♪

ブレーキを踏んで13km/h以下でアイドリングストップが開始され、搭載されたリチウムイオンバッテリーに蓄電。

蓄電された電気は、発進時や走行中に電装品へ供給するコトで燃費向上を目指す…訳ですが、このエネチャージも近年はオルタ系トラブル(補機ベルト切れちゃうんだっけ??)がどうもチョコチョコあるっぽいようですね…最近そんな話を少々耳にした次第。

個人的にアイドリングストップは百害あって一利なし装備だと思ってます…(汗)

コレらに組み合わされるミッションは、ノンターボの一部グレードに5速マニュアル、そして全車にCVTとなります(*'▽')

特にCVT車はCVTへ供給する冷却水をカットするバルブを搭載してまして、暖気中にカットするコトにより、冷却水通路を短くして暖気時間を早める制御が入ってたりします(^^)v



足回りはフロントがストラットで、リアはスズキ定番のI.T.L。

当然ながら、悪路走破性はキャラクターなりの考慮はされてまして、最低地上高は2WDで180㎜、4WDでも175㎜を確保。

アプローチアングル、デパーチャーアングルもショートオーバーハングが功を奏し、少々のグラベルでのジャリンコ遊びなら問題ないでしょう(笑)

ただ、日常領域での乗心地…あくまでリアシートしか分かりませんが、40km/h程度でトコトコとアスファルト路面を走行してる感じではサスの縮みの減衰がやや硬かったような記憶があります…入力に対して妙に突っ張ってる感じ。

フリクションが効いてダンパーが動けてないというか…。

付け加えると冬期で短距離の試乗、走行距離も当然新車同様なので、馴染みが出て無かったり、ショックのオイルが固かったのかもしれません。

当然、夏期と冬期では同じ足でも動きが全然違うので、なんとも言えませんが…(汗)



装備としましては、メーター上に色々なアニメーションが流れるマルチインフォメーションディスプレイ(^^)v

こういう遊び心もあるからか?女性ユーザーとかも親しみやすいのか、男女共に人気にあるクルマでもありますね(*'▽')

コレ見る限りタコメーターはコレに表示されます。

正直やや小さい…この手に乗る人はほぼほぼ見ないんでしょうけど…(汗)



で…、急な勾配を下る際に、速度を7km/h一定に保つヒルディセントコントロール、雪道などの低μ路発進をサポートするグリップコントロールが軽初装備!

この辺り、単にファッション的なキャラクターに収まらず、しっかりと使える内容に持ってきてたりします(*'▽')

ジムニー程の性能は要らないけど、ソコソコの悪路を活用する層にもコレで応えるコトが出来ます。



実用性のある装備も豊富で、助手席シートバックテーブルにはコンビニフックも装備され、サンドイッチの包装くずなんてのも、ココに掛けた袋で捨てられ一石二鳥♪

更にインパネボックスにもテーブル機能は付きまして、チョットした小物なら一時置きが出来ます…停車時のみですがね(笑)

ラゲッジフロアは汚れても拭き取りやすく、アウトドア用品を積むのにも重宝します♪



そして収納はこのように非常に充実!

助手席シートアンダーボックスを装備するのもワゴンR譲りだからでしょうかね(^^)v



空調ユニット内にはエコクール…要は保冷剤がエバポレーター内に入ってるから、アイドリングストップ中に冷やされた保冷剤の冷気でなんとかごまかそうと…(爆)

確かに理に適う装備です(^^)v



更にアームレスト内にも収納を設け有効活用♪

バニティミラーはグレードにもよるものの、贅沢にも照明付です!



更に運転席のみですがシートヒーターもあります(*'▽')

冬はもう病みつき…本気で必要な装備になります(笑)



で…グレードはこんな感じ。

・A 2WD (5MT/CVT)…104万8950円
・A 4WD (5MT/CVT)…116万6550円

エントリーグレードはこのAとなりまして、装備も結構シンプル。
道具に徹した実用装備一辺倒な内容となります。
なんとマニュアルとCVTで同価格!

■Aの主な装備
〇安全装備
・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベリング機構付)
・ヒーテッドドアミラー(4WD)
・フロント間欠ワイパー(ミスト付)
〇快適装備
・運転席シートヒーター(4WD)
・リアヒーターダクト(4WDのCVT車)
・オーディオレス
・パワーウインドウ
・パワードアロック
・電波式キーレスエントリー
〇インストルメントパネル
・ウレタンステアリングホイール
・エコドライブアシスト照明(CVT車)
・インパネカラーパネル
・常時発光式盤面発光メーター
・マルチインフォメーションディスプレイ
〇インテリア
・可倒式アシストグリップ(助手席)
・トリムカラーパネル
・残照式ルームランプ
〇シート
・分割可倒式リアシート
・ファブリックシート
・リアシートリクライニング
〇収納スペース
・テーブル機能付インパネボックス
・助手席シートアンダーボックス
・ラゲッジアンダーボックス
・ユーティリティナット(8箇所)
〇エクステリア
・全面UVカット機能ガラス
・スモークガラス(リアドア、バックドア)
〇その他
・イモビライザー
・165/60R15ラジアルタイヤ+スチールホイール
・フロントスタビライザー
・セキュリティアラームシステム
・タイヤパンク応急修理セット
・フットレスト



・G 2WD (5MT/CVT)…112万7700円
・G 4WD (5MT/CVT)…124万0050円
・Gターボ 2WD (CVT)…129万5700円
・Gターボ 4WD (CVT)…141万8550円

中間グレードでターボの有無があります。
コレに2トーンルーフ仕様車もあり、それぞれ4万2000円のアップ。

また、セットオプション装着車というのもありますが、コレはオプションの項目で後述…。

■Aにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・レーダーブレーキサポート(CVT車)
・誤発進抑制機能(CVT車)
・エマージェンシーストップシグナル(CVT車)
・ESP(CVT車)
・ヒルホールドコントロール(CVT車)
・ヒルディセントコントロール(CVTの4WD)
・グリップコントロール(CVTの4WD)
・リアワイパー
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ(Gターボ)
〇快適装備
・フルオートエアコン
・エコクール
・オーディオレス+2スピーカー
・キーレスプッシュスタートシステム(CVT車)
・電動格納式リモコンドアミラー
・運転席シートヒーター
・リアヒーターダクト(CVT車)
・エンジンリスタート機能(5MT車)
〇インストルメントパネル
・ステータスインフォメーションランプ(CVT車)
・シルバーエアコンガーニッシュ
・シルバーエアコンルーバーリング
・外気温計(エアコンパネル内)
〇インテリア
・シルバースピーカーリング
・運転席バニティミラー
・可倒式アシストグリップ(助手席・後席)
・ドアトリムクロス(フロントドア)
・ラゲッジアクセサリーソケット
〇シート
・センターアームレスト付フロントベンチシート(CVT車)
・シートパイピング
・左右独立リアシートスライド
・ワンタッチフォールディング分割可倒式リアシート
・リアシートヘッドレスト
〇収納スペース
・助手席シートバックテーブル
〇エクステリア
・カラードドアハンドル
・カラードドアミラー
・フロントグリルメッキガーニッシュ
・リアエンブレム(アイドリングストップ)
〇その他
・エネチャージ(CVT車)
・アイドリングストップシステム

◎セットオプション装着車(以下が纏めて装備されます)
・ディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機構付)
・オートライト
・チルトステアリング
・運転席シートリフター
・フロントアームレストボックス

▲Aより更に選択可能なオプション
・スマートフォン連携ナビゲーション



・X (2WD/4WD)…136万9200円/149万2050円
・Xターボ (2WD/4WD)…145万3200円/161万8050円

最上級仕様はCVTのみ。
当然ながら装備は充実してまして、2トーンルーフはGの時同様4万2000円。

■Gにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・ディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機構付)
・マルチリフレクターハロゲンフォグランプ
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ(Xターボ)
・オートライト
〇快適装備
・オーディオレス+6スピーカー
・リモート格納付電動格納式リモコンカラードドアミラー
〇インストルメントパネル
・本革巻ステアリングホイール
・チルトステアリング
〇インテリア
・前席照明付バニティミラー
〇シート
・運転席シートリフター
〇収納スペース
・フロントアームレストボックス
〇エクステリア
・LEDサイドターンランプ付ドアミラー
〇その他
・15インチアルミホイール

▲Xより更に選択可能なオプション
・ルーフレール



ボディカラーは2トーンの有無を含めた全11色。

自分が選ぶならXターボで、ボディカラーはドラえもんチックなブルーのツートンを♪

オプションのスマホ連携ナビも入れるでしょう(*'▽')



ハスラー購入層のカーライフで使いそうなアイテムを集め、ハスラーを表現するのは分かるんですが、集合体恐怖症にこのカットはチトキツイ気がします…(汗)

さて…そんな初代ハスラーはその後、オートカラーアワードやRJCカーオブザイヤーと受賞しまくった上に、Jスタイルという特別仕様車を出したり、小まめな年次改良は実施しつつも、大きくスタイルを変更するコトなく、2020年に2代目へとバトンタッチ。

更にタフな感じを表現しつつも、基本はほぼほぼキープコンセプト…一発でハスラーだよねって分かるデザインのまま、初代程の波は感じないまでも、相変わらずコンスタントに売れ続けているのはご存知の通り♪

まだ年数も浅いので、初代の中古も超豊富…価格は…う~ん、余程の過走行とかで無い限りまだ底値って感じじゃないです…(苦笑)

当然、懐かしいの「な」の字も出てこない年式ですしね(笑)

お好きならどうぞという1台って感じでしょう(*‘∀‘)
Posted at 2024/03/14 05:32:12 | コメント(12) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ
2024年02月18日 イイね!

ボディもハートもまるい。

どうも(*'▽')

今回も「後輪駆動」をお題としました、カタログのアップになります。

コレもまだコッチの地域だと、たま~に見るかなって1台ですかね(*'▽')

ってコトで…




DC51Tキャリイデビュー時です♪

自分が馴染みに残るのは、キャリイじゃなく、寧ろエブリイの方だったりしますが…。

この型のキャリイで印象に残ってるのは、スタンドでのバイト時代に軽運送で来てたオッチャン。

ムチャクチャ不愛想で、灰皿が毎回パンパン…(苦笑)

もうただでさえ車内が狭いのに、ヘビースモーカーだから、ヤニ臭さがハンパない…、んでもって本来は白で間違いない車内のパネルは茶色になっておりました(爆)

タダでさえ小口配送の接客商売ですからねぇ…今なら100%アウトでしょ…(爆)

さて、そんな(どんなだよ…)DC51Tキャリイは9代目モデルとして1991年にデビューしています♪

軽自動車の新規格化に合わせボディを拡大、その他基本的なところは至ってオーソドックスな軽トラとなりました(*‘ω‘ *)

今回のカタログはトラックのみ掲載される内容ですが、同時に廉価仕様としてのバンが復活…乗用タイプに関してはエブリイのままとなります(*'▽')

当時のキャッチコピーは…



ボディもハートもまるい。

確かにこの時代のトレンドに合わせ、効率上スクエアなフォルムが絶対的な軽トラの中では丸味を感じるボディだったりします(*'▽')

今回はモデルチェンジ直後となる1991年9月の内容となります。



それにしてもこのカタログ…表紙からしてとても商用車のカタログとは思えず、イラストに遊び心があります♪

最近のカタログってどれも画一的で事務的な説明ばっかりで、正直見る気のしない内容が多いなと思ってます…(汗)

もっとコレ位の遊び心を持ってもイイと思うのですが、この辺りがバブル全盛の造りなんでしょうね…国民全員で浮かれてる感がスゴイですもの(笑)

で…メインとなるのはキャリイの話でしたね…(苦笑)

そうですねぇ…横長のヘッドライト、そして視認性を考慮してか、ミラー周りのベルトラインが下げたデザインが特徴と言えます(*'▽')



で…デビュー当初はダンプモデルの金太郎というグレードだけ丸目のヘッドライトになります(*'▽')

後にトラックの廉価グレードも丸目になる訳ですが、正直ソレだけの為にフロントパネルのプレスから変えないといけない訳ですから、ホントにソレで廉価になるのか??なんて思う訳です…(苦笑)

キャリイの話では無いですが、嘗てとある車種で、デラックスよりスタンダードの方が専用部品を用いるので原価が実は高い車種がある…なんて聞いたコトがあります。

特に昔は車格に今より目線がウルサイ時代だったので差別化を出すコトの方がコストより重要視されたようですね…。

最も今じゃクラスレスだったり、一般的な乗用車にソコまでの差別化を求めない…というよりクルマへの関心・拘りなんざ大半の人は持ってませんので、造り分ける必要性が無くなるのも納得ではあるのですが…。



こうやってリア側から見ますと、キャビンの丸味に対し、合理的設計が最優先となる荷台側のスクエアなフォルムとは非常に対極な立場にあると言えます…(^_^;)



荷台のスペースはこんな感じ…恐らく軽トラとしては標準的な寸法でしょう(*'▽')



とにかく積載に関する使い勝手を重視しているのがよく分かる内容。

コーナー部分の凸部分を小さくする工夫もしています♪



先代の80年代が思い描いた近未来的な直線基調のインパネも好きですが、コチラの90年代ならではのドライバーオリエンテッド的な意匠もイイですよね~(*'▽')

ただ、パネル等の素材は当時のスズキらしい割り切り…まんまのプラスチック感。

デジタル時計は珍しいでしょうね…エブリイでも装着車は少ないと思います。



シートは上級グレードなら写真のファブリックかと思ってたんですが、実はコレもビニールレザーだったり…(爆)

写真だと触れないから、撮り方次第で気付きにくいですよねぇ…(苦笑)

で…当時最大のライバルとなるハイゼットのシートスライド量が60㎜に対し、エブリイは75㎜。

いくら相手がモデル末期とは言え、しっかりライバルを上回ってきます(爆)

そんなDC51Tキャリイに搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・F6A…直列3気筒660㏄OHC、キャブ、ネット42馬力、5.8kg-m。

当然のようにフルトラ点火で、エアクリーナーも自動温調式。

エンジン自体はもう当時のスズキの軽だったらコレでしょ…っていう定番のF6A。



コレに組み合わされるミッションが、4速と5速のマニュアル。

また、4駆グレードも仕様によって様々で、エクストラローが付いた5速マニュアル、そして高低速切替式の4速マニュアルがあります(*'▽')

ってかオートマが…無い(笑)



足回りはフロントがストラットで、リアがリーフリジッドという、これまた定番のサス設計。

駆動方式は、キャリイこそ定番のFRとなりますが、実はエブリイはこの代に限りミッドシップ…つまりフロアが違うんですよ…(汗)

この辺り実にバブリー…コストを切り詰めるスズキとしてはかなり大胆です(*'▽')

合理的な内容を求めるコトが多いスズキですら好景気な時代はこんな凝っていたんですよね(^^♪

カプチーノまで出してくる位ですからねぇ(笑)



そう考えると4駆のシステムも軽トラにしては凝ってる方かと(*'▽')

スイッチ1つで前輪アクスルのフリー⇔ロックが可能なアクスルクラッチを装備♪



そしてこれまたスイッチで30km/h以下ならデフロックが可能なスイッチまで♪



そして軽トラのカタログでよく出ているアピールポイントが防錆♪

この辺りから亜鉛メッキ鋼板を使用し出すのと、これまた定番カチオン電着でサビに対しての耐久性もアップしていますね(*'▽')

更にアオリの角には樹脂製のカバーを付け、キズやサビから保護するという地味な所にも手が入っています!



ってかアオリの角っこ…ロールって言うんですね。

とにかくそのロールの中まで塗装入れてんですね…サフでドブ漬けならまだ分かるんですが、確かにココが腐食して朽ちてるのって見たコト無いような…。

アオリって頑丈ですね~。



装備としましては、軽トラック初のタウンライト…

ってかタウンライトってスモールランプのコトです??

いや…違いますよね…(汗)??

セフィーロのタウンライドなら分かるんですが(ぇ



シートバックポケットはナゼか運転席側…(汗)

助手席側じゃないんですね…(苦笑)

コレだと毎度降りないと引き出せないじゃないですか…(苦笑)



そして濃繁キャリイ…実に購買層が分かりやすいネーミング(笑)

濃繫キャリイはアオリの上部や鳥居の上部にプロテクターを装着♪

更に荷台作業灯やツールボックス等、荷台に特化した装備が特徴!



そしてダンプ仕様のグレードは金太郎(笑)

力強いイメージは確かにダンプにピッタリなネーミングかと思います(^^♪

ダンプ電動油圧式で、最大角度50度で、15秒で上昇します。

土砂の積載はモチロン、ロープで括り付けての拷問、水着美女のローション滑り台クイズ等、様々な用途に活躍します。



で…グレードはこんな感じで、まずは2WDシリーズから…。

・TA (1方開)…(4MT)

シリーズ中の最廉価グレード。

■TAの主な装備
〇インストルメントパネル
・透過式メーターパネル照明
・バイレベル式エアミックスヒーター
・サイドベンチレーター(右側)
〇インテリア
・運転席サンバイザー
・サンバイザーチケットホルダー
・3ポジションルームランプ
・ルームランプドアスイッチ(運転席側)
・塩ビドアトリム
・ビニールレザーシート
〇エクステリア
・ハロゲンヘッドランプ
・タウンライト
・フロントウインドウワイパー(2速)
・電動式フロントウインドウウォッシャー
・前後マッドフラップ
〇セイフティ・その他
・温水式オートチョーク機構
・バキュームサーボ
・5.00-12-4PR-ULTタイヤ


・TC (1方開)…(4MT)

1方開の最上級グレード。

■TAにプラス、またはグレードアップする装備
〇インストルメントパネル
・電子チューニング式AMラジオ(デジタルクロック付)
・トリップメーター
・シガーライター
・空調コントロールパネル照明
・サイドベンチレーター(両側)
〇インテリア
・両側サンバイザー
・パッドウェルダードアトリム
・塩ビフロアカーペット
・プリントビニールレザーシート
・ドライバーズシートスライド
・運転席シートバックポケット
・助手席ドアポケット
〇エクステリア
・フロントウインドウワイパー(2速+間欠)
・電動式フロントウインドウウォッシャー(ワイパー連動式)
・助手席ドアキー
〇セイフティ・その他
・145R12-6PR-LTタイヤ+ホイールセンターキャップ


・KA (3方開)…(4MT)

TAの3方開版で、装備も同じです。

・KC (3方開)…(4MT)

これまたTCの3方開版です。

■TCにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・アングルポスト

・金太郎 (3方開ダンプ)…(4MT)

カタログ未掲載なものの、ラインナップにはあります(笑)

ダンプ装備以外はTAより削られます…そして唯一の丸目ヘッドライト。

そして正式グレード名称は、「金太郎ダンプWA」なんだそうです。

■金太郎の主な装備
〇インストルメントパネル
・透過式メーターパネル照明
・バイレベル式エアミックスヒーター
・両側サイドベンチレーター
〇インテリア
・運転席サンバイザー
・サンバイザーチケットホルダー
・3ポジションルームランプ
・ルームランプドアスイッチ(運転席側)
・塩ビドアトリム
・ビニールレザーシート
・ドライバーズシートスライド
・運転席シートバックポケット
〇エクステリア
・フロントウインドウワイパー(2速)
・電動式フロントウインドウウォッシャー
・アングルポスト
・前後マッドフラップ
〇セイフティ・その他
・温水式オートチョーク機構
・バキュームサーボ
・5.00-12-4PR-ULTタイヤ+ホイールセンターキャップ



次いで4駆シリーズ。

4駆になると共通して以下の装備が増えます…。

・4WDインジケーター
・乗降グリップ
・アンダーガードバー
・アクスルクラッチシステム

・金太郎 (3方開)…(高低2段付4MT)

強力ダンプ機構が頼もしい、力技のキャリイ。

金太郎ダンプの4駆版ですね(*'▽')

■金太郎ダンプWA(2WD)にプラス、またはグレードアップする装備
・デフロックシステム


・KA (3方開)…(高低2段付4MT/EL付5速)

これまたKAの4駆版。装備は4駆専用の共通装備以外は同じですね(^^)v


・KC (3方開)…(EL付5速)

同様にKCの4駆版。

■KC(2WD)にプラス、またはグレードアップする装備
・デフロックシステム


・農繁キャリイ (3方開)…(高低2段付4MT)

正式グレード名称は「農繫キャリイKL」となるようですね(^^)v

KAとKCの中間程度の装備内容ですが、名称通り、農業向け装備に特化してます♪

■KA(4WD)にプラス、またはグレードアップする装備
〇インストルメントパネル

・電子チューニング式AMラジオ(デジタルクロック付)
・シガーライター
・サイドベンチレーター(両側)
〇シート
・プリントビニールレザーシート
・ドライバーズシートスライド(スライド量75㎜)
・運転席シートバックポケット
〇エクステリア
・荷台作業灯
・ツールボックス
・アングルポスト(プロテクター付)
・リヤゲートチェーン
・導板引掛式リヤゲート
〇セイフティ・その他
・バックブザー
・デフロックシステム
・145R12-6PR-LTタイヤ+ホイールセンターキャップ

どうやらボディカラーはホワイト1色のみの模様…特に記載が無いんです…(苦笑)

確かに他の色のキャリイって珍しい気がします。



あぁ~最後までこんな感じのノリがイイですねぇ♪

ってコトでDC51Tキャリイはココから都度改良やグレードの改廃を行いながら1999年(と言っても最初の8日だけ…実質1998年)に更に新規格化された次期型へバトンタッチします(*'▽')

モデルライフが比較的長いコト、耐用年数の長い軽トラ、納屋保管の農家も多々ある為、意外と低走行の上物もこの手は未だに出てきたりしますね(^^)v

そしてハイゼット同様に30年前のクルマとしては比較的安価で何より実用的(笑)

あ…ちなみに自分でしたら2WDのKCを…。

ディーラーオプション扱いとなりますが、最低限エアコンとパワーウインドウの人権は頂きたい(笑)

そう言えば要らないんでしょうけど、パワステなんてワードすら出て来ません(爆)

シンプルで壊れにくいでしょうし、こういう1台を楽しむのも、ソレはソレで良かったりします♪
Posted at 2024/02/18 03:04:46 | コメント(11) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ
2023年11月05日 イイね!

SPARKLING LED EYES.



どうも(^^)v

今回はみん友さんの愛車紹介にアップされているクルマのカタログになります。

う~ん…人生で1㎜のカスッたコトすら無いクルマ…(汗)



5代目ワゴンRスティングレー デビュー時です♪

ってか、キープコンセプト過ぎて4代目と見た目で殆ど分からないんですわ…(汗)

う~ん…ソレ以上は正直話題になるコトが…(苦笑)

さて、そんな5代目ワゴンRは2012年にデビューしています♪

確かに見た目こそ大きな変化は見られない、超・キープコンセプトではありますが、中身はかなり変更され、先代比で最大70kgの軽量化を達成!

そして主に安全面や環境性能で軽初となる新機構や構造が加えられています(*'▽')

で…そんなワゴンRの中でもチョット垢抜けたヤツがこのスティングレーってヤツになります。

元々このスティングレーという仕様は3代目のモデル末期に追加されたのが始まり。

通常のワゴンRに対し、スポーティなマスクで走りを意識したRR、ソコに煌びやかにして豪華にした感じのキャラクターがスティングレーという感じでした(^^)v

コレが4代目になると、RRが廃止となり、通常仕様とスティングレーの2本柱となる訳ですねぇ(*'▽')♪

そんな5代目ワゴンRスティングレーデビュー時のキャッチコピーは…



SPARKLING LED EYES.

チョット顔面に光り物が入ってるもんで、煌びやかにアピールしたキャッチは分かりやすいかなって思います(*'ω'*)

CMに出てたのは…ってか利幅少ない軽のCMに3人起用するって結構ギャラ掛かってません!?

とりあえずCMに出てたのは、山田優、冨永愛、道端ジェシカの3人。



山田優は個人的にジンジャーエールのCMが衝撃的で、CMの雰囲気と曲がスゲェカッコイイなぁ…ってなりまして。

ネットで曲名調べて、クインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」を初めて知った次第…その足でアルバム買いに行った位でして、今でもローレルの中で聴いたりします(*'▽')




一方で富永愛は毎度見る度にノエビアのヤツだと思ってしまう(爆)

つい最近までCMやってたと思ったら、90年代にやってたんですねぇ…(汗)

恐らくゴールデン洋画劇場の合間のCMとかそんなんでしょう。

ジェシカはですねぇ…まぁ置いとこう(爆)

ってかスズキのCMに出る人は何かと事件起こす率が高いアレは何なんだ…(汗)!?

そう言う訳で(どういう訳で!?)今回はモデルチェンジ直後となる2012年9月の内容…ってかもう11年前なんですねコレで…(汗)



ってコトで先代比ほぼほぼキープコンセプト。

よく見れば間違い探しというレベルで違いを見つけるような気持ちです。

大きく違うのはクォーターガラスの形状ってトコでしょうかね…(^-^;

いや…実際にフルモデルチェンジなんで全然違うハズなんですが。

クリアパーツで構成されたフロントグリルと、連なるヘッドランプで一体感を出して煌びやかにしているのが特徴♪

ライバルは当然のようにムーヴカスタムになるんですが、もうこの時代はタントのシェアが強いでしょう…(苦笑)

このレッドメタリック…キレイな色していますね(^^)v



正直、自分の中でワゴンRはCT系で時代が止まっています(爆)

なので、もうワゴンRの質感じゃないですよねコレ…(汗)

15年位前のスズキってダイハツに比べ良くも悪くも軽らしい…というか、鉄板の質やらもペランペランで安っぽく感じたものですが、見た目の質感もかなり高いですね!

テールランプはクリアで、この手のユーザーが好みそうな処理だなぁという印象はあります(*'▽')



インパネはT型っぽい感じの形状で、シルバーのガーニッシュをドアと連ねるコトによって一体感を出すと共に、インパネ上下のシボを変えるコトにより、プラスチック素材を多用しつつも、見栄え質感を出すようにしていますね(^^)v

エアコンのサイドレジスターを円形にするコトにより、ボディカラーが赤の場合、内装とマッチしてイタリアンな雰囲気を感じさせなくもないです♪

個人的に気になるのは、エアコンパネルがやや下方で、パネルの視認性という面ではどうなんだろう?とは思います。

にしても豪華ですよねぇ…軽ってこの時代でもうリッパ過ぎます。

そりゃコンパクトカーどころか、2リッタークラスの普通車を買わなくても都合がイイ訳です。



室内はフラットフロアで快適性も高そうですし、シートもセンターアームレストが装備された、必要にして十分な内容なんじゃないでしょうかね。

ただ…初代の道具感を知ってると、この時代のワゴンRはやはり別物ですね…(汗)



ラゲージは広く、リアシートを畳むと、この通りある程度のサイズでしたら自転車も載っちゃうのです(*'▽')!

ただ、肝心のカタログなのに、この場合の荷室寸法なんてのが一切記載されてませんね…(^-^;

だからこの自転車が何インチでドレ位のサイズなのかが一切分からないのです…。

大体自転車買うとなって、このタイプ買う人なんて少数派でしょ(爆)??

多分ドレミまりちゃんなら確実に載ります(ぇ

ソレとブリヂストンのピクニカやアレックスモールトン辺りなら載るでしょ(笑)

そんな5代目ワゴンRスティングレーデビュー時に搭載されるエンジンは全部で2機種…。



・R06A…直列3気筒660㏄DOHCターボ、VVT、64馬力、9.7kg-m。

ターボな上に可変バルタイ付でCVTも副変速機が付いてるってなれば、かなり高効率で日本の速度域なら十分に事足りる性能なのではないかと(*'▽')

このエンジン…ワークスでしか乗ったコトがありません…(^-^;

・R06A…直列3気筒660㏄DOHC、VVT、52馬力、6.4kg-m。

上記NA版で、通常仕様のワゴンRと同じスペックですね(*'▽')

コレ…何気に初代ワゴンRのNAより馬力こそ低いんですよ(初代は55馬力)

ただ、時代の進歩とは恐ろしいもので、VVTに高効率CVTまで入ってるもんですから、性能は月とスッポンかと…(^-^;



コレらに組み合わされるミッションは、全車副変速機付きのCVTとなります(*'▽')

都合によってCVTのプーリー比に加え、副変速機でギヤ比を上手く変えれますし、回転数によってVVTでカムが切り替わる訳ですから、初代と較べて走らない訳がありません(笑)

また、足回りは、フロントがストラットでリアはスズキならではのITLという定番。



この5代目では軽初となるエネチャージを採用♪

減速時にオルタネーターで発電した電気を専用のリチウムイオンバッテリーへ充電…ソコから各電装品へ電力供給するコトにより、燃費向上を図ろうと。

けどさ…エネチャージって聞いちゃうともうコレが真っ先に脳裏に出てきます…。




オレのRが
死んでゆくー

湾岸読者ならご存知の、フラットレーシング黒木のパロディ(爆)

エネチャージが死んだトコでこんなブローしないんですが…(笑)

チェックランプ点灯して自動不能になって電装品が死ぬんでしょう…(笑)

また、燃費対策は徹底してまして、アイドリングストップもアクセルを離しての減速時、約13km/h以下でエンジン停止をします…コレも何気に軽初。

思えばこの時期、各社アホみたいにアイドリングストップを採用していましたが、専用バッテリーは高価な上、ライフサイクルも短いので、廃棄されていくバッテリーが増えるという悪循環…(汗)

しかも、実際に信号待ちでしっかりと低燃費に貢献する可能性は低い訳です。

確かエンジン停止から13秒位でしたっけ??それ位エンジン停止しないと効果が出ない上、信号待ちと言っても交差点を曲がる為にステアリングを切って止まるとアイドリングストップがキャンセルされるので、あんまり実効果が出ないんですよね…(汗)

トドメに始動頻度は上がるから、バッテリーは短命で終了するわでロクなコト無いんですよ…ホント。

多分背景で政治的な動きがあったんじゃないですかね??

若しくは排ガス試験モードだけでイイ成績を出したいが故の過剰且つ机上の空論ばかりの燃費向上技術を求めた結果。

ココ1~2年でやっとこの呪縛から解放され、各社アイドリングストップ採用車が軒並み消滅して行ってます…実にイイ傾向。

アイドリングストップなんざ、やりたいヤツが自身の意思で勝手に信号待ちでやってりゃイイんです…信号の待ち時間や、周囲の車両の停車状況等で、一番アイドリングストップをベストな判断で出来るのは人間なんですから。



で…このアイドリングストップなる悪行(だと個人的には思ってる)で、出来た副産物がこのエコクール♪

コレも軽初で、エアコンのエバポレーターに蓄冷剤が入ってるんですね(*'▽')

つまり通常のエアコン稼働時に、この保冷剤をキンキンに冷やしておいて、信号待ちでエンジンが止まった際、この保冷剤を利用して冷たい風を一時的に出してやろうと…。

この発想は面白いと思いますね(*'▽')



また、ボディにはこれまた軽初で、Aピラーに980Mpa級の超ハイテン鋼を採用するコトにより衝突安全性能の向上と車両の軽量化を実現!

この辺りも年々進化してるトコだと思います…確か現行のステップワゴンとかって1500Mpa級のヤツを使ってんじゃなかったかな…(^-^;

クルマは昔より確実に重くなりました…法規的なモノや、ニーズの変化による電装品の増加なんてのも理由に挙げられますが、衝突安全性能向上による骨格の強化や、より剛性の高い各種パーツの最適化(昔のパーツは弱い故に軽かった…なんてのもあります)、で重量増になったモノもある訳です。

つまり、ムダに重くなった訳では無く、必要とならざるを得ない性能確保の為に敢えて重量増に繋がっている箇所もある訳ですね…(全部とは言わん)。

一方で、その重量増を他の部分で削る為に昔より軽量化が進んでいる部分も沢山あったりします…電装品ですと、ハーネスの細径化や、ボディで言うとこのハイテン鋼の採用とかです(*'▽')

ただ…スズキも含め、最近のクルマは削り方が結構エゲツ無いですね…(苦笑)

エンジンルーム周りなんて、ホイールハウスの鉄板無くして、プラのインナーフェンダーが丸見え…なんてクルマがこの頃から多くなりましたもの…(笑)



で…今や義務化された横滑り防止装置…ESPは当然まだこの時代はオプション。

そう考えると11年だかでクルマは結構変わってるんだなって思います。



装備としては、キャッチコピーでも謳う、LED EYES…なるもの。

カタログ確認して思わず2度見した事実…。

ヘッドライトはディスチャージ(爆)

LEDなのはヘッドライト横のクリアランスランプ?みたいなのと、フロントグリルのイルミがLEDというオチ。



しかしまぁ贅沢な話でして、通常版のワゴンR含め、全車フルオートエアコンが当然のように標準装備だったりするんです…外気温表示もありますね…いやスゴイ。



で…この辺りも近年のクルマって感じですよね(笑)

エコスコアでの点数表示や、インフォメーションディスプレイ、そしてターボ車はパドルシフトを装備する辺り。

セルボモードはアルトより豪華だなぁ…残照式ルームランプだぁ♪

なんて言ってた時代ともう全然違うのです…(汗)



当然のようにキーレスどころか、プッシュスタートでスマートキー♪

更に連動で格納するミラー。



収納もこのように豊富で、中でも助手席シートアンダーボックスは初代より続くワゴンRのDNAとなっております(*'▽')

運転席インパネポケットのスマホが今より厚いですね…この辺りが年代を感じる箇所…でしょうか…(^-^;



で…グレードはスティングレーシリーズというコトもあり、全部で2グレード。

・X (2WD/4WD)…133万3500円/145万1100円

スティングレーのNA仕様となります(*'▽')
CDプレーヤー装着車もありまして、コチラは2万1000円高。

■Xの主な装備
・ミスト付フロント間欠ワイパー
・リアワイパー
・ヒーテッドドアミラー(4WD)
・ヒルホールドコントロール
・ディスチャージヘッドランプ
・マルチリフレクターフォグランプ
・オートライト
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ(4WD)
・リアヒーターダクト(4WD)
・運転席シートヒーター(4WD)
・フルオートエアコン(カテキンエアフィルター付)
・エコクール
・6スピーカー
・キーレスプッシュスタートシステム
・電動格納式リモコンドアミラー
・自発光メーター
・マルチインフォメーションディスプレイ
・本革巻ステアリングホイール
・チルトステアリング
・サテンメッキエアコンルーバーリング
・エコドライブアシスト照明
・タコメーター
・外気温計
・残照式3ポジション前後ルームランプ
・可倒式アシストグリップ
・運転席・助手席バニティミラー
・メッキインサイドドアハンドル
・ピアノブラック調ドアアームレスト
・ファブリックシート表皮
・助手席前倒し機構
・運転席シートリフター
・左右独立リアシートスライド&リクライニング機構
・ワンタッチダブルフォールディングリアシート(分割可倒式)
・助手席シートアンダーボックス
・全面UVカット機能付ガラス
・スモークガラス
・LEDイルミネーション(ヘッドランプ、フロントグリル)
・LEDリアコンビネーションランプ
・セキュリティアラームシステム
・エネチャージ
・アイドリングストップシステム
・イモビライザー
・155/65R14タイヤ+アルミホイール

▲Xの主なオプション
・ESP


・T (2WD/4WD)…149万6250円/161万3850円

恐らくターボのTでしょうね(笑)
文字通りの?ターボグレードで、CDプレーヤー装着車は同じく21000円高。

■Xにプラス、またはグレードアップする装備
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
・リモート格納式電動リモコンドアミラー
・オーディオスイッチ付本革巻ステアリングホイール
・パドルシフト
・LEDサイドターンランプ付ドアミラー
・165/55R15タイヤ+アルミホイール



で…ボディカラーは全部で6色。

自分でしたら、イメージカラー通りのフェニックスレッドパールのTを…。

コレのCDプレーヤー装着車って感じでしょう(*'▽')



で…どうやらワゴンRのアプリなんてのもあったらしい…多分もう無いでしょう。

恐らく、車両を360度視点で確認したり、各種ディーラーオプション装着時のシミュレーションが出来ちゃうとか…そんなんでしょう…(苦笑)

個人的には、ワゴンRに乗ったディカプリオが、お嬢さんのパンツを白かイチゴか当てるゲームとか入ってたらツボなんですけど…(爆)

さて…そんな5代目ワゴンRは2017年まで販売された後、現行の6代目へ…。

最近はスーパーハイトワゴンが主流になっちゃって、この手のトールワゴンは余り売れてない…若しくはシルバーの廉価グレードが高齢者の足で好評みたいなイメージしか無いですね…(汗)

嘗ての道具感も今や皆無ですしね…(苦笑)

で…ライバルのムーヴはモデルチェンジの話題も出てますが、アチラはどうやらスライドドアになるようで…。

と…なると、ワゴンRもスライドドアになっちゃったりするんでしょうかね!?

軽自動車がますます本来の「軽」では無くなってってますね…現代のニーズに合わせた仕様で売るのが、メーカーとしての使命なのでソレが正義になるのでしょうが。
Posted at 2023/11/05 15:52:52 | コメント(6) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ
2023年09月30日 イイね!

出会ったその瞬間、走らせたくなる。



どうも(*'▽')

今回も引き続きリクエスト頂きましたカタログを…。

乗ると軽快で楽しいクルマですよねコレ(*'▽')



初代アルトラパン SS (2型)です♪

コレはマニュアルもオートマも乗りましたが、似て非なるキャラクターという感じでしたねぇ(*'▽')♪

ただ…ただですよ、当時このクルマが出た時に思ったコトが1つ…。

なんでアルトワークスを出さない…(汗)!?

結果まずはソコだろ??って毎度思ってました。

だってねぇ…アルトワークスが無くなった後にKeiワークスが出て、そしてこのラパンSSが出てきた…。

いやいや…まずは出すなら本家だろ?アッチのが断然軽量だ!しかしナゼ出さない??って。

結果としてこのラパンSSから約10年後にアルトワークスが見事復活した訳ですが、コレが全く人気が無くて売れないかと思ったらそうでもなく、コレが意外と見かけるんですから、やっぱりアルトワークスで出すべきだったんだと思ってます。

そして現行型でまた消滅しちゃったよ…どうにかならんのか??

代替ユーザーのパイをメーカー自ら放棄しちゃってる…ジムニー一辺倒ってのも勿体無いねぇ…(*_*;

ってコトでそんなアルトラパンは2002年にデビューしています♪

この2002年時点のアルトって完璧にシニア向け、又は事業用車。

若い姉ちゃんが可愛く乗れる感じで出したのがこのラパン…フランス語でウサギ。

実に分かりやすい見た目・ネーミング、可愛らしいボディカラー・インテリア、取り回しやすさもありソコソコ売れたもんです♪

で…2003年に2型への一部改良が入る訳ですが、ソコでどういう訳か、一気に男性用という感じで走りに振ったSSが追加されるコトになります。

そんなラパンSSのキャッチコピーは…



出会ったその瞬間、走らせたくなる。

まぁ間違いなく標準車のラパンで使わないキャッチでしかない(笑)

ちなみに「SS」って何の略なんだろう??って思ってました…。

「スーパー・スポーツ」「スズキ・スポーツ」「スペシャル・セレクション」「スーパー・スピリット」…まぁ色々考えられる訳ですが…。

どうやら「ストリート・スポーツ」の略らしい。

と…いうコトで、各所に専用装備が与えられたスポーツ仕様のラパンです♪

今回のカタログは2004年4月の内容で、どうやら車両の変更が入った訳でなく、浜名湖万博の宣伝が入ってるので、その為に新たに発行したカタログのようですね~。



ってコトで専用に与えられた丸目のフロントマスクを持つのが特徴♪

ハニカムグリルでスポーティな出で立ちに加え、丸型ミラーや専用のSSエンブレムで、その雰囲気はドコからしら60年代のカフェレーサー的な雰囲気があります(*‘ω‘ *)

元々が直線基調のデザインに愛嬌のある丸目のフェイスってのがレトロ感が漂う要因かと。



一方でリア周りは通常モデルとリアバンパーのナンバーポケット横辺りのプレスが違う位ですかね。

ホイールは専用の14インチ…なのでまた雰囲気がノーマルと少々違います。



インパネはノーマルのラパンと大きく違わず、外観通りの雰囲気がある直線基調なデザイン。

エアコンパネルもダイヤル式だったりで、全体的な操作性は良好!

こんなスポーツキャラでコラムオートマなんかい!?ってなるかもしれませんが、60年代半ばの国産車って…まぁマニュアルの話なんですが、フロアよりコラムの方がスポーティと捉われいる時代がありましたので、その辺りを踏まえると、60年代のカフェレーサー的な感じで行くのならコラムでも悪くは無いし、寧ろソレらしい往年の雰囲気が出るのかもしれません(^_-)-☆



シートはSS専用のバケットシートで、各種トリムもシックな感じに。

リアシートはどうやらそのままノーマルと変わらず…結構平板なタイプで、スポーツという趣旨には合わない感じ。

最もアルトワークスもリアシートは座る為だけにあるようなモンでしたから、こんなもんで十分なんでしょうけど…(笑)

そんなラパンSSに搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・K6A…直列3気筒660㏄ツインカムターボ、64馬力、10.8kg-m。

この時代のスズキの軽では定番のK6Aターボで、スペックも特別に何かしらのチューニングが入ってる訳では無いようですね~。

マニュアルとオートマで燃費の差が大きいって印象が強い…(^_^;)

車重は800㎏ソコソコなんで、この時代の軽にしてはソコソコ速いですね(^_-)-☆

ただ…90年代半ばのワークスはもう反則レベル…アレはマジで速い…(汗)



コレに組み合わされるミッションはフロアの5速マニュアルと4速のコラムオートマ。

マニュアルは軽快でキビキビ♪

一方オートマはオットリした印象があるものの、ツアラー向きという感じです(*'▽')

足回りはフロントがストラットで、リアがスズキ定番のI.T.L。



装備としましては少し話題にしましたが、丸型の専用ドアミラーや、フォグランプ、サイドにも専用のSSエンブレムが装着されます(*'▽')



ソレとコレも話題にしたか…14インチアルミにマフラーカッターも装備!



助手席インパネ上段に引き出し式のボックスがあるのはベースのラパン同様♪

後はタコメーターが装備されますが、元々アナログ時計が装備されているトコに入るので、かなり小径のタイプになります。



チョット驚いたのは、このクラスで6スピーカーっていう…(汗)

自分はSS云々よりも、スズキがこのクラスでこんなトコにコスト掛けるんだ!!

ってのには驚きましたね…てっきり4スピーカーだとばかり…(苦笑)

ちなみにラパンSSは2駆と4駆があるだけで、基本的にモノグレードとなります。

■ラパンSSの主な装備
・ヒーテッドドアミラー(4WD)
・リアワイパー
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
・ミスト付間欠ワイパー
・クラッチスタートシステム(MT車)
・カテキンエアフィルター
・オーディオレス+6スピーカー
・電波式キーレスエントリー
・運転席シートヒーター(4WD)
・ルーフアンテナ
・MOMO製本革巻ステアリングホイール
・盤面発光メーター(明度調整式)
・ホワイトメーターパネル
・タコメーター
・シルバーメーターベゼル
・メッキ調エアコンルーバーリング
・シルバーインパネ&センターガーニッシュ
・運転席バニティミラー付サンバイザー
・ニードルパンチフロアカーペット
・スポーツバケットシート
・運転席ランバーサポート
・リアシートリクライニング
・マフラーカッター
・UVカットガラス(フロントドア)
・スモークガラス
・165/55SR14タイヤ+アルミホイール



ボディカラーは全部で5色。

自分でしたらスペリアホワイトの5速マニュアルって感じですかね(^_-)-☆



で…コレがオプションカタログ。

ベースのラパンも含まれるので、正直SS専用カタログよりもページ数が多い(笑)



ビレットスタイルだなんて…こんな仕様あったんです(^_^;)!?

ソレにしてもなんだか少々不気味なフロントマスクですね…(汗)

恐らく装着率は低いんでしょうけど…(^_^;)



エアロメーカーとのコラボですと、ジアラバージョンなんてのも。

コレもラパンの持つイメージ…雰囲気とはややかけ離れてるかなぁ…。

しかし1回位は見たような気がします。



で…今回のお題であります、SSはこのようにリトルレーサーというタイプでフルキットを設定。

確かに自然な感じでいかにも純正というクオリティ♪



更に当時の三菱とかでも設定があったレカロシートもあります(*'▽')

シフトレバーはステアリングと合わせてMOMOですね(*'▽')



コチラは各種メッキ&メタリック系パーツ。

この辺りはまだ自然…いや…このウォッシャーノズルカバーはクセが強ぅらっしゃる(爆)

カウリングトップガーニッシュは個人的にイイかなって思うパーツ。

標準は無塗装樹脂なので、恐らくココは経年で白化しますからねぇ…。

ボロ隠し的な感じで…(爆)



ウインカー付ドアミラーはF50シーマが日本初…ココから各車オプションとかで普及していきました(*‘ω‘ *)

今ではメジャーなアイテム。



ストライプテープは各種このような感じでご用意♪

ダイハツ程では無いにしろ、ソレでも種類は豊富な方。

SSのヤツなんてやっぱり60年代のカフェレーサー的な感じを意識してますよね!

メッキのフロントグリルもイイですね…恐らくレアパーツでしょう。



各種このような感じで定番のインテリアパーツもありますね(*'▽')

SSなら標準のシルバーでイイでしょう…若しくはウッドにしてオールドミニのような雰囲気を出すのも悪くないですね(*'ω'*)



シートカバーも各種ありますが、ラパンらしいウサギマーク仕様もあり。

但しSSはシート形状が違うのでNGですね…(^_^;)



で…ココから出てくる出てくるウサギアイテム。

ウェットスーツ生地のラゲッジマットもこんにちわ。



スモールランプ連動のELイルミネーションもソソります♪

こういう光物は好きです…多分レアでしょう。

その他、フットランプや残照式ルームランプもあります!



結構アイテム豊富ですねぇ…スマートキーにコーナーセンサーもありますよ(*'▽')

ただ…スマートキーってコレはダイハツと共用な気がする。

多分同じ…。



ラパングッズは豊富に用意!

エンブレムにマウスパッド…キーホルダーからトートバッグまで!

そして携帯に取り付けるアンテナリングなんて時代を感じるアイテムです(笑)

わざわざ「ラパンに乗ってます」なんて自信満々にコレを取り付けるのだろうか…どうなんでしょ??



Tシャツにエプロン、シートクッションまであるんですよ…コレには驚いた(笑)

全部コンプリートして、Tシャツとエプロン姿でラパンの集まりに行ったら…

最早ネタでしょう…(笑)

ただ…コレからこの年式も旧車系イベントにエントリー出来てくる時代になると思いますので、こういうのもプレミアアイテムと化するでしょう。

ラパンはファンが多いですし、多分間違いない。

オマケ



2002年のモーターショーでスポーツトラックなんていうコンセプトカーがあったんだそうです♪

現実的にコレでトラックが販売されるとは考えにくいでしょうが、このフロントグリルと丸目のライトから、恐らくコレは後々SSが登場するに向けての伏線だったのかもしれませんね(*'ω'*)

しっかし…こんなの出たらネタでしょうね…間違いなくマニア向け車両として、マー坊並みに人気が出るかと…(笑)

さて…そんなラパンSSですが、SS自体は初代のみで終了…その後、ラパンでSSが復活するなんて話題すら出てきませんね…(^_^;)

ちなみに、初代最終6型のラパンモードは、エンジンがSSと同じK6Aのハイプレッシャーターボになってるそうです…。

おぉ…だとしたら自分はいかにもソレらしく無いラパンモードの6型の方が好きかもしれません…(笑)

そのスリーパー感も何気にツボだったりするんですよねぇ(笑)

ちなみにもうこのラパンSSもマニアアイテムでしょう…それなりにマニュアルだったら相場も高いかと…(汗)
Posted at 2023/09/30 20:07:18 | コメント(14) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ
2023年08月24日 イイね!

心解き放つ場所へ。



どうも(^^)v

今回も相変わらず「失敗車」をお題としてカタログのアップをしています。

コレは失敗…というより単純にどうもピンと来ないってのが正解…(苦笑)

ってコトで…



4代目エスクード 2型です♪

エスクードってモデルチェンジする度にキャラクターが薄まると思うのは自分だけでしょうか…(汗)!?

正直あんまりテレビを見てなかった頃だからか…全然CMの記憶すらありませんが、歌ってるのがB'zってのに驚いたのと、何気にこの翌年は久保田利伸がCMキャラクターまでやってるんですね…(汗)

シャウエッセンばっかりだと(ぇ

で…このエスクードに関しては全くピンと来ないのです…(泣)

さて、そんな4代目エスクードは2015年にデビューしています♪

歴代伝統のフレームボディを捨て、初のモノコック化、そして先代より5ドア比で25cm程度ダウンサイジングしたコト等により、約400kgの軽量化…とはなっているものの、そもそもの求める内容が同じ「エスクード」という名称だけで違うモノになってますね…(^-^;

どうやら誕生後2年間は先代も併売されてたようですが、ぶっちゃけ自分はそんなコトを全然知りませんでした…(爆)

そして初めて知ったんですが…

ハンガリー産…つまり輸入車。

しかも販売目標台数は年間1200台。

売る気無いじゃないですか…(汗)

SUV人気の昨今にしては、やけにやる気が無い…なのにCMは妙に金掛ける…(爆)

で…当初は1.6リッターのみで、途中から1.4リッターターボを追加。

2018年に今回アップする2型となり、エンジンは1.4リッターターボのみ。

そして内外装の変更と各種安全装備の見直しが入っています(^^)v

そんな4代目エスクード2型のキャッチコピーは…



心解き放つ場所へ。

難しいですねぇ…自分の心解き放つ場所ですか…(汗)


トイレでしょうか…(爆)??

全力で解き放ちます(爆)

かと言って最寄りのトイレへ行く為にわざわざエスクードに乗り換えるのも…(ぇ

今回は2型になった直後となります、2018年12月の内容となります。



ってコトで、この2型でフロントグリルやバンパーを含めデザインを変更。

自分はサッパリでしたが、確かに写真で見比べるとデザインがやや複雑な感じに。

自分はまだシンプルな1型の方が好み…イメージカラー含め。

デザイン上で最大の特徴は、初代をモチーフとしたクラムシェルフード。

確かにフードの横側がシャープな感じで、言われれば初代の面影があります(^^)v



車体のゴツさに対し、ホイールがやや小さく見えますね…けど17インチ。

バックランプはバンパー下方中央に1灯ありますが、正直このクラスでココは安っぽい感じが…(^-^;

ソレと、エスクードって例えモノコックになれど、オフロードに強いシティSUVという印象が自分にはあるので、このようなレンズ類を低い場所に配置にするのはどうも機能的にも…う~ん…と…(汗)



インパネはこのクラスとしては珍しくアナログ時計を採用♪

どうやら2型で時計のデザインも変わったようですね(^^)v

その他は最近のクルマの中では飛び抜けて斬新でも無く、オーソドックスな内容。

ただ、写真で見る限りでは、スズキの軽っぽいチープ感なんてのはありませんね♪



シートは本革とスエード調のコンビシートが標準!

デザイン自体は今時の流行りに乗ってオシャレ…自分は好きですね(*'▽')!

そんな4代目エスクード2型に搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・K14C…直列4気筒1400㏄DOHCターボ、136馬力、21.4kg-m。

ブースタージェットエンジン??なんのコトやらと思えば、どうやら直噴ターボエンジンというコトだそうで(*'▽')

スイスポと同じエンジンで、2100~4000rpmで最大トルクを発揮するフラットトルク型♪

恐らく気付けば速いタイプなんですかね(*'▽')??

車重もこの手としては軽量な方に入る1220kg…実用性で何ら不満も無いかと♪



コレに組み合わされるミッションはパドルシフト付の6速オートマのみ。



足回りは、フロントがストラットで、リアがトーションビーム。

駆動方式は4駆のみとなってます(*'▽')

この4駆が、オールグリップと呼ばれるシステムを採用。

要はこれまた今じゃ当たり前の電子制御4WDで、オート、スポーツ、スノー、ロックと4つのモードをダイヤルで切り替えるコトによって、駆動配分やらを変化させ、どんな路面でも走りやすくしてやろうって訳です。

個人的にこの手はゴマカシな制御の塊だなって印象が強いですけどね…(苦笑)



安全装備としましては、今時の衝突被害軽減ブレーキなるヤツやらは当然装備。

この2型でブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックアラートが新たに装備されました(^^)v

この2つの機能は、リアバンパーの左右内側にセンサーが内蔵されてまして、斜め側方に速度差が一定以上ある金属物を感知して…つまり向かってくるクルマに対してセンサーが反応して、警報を出すという理屈です。

コレを2018年の時点で標準装備してくるのは結構頑張ってますね(^^)v

このセンサーはどうやら他のセンサー類より高価なようで、大概オプション扱いだったり、他の安全装備に対し、遅れて装備されてきた印象があります。



装備としましては、急な下り坂でブレーキを踏まなくても、低速で制御し、ゆっくりと安全に降坂可能なヒルディセントコントロール。

また、登坂でブレーキペダルから足を離しても、2秒間ブレーキを保持する、ヒルホールドコントロールなんてのも装備します(*'▽')

下り側の制御は、ブレーキアクチュエーターから送る油圧を活用した内容で、ココ20年位のSUV系に装備されてるコトがあります♪

また、登り側の制御もブレーキアクチュエーターで油圧を保持しますが、コレは意外と古く、アナログ制御だと思いますが、40年前から同様の機構があります。



メーターパネルは、中央にカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイ♪

オールグリップの各モードでのアニメーション機能が何気にゲームっぽい感覚で自分は好きですね(笑)

なんなら、イグニッションON時のみ、ステアリングスイッチを利用してミニゲームなんて出来たら面白そうですが…(笑)



シートヒーターは運転席と助手席にそれぞれ装備♪

温度調整は2段階で、コレは冬場に重宝しますよ~(*'▽')!



で…グレードはなんとモノグレード!

ボディカラー以外はメーカーオプションすらありません(爆)

・エスクード (6AT/4WD)…265万8960円

■主な装備
・両席&カーテン&前席サイドエアバッグ
・デュアルセンサーブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・車線逸脱抑制&警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・ブラインドスポットモニター
・リアクロストラフィックアラート
・アダプティブクルーズコントロール
・LEDヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構付)
・オートライト
・雨滴感知&ミスト付間欠ワイパー
・リアワイパー
・ヒーテッドドアミラー
・オーディオレス+6スピーカー
・電磁式バックドアオープナー
・運転席&助手席シートヒーター
・本革巻ステアリングホイール
・チルト&テレスコピックステアリング
・マルチインフォメーションディスプレイ
・センタークロック
・本革&スエード調シート
・ルーフレール
・全面UVカット機構付ガラス
・遮音機能付フロントガラス
・スモークガラス(リアドア、リアクォーター、バックドア)
・215/55R17タイヤ+アルミホイール



コレにボディカラーは全6色。

個人的には、この2型で追加された…

アイスグレーイッシュブルーメタリック ブラック2トーンルーフ

長い…長いわ…(汗)

どうも結局こういう系統のボディカラーを好む模様(爆)

で…そんなエスクードは未だ現行モデルとなりますが、2021年に一旦販売を停止。

販売停止から7か月後の2022年4月に、今度はこの1.4ターボが廃止され、1.5リッターハイブリッドの3型になってます(*'▽')

NAからターボ…そしてハイブリッドと、年代でココまで変わるのも珍しい(笑)

しっかし、年間販売目標が1200台だけあって、登場から8年経つのに滅多と見かけませんね…(汗)

今は無きスプラッシュに、このエスクード、後は確かイグニスもハンガリー産でしたっけね…?

ソレにコレも確か無くなったインド産のバレーノ。

この手の海外生産系はどれも売る気が無いのか、ホントに見かけませんし、知名度も今一歩…。

やっぱりエスクードは初代のイメージが強いよなぁ…(汗)
Posted at 2023/08/24 13:08:55 | コメント(9) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ

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「例年通りですが、年始年末の挨拶やってたらキリが無いんで、その旨のコメントを頂かない限り省略してます…ご了承を…。」
何シテル?   12/31 21:57
愛車はC33ローレル、E24キャラバン、ZVW52プリウスPHV 登場から既に30年を超えてしまったC33ローレルをメインとして活動しています♪ プ...

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