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2023年08月06日 イイね!

このクルマは、スポーツを呼吸している。

どうも(*'▽')

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります(*‘ω‘ *)

お題は「失敗車」な訳ですが、リクエスト分はコレで終了となります…。

コレ…クルマの出来はホントにイイんですよね(*'▽')

ってコトで…



初代スイフトスポーツです♪

コレ…何が失敗ってメーカーの認識です…もうソレだけ(爆)

数年前に歴代スイフトスポーツをスズキがホームページ上にアップしたんですよ。

その際に初代にカウントされてなかったという…(苦笑)

2代目が初代という扱いに…しかも公式ホームページで…(汗)

どうやらホントか分かりませんが、最近知った話では、どうもコレはスイフトの「スポーツ」という1つのグレードなので、メーカーとしては初代としてカウントしないらしく、一般的に思う2代目以降は「スイフトスポーツ」という車名で出してるからメーカーとしては初代という扱いになってるとかならないとか…。

しかし、コレはホントなんでしょうかね…(^_^;)!?

どっちにしろメーカーがどうアナウンスしようと、実に紛らわしい話ではありますが…。

さて、そんな初代スイフトは2000年にデビューしています♪

Keiの普通車版という感じですが、基本骨格は別のようで、ドア及びサイドメンバーの外板が流用なのでそう見えるんだそうです。

立ち位置としては、スズキのコンパクトカーの中でもとにかくお買い得感を出しまくったクルマというイメージしか無いですね…(苦笑)

泣く子も黙る79万円…正直安さ位しかアピールポイントが無いんですよ…いや…(汗)

そして2003年の一部改良時、このスイフトスポーツが追加されます。

WRCのエントリー版となる、ジュニアWRCに参戦するコトにより、言わばモータースポーツベースとして登場した背景があります。

ちなみに海外での車名はイグニス…。

いや…今もスイフトは当然あるけど、別車種でイグニスも展開されてる訳で、海外のネーミング事情を知ってる側からすると実にややこしいんですわ…(苦笑)

そんな初代スイフトスポーツのキャッチコピーは…



このクルマは、スポーツを呼吸している。

そりゃそうでしょう…もう名前からしてスポーツって出してるんですから(爆)

今回はそんなスイフトスポーツが追加された直後の2003年6月の内容になります。



さて、そんなスイフトスポーツは見た目からして結構手が入っていて、泣く子も黙る79万円がまるでウソのように別格のクルマとなってます(*'▽')

尚、ブリスターフェンダーでワイド化されていますが、ソレでも全幅は1650㎜と5ナンバーサイズ目一杯でも無く、非常にコンパクト!!

全長も僅か3650㎜で、ボディサイズから見てもムダな感じがありませんね(*'▽')



リアから見ますと、テールランプの配置…というより、クォーターパネルも共通なので、ベースKeiまんまですよね(笑)

で…この初代モデルは後のヤツと較べると非常に腰高に見えるんですよね…(^_^;)

まぁラリーベースってのもあるんだとは思いますが、最低地上高も160㎜とやや高め。



インパネのデザイン、クオリティは「あぁ~スズキだなぁ~」って感じでして、軽のクオリティのままワイド化。

まぁ安っぽいと言えば安っぽいかもしれませんが、モータースポーツベースとして考えると全然気になりません(*'▽')



しかし、シートは結構凝ってまして、専用のレカロが入ります!!

骨格はスズキが設計したモノになりますが、表層等のチューニングをレカロがやったようですね(*'▽')

ちなみにこのクルマ…なんと新車時価格が119万円!!

この価格でレカロ2脚入った上に色々と専用チューンになるんです…(汗)

そんな初代スイフトスポーツに搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・M15A…直列4気筒1500㏄DOHC、VVT、115馬力、14.6kg-m。

歴代唯一の1500㏄!!

素晴らしい!!

テンロクじゃなくて敢えてのテンゴってのがイイですよね…税金が安い(笑)!

しかも車両重量は僅か930㎏!!

コレで遅い訳が無い♪



ベースエンジンが圧縮比9.5に対し、11.0のハイコンプレッション!!

更に鍛造ピストンが採用されている上に、低フリクションを目的としてモリブデンコーティングまでされてます(*'▽')

インマニも軽量化の為、アルミ製から樹脂製に…。

VVTも採用されてるので、コレがホントに下からトルクはあるわ、上まで回るわでホントに楽しいんですよコレ♪

で…コレに組み合わされるミッションは5速マニュアルのみ。



足回りはフロントがストラットで、リアがI.T.Lというスズキならではの方式。

ブレーキも当然ながら4輪ディスク♪

アルミホイールは後のアルトワークスに流用されてますね(*'▽')



先程の写真からも分かる通り、日本のベースには無い3ドアボディ。

ココもイイですよね(*'▽')

この後のスイスポは5ドアしかないですしね。

もう正真正銘のホットハッチ…更に昔のワードで言うとボーイズレーサー。

いや…もうドッチも死語か…(汗)



装備としましては、クルマがクルマなので、特に珍しい機構、ギミックというのは無いですね…(^_^;)

但し、メーターはこの時期位からですが、このクルマにも240km/hメーターを採用。

それまでは自主規制だかで180km/hメーターでしたからねぇ…。

ただ、法定速度上ソコまでの表示は無意味、更に言うとメモリが細かくなるので視認性は悪くなる訳ですが、演出上としてはなんかウレシイですよね…(爆)



後はディーラーオプション扱いになりますが、メッシュのフロントグリルや、3連メーターなんてアイテムがあります(*'▽')

で…装備は以下の通り。
意外と充実してるんですよ。

■スイフトスポーツの主な装備
・防眩式ルームミラー
・フロント間欠ワイパー&リアワイパー
・クラッチスタートシステム
・エアコン(抗菌処理タイプ・カテキンエアフィルター付)
・オーディオレス+2スピーカー
・挟み込み防止機能付パワーウインドウ
・パワードアロック
・電波式キーレスエントリー
・電動格納式リモコンドアミラー
・本革巻ステアリング+シフトノブ
・カーボン調メータークラスター&インパネガーニッシュ&シフトガーニッシュ
・メッキインサイドドアハンドル
・レカロシート
・UVカットガラス(フロントドア)
・スモークガラス
・マフラーカッター
・185/55R15タイヤ+アルミホイール



コレにボディカラーが4種類という感じです。

自分でしたら、やはりメインカラーのイエローでしょうか(*'▽')

さて…そんな初代スイフトスポーツは初代のモデル途中でデビューしたコトもあり、販売期間は僅か2年と非常に短命でありました…(泣)

しかも、このクルマ…当時からCMも特に打たなかったので、こんなにイイクルマにも関わらず非常にマイナーな存在のままでしたね…(汗)

泣く子も黙る79万円のCMは大概流してたクセに…。

コレ…個人的には失敗車というよりも、メーカーのご都合で特にアピールもされず(恐らく売る気すら無かったとしか思えない)、失敗車扱いに葬られた感じしかしません…(汗)

いや…乗ればホントにイイクルマなんですよ…やや重心が高い感じは残りますが、キビキビ走ってホントに身軽…楽しいんですから!
Posted at 2023/08/06 15:26:05 | コメント(13) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ
2023年05月13日 イイね!

クルマが好きで好きでどうしようもない!



どうも(*'▽')

今回からしばらく、みん友さんの愛車紹介にアップされてるクルマのカタログ特集となります。

まずは四国のみん友さんですね…他のSNSではお見掛けしますが、みんカラの方ではご無沙汰ですね…(笑)

ってコトで…馴染みは正直無い車種…



8代目アルトターボRSです♪

未だにこの型はカッコイイと思います(*'▽')

ただ…通常のアルトとワークスは乗ったコトあるんですが、このターボRSは未だに縁が無く…(汗)

とりあえず、デビュー前にネット上に出た写真を見た時点で、コレはイイな!と。

ハコスカみたいなフロントマスクなのもあって、早速旧車仕様のコラ画像が出てましたね当時(笑)

で…デビュー直後に試乗。

この時は見た目は好みだけど、さすがに乗り味は昔ながらのシンプルな軽のアルトだなと思った次第。

で…今回のターボRSが遅れて出てきた時は、マニュアルの設定が無かったので今一つピンと来なかったんですよ…(^_^;)

とりあえずその時、自分ならず皆さんも思ったコトでしょう…。

多分ワークスが復活するんじゃね?って(笑)

案の定…予想は的中して、ワークスは買ってもいいかなレベルで試乗しに行きましたが、アレはもう絶品でしたね(*'▽')!!

ただ…やはり当時の自分にとって通勤費が出ないのが痛手だったのでした…(苦笑)

さて…そんな8代目アルトは2014年12月にデビューしています♪

「原点回帰」という考えの元、初代を意識したそうですね(*'ω'*)

また、デザインはA31セフィーロやプレセア等を日産で手掛けた後に、アウディ等もデザインした和田智さんが関与したらしく、ソレまでのアルトエコのようなイマ一つキャラクターが立たない感じから、クリーンで分かりやすいデザインになってます(*'▽')

そして、発表から4か月後の2015年3月に今回のターボRSが追加されます♪

アルトにとっては実に14年ぶりのターボ搭載で、改めて軽スポーツのアルトが戻ってくるカタチとなりました(*'ω'*)

そんなアルトターボRSのキャッチコピーは…



クルマが好きで好きでどうしようもない!

なんか分かります…この型のアルト自体、もうクルマが好きな人が手掛けただろうという内容がビシバシ出ていますので…(笑)

今回のカタログはターボRS登場直後の2014年4月の内容になります。



と…いう訳で、カタログの写真からしても躍動感が出てまして、いかにも走るクルマなんだという内容ですよね(笑)

通常のアルトのように、ハコスカのようなフロントマスクも健在♪

ヘッドライト周りの「めがねガーニッシュ」なるパーツはターボRS専用のメッキ仕様!

チョットガイコツっぽく見えなくもない(爆)

しかし、今見てもホントにイイデザインですよねぇ♪



元々のアルト自体もソコソコスポーティな感じはあるんですが、ターボRSはスポイラーが装着され、専用バンパーも入ったりするコトから更にスポーティに♪

ちなみに車体も超軽量…完全新開発のプラットフォームにより、なんと670㎏!!

安全装備もそれなりに積まれた上で一昔前の軽の車重ですからねぇ…(汗)



インパネはノーマルのアルトと変わらないものの、各部にレッドの加飾が入るのと、元々のデザイン自体がスポーティな感じに振られているので、上手い具合にマッチしていますよね(^^)/

モニターを最上段に配置し、後の機能スイッチは全てインパネロア側へ…。



シートは形状自体がそもそもどうやらノーマルのアルトと変わらないハイバックシート。

レッドステッチや表皮の柄でソレらしく見せている…と。

このアルト…実車を見てもナルホドと思ったのは、リアドアトリムがベルトラインより上は潔く無しになってる…(汗)

つまりは鉄板剥き出しな訳ですよ…この辺りの割り切り方がいかにもスズキらしいと言いますか…。

ダイハツだと多分覆うんじゃないかな。

恐らくライン上の荷姿でどうしてもトリムの高さが変わるとラックの高さや納入箱のサイズが変わるでしょうから、輸送コストの兼ね合いで割り切ってるトコもあるんじゃないかと…。

しかしながら、デザイン上クォーターガラスのベルトラインを跳ね上げてスポーティな感じを演出したかったので、ソコは譲れないので、そうなれば使用頻度の少ない後席周りは割り切っちゃおう…と。

あくまで想像ですよ想像(笑)

そんなアルトターボRSに搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・R06A…直列3気筒660㏄ツインカムターボ、64馬力、10.0kg-m。

新設計シリンダーヘッド、そしてこれまた新設計のタービンにより、従来比ターボラグを20%改善♪

ワークスとはまたセッティングは異なるんでしょうけど、過去にワークスに乗った感じで言えば、下からトルクがあって乗りやすい…んでもって俊敏な感じだなと♪



コレに組み合わされるミッションは5速AGSのみ。

AGS…オート・ギア・シフトなるコレは、マニュアルミッションの手動変速が自動になった内容と言えばイイかと。

コレは乗ったコト無いので分かりませんが、シングルクラッチなので、恐らく変速タイムが長いんじゃないかと。

ツインクラッチなんて一瞬ですからねぇ…(笑)

なので、シングルクラッチのコレは変速の時にアクセルと抜かないとギクシャクした動きになるんじゃないかなぁ…と、思います。

正直伝達効率にはフルードカップリングのオートマより優れているかと思いますが、ストップ&ゴーの繰り返しで変速の多い日本の国土には向かない機構なんじゃないかとは思ってしまいますね…(苦笑)

結局、流行り物という感じがします…CVTが一般的ですしねぇ…(^_^;)



足回りはフロントがストラットで、リアは2駆がトーションビーム。

そして4駆はスズキ伝統のI.T.Lという形式になります(*'▽')

特に新設計プラットフォームにより、上級車と効率化を考えて2駆の方がトーションビームへ切り替え。

ショックアブソーバーにはカヤバ製を採用しています。

個人的に、スズキに純正装着のカヤバって油漏れで保証交換があったり、どうもイマ一つイイ印象が無かった訳ですが、ワークスのカヤバは絶品でしたね(*'ω'*)♪



装備としましては、この通り各種エアロパーツや15インチアルミが採用されてたりと、内外装のドレスアップパーツが目立つような感じですね(*'ω'*)



ってコトでアルトターボRSはこのようにモノグレードの構成。

・アルトターボRS(2WD/4WD)…129万3840円/140万5080円

■アルトターボRSの主な装備
・レーダーブレーキサポート
・ディスチャージヘッドランプ
・マルチリフレクターフォグランプ
・オートハイビーム
・ヒーテッドドアミラー(4WD)
・フルオートエアコン(抗菌処理タイプ/エアフィルター付)
・エコクール
・オーディオレス+2スピーカー
・キーレスプッシュスタートスイッチシステム
・運転席シートヒーター
・助手席シートヒーター&PTCヒーター(4WD)
・運転席&助手席バニティミラー
・メッキヘッドランプガーニッシュ
ボディーサイドデカール
・ストラットタワーバー
・リアスタビライザー(2WD)
・165/55R15タイヤ+アルミホイール

▲アルトターボRSの主なオプション
・バックアイカメラ



コレにボディカラーが3色。

自分でしたらパールホワイト、オプションのバックアイカメラは付けますね(笑)

ちなみにバックアイカメラはカメラのみですが、10800円…モニター別。



ラストはスプリングセンテンスというワードで降板しちゃった人が出てる、通常のアルトもよろしくねっ!

と…なってます。

思えばこの頃のスズキのCMに出てた人は軒並みスキャンダルや逮捕、急逝やらで降板してまして、偶然ながらもかなりの不運の連鎖だったり…(汗)

さて…そんなアルトターボRSですが、その後登場したワークスもAGSの設定があったので、キャラクターが重複したからか…!?

2018年末に他のアルトシリーズより早く設定廃止となっています…(泣)

で…2021年にモデルチェンジする訳ですが、正直現行モデルがイマイチ記憶に薄く…(汗)

なんだかデザインも旧態化したような、そしてワークスのようなスポーツモデルも無く、なんだかまた印象がボヤけてしまったような気がします…。

正直ノーマルのアルトだとしても個人的には新型よりコッチですねぇ…(^_^;)

ココは好みの問題なんでしょうけどね…(苦笑)
Posted at 2023/05/13 23:38:54 | コメント(13) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ
2023年04月22日 イイね!

よく考えたらスゴイコトではある。

どうも(^_-)-☆

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。

うん…全然馴染みが無い…良くも悪くも。



キザシ 一部追加時です♪

モチロン個人ユーザーの方もいらっしゃいますが、キザシユーザーの中でも割合が高いのはご存知の通り捜査用パトカーです(爆)

そういう意味で、このクルマのリアシートに座る機会が無かったのはイイコトです。

で…チョット機会があり??このキザシを愛用される公務員の方にキザシのコトを聞いたコトがあります。

小回りが効かないって…(汗)

カタログによると最小回転半径は5.5mで、確かにこの方々が好む?アリオンとクラウンは5.3m…この0.2mの差は追い込みをかける時にかなりの差になるなぁ…と。

さて…そんなキザシは2009年にデビューしています♪

元々は2007年に登場した、コンセプト・キザシというのが源流。

このコンセプト・キザシは以後、第3弾まで造られています。

スズキとしてはフラッグシップモデルとして開発したクルマで、北米や欧州、中国へ輸出販売もしていました(^_-)-☆

で…登場から約半年後、2010年に入ってすぐに、先進装備が追加とされています。

今回のカタログは、その中でも2012年4月の内容になります。



「ダイナミックアスリートインモーション」とかう言うのがデザインテーマなんだそうで…。

そんなテーマを聞こうとも正直全くピンと来ませんが、個人的にはスイフトと似通った、いかにもスズキって感じのデザインだなぁと思います。

全幅は1820㎜と意外やワイドですが、全高も1480㎜でセダンとしては結構高いコトもあり、実際に目にしてもソコまでワイド感がありません。



スズキのフラッグシップというコトで、デザインはエレガントに纏めているのかと思うと、案外そうでも無く、結構スポーティでアグレッシブ。

どうしても捜査パトカーの印象が強いのでしょうかね…高級感という雰囲気は見た目からでは感じにくいところではあります…(^_^;)



インパネはモニターを中心に左右対称で、これまたスイフトに通ずる感じでスズキ独特の感じが出てますね(^_-)-☆

思うに、この手のセダンをこれまでスズキは造ってない訳です。

あったとしてもカルタスエスティーム、カルタスクレセント、SX4セダンとか…。

つまりは見栄え品質(実際の触感や素材の品質はカタログからはムリ)は正直このクラスのセダンというよりもコンパクトカーの範疇に入ったままなのかな…と…。

写真で見た感じからでも分かるシボの粗さとか…この辺りはホントに見た目に影響されますよね…(^_^;)

30プリウスや3代目ヴィッツが出た時もインパネのシボが急に違和感バリバリの安っぽい感じに変更され、総スカン食らったり…あの時のトヨタも酷かった…(苦笑)



シートは何と本革シートのみ!!

いかにも豪華絢爛…という80年代のバブリーさを感じるヤツでは無く、現行車と同じ感じでプレーンな雰囲気の本革シートですね(^_-)-☆

そんなキザシに搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・J24B…直列4気筒2400㏄DOHC、188馬力、23.5kg-m。

エスクードのエンジンをベースに改良が施され出力アップが図られたモノ。



コレに組み合わされるミッションは、CVTのみ。

パドルシフトも装備されてますね(^_-)-☆

ちなみに輸出用には6速マニュアルも用意されてるようですね!



足回りはフロントがストラットで、リアはマルチリンクの4輪独立懸架。

さすがにこのクラスとなると、スズキでも定番のI.T.Lでは無く、しっかりとマルチリンクを採用してきます(*'▽')!!

しかもしっかりと新開発♪



更に4駆も用意してまして、当然ながら電子制御♪

i-AWDと呼ばれるこのシステムは、前後輪への駆動配分は当然で、車両の横滑りを検知し、カウンターを当てる側に操舵力を軽くするように仕向け、自然とカウンターステアに持っていくように制御していきます(*'▽')

トヨタのVDIMもこんな制御入ってますね(^_-)-☆



で…今回アップする一部追加で、オプション扱いながら装備されたのが、このプリクラッシュセーフティシステム!

但し、現行車のように完全停止タイプでは無く、当時の法規上の関係で、あくまで減速までの抑制機能となります。



同時にセットオプションで装備されるのが、アダプティブクルーズコントロール♪

プリクラッシュシステムにミリ波レーダーを用いるなら、同じ原理が使えるので、この機能も付けちゃおうってなりますね(^_-)-☆

コチラも法規制の絡みで全車速追従型とはなっていません。

あくまで車間距離制御のみですね。

また、コレらの装備を選んだ場合は、フロントグリルも専用のモノとなります!

コレがどうやら結構レアなようで、確かに街中でこんなキザシに遭遇したコトは無いですね…(汗)



さて、ココからは装備の話題となってきますが、意外と充実!!

運転席&助手席パワーシートは当然のように装備♪

特に運転席はランバーサポートまで電動化した10WAYな上に、3名分のシートポジションメモリーまで備えてるんです…(汗)

しかも、4WD車はコレに加え3段階のシートヒーターを備え、快適性をアップ!!

このクラスでココまで装備してる車種はチョット珍しいです♪



更に…どうしてもスズキ=軽のイメージが付くので、意外と高級装備が多いのに驚きます…(汗)

インナードアグリップが本革巻…コレがスゴイですね…(汗)

レクサスでも合皮だったりしますよ…このクラス。

そして各種照明類も充実♪



エアバッグはニーエアバッグまで備えます!!

サイドエアバッグ、カーテンエアバッグも当然ながら標準装備♪



自動防眩式のルームミラー、雨滴感知ワイパーもこれまた標準でして、日常生活で装備に不満が出る場面は殆ど無いでしょうね(^_-)-☆



バニティミラーには照明も装備されますし、サンバイザーにはエクステンションまでありまして…と、言ってもオマケ程度の嬉しさかも…(^_^;)

面積がやや小さい気がしますが、実際のトコどうでしょうかね(*'▽')??



で…グレードはモノグレードのみ。

2駆と4駆が選べるという感じですね(*'▽')

■主な装備
・ディスチャージヘッドランプ(ロービーム)
・マルチリフレクターハロゲンフォグランプ
・パーキングセンサー
・ヒーテッドドアミラー(4WD)
・左右独立温度調整式フルオートエアコン
・7スピーカー
・クルーズコントロール
・ETCユニット
・後席エアコン吹出し口
・235/45R18タイヤ+アルミホイール

▲メーカーオプション
・プリクラッシュセーフティシステム&アダプティブクルーズコントロール



コレにボディカラーは正直定番の3色と、フラッグシップにしてはかなり寂しいですね…(泣)

しかも標準色はブラックのみです(爆)

せめてシャンパンゴールド、ダークブルー、ワインレッドなんて感じで、もう少々華やかにしても良かったんじゃないかと思います…(苦笑)



で…コチラがオプションカタログ。



正直、特に目立ったオプションは無く、汎用品ばかりですね…(^_^;)

チョット気になったのは、フロアマット・ジュータンなる商品名(爆)



そして当たり前のように、トランクルームマット・ジュータン(爆)

なんだろう…同義語を2回繰り返したと言いますか…。

さて…そんなキザシなんですが、自分がこのクルマが出た直後の2010年にもカタログをアップしてたりします。

その時に書いてるんですよ…。

「コレからも売れない兆し」

案の定…と、言いますか2015年まで意外や6年間も販売された訳ですが、結果的になんと新車で出たのは3379台…(汗)

そしてなんとパトカーで採用されたのが908台…(爆)

つまりはキザシの3分の1を愛用するユーザーは警察っていう…(苦笑)

当時のブログに「探偵が尾行に使うのに打ってつけ」とも書いてるので、あながち間違ってはいませんでした…(爆)

ただ…アレですね…13年経つと価値観も変わりますし、今はココまで好き勝手に書けなくなった自分もいるなぁ…と改めて思った次第…(苦笑)

で…中古車はまだ高年式なコトもあり、一定数が存在し、プリクラッシュシステム搭載車もチラホラタマ数はあるようですね(*'▽')

それにしても、2023年の現在、トヨタや日産の大手ですらセダンというジャンル自体がラインナップから壊滅的な傾向にあるのに対し、スズキが2015年までこの手のセダンを売っていたコトは、改めて考えるとスゴイコトです…(汗)

この貴重なセダン…大半を警察に所有させておくのも少々勿体無い気がします(笑)

Posted at 2023/04/22 18:43:02 | コメント(13) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ
2022年12月29日 イイね!

豪華になったの?チープになったの?



どうも(*'▽')

今回はカタログのアップになりますね~。

懐かしい…とも思わんですが、確かに最近は見なくなりましたねぇ…(汗)



MCワゴンR 前期2型です♪

ディーラーで扱うコトもありましたし、友達も乗ってましたね(*'▽')

ただ…コレでどっか行ったとか何かしたとかいう思い出は全く無いですね…(笑)

さて…そんなMCワゴンRは1998年に2代目ワゴンRとしてデビューしています♪

当時の時代背景として軽自動車が現在の規格へ移行したコトにより、このワゴンRもフルモデルチェンジで大きくなり、より豪華になったように思ったものでした。

当時はそう思ったんですが、2022年の視点で改めて見直すと、果たしてホントにそうだったのか??と思う内容もチラホラ…(汗)

まぁ…ソレは後述するとして、1999年に年次改良で今回の2型となります♪

主にメカニズムの改良、装備の見直し、グレードの改廃など、最初の改良にしては結構手が入ってるようにも感じますね(*'▽')

そんなMCワゴンR2型のキャッチコピーは…



世の中
どんどん、
ワゴンR。

確かにこの時期のワゴンRはライバルのムーヴと販売台数で熾烈のデッドヒートを毎月繰り広げており、月販3万台近く売ってましたね(笑)

ホントにドンドン見かけてたクルマではあります(*'▽')

今回は2型になった直後の1999年10月の内容となります。



ってコトでデザインは全体的にキープコンセプト。

新規格化によってボディがややふっくらと丸みを帯びた感じになってます。

フロントグリル及びバンパーのエアインテークはハニカムグリルで、これまた先代最終型のデザインをそのまま引き継いだような感じですよね♪

ただ…なんだろう…初代からの道具感は無くなってしまいました…(^_^;)



リア周りも初代で特徴的だった、バンパーに収まったテールランプはリアゲート端に縦長形状に配置されました(*'▽')

そしてバックドアには初代同様リアゲートハンドルを完備♪

そう言えば上級グレードでもホイールキャップになっちゃってますね…(汗)

新型になってボディは大きくなり、一見豪華な感じがしなくもないんですが、所々に装備が端折られた感じがあり、どうもコストダウンされた雰囲気が漂う気がしちゃいます…。



スズキは結構年次改良に…ってかドル箱のワゴンRだからか、頻繁に使い勝手でネガな面はCTの頃から手が入ってたかと思います(*'▽')

なのでこの2型では、それまでコラムカバー上部に設置されてたハザードスイッチがインパネ上段中央部の一等地へ堂々と移設!!

その下にはダイヤル式の空調スイッチ、オーディオと使い勝手は優れているかと思います(*'▽')

反面、ステアリングはOEM車と共用する為、エンブレムすら入らないシンプルな仕様。

確かに先代のCT系と比較して装備は増え豪華になったものの、先代の割り切りの良さ…コストは掛かってないけど敢えてソレをキャラクターとして取り入れた感じに対し、このMC系では装備が増えて上級化したものの、基本的なプラスチッキーな部分に変化が無い為、2022年の現代の目線で見るとやけにチープに見えたりもします…(汗)



シートは2型で表皮が変更…1型がどんなのか覚えてないけど(爆)

とりあえるややシックな感じにはなってますね。

CT系のような平板なシートでは無く、サポートが気持ちながら入って乗用車然とした形状は、道具感が無くなりこれまた今の時代に見ると余計チープに見えます…。

頑張って背伸びしたい感じが出てるといいますか…けどライバルのムーヴ程に吹っ切れてないからどうも安っぽく見え…(汗)

スズキは道具感を出すようなシンプルなクルマを造らせるとウマイんですがね…初代のアルトやジムニーなんてまさにそう。

変に市場の声を取り入れて背伸びしちゃうと、咄嗟にチープに見えちゃう。

だったらダイハツにしときますよ…と。

そんなMCワゴンR前期2型に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・F6A…直列3気筒660㏄SOHC、60馬力、8.5kg-m。

スズキの軽ターボの中でもライトプレッシャーターボとか呼ばれたタイプのヤツで、80年代から続きやや旧態化していた鋳鉄製のシングルカムで6バルブ。

・K6A…直列3気筒660㏄DOHC、55馬力、6.3kg-m。

NAは2型で全車オールアルミツインカムエンジンに昇格♪
ソレに可変バルタイが付くタイプ。

そう言えばこの初期モノってクランク角センサーが弱くてエンストするトラブルとかあったハズですね…(^_^;)



コレらに組み合わされるミッションは、FXとFGに5速マニュアル。

ターボは4速オートマ。

そしてNAは3速オートマ…ってかCTは4型RXで4速オートマの設定があったのに、MCでは3速に格下げ…やっぱり豪華になったような感じがしつつもコストダウンしてるような…そんな感覚。

更にFXにはCVTの設定…コレは樹脂ベルトのヤツでL700ミラと同じヤツだそう。

敢えてコッチを選んだユーザーは少なく、どうやらレアな模様…だけど壊れそう。



更にFXにはコラムの3速オートマ、FX-Tにはコラムの4速オートマの設定もありまして、ミッションだけでも結構な選択肢があります(*'▽')

コラムオートマにしますと、シートがベンチシートになる上、フロントアームレストも装備されて室内空間に余裕が出来ます(^_-)-☆



足回りはフロントがストラットでリアはスズキ定番のI.T.L。

完璧にスズキ定番の仕様です。

メカニズムの話題で言えば、この時代のスズキの電動パワステはトルクセンサーがぶっ壊れるトラブルがあったりして、コレが壊れちゃうとステアリングから手を離せばフルロックまで延々と回り続けます…ってかアルトでこの個体に遭遇してバックの時に手を放して死にかけてます…(苦笑)

センサー単体で無くてラック一体だからお高いんですよねしかもコレ…(泣)

15年前で部品代が6万円はしてました…(^_^;)



装備面で言えば、多彩なシートアレンジも売りだったワゴンR♪

助手席シートバックを前方に倒せばテーブルにもなりますし…



初代より定番の助手席シートアンダーボックスもあります(*'▽')

また、収納スペースもこれまた当時としては豊富!



カップホルダーやらコインホルダーやら細かいトコまでポケッテリアが豊富で、特に1+2ドアのグレードでは初代同様でリアクォーターポケットが重宝します♪

ココにCDが沢山入るんですよ(笑)



他にはUVカットガラスに抗菌インテリアも装備され、快適空間を確立。

意外やトノカバーの装備なんてあったんですね…コレは知りませんでしたよ…(汗)



で…グレードはこんな感じで。

・FX-T…SIターボの扱いやすいハイパワーで走り快適。

通常仕様では最上級グレードとなるのがこのFX-T。
鋳鉄エンジンながらターボで唯一の4速オートマは街中での動力性能も十二分♪
両席エアバッグ、ABS、ブレーキアシスト、シートベルトプリテンショナー等の安全装備も唯一標準となってますし、フロントブレーキはベンチレーテッドディスク。

・FX…充実した装備に、乗る人みんなが大満足。

5ドアNAの最上級グレード。
FX-Tの安全面の装備がオプションになる以外は基本的に同様の装備になります♪

・FG…コストパフォーマンスで選ぶならこの1台。

5ドア、そしてシリーズ中でも最廉価グレードになりますね。ちなみに受注生産。

シートベルトショルダーアジャスター、防眩式ルームミラー、2WDはリアワイパーが省略、AMラジオのみ、パワステ、集中ロック、キーレス未装備、タコメーター省略、ステアリングがウレタンからPPに、トノカバー、ラゲッジアクセサリーソケット、運転席シートリフター、リアシートヘッドレスト、UVカットガラス、カラードバンパー、カラードミラー、バックドアアウターハンドル、ルーフレール、ホイールキャップと徹底的に簡略化…(笑)

・RX…1+2ドアで小さなお子さまも安心です。

ってコトで2型で1+2ドアはRXのみに省略されてしまいました…(泣)。
装備は基本的にFXと同じで、ベンチシートが選択出来ないのが違いですかね。



ボディカラーはFGを除き全5色の展開。

FGはホワイトとシルバーのみになります。

自分でしたら初代に思い入れがあるので、ココは敢えてのRX。
ボディカラーは…う~ん…消去法でカシスレッドパールか…。
ちなみに定番のブラックがありません。



で…コチラは特別仕様車のFX-Tリミテッド。
カタログは同じく1999年10月となってまして、2型発売と同時に設定されたようですね(*'▽')



ベースは当然ながら名称通りFX-TなのでF6Aターボ。

コレにアゼストのCD/カセットデッキ、そして吊り下げ式リアアスピーカーを装備。



更に特別装備で通常のFX-Tにはオプションでも選べないスモークガラスと電動格納式ドアミラー(コレがまず装備されてないのが驚き…)、カラードドアハンドル、アルミホイール、そしてリミテッドエンブレム。

コレでやっとCTのモデル末期並の装備に並んできます…(^_^;)



ボディカラーは3色のみの設定ではあるものの、ココでブラックが仲間入り。

う~ん…通常のFX-T買うなら一般的にはリミテッド行きますねコレは。



で…コレもどうやら2型で設定されたワゴンRスペシャルという特別仕様!

クラシック系な装いで、株式会社ベルアートという会社が架装をした持込登録者になります(*'▽')



エンジンはノンターボのみとなりますが、各種に特別装備が奢られた豪華仕様♪

ヘッドライトはRR譲りのプロジェクタータイプ。
専用アルミにフロントガラスにメッキモールが入るなど、結構凝ってます。



リア周りも専用エンブレムにサイドにはピンストライプ。

前後バンパーがツートンカラーになる特別塗装に関しては、なんとドアの下部分が実は塗装じゃなくてデカール(笑)。



という感じで外観はこのようになっております(*'▽')



インパネは専用のカラードパネルに、まさかのウッドコンビのステアリング!



シート生地にも専用のモケット表皮が入るんですよ…とにかく豪華♪



インテリアもメッキインサイドハンドルで見た目の豪華さはあるあるとして…

まさかのダッシュパネルやラゲッジフロアに専用のサイレンサーを投入し静粛性アップまで図ってて手が込んでます…(汗)



更に遮音性の高い専用フロアマットも入ります(笑)

まさに言葉通りのスペシャルで結構手が込んでるんですよ…(汗)



このワゴンRスペシャルはボディカラーもスペシャルで、パールホワイトとグローブグリーンパール/アタックグレーシルバーメタリックの2色♪

で…このMCワゴンR。

MCだけで中古車を探すと元が売れただけあって結構出ますが(大半がRRですけどね…)、さすがに2型だけで絞ると20年越えな上に元々が実用の軽だけあってタマ数は非常に少ない…(苦笑)

但し相場は底値で、NAだろうがターボだろうがRRだろうが横並びの価格ですね(笑)

さすがに20年越えなので、好きな方や思い入れのある方はどうぞというクルマになってますね…(^_^;)

そうでなければ同価格帯で175ムーヴなり初代タントなり気持ち新しいのをどうぞ…となるクルマですね…つまり今は立場が難しい。

恐らくこのMCも懐かしいと当時を振り返るようになる人はコレから先に沢山いるハズで(アレだけ売れたもの…)、2030年位には地味にジワジワと相場が上がるクルマになるかもしれませんよ…いやホントに。

だってねぇ…誰がアレだけ壊れるCT系のワゴンRの相場がジワジワ上がると思ったか…(汗)

最近ジワジワと来てますよ…だったら当然MCもいずれなるでしょう(笑)

当時を愉しむなら今のウチに…。
Posted at 2022/12/29 06:00:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ
2022年11月08日 イイね!

Things go better with A.W.V.



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります。

全然馴染みはありませんが、個性的な1台…



アルト ウォークスルーバンです♪

うん…自分の人生で1ミリもかすったコトが無い位に縁の無いクルマです(爆)

スズキのクルマでスライドドアの車種を探してたらコレが出てきたので…(笑)

そんなアルトウォークスルーバンは、2代目アルトのバリエーションの1つとして1987年に追加されています♪

元々2代目アルト自体は1984年に出ていますが、後期…しかもモデルライフの中でも末期の方に出て来てる上、歴代でウォークスルーバンが設定されたのはこの2代目だけとありまして、結構レアな存在かと思われます…(汗)

大体この手の軽ウォークスルーバンの老舗と言えば初代のL55型からL500まで続くミラでしょう(*'▽')

そしてH11VとH21Vと2世代に渡って設定のあったミニカ。

アルトもバブル全盛期の中で、新たなシェア争いに参入しようと追加して行ったんでしょうね(*'▽')

そんなアルトウォークスルーバンのキャッチコピーは…



Things go better with A.W.V.

アルトウォークスルーバンで何でも上手く行くって感じですか…。

コレで商売始めて、今や大企業の社長だなんて人はいるのでしょうか??

今回は1987年5月の内容になります。



ってコトでフロントマスクはまんま麻美アルトの後期型となります(*'▽')

フロントピラーから後ろが専用ボディで、大きなドアガラスを持つスライドドアが特徴♪

写真には写っていませんが、このクルマ最大の欠点は運転席ドアが無いコトなのではないかと思います…(汗)

ちなみにライバルのミラとミニカはちゃんと運転席ドアが付いてる。

対してアルトはこのスライドドア…つまり何が何でも左側から出入しなけりゃならず、乗降性も使い勝手も色々とイマ一つに見えてしまうのです…(汗)



バックドアは上下開き…コレもどうも今一つ…(汗)

ミラだとコレが折戸な上に開口部が結構下から開くんですが、アルトはフロア高がやや高め。

ただ…使い方はそれぞれで、例えばこの方式ならタコ焼き屋などの露店なら使い勝手イイでしょうね(*'▽')

リアゲートが雨除けになる利点なんてのがあったり。

しかし…ライバルのミラは更に上を行って、ミラミチートなんてのもあり…(汗)




コチラは真横の図。

レアケースですが、スライドドアの面に給油口があると給油時ジャマやん…(汗)

ただ…スライドドアの開口面積は結構大きそうですね(*'▽')



多少前かがみな感じもしますが荷室高は1510㎜とソコソコ高め♪

フロア高は36cm…正直やや高めでしょう…(^-^;



よくファミコンでレースゲームとかしてたら、トラックの荷台からこんな感じで箱を投げ飛ばしてくるザコキャラいますよね…(苦笑)



インパネはメーター一式にステアリング、ラジオはまんまアルトですね(*'▽')

確かにこんな変則的なスポークのステアリングがありました(笑)!

ただ、ウォークスルーバンのボディに合わせる為に、鉄板で造形された専用形状のインパネになっています。



ってコトでボディ剛性なんて関係ない位に窓の面積が最大限に確保されてます(笑)

いや~ピラーが細いねぇ…(^-^;

スライドドアのレールがモロ出しなのも今じゃ考えられませんね。

まぁコレ位シンプルでイイと思いますがね(*'▽')



シートはシンプルなハイバックシート。

正直快適性も何もあったもんじゃないですね…ただのシート。

現代だと大型アームレストと1リッターの紙パックが置けるホルダーを付けてくれとかなりますね…(^-^;

ソレとタイプCのUSBケーブル。



言葉通りのアシスタントシート(爆)

パッと見た感じシートベルトが写ってないんだよなぁ…いや…さすがにあるか。

まぁ…確かに仕事用だからこんな補助席で十分ですよね実際。

そんなアルトウォークスルーバンに搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・F5A…直列3気筒550㏄SOHC、キャブ、ネット30馬力、4.0kg-m。

経験上フロンテですらトコトコと遅かったから、空気抵抗もデカイ絶壁ボディだと尚更ツライでしょう…(苦笑)

ちなみに車重も660kgとこの時代にしては重いです…(汗)

恐らく現在も残ってる個体はマニアの方々の手によりワークスエンジン換装になってるのも多いコトでしょう(笑)!

コレに組み合わされるミッションは4速マニュアルのみ。



足回りはフロントがストラットで、リアがスズキお馴染みのI.T.L。



装備としては、荷崩れ防止を図る、言葉通りの荷室ガードバー。

ってかなんでこのマークなんだろ??

どうやら四つ割菱…武田菱とかいうヤツらしい。

どうせなら鈴木家の家紋位にしといてもよかったのではないだろうか…(爆)



更に室内の換気に貢献するオーバーヘッドベンチレーターとサイドベンチレーター♪

3ポジションルームランプはルームミラー上部にやや変則的なカタチで付く感じになります。



そして収納は意外と充実してて、シートアンダーボックスには結構な容量の荷物が入りそうですし、サイドボックスも何かと小物を収納するのに役立つコトでしょう(*'▽')



グレードはモノグレードのみでして、ボディカラーは2色のみ。

自分はアビニヨンイエローですかね(*'▽')

ちなみにアビニヨンの意味が気になったので調べたらフランスの古都なんだそうですね(^^)v

なるほど…だからボディのサイドパネルが波板になってるんでしょうかね…フランスのバン的な雰囲気を出したいと言いますか。

他にはボディの強度上げる為っていう単純な目的もありそうですけどね…TNアクティみたいな感じで。

さて…そんなアルトウォークスルーバンですが、販売期間が短い割には中古車は2件ヒットしますし、この手のウォークスルーバンは何せ新車が無い上に稀少なボディ形状故に未だに移動販売車で重宝されるのもありまして、ボロい割に高価…そして残存率も高いですね(^^)v

しっかしマニアックな1台ですよね~キレイにショーカーコンディションなんてものをイベントで見るよりも意外や地元の祭りとかで現役個体で見かけたりする可能性もありそうですね…(笑)
Posted at 2022/11/08 22:25:41 | コメント(6) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ

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