あ…どうもこんばんは…(^_^;)
今日もセッセコとカタログでもアップしときます…。
たまにはこんなぶっ飛んだクルマをアップしとかないとどうもスッキリしません…
スタンザFX前期です♪
まぁ…ぶっ飛んだクルマというより…
メーカー自体がぶっ飛びそうになったクルマというのが正解…(苦笑)
実際にコレ…未だに見たコト無いんだよなぁ…。
そんなスタンザFXは1981年にデビューしています…今回のカタログはまさにデビュー時そのもの。
実はコレ…現在の雑誌では珍車扱い(雑誌にも出ねぇか!?)されるコトも多いです…しかし…
実際には企業の命運を賭けた世界戦略車です。
この時代の日産は石原社長時代になる訳ですが、この時に、日産は「随時FF化する」とコメントした訳です。
ってコトで日産はこのクルマに巨額の開発費を賭けた上、世界戦略車として登場させ、日本市場では、このスタンザFXとオースターJX、バイオレットリベルタの3兄弟でデビューさせた訳です。
この後、日産はブルーバードやサニー等、小型車を随時FF化。
対するトヨタは、メーカーの急激なFF化に市場が受け入れられるかを危惧して、FFシリーズとFRシリーズの両面でマーケットを展開。
結果はトヨタが正しかった…(汗)
自信満々だったのは…
日産の最新FF
と…ドヤ顔で発表したメーカーと…
東京フレンドパークの中の人だけ(爆)
結果はわかりやすい位ズッコケた…(汗)
コレを筆頭としたFF化で日産は巨額の負債と急激なシェアの下落に陥りました…。
バブル時にシーマやシルビア等でシェアと業績は回復した…かのようにも見えますが…
実際にはコレが正直焼け石に水の状態だったのはホントの話…。
サニーやプレセア等の売れなければいけないクラスが実はソコまで台数が出ていないんです。
そのようなコトもあり…90年代末に倒産寸前まで行って、現在の日産になった大元は全てこのクルマと言って正解。
つまりは、このスタンザFX含む3兄弟はそれほどまでに開発費が掛かってます…(汗)
ちなみにキャッチコピーは…
「未来派家族のスタンザFX」
大体…未来派家族って何(爆)!?
ちなみに、3兄弟のキャラクターはそれぞれ…
・スタンザFX…高級FFセダン
・オースターJX…FFグランツーリズモというスポーティな位置づけ
・バイオレットリベルタ…この中ではファミリーカー的位置づけ
高級セダン的な位置づけもありまして、ボンマスが付いているのが特徴です♪
前期はスラントノーズが特徴で、大きなグリルで高級感を演出しています。
実はこの前期の顔が結構好きだったりします(笑)
それに比べまして、リア周りは…なんというか特徴が無いと言いますか…(汗)
いや…いいんですよ…いいんですけど…遠くから見てスタンザFXと一瞬では正直わかりにくい…(苦笑)
前期には5ドアもありますが、なんといいますか…今見るといいんです…。
しかしながら、当時はライバルが各社に多数ある中で、敢えてコレを選ぶ理由も正直難しいかなと。
未来派と言う割に、インパネも至って普通…というより、高級セダンを謳うのですから、もっとマークⅡ的なわかりやすい高級感が欲しいトコでもあります…(^_^;)
80年代を感じる真っ赤なシートというのは良いですね♪
しかし…いつも思うのですが、この時代のカタログって…
やたらと花を置きたがる(爆)
エンジンは、このクルマでなんと新開発だったCAシリーズ。
エンジンから新開発という時点で、メーカーがいかに本気だったのか分かるトコです。
ちなみにCAでもエンジンは3種類…
・CA18E…1800ccEGI、110馬力、16.5キロ。
・CA18…1800ccキャブ、100馬力、15.2キロ。
・CA16…1600ccキャブ、90馬力、13.6キロ。
ボディは空力を考えたようで、Cd値=0.38
C31ローレルと同じ数値で、当時としてはまぁイイ方ですかね。
装備としては、一窓式ワーニングを採用しています。
時代を感じる(笑)
ステアリングは一般的にはわかりにくいのですが、操舵力4.6キロ。
ちなみにバイオレットリベルタは2.8キロなので、やや重めには設定してパワステを味付けしています。
コレも当時としては新しい、プッシュボタン式の空調システム…今じゃ当たり前ですが、当時はレバー式が主流だったので、これでも凄かった訳です。
後はこの当時では定番のスポットライトや…
リアコーナーピローというのもあるにはありますが…
もうチョット低い方が使いやすそうな気が…(苦笑)
高級FFセダンを謳うなら、ピラーの内張りのシワは正直もうチョット綺麗にした方がいいような…(汗)
ちなみにコレは下から最下級のT-DXというグレード。
ココまで落ちりゃ高級セダンもへったくれも無いような…(汗)
装備という装備は何も無いのに…
ボンマスは付いてくる(爆)
今じゃとても考えられない位にヘンテコリンな組み合わせ(笑)
そんなスタンザ…大ヒットした両車に囲まれたのに撃沈…(汗)
世界戦略どころか、日本国内ですら戦略出来なかったので、メーカー大打撃の1台というのがわかります。
今じゃ後期は僅かながら残存してるものの、前期に至っては全く生存の話を聞きません…(汗)
唯一国内では座間記念庫にオースターJXの3ドアがあるのを知ってるだけ…。
海外輸出した残党が一部残ってるのは知ってますが…
日本でどっか残ってるんでしょうか??
あったらマジで一回見てみたいんですけど…(笑)
で…前期でとにかく大打撃だった為、後期では全く違うクルマと言ってイイほど変わってます。
しかし…さらに個性が無くなり…(汗)
1度でいいから見てみたい…未来の女房とスタンザFX!
お後がビミョ~なようで…(汗)