どうも(*^^)v
ネタも尽きたので今回はカタログのアップとなります…
ってコトで…
初代デミオ前期です♪
バカ売れでしたね…ホント売れた。
しかしながら、マトモに乗ったコト無いんですよね…(汗)
ディーラーいた時にベルト交換した位だったかな。
今時アジャスター使わずにコネ棒使って張るってどんだけなんだぁ~っては思いました…(^_^;)
軽ならまだしも、この時代のこのクラスではそういう部分で気にはなりましたが…(笑)
そう言えば、グランツーリスモの一番最初のヤツでは一番非力なモデルでしたね…。
コレがサスセッティングで簡単に片輪走行しちゃうようなセッティングが出来ますし、裏技で壁こすりしながらGT-Rとかで時速1500kmからぶつかって行くと凄まじく吹っ飛んで行くんですよね(爆)
んで、軽いもんだから、コンピューターのデミオにぶつかるとこれまた吹っ飛ぶわけでして…(笑)
ある日、オータムリンクミニのピットレーン封鎖コースのストレートで、敵車のデミオに体当たりをしたら、吹っ飛んだ勢いで封鎖しているピットレーンの中に入って行ってしまったコトがあります…(爆)
ってコトで、初代デミオは1996年にデビューしています(^_-)-☆
そういえば、デビュー前にマツダのディーラー通ったら、布を被せて、「近日登場」ってな感じで展示してたのを今思い出した(爆)
さて…この当時のマツダと言えば、5チャンネル化やクロノス7兄弟の商業的失敗により倒産寸前とまで言われておりました…(汗)
ソコに当時のマツダの開発陣が、出来る限りのコンポーネンツを使用して、知恵を絞って死に物狂いで気合入れて生まれたのがこのデミオです♪
当時の時代のニーズに上手く乗りまして、初代デミオは大ヒット!!
なんだかんだで47万台売れたようですね(笑)!!
CMにはバスケットボール選手のピッペンが採用されましたが…
どうやら販売中に飲酒運転で捕まり免許取り消しになって、CMは打ちきり…(汗)
賠償問題にまで発展しています…(結局フォードの本社に謝りに行ったらしい)
当時のキャッチコピーは…
小さく見えて、大きく乗れる。
と…謳うだけありまして、優れたパッケージングが魅力となっています♪
ちなみに今回のカタログはデビュー当初の96年8月のものです。
そんな初代デミオは潔くシンプルで分かりやすいスタイルがこれまた良かったんでしょうね♪
プラットフォームはオートザム・レビューのものをベースにしたDWプラットフォームなんですが、そのレビューも基本は初代フェスティバのプラットフォームでして、元を辿って行きますと、初代フェスティバを時代のニーズに合わせて大きくリファインしたクルマと考えてもいいでしょう(^_-)-☆
そんな経緯もあるのか、フォードではフェスティバミニワゴンで販売されています♪
ちなみに意外でしょうが、車検証上の分類は箱型ではなくてステーションワゴンに分類されます。
全高も当時はまだライバル不在だった全高1535mm(ルーフレール付き車)。
都市型のタワーパーキングの全高制限では大半の設定である、1550mm以下に抑えたのが特徴でして、コレもまた、時代のニーズを上手く捉えた結果とも言えます。
リアの写真がマトモに無かったのでコレを…(^_^;)
開口部が大きく、このように26インチのマウンテンバイクもスッポリ収まります♪
アウトドアや塾の送迎で自転車を載せる機会が多くなっていた当時の日本の世相にこれまた上手くマッチングしています(^_-)-☆
インパネに関しては、バブル崩壊後の影響もあるでしょう…今見ますと実に素っ気ないものです。
しかしながら、シンプルに徹したデミオにはコレがイイ意味で効果的だったのでしょう(^o^)
ただ、気になるのは、助手席のインパネ正面にトレイが出来ているっていう…(汗)
衝突時に乗員にクリーンヒットする場所にモロに設置されてますし、ましてはこのカタログではカメラなんて置いちゃってます…(^_^;)
コーナーでも物が滑ったりと正直実用性には乏しいですね…リッドが欲しいトコです…(^_^;)
シートは、表皮の柄はともかく、明るい色調で解放感が出ています♪
リアシートなんて、当時のライバル車には装備の少ない、スライドもリクライニングも付いています!
さらに、ダブルフォールディング機構で荷室も広々使え、このサイズでマウンテンバイクが2台も乗るのです…(汗)
勿論フルフラットも可能。
ソレに加え、リアショルダーレストなんてものも付いて、フルフラットの為だけにシート幅を無理に小ぶりにするようなコトをしていないのもポイントです♪
そんな初代デミオ前期に搭載されるエンジンは2機種…
B5-ME…直列4気筒1500ccシングルカム、100馬力、13.0kg-m。
このクラスで1500ccはやや大きめですね(*^^)v
B3-ME…直列4気筒1300ccシングルカム、83馬力、11.0kg-m。
それらに組み合わされるミッションは、1500ccが5速マニュアルと電子制御の4速オートマ。
1300ccが5速マニュアルと、当時としても辛かった3速のオートマ。
足回りはフロントがストラットでリアがトーションビームと一般的なものですが、マツダらしくしっかりしたアシだったようですね(*^^)v
装備としては…
コストダウンが叫ばれていた中、大開口のサンルーフが設定されてました(*^^)v♪
コレは解放感抜群でしょうね♪
また、この当時のマツダが各車に採用していた、雨水コントロールドアミラーも設定されています。
ラゲッジスペースは、当時のこのクラスでは異例とも言える、ラゲージアンダーボックスや、電源ソケットがあったりと、装備も充実しているのが特徴です♪
で…コチラは最上級グレードの1500GL-Xでして、通常はカラードバンパーなんですが、なんとオプションで無塗装バンパーも選べちゃうというユニークな設定もありました♪
一方、コチラは最下級グレードの1300L…実に素っ気ないのですが、コレがソコソコ売れたんでしょうかね…未だにお年を召した方が乗られてるのをみたりします…何しろ安かったし…。
ボディカラーは全部で7色。
意外や黒が用意されておらず、緑が2色もあるのです(笑)
オマケ
元々は95年のモーターショーでBU-Xというクルマで出品されています♪
こうやって見ますと、バンパーを除くと、市販されたものと殆ど変りませんね(*^^)v
99年のモーターショーには燃料電池車も展示されています。
電池はバラード社製のものなんですが、航続距離が170kmと時代を感じさせるトコですね。
これから約15年で、まだまだ一般的な普及は難しいものの、トヨタから燃料電池車が市販されるとは思ってもみませんでした(笑)
さて…そんなデミオですが、2代目は初代を昇華させつつもバリエーションとクオリティの充実を図り、3代目で一気にコンセプトを変えましたが、これまた個性的でデザインも良く、ヒットしていますね♪
そして現行の4代目もスカイアクティブディーゼルの搭載やワンランク上の質感を与えられたインテリア等(実際乗ったけど高級感が凄かった)、歴代に及び全てヒットしており、マツダのドル箱的存在と言っても間違いないでしょう(^o^)
ただ、現行モデルで一気に価格が上昇したのはネックではあります…(^_^;)
個人的な推測ですが、マツダはどんどんプレミアムブランド化していこうという狙いが見えます。
果たしてソレが吉と出るか凶と出るか…間違っても過去の轍を踏まないようにだけはして欲しいですね…(^_^;)